[ 2025年08月 ] の記事一覧

2011.02.24

リーダーシップ/コーチングを考えるFD

今週火曜日に、学部でFDイベントを開催しました。

この学部では、「リーダーシップ/コーチング」を効果的に発揮できる学生を育てよう!としています。その共通認識の土台を創っていくための場の一つになるように、と企画されました。

 

各界を先導されておられる4名のパネリストをお迎えしました。

『民間企業』からサッポロホールディングス株式会社人事戦略部の吉岡氏、『教育現場』からは文部科学省スポーツ・青少年局の白旗氏、『自治体・行政』から草津市総合政策部理事の林田氏、『健康増進分野』から山口大学の上地氏、という錚々たるメンバーでのFD開催になりました。これだけの方々が一同介していただけるのは、この学部の力です。

 

20110224b.jpg

20110224c.jpg
20110224d.jpg20110224e.jpg
 
 
 

 
 

 

 

 

 

 

【写真:名カメラマンA沢先生】 学部教育というだけでなく、もっと広く組織・地域を考える上でのヒントが凝縮されているご講演ばかりでした。あとは、この内容から何に気がついて、活用できるか...なのでしょうね...。

 

引き続き、スポーツ教育、スポーツ現場からみたリーダーシップのあり方について、本学部の岡本先生、大友先生に登場していただきました。

 

このFDの成果は、今後の学部・研究科の教育や諸活動で展開されていくと思いますし、その中で私も勉強させてもらいたいと思います。

「一人ひとりがリーダー(by 【真】先生)」であるように、その一人ひとりの「個性を伸ばして(by 【Moto】先生)」「人間性やコミュニケーション力を高めて(by 【聡先生、Hassy先生】)いけるように。

 

異業種交流を含めて、また将来を見通して思うところのあった学部生、院生も参加してくれていました。このような考える機会をしっかり掴んでくれる学生には、また次の、より大きなチャンスがあると思います。ご参加のみなさん、長時間、おつかれさまでした。そして丁寧に準備をして頂いた事務のみなさん、ありがとうございました!

【ippo】

 

 

 

2011.02.23

パンフレット用取材 その2

海老ちゃん先生と2人で対談形式でパンフレットの取材を受けた。

それぞれの研究活動等について、いろいろと話した。その後、ライターの方から、いろいろと質問があった。例えば、スポーツ栄養学とスポーツ教育は、結びつく箇所はあるのか,等。

 

 

CIMG2215.JPGこれについては、フジタプロジェクトで、進めている。来るべき超高齢社会に対して、我々の学部がどの様に手を打つか。そこから、考えれば、スポーツ生理学、スポーツ心理学、スポーツマネジメント等を含めて、関連していく。

そのようなことを高校生に分かるように話してください、とのことであった。

また、本学部の最大の魅力は、と聞かれて、エビちゃん先生は、とっても適切に言い当てていた。

 

 

CIMG2217.JPG「チームワークです。」

ライターの方は、「そのような表現を聞いたことは、初めてです」と大変関心を持ってくださった。

エビちゃん、やるな、と思った。

最後に、写真撮影。

 

 

 

 

RecOスタジオで、ちゃぶ台に、いろんな、でも、つまめない「おつまみ」、飲みたくても飲めない「ビール」とともに、「ハイ、パチリ」。なかなか、雰囲気も良かったと思っている。

パンフレットの出来上がりが楽しみである。

 

【 智 】(20110214 RecOスタジオにて)

 

 

 

2011.02.22

たからもの。

<RecOだより 46>
 昨年の暮れとに一つ、そして先週にもう一つ、厚めの、でもとても軽い、A4版の茶封筒が、届きました。
 直ぐに開けたかったけれど、我慢しました。
 開けると、他のことができなくなるのがわかっていたからです。
 中身は何かというと・・・これ(写真)。
P1030682.JPG
P1030683.JPG
 暮れに届いた封筒には、以前このブログでも紹介した、嬬恋村の中学校での講演会の感想文。嬬恋村全中学生分(写真左)。もう一つの封筒には、先日お伺いした、愛知県立成章高校野球部選手のお母さん50名からの感想文(写真右)です。2つめの封筒が届いた時点で、我慢できなくなって、両方開封しました。
 中学生とお母さんでは、文字の感じは全然違いますが、共通するのは、どちらもそれぞれの用紙にぎっしりと書いてあること!
 ありがとうございました。それぞれにお伺いした時の事を反芻し、再度じっくり、味合わせていただだいています。
 私の宝物です。
 成章高校の感想文については、毎日新聞月曜夕刊のコラム「エビさんの食べるスポーツ」(2月28日)に掲載予定です(ちなみに、昨日(2月21日)の夕刊には、<RecOだより44>で紹介した「草津パンサーズ」が登場しています)。Webでも見られますので、合わせてご覧下さい(http://mainichi.jp/life/health/chie/archive/news/2011/index.html)。
 また、先週紹介した、アメフト部選手の調理実習の様子は、2月28日の毎日新聞に掲載される予定です。こちらもお楽しみに。

<今週の別腹> 八朔(はっさく)

P1030678.JPG
 関西に来て、柑橘類の質の高さを実感。中でも好きなのが八朔。子供の頃はこの美味しさがわかりませんでしたが、その後、人より大きく育ってからは、八朔・文旦といった、実離れのいい、さくさくした柑橘類が好物です。

 八朔は温州みかんと並ぶ、日本特産の柑橘類。広島県因島市で発見され、旧暦の8月朔日(1日)頃より食べられることから名付けられたとのこと。温州みかんの更新作物として作られることが多いため、生産地も温州みかんと同じ地域が多く、中でも和歌山県が全国の6割を生産しているそうです。

 個人的には、少しこぶりのものを雑にむいて、袋ごとむしゃむしゃ食べるのが大好きです。
 いつも選手や学生に「世界で活躍する人(選手)を目指すなら、果物はホール(丸ごと)が基本!」と勧めていますが、この時期は特に、自分でガンガン皮を剥いて、季節ならではのおいしい柑橘類を堪能してほしいな、と思います。

 近所のお菓子屋(なぜか)の店頭で、丁度私好みサイズの八朔を発見。一袋5コ入りで、なんと200円(写真)!
 そして、想像以上の香り高い、春のおいしさ。甘く実った果物は、その土地の季節を感じさせてくれる宝物です。

 ごちそうさまでした。【abc.



2011.02.21

久しぶりの健康・体力測定

20110221-1.JPG
先週の【Moto】先生の記事にありますように,教員,院生を中心に先週1週間は,健康・体力測定ならびに栄養調査,日常活動測定が行われました.

私も久しぶりに,自らの形態,体力,食行動について見直す機会になりました.我々の身体は,「食」によって,必要な栄養を摂取し,生活活動,運動によって身体の発達を強化することになります.

長い年月を経て,「現時点今の身体」ができあがっています.食習慣,生活習慣,運動習慣が身体をつくります.つまり,『習慣がからだをつくります』.

 

20110221-2.JPGもちろん,Habit is second nature. (習慣は第2の天性) といわれるように,身体だけでなく,いろんな能力を高めるためにも良い習慣が必要です.夢・目標の実現も「習慣」がその成就に大きく関わるでしょう.

スポーツ健康科学部の先生の中で,朝トレを熱心に行う先生が増えてきています! 良い運動習慣の実践が,「身体に良好な変化」をもたらすことでしょう.目を凝らして,最近,良い習慣を手に入れている先生を見つけて下さい.

 

 

20110221-3.JPG

「写真」
上から,

①MRIによる筋・骨,内臓脂肪の検査

②【Moto】先生によるPWVの測定(血管の若さ)

③最大酸素摂取量測定前(【Ab】先生と.)

④最大酸素摂取量測定中.医師の【浜岡】先生の監視の下,安全,安心の中で,最大努力中!

【忠】

 

20110221-4.JPG 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011.02.20

John Hauth 先生をお招きして、ATC に関するセミナーが開催されました

極端な寒さと小春日和の繰り返しの毎日ですが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

スポーツ健康科学部では、Headline News で紹介されているように、
East Stroudsburg 大学の、Athletic Training 学部
John Hauth 先生をお招きして、国家資格である
ATC (certified athletic trainers) について
学生・教員が参加して、セミナーが開催されました。

john.jpg








アメリカでは、プロスポーツのトレーナーとしてだけではなく、
中学校・高等学校・大学・一般企業・軍など、幅広い分野で、
ATC が活躍している現状について、説明がなされました。

実際、ATC を取得するには、北米の大学に留学する際に
受験する英語試験 TOEFL で、550点以上が必要で、
参加した学生達も、英語の重要性を再認識していました。

TOEFL で、550点以上というのは、日本の大学生の
平均的な英語レベル (大体 400-450点ぐらい) より
正直、かなり高い所にありますが、
それだけの努力をする価値がATC にはあると思います。
みなさんも、英語を勉強して、ATC を目指してみませんか?

それでは、また。失礼致します。
良い休日を。
             敦


 

2011.02.19

草津市スポーツ振興計画:パブリックコメントのお願い...

今日は、パブリックコメントのお願いです。

 

我が立命館大学スポーツ健康科学部が所在している草津市が、今後10年間のスポーツ振興の方向性を示す「スポーツ振興計画」を策定しました。
http://www.city.kusatsu.shiga.jp/www/contents/1296621239156/index.html


2月16日から1ヶ月間、この政策に則って、スポーツ振興を進めていいのかを、広く人々に意見を伺うという「パブリックコメント」の期間が設けられています。

 

草津市のみならず、全ての自治体、また国の政策も同様です。

草津市のホームページでパブリックコメントのところをチェックすると、地域福祉計画、草津川跡地利用計画、協働型まちづくり行動計画など...様々な政策のパブリックコメントが求められています。

 

ちょっと尖ったいい方をすれば、パブリックコメントで何も意見がなければ、自治体は、掲げた方針に基づき、政策を進めますよ~何かあっても、後になってから文句は言わないでね~というリスクマネージをしているようなものです(笑)。

したがって、もの申さなければ、政策策定に携わった人たちによって、好きなように自治体のまちづくりが進められるということになります。

なぜならば、それが方針であり、事業化の枠組みとなるわけですから...。

 

政策は、自治体にとって「まちの顔」となるものであり、いま述べたように、行政にとって、今後、10年間、どのような事柄に力を注ぐのかという大変重要な指針となるものです。つまり、この計画に基づき、予算の折衝が行われ、事業内容が決まるということです。

だから「もの申す」市民になってもらいたいということです。

 

パブリックコメントを皆さんにお願いする本当の理由は、「スポーツの持つ可能性」を自治体がどれだけ評価しているのかということにつながるからです。

つまり、草津市のまちづくりに「スポーツ」がどれだけ役立つのかということが試されていることに他ならないからです。

図を見てください。

 

PC1.jpg"スポーツ"というコンテンツの秘める可能性は、多岐にわたります。

 

単に「する」「みる」だけでなく、医療費の削減、ボランタリズムの醸成、ツーリズム、都市イメージの向上、地域に対する愛着心の強化...いまやスポーツは、都市マーケティングや都市経営の重要なキーワードとなっています。

 

 

 

 

ロサンジェルスやロッテルダムといった諸外国のみならず、国内でも東京都、横浜市、福岡市、北九州市、さいたま市などのいくつかの都市では、スポーツ振興計画は、市民の健康増進を図るため...という次元に留まっていません。特にその鍵を握っているのが、"スポーツコミッション"という存在になります。

これについては、また改めて、ブログで紹介したいと思います...

 

前置きが少し長くなりましたが、草津市スポーツ振興計画を見て、10年後の草津市におけるスポーツ振興の"あるべき姿"が描かれているのかどうか、"スポーツの持つ可能性"が草津市のまちづくりを進めるために正当に評価されているのか、それを見極め、みなさん、ぜひパブリックコメントをしてください。

 

スポーツ振興計画案とパブリックコメントをする方法については、上記のURLと同じところに掲載されています。
http://www.city.kusatsu.shiga.jp/www/contents/1296621239156/index.html

みなさんの柔軟な発想とエネルギーが草津市に数多く届けられることを期待しています。



2011.02.18

健康・体力チェック

 今週、この冬一番の積雪がありました。ここは本当に大学か?と思うくらいの雪でびっくりです(写真)。

image2011021803.jpg
image20110218.JPG
image2011021802.JPG
 この1週間、スポ健の教員および大学院生の健康・体力チェックを実施しました(写真)。DXAやMRIといった機器を用いて、からだの脂肪量や筋量を測定したり、腹囲、血圧、動脈硬化の測定、採血などによる健康チェック、および体力テストとして、握力、柔軟性、脚力テスト、持久力テストとして最大酸素摂取量を測定しました。【田畑】学部長をはじめ、スポ健の教員たちは、競技者として現役の頃を思い出しながら、自ら、全力で体力測定を実施していました(写真)。測定終了後、スポ健の教員の何人かは「運動しないとなぁ~」とつぶやくなど、健康や体力度をチェックをするだけでなく、自分の生活習慣を見直すことができます。さらに、健康度と日頃の身体活動量、栄養摂取量とがどのように疾患の発症に影響するのか、また、体力があれば、疾患になりにくいのか、ということが検討できる貴重な研究にもつながります!!

 今後は、一般の方も参加していただけるように準備しますので、ご興味のある方は是非、ご連絡を!!

by Moto

 

 

 

 

 

2011.02.17

スポーツ健康科学部の春休み10冊

【智】先生がクインススタジアムでパンフレットの写真撮影なら、【A沢】先生と私は図書館での撮影でした。個人研究室では、カメラマンさんのインスピレーションが働かないとかで、苦手な撮影が始まりました。

それはさておき、ここの図書館は、製本された英文雑誌が地上の、とても明るいスペースに揃えてあります(ふつう?は、地下の、湿っぽくて薄暗いところに潜って探す図書館が多いと思いますが)。気分転換に、この図書館で仕事をするのもよさそうです。

 

写真撮影が終わって、館内をキョロキョロ見まわしていたら・・・ちょうどよいブログ紹介ネタを見つけました。

いま、メディアライブラリーを入ったところに、【智】先生オススメの本10冊が並んでいます。ちょっと見ると、難しそうな10冊ですが、ちょうど今は長い(はずの)春休み。どれか手にとってみるとよさそうです。私も読みたい本が着々と増え続けているところですが、この10冊の中から1冊(ホイジンガの『ホモ・ルーデンス』)、遥か昔の記憶を引き戻すために読んでみようか・・・と思います。 

 

20110217.jpg

ブログもリレー中ですが、このオススメの10冊も【智】先生で第4回目。こちらもリレー中のようです。次はどの先生の、どんな10冊でしょう???

【ippo】

 

← オススメすると、カラーでその先生の顔写真付き(悪いことはできませんね...)。

 

 

 

 

 

2011.02.16

パンフレット用取材 その1

その日は、パンフレット用の写真を夕方から取り、その後、現在の取り組み内容等を話すことになっていた。クインススタジアム(立命館大学BKCキャンバスを入り、右側に見える大変大きなスタジアム)で撮影を希望していた。ところが、朝は天気であったが、雲行きが怪しくなったため、撮影も、取材も午前中に変更となった。

CIMG2208.JPGのサムネール画像のサムネール画像
CIMG2209.JPG
「写真撮影」というのは、慣れないとなかなか緊張する。取材に来られた方が緊張をほぐそうと、いろいろと話しかけてくれる。申し訳ないなあと思いながら、「ハイ、パチリ。」その後、会議室に行き、研究内容の話を聞いてもらう。自分が取り組んで来たことを上手く伝えることができるかな、と思いながら、15分程度取材の方と1対1で会話をする。他の先生方も、取材を受けている。先生方のパンフレット、できあがりが楽しみです。 【 智 】(20110214 クインススタジアムを背景にして)

 

 

 

 

 

2011.02.15

デビュー(RecOエプロンと滋賀県体育協会)。

<RecOだより 45>
 2月8日、毎日新聞の「食と農の特集」という取材があり、RecOでアメリカンフットボール部選手による調理実習を行いました。
 
P1030654.JPG
 レシピは、私のインスのゼミ生でもある西村君考案の「具だくさん鶏汁」と、後期教養ゼミ「食とスポーツ」で「おにぎり」を極めた(?)スポ健の山田君がリーダーとなって作った「塩むすび」。それに滋賀の特産である「赤こんにゃくの煮付け」「ひの菜のふすま漬け」「もろこの甘露煮」を添えました。
 この日「RecOエプロン」も初めて登場(大阪ガス芝田室長ありがとうございます)!
 新聞掲載は2月末の予定です。(写真:RecOエプロンをつけてお米を研ぐアメフト部選手)

 2月11日滋賀県スポーツ指導者研究会「スポーツ指導者ミーティング2011」がピアザ淡海で行われました。この講習会は、日本体育協会公認のスポーツ指導者の義務研修会でもあり、私もスポーツ栄養士として初めて参加しました。
 講師は、我らがスポ健の【岡本】先生(!)と、北京オリンピック陸上銅メダリスト、大阪ガスの朝原宣治さん。
 
(写真;【岡本】先生講演(ちょっと遠すぎました!すみません))
P1030655.JPG
 それぞれのテーマは【岡本】先生「競技特性に基づいたコンディショニングプログラムを考える」、朝原さん「夢をかなえるためのセルフマネジメント」でした。公認スポーツ栄養士は一昨年からできた、日本体育協会と日本栄養士会の合同認定資格です。そのため、まだ有資格者が少ないのですが、公認スポーツ指導者一員として他の指導者の皆さんと共通認識を持つためにも、今回のセミナーはとても有意義でした。【岡本】先生、ありがとうございました。
 
 翌日、2月12日は【Jin】先生から紹介いただき、引き続き公認スポーツ栄養士として、滋賀県体育協会から初のご依頼で中学生ボート部選手対象に「滋賀の食を活かす〜成長期のスポーツ栄養」の話をしに、琵琶湖漕艇場に初めて行って来ました。
 
(写真;セミナー風景)
P1030660.JPG
 自らの成長に、地元の食材がこんなに味方になってくれていることを意識していない選手が多く、ちょっと驚いていたようです。
 スポ健のモットーである、理論と実践。今回彼らが気がついたことを実践するため、次回はぜひ彼ら彼女らにRecOに来ていただいて、調理実習をしましょう、と提案してきました。【abc.】

 

 

【今週の別腹】
さて、地元の食材といえば、最後の写真。
 
P1030673.JPG
 「焼酎おちょこ(猪口)」
地元のお菓子さんと酒造メーカーが作った
濃厚な地焼酎生チョコ。器は手作りの信楽焼きです。
初めての滋賀のバレンタインを満喫しました!