[ 2025年08月 ] の記事一覧

2011.04.15

スポーツや健康を科学する心

最近とある友人と「応用科学であるスポーツ(体育)科学・健康科学の分野で、本当にスポーツ、健康に関連しているテーマがどれだけあるか?!」に関して意見を交わすことがありました。「"スポーツ"や"健康"を謳いながらやっていることは親学問の"生理学""生化学""神経科学"etcになっていないか?!」との問いかけです。

 

あくまで私の個人的な意見ですが、スポーツ健康科学という分野を独自色を出して囲い込む、一種の独立した領域、としていくことには危機感を持っています。そうなると、分野の発展や、サイエンスとしての面白さには限界がくるのではないかと思っています。

むしろ、"生理学""生化学""神経科学"との垣根があってないような、そんな同等のレベルでの研究が進行していくのがいいとさえ思っております。

そのため、それこそ"生理学""生化学""神経科学"の専門家がこの領域に積極的に入り込み、一種の融合があるべきではないかと思っております。

そして、スポーツ健康科学者は各自、融合して新たな色を解き放つための自分色(それは応用科学であったり基礎科学であったり多様だと思いますが)に磨きをかけることが重要なのではないかと思うと応えました。

 

それに対し友人からは、各領域の専門家が進出し、様々な側面・観点から事象を捉えるのが応用学問としてのスポーツ科学・健康科学であるとの認識は共通しており、そのうえで自分の研究が"スポーツ""体育""健康"等の分野でどこに居るのか、どこを目指しているのか、を常々意識しておく必要があると思うとの返答がありました。

研究としては、個人的な興味やサイエンスとしての面白さ、それらの追求でいいが、"スポーツ健康科学部"等に所属している意義、そこで研究する意義を意識することが重要であるとの意見です。

 

そんな折、私の恩師から、その師である故猪飼道夫東京大学教授の「体育・スポーツを科学する心」と題したエッセーを頂きました。すーっと差し出されたそのエッセーは、原点に立ち返らせてくれるものでした。そこには、寺田寅彦博士「物質と言葉」における「頭のいい人は批評家には適するが行為の人にはなりにくい。凡ての行為には危険が伴うからである。怪我を恐れる人は大工にはなれない。失敗を怖がる人は科学者にはなれない。」逆に、「怪我を恐れぬ者は、科学をやってみよ」の示唆に、窮地に光を見出した気持ちになったことが書かれてありました。そして、自身、「科学する心」とは何かを考えてみても、どこにもその姿はみあたらない、ただ現象の分析が面白く、手当たり次第にやってきたにすぎない、つまり、「科学する心」とは本能のようなものであり、やりたくてしかたがないというだけのことであると述べておられます。最後に、「今後どのように発展するか」ということは、科学することが止められない研究者という人種と、方向付けを性格にする能力をもつ教育者という人種とが、退けあうことなく、理解し合って、創造に協力することの成否如何によるであろう、と述べられております。

 

研究の意義を明確にし、研究費を獲得していくことは大事なことですが、一方で「純粋に研究が面白い!だからやるんだ」というシンプルな気持ちが基本的な原動力であるはずです。自分が面白いと思える自身の研究が学術的に大きな意義を持てるような、そうした「心」の方向性が重要であると感じました。                  [Hassy]

2011.04.14

育てる。


 助教部屋で育てている植物があります。ブラジル産のペペロミア(愛称「ペペ」)という植物です。実は、「ペペ」は伸先生が、昨年のお誕生日にabc.先 生からいただいたものです。私が誕生日に頂いた植物は、昨年夏の出張中、暑い部屋の中で枯れてしまいました。何度もレスキューを試みたのですが、葉が全て なくなり、光合成が出来なくなってしまいました。自分が死んでしまったようで、とてもショックだったので、伸先生の目を盗んで、暑さに強いぺぺを、細胞培 養と同じようにコツコツと4鉢に増殖させました。

 そして今月、1鉢は忠先生のもとへ里子に出しました。随分前に「ちょうだい!」と声をかけてくださったものの、親心で、よそ様にお渡しするのだから、きれいにしてから送り出してやらなければ!と変な使命感にかられ、鉢を入れ替え、葉っぱを拭き、それなりに手入れしてから見届けました。   実験で使用する細胞、ラットやマウスもそうですが、手をかければかけるほど、かわいくなってきます。私たち研究者が、きちんと計画を企て、丁寧に気持ちを こめて彼らと接し、実験にのぞめば良い結果を出してくれる、最高のパートナーでもあります。そして私たち研究者が課せられた最後の仕上げとも言える仕事 は、彼らが残してくれた財産である実験データを、大切に論文として投稿することです。仕上がった論文は、研究雑誌に投稿し、厳正な審査をクリアした論文だけが世の中に公表されます。

 

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(左:助教部屋のペペたち。右:忠先生に里子にだしたぺぺ2号。)


abc.先生から伸先生、そして忠先生へ、「ぺぺ」の命は受け継がれています。研究も同様に、親(師)から子(弟子)へ、子から孫へ。。。とオリジナルという味付けをされながら、受け継がれ、新しい研究へと発展していきます。「ぺぺ」は雨にも負けず、風にも負けず...時々、キム哲先生のいたずらされながらも、黙々と、強くたくましく育っています。今年度のスポ健の学生、大学院生の成長とともに、見守っていきたいと思っています。香
今日は、存在感も声も文字も大きいHassy先生に負けないように、私もちょっと文字にインパクトを持たせてみました。)







2011.04.13

大震災に想う

4月8日のNHKテレビ「朝いち」に俳優の村上弘明さんが出演していた。彼は岩手県陸前高田の出身。今回壊滅的な被害のあったところだ。この街は、「北国の春」を歌った千 昌夫さんの故郷でもある。彼の故郷への想いは、「味噌汁の歌」にも盛り込まれていた。さまざまな深い想いを抱く故郷を完全に押し潰してしまった今回の大震災。村上さんは、居ても立ってもいられず現地に足を運んだと言う。
 村上さんも言っていたように、映像で見るのとは違い、地元の「空気」や「におい」など肌身に染みるものがある。街中で瓦礫を片付ける人々、ドロを掻き揚げている人々、大勢が黙々と復興への足掛かりを作りつつあった。 生まれ育った街並みの中を、何の手伝いもできずに半ば悄然として歩いている私に、「そご、ドロで滑って危ねがら、こっつさございん」と声をかけてくれた被災者。逆にこちらが励まされてしまった。こうした「極限状態」の中でこそみえてくる「人間」の姿を垣間見る思いだった。
 と同時に、懐かしい街並みの変わり果てた「姿」に接しながら、ふと思い出されたのが、石橋克彦『大地動乱の時代ー地震学者は警告するー』(岩波新書、1994年8月)だった。もともとこの本は、小田原地震が70年ごとに発生することを明らかにした地震学者がその根拠を明快に説き、東京一極集中の大規模開発に警鐘を鳴らしたものであるが、大きくは、「日本の課題」について語ったものである。「地方の疲弊が社会経済的なレベルにとどまらず、一次産業の衰退ともからんで農地・山林が荒廃し、日本列島の広範な大地そのものが崩壊しつつあることである。これは、地球規模の視点からみても座視できない。」(p.224)と。実は、この書籍が発行されて間もなく、阪神淡路の大震災が起こった。
 そしてもう一つは、河田惠昭『津波災害ー減災社会を築くー』(岩波新書、2010年12月)だった。 著者は、阪神・淡路大震災で防災・減災に関する実践的研究の重要さに気づかされたという。そして、津波防災・減災の研究を行なって30年のキャリアを重ねてきているという。来たるべき大津波に、どう備えるか。重要なのは、被害をいかに最小限におさえるかという「減災」の視点だと著者は語った。今回の大震災は、そうした思いをすっかり呑み込んでしまうほどの大きな爪痕を残してしまった。 

 

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2011.04.12

できること。

<RecO だより53>
 昨日【忠】先生から紹介の通り、今日からRecOでは「O結び」作りが始まります。
 今朝は8時45分に集合の予定。無事、初日の「O結び」が完成できるか? 見守る私まで今からドキドキしています。

 この様子は、追々この<RecO だより>でお伝えします!(これまでの経過については、昨日の私のコラム(毎日新聞月曜夕刊・http://mainichi.jp/life/health/chie/archive/)でも紹介しました)

 さて、滋賀県内でもスポーツを通じ、色々な支援活動が行われています。


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 先月末、県立体育館で行われたbjリーグ、滋賀レイクスターズの試合。

今回の震災の復興支援ゲームという位置付けで行われ、チーム史上最多の観客数となりました。






 また、先日、皇子山球場では、西武ライオンズとソフトバンクの慈善試合が行われました。

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 西武ライオンズは今月26・27日には楽天イーグルスとの試合も予定しています。

 この試合は、皇子山球場初のプロ野球一軍公式戦となるそうです。
 バックネット裏指定席で2000円・内野指定席1000円(前売り価格・大津プリンスホテルやコンビニでも購入可能)とのこと。


 野球に関心のある人はもちろん、日頃は見ないけど近くに来るなら、という人にも足を運んでもらって、西武ライオンズと共に、東北の楽天イーグルスにも、滋賀からたくさんの声援を贈れたらいいですね。
 
 被災地では昨日も大きな地震があり、安心できない日が続いているようです。
 「今、自分になにができるだろう?」という問いかけは、常に持っていたいと思います。【abc.】

 



2011.04.11

O結びチャリティ

すっかり春らしくなってきました.気温も,日差しも暖かです.

BKCキャンパスでは本格的に授業が始まりました.キャンパスには,学生・院生で溢れて非常に賑わっています.

先週のmm生のブログの写真で,改めて東日本大震災がもたらした爪痕の大きさを感じずにはいられません.各所で,ボランティア活動,募金活動が始まっています.

今回の震災に衝撃を受けるとともに,「何かできることは?」と誰もが思い,考え,行動しています.スポーツ健康科学部の一期生の有志が中心となり,「ReSMILE」が立ち上がりました.自分たちでできる活動で,震災で被災された方を支援したい,との思いで,『O結び』チャリティを企画して運動を始めました.

20110411.JPG チャリティ(義援金募金)に協力してもらえる方に,おむびを提供,配布し,おむすびが持つ力(エネルギー,栄養,思いなど)を理解,共有してもらい,支援の思い,支援の輪を広げていこう,という趣旨で「O結び」と命名されました.

 予定では,明日の4/12から3週間,ラルカディア周辺で,O結びチャリティが行われます.大切な思いを,思い続けて,大きな支援の輪になるよう,学生・院生・教職員の皆さん,ご協力頂ければ幸いです.

 チャリティですので,O結び1個(100円以上)でお願いしております.

 

写真:実行のためのキックオフミーティング.手で「O」のサインをつくって,O結びの成功を祈念しています.

「ReSMILE」の活動は,下記ブログでも更新されます.こちらもご覧下さい.

 http://ameblo.jp/spoken-resmile/

 

学生たちの思いが,そして思い続けて,実行を継続した取り組みの「輪」が学園のみならず,多くの広がりを見せて,支援者へ少しでも届くことを心より願っています.同時に,学生たちが,今回の取り組みで,プロジェクトの立ち上げと運営,組織づくりを含めて多くのことを「実践」で学んでくれることを確信しています.

【忠】

 

 

 

 

 

2011.04.10

英語の授業が始まりました

東日本大震災で被害に遭われた方に
心よりお見舞い申し上げます。

先週、木曜日から、前期の授業が始まったのですが、
英語のクラスについても、金曜日のスキル・ワークショップから。
授業が開始されました。

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スキル・ワークショップは、プロジェクトの英語クラスで、
英語でリサーチを行い、発表するために必要な
英語の基本的な知識を学ぶ授業で、
「読む・聞く・話す・書く」 を、
総合的に学べる カリキュラム になっています。

プロジェクトのクラスも、明日から開始なので、
私も、今年、どういう学生に出会えるか、
楽しみにしています。

それでは、また。失礼します。




2011.04.09

オリター団を訪問

2011年度スポ-ツ健康科学部オリタ-団を訪問しました。


 忠先生も紹介しておられるように、4月1日からの新入生ガイダンスは、オリタ-団なくては進まなかったでしょう。このオリターとは、1回生支援をメインに活動する学生組織です。1回生のクラス(基礎演習)をサポートしてくれる2回生や3回生の先輩たちです。新入生からは、入学して最初に出会う良き先輩なのです。名称は、オリエンテ-ションコーディネ-タ-またはオリエンテ-ションコンダクタ-などの由来のあるそうです。立命館しかない学生組織で、彼らの力を借りてクラスの様々な取り組みやイベント等を進めるといった教員から非常に信頼されている組織です。

 スポーツ健康科学部は最上回生が2回生なので、他の学部とは少し勝手が違います。他の学部は2回生時にオリターを経験した3回生のリーダーが団長として組織をまとめ教員との連携を持ちますが、本学部はオリターの経験が全くない2回生で運営しているため苦労が他の学部からみると何倍もあります。

 「ぜひ後輩たちのためにサポ-トできればと」とオリタ-組織をまとめてくれた、団長の有賀翔平君と副団長の入谷友崇君を訪問し取り組みについて聞いてきました。有賀君たち30名の新オリタ-らは、「自分たちが1回生時に経済学部や経済学部の先輩方(オリター)からお世話になった恩返しをしたい」と参加してくれることになりました。体育会をはじめさまざまなサ-クルに所属している仲間が多く、「もっと沢山の仲間を作りたい」「サークル活動以外にも挑戦したい」と目的は異なりますが、「スポ-ツ健康科学部を発展させたい」という同じ高い士気を持った学生たちだそうです。

 またオリターの経験がない30名をまとめることは大変で、初めて経験する不安などからいくつかのトラブルもあったそうです。しかし、1月から何度もミ-ティングを重ね1回生の受け入れ準備をしてくれたことで、スポ-ツ健康科学部2年目のすばらしいスタ-トが切れました。オリタ-団1期生(2011年度オリタ-団)に心から感謝しています。

 これからがオリタ-活動の本番で、年間を通して、新入生歓迎祭典企画へのクラス参加のサポート、フレッシュマンリーダースキャンプ(FLC),クラス合宿、クラス対抗スポーツ大会、ゼミナール大会や学生委員会と連携した講演会など多くの企画運営を支援してくれます。これらの活動を通して、スポーツ健康科学部の学生らは学び合い、自分の目標に向かって走り出します。

 有賀君らオリター団は、「スポーツ健康科学部の学生が自分たちの個性を大切にできるクラス作り」を目標にしているそうです。仲間を認め合うことが、仲間作りの基本です。

これから私は、有賀君らをスタ-トにスポ-ツ健康科学部の仲間を紹介してもらい、仲間の流した汗のお話を聞かせてもらえればと思っています。遠慮なく声をかけてください~。

 

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有賀君と入江君、一年間宜しくお願いいたします

 

 

 

 

 

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 さあ今からオリエンテ-ションに出陣です↑

 

 

 

←1回生の前でオリタ-団の紹介です。

ちょっと緊張したようですが、1回生は

先輩のサポ-トに安心した様子でした。

 

【shine】

 

 

 

 

 

2011.04.08

ブログ新人、Hassyです。

はじめまして、Moto】先生からの重〜いタスキを受けたHassyです。プレッシャーはかかりますが、充実したブログを発信できるよう、研究・教育をしっかりとやっていこう!と、逆にこれがモチベーションとなると思っています。これからの金曜日、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

さて、ブログは新人ですが、スポーツ健康科学部は2年目です。今年も1回生対象の基礎演習クラスではGクラスを担当することとなりました。

 

 

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「新しい環境で、友達ができるか、楽しくやっていけるか不安」との声も少なからずありましたが、それは昨年の基礎演習をみてもまったくの杞憂に終わると確信しています。むしろ、そうした不安を払拭し、楽しく充実した大学生活が行えるようサポートするのもこの授業での重要な役割です。きっと1年後には、写真にある2回生のオリターさんたちのように、活き活きと自信に満ちあふれた顔になってくれるものと思います。今から楽しみです。

 

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また、新しい大学院生も入学しました。皆口々に勉学・研究に励むと表明してくれましたが、それに対し教員もしっかりと勉強してください!と口々に応えたものですから、院生の皆さんも幾分か緊張した面持ちでした。私の個人的な印象では、まだまだ教員のアクティビティの方が目立っているように感じる研究科ですが、M2、M1の院生の活気がみなぎっている!そんな研究科となるよう頑張っていって欲しいと思います。

 

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2011.04.07

第二の故郷

 先月、大地震に襲われた東北地方、宮城県仙台市は私の出身大学院があります。昨年3月まで生活していた街です。恩師の先生や友人が被災し、壊滅的な被害をうけました。現在も避難所生活を強いられている方々を思うと心が傷みますが、復旧のため、日々協力し合っている姿をみると、私も出来る事から協力して行こうと勇気を与えられます。

 どんなことが起こっても、どんな気持ちになっても、時間だけは冷静に時を刻み続けていきます。震災後から毎日、被災地にいる知人の誰かからは必ずメールや電話をいただきます。日々、少しずつ確実に街の復旧が進んでいる様子をうかがい知ることができ、つながりの大切さを改めて感じています。

 日本人は我慢強く勤勉です。さまざまな研究分野において、日本人の技術力は世界に貢献できる成果を上げています。いつか必ず、東北の街も、驚異的な復興を誇れる日が来ると信じて、国民の一人としてできる限り協力し、一緒にがんばろうと思っています。

 

 6年間お世話になった宮城県仙台市は、研究者・教育者を目指す私を育ててくれた「第二の故郷」、たくさんの人と出会わせてくれた大切な街です。多くの人との出会いが思い出を創り、土地を愛する気持ちが芽生え、そして「ふるさと」として大切に思う心が養われていくのかもしれません。

 新入生のみなさん、新2年生のみなさん、いつか自身が育った滋賀県草津市を「故郷」と思える日が来ることでしょう。人との出会いを大切に、未来への糧になる学生生活を自ら創り、成長していく姿を楽しみにしています。

 

 最後に、今日は忠先生の記念すべきお誕生日。おめでとうございます!

それとともに、今日は私にとっても記念すべきブログ初投稿の日でもあります。ippo先生からの襷を受け、第2区走者としてスタートいたしました。

1年間、文章磨きのトレーニングにしたいと思っています。よろしくお願いいたします。

2011.04.06

はじめまして、mm生です。

少し自己紹介から始めさせてください。

スポーツ健康科学部2年目ながら、立命館大学の在職は35年。

法学部17年、文学部4年そして経営学部12年を経て現在にいたっています。

「学部遍歴」はもちろん、京都御苑横の「広小路学舎」(当時はキャンパスとは言ってませんでした。)、衣笠キャンパスそしてBKCと「渡り歩き」、研究室も6つ目です。

専攻は「学校保健学」・「教育保健学」で、「教育的な営み」としての健康づくり支援のあり方を専ら歴史・原理的な側面から考えています。

いつも考えているのは「健康とは何か?」という極当たり前のこと。

でも、その大前提に「平和で!生きていてこそ!」ということを置いています。

さて、そのことに関わって、今回の大震災では、生まれも育ちも宮城県石巻の身であればこその途轍もない「痛み」を感じています。

先日ようやく現地に行けましたので、少しだけ写真も撮ってきました。

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亡くなられた1万人以上の方々のご冥福と、同様のそしてもっと酷い状況の被災された現地の復興を願うばかりです。

前途洋々たる皆さんに、初めからこのような「書き出し」で大変申し訳ありませんが、どうぞご寛恕ください。