球春が訪れました...
第83回選抜高校野球大会が、3月23日に高校球児の聖地である阪神甲子園球場で開幕しました。
今回は、東北太平洋沖大地震の直後ということもあり、選ばれた高校球児のみならず、大会関係者、また全国民が様々な想いで、今回の球春を迎えたことと思います。
中でも被災地から出場する高校球児たちは、震災後、野球のことを考える状況ではなかったことでしょう。テレビのニュースでは、東北地区代表の東北高校の部員たちが、甲子園に来る直前まで避難所で給水などの支援活動に精力的に取り組んでいる様子などが映し出されていました。
そして迎えた3月23日の開会式...
選手宣誓をした創志学園の野山主将...本当に立派で、感動的な選手宣誓でした...。
以下に選手宣誓の全文を記します...
宣誓。
私たちは16年前、阪神淡路大震災の年に生まれました。
被災地では全ての方々が一丸となり、仲間ととも
人は仲間に支えられることで、大きな困難
私たちにいまできること、それは、この大会を精一杯、元気を出して戦うことです。
がんば
生かされている命に感謝し、全身全霊で、正々堂々とプ
私は、この選手宣誓を、夜のニュースで見たのですが、涙がいっぱい溢れ、誓われたこの言葉を聞き終わった後、テレビに向かって大きな拍手を送りました。
我々一人ひとりも、生かされている命に感謝し、いま我々にできることを精一杯やろうと...
みなさんも、そういう想いを強く抱かれたのではないでしょうか...
いま我々にできることを...
がんばろうニッポン!