BKCには、理工系のメディアセンターと人文社系のメディアライブラリーのふたつの図書館があります。1月21日から定期試験が始まりますので、メディアライブラリーをのぞいてきました。
試験前ということで、皆さん、非常に熱心に勉強されていました。私の学生時代、図書館はすいていましたが、今は年間を通じてかなりの利用者があると思います。また、かつて試験前は図書館内で「私語・雑談」が多くなり、「私語をやめるように!」と注意する図書館職員の声がうるさい、といった苦情が寄せられる"笑い話"のような光景も時として見られましたが、今はそういったことはありません。
図書館運営も非常に工夫されており、様々な努力や新しい取り組みが随所に見受けられます。メディアライブラリーに入ると、真っ先に教員からの推薦図書、各種検定試験向け図書などが目に飛び込んできます。学術雑誌コーナーや新聞コーナーはくつろげる雰囲気ですし、データベース(電子資料)も手軽に利用できます。もちろん、大学図書館に相応しい専門図書も山のように並べられています。メディアセンターには、大学院生や教職員が24時間365日利用可能なスペースもあります。
このような図書館(メディアセンター、メディアライブラリー)の姿を見ると、もう一度学生に戻って勉強してみたい気がしてきます。ちなみに、「図書館だより」(立命館大学図書館発行)によれば、2008年度前期の「学部別利用ランキング」のトップは、以下のようになっています。
経済学部 『入門価格理論』(日本評論社)
経営学部 『ベイシック経営学Q&A』(ミネルヴァ書房)
理工学部 『例題で学ぶ材料力学』(丸善)、他同率1位あり
『ベイシックQ&A』は、立命館大学経営学部の先生方が協力して作成した出版物です。
BKCは最先端の施設・設備を有するハイテクキャンパスです。メディアセンター、メディアライブラリーも素晴らしい施設のひとつです。4月には、BKCで皆さんにお目にかかれることを心待ちにしています!