[ 2025年07月 ] の記事一覧

2018.03.27

春本番・近江八幡散策

 全国各地から桜開花・満開の情報が届く季節となりました。
 スポーツ健康科学部教員として書かせて頂く、最後のブログとなりました。
   (次のブログ担当の先生方との引継ぎの関係で、異動しても4/3,4/10の二回は書かせて頂きます。)
 他のブログ担当の先生と違って、専門的でも学際的でもなく、かつ国際的でもない内容に終始しましたことをお詫び致します。

 BKCクインズスタジアム周囲の桜も三分咲きという所でしょうか。新入生を迎える頃には満開になりそうですね。


 今日、バスで南草津からBKCまで移動しましたが、入学説明会に参加される親子連れの方々を多く見かけました。親元を離れて一人暮らしをする学生さんは心細い事だとは思いますが、安心して下さい、すぐに仲間(友達)が出来ますので一時の我慢ですよ。数年前(まだ高知市に住んでいました)に一人娘を京都の大学に送った時の寂しさは今でも覚えています。寂しいのは親御さんの方かもしれません。電話一本で良いので、「元気だよ…」とか「頑張ってるよ…」とか、「金送って…」とか何でも良いので親元に連絡をしてあげて下さいね。親は、子どもの声を聴くだけで安心するし元気が出ます。

 滋賀県に勤務しておきながら2年間、自宅(京都市)とBKCの往復だけで、滋賀県らしい所へは行ったことがありませんでした。
 (8年ほど前に一人でフラフラと彦根城と安土城跡へ行った事があります。城マニアの私は、現在は建物が一つも残っていない「安土城」跡を2時間かけて隈なく見ました。石垣・石段や天主閣(一般的には「天守閣」ですが)を眺め、当時の建物を想像して楽しみました。天主閣跡から琵琶湖を30分程眺めていました。)

 先日、少し時間に余裕があったので「近江八幡」を散策してみました。
 まず、近江八幡駅前の観光案内書で観光マップを頂き、時代劇の撮影でも有名な「八幡堀」を見に行くことにしました。「バスが6番から出ますので・・・」という言葉を頂きベンチに座ってましたが、来る気配がないので時刻表で確認すると、さっき出たばかりだったので20分程は来ない事が判明しました。(最初から時刻表を確認しろ・・・と自分で突っ込み)観光マップを頼りに歩いて移動することに。

 30分ほどで八幡堀に到着。時代劇で写されるカットを探して、カメラを片手にウロウロ。
 「あ~、この景色。あの時代劇のあのシーンの場所や」と一人納得しながら八幡堀を行ったり来たり。
 
 その後、「日牟禮八幡宮」に行きました。
 年配の方や外国の方など比較的多くの観光客が訪れていました。
 また機会があれば、滋賀県の各所を散策したいと思います。

【司】

2018.03.26

卒業式・学位授与式

先週の木(shino)、金(Hitomi)、土(はるちゃん)のブログにもありましたように、
卒業式・学位授与式が、3/22(木)にありました。
いつも思いますが、卒業生の達成感、充実感でこちらも嬉しくなります。

当方もいくつか写真で紹介します。
最初の写真は、卒業証書を受け取る前の卒業生たちの表情です
  

2枚目は、伊坂ゼミ生たち。社会に出ても元気で、前進してください。
 

3枚目は、BKCジムで行われた卒業式後に、アカデミックガウンを着てひな壇に上がった
執行部の先生と参列いただいた先生とパチリ。
   

4枚目は、伊坂研修士修了生の贈り物をもらって喜んでいるところ。
   

 本当に嬉しい1日でした。
 下記に、卒業式・学位授与式の様子をビデオクリップしてあります。
 ご覧下さい。
  https://youtu.be/iqlh39-wdhE

 学士・修士に続いて、3月24日の土曜日に、朱雀キャンパスにて、博士学位授与式が行われました。
 今回、甲号43名(課程博士)が誕生しました!
 

 そのうち、スポーツ健康科学研究科からは、何と9名の博士号取得者が誕生しました。
 それぞれに進路が決まっており、これからの益々の発展が楽しみです!
 

 卒業生、修了生の皆さん、スポ健ファミリーとしてさらなる発展を期待しています!
 おめでとうございます
 身体には気をつけてください

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
いよいよ、リニューアルするMRIが稼働する直前です。
  

3Tに磁場があげられるようになっています。
もう少し調整して、いよいよ、日本のスポーツ健康系の学部・研究科として
初の3TのMRIが始動します!
【忠】

2018.03.25

コペンハーゲンでの実験

先日は数ヶ月ぶりにデンマークのコペンハーゲンに戻りました。コペンハーゲン大学との共同研究が無事にスタートし実験自体も今週無事に終了しました。今回の研究は立命館大学とコペンハーゲン大学そして日本の某企業との3社での共同研究となることから、当初は契約の締結にもかなりの時間がかかりました。

しかしコペンハーゲン大学側の多くの研究者や大学関係者の協力もあり無事に実験をスタートすることができたのは僕がオランダに移動した後でした。実際の実験はDr. Holmの博士前期課程の大学院生であるMikkelに担当してもらい、被験者のリクルートから実験のスケジュールまでを実施してもらいました。また医学部の学生であるThomasに実験の際の筋生検(筋サンプルの採取)や採血、その他の医療的なサポートを担当してもらい実験を進めています。
(分割写真の上部は実際の実験の風景です。機能性食品と運動を組み合わせた実験を実施しています。分割写真の下部、僕の左がDr. Holmで、右側がMikkel)



そして、2月に入りやっと実験自体も終盤となったため、僕自身も再度コペンハーゲンを訪問し、Dr. Larsや企業の担当者の方と一緒に実験の様子を見学した上で、実験で採取した組織サンプルの解析やデータのまとめ方等について打ち合わせを行いました。

残念ながらまだ具体的な研究の内容をお知らせすることはできませんが、いろいろと新しい研究結果が出てくることを期待してなりません。来年の国際学会等でそれらの成果が発表できると良いなと思っています。

僕の海外での学外研究の中で目標として、デンマークとオランダそれぞれで独立した研究を国際共同研究として立ち上げることを掲げていました。
最初に訪れたデンマークで無事に実験を終えることができたのは本当に嬉しいことです。

ここオランダのマーストリヒト大学でも同様に日本の企業を絡めた産学連携としての共同研究を実現したいと思っています。

satoshi


コペンハーゲンはオランダと変わらないくらい寒い気候でしたが、チボリ公園も冬景色に変わっていてまた違った雰囲気で冬のコペンハーゲンにマッチしているようでした。

2018.03.24

卒業おめでとう

 弥生三月は、琵琶湖を渡ってくるこれまでの厳しい寒風から穏やかな陽光に包まれ、学生の多くが4年間の学窓から新しい社会に、これまでとは大きく異なる環境に旅立っていく別れの季節でもあります。送り出す教職員や後輩にとっては、これまでゼミや課外活動で共に慣れ親しんできた教え子、先輩達と別れる寂しさをかみしめる時でもあります。

卒業おめでとう。卒業生にとっても、4年間勉強にあるいはクラブ活動でお互い切磋琢磨した友人達とも分かれがたい思いがあることと思います。時に群れあい(睦みあい)、競い合い、助けあった仲間達、今後二度と会う機会がないかもしれないけど、BKCで過ごした日々はきっと鮮やかに蘇ることがあると思います。

 方丈記や平家物語で語られているように変化していくこと、遷ろうこと、出会いと別れは普遍の真理であり、“人の世に不変なものは変化のみ“といったことを聞いたことがあります。とどまることなく、尻込みせず、移り変わる新たな環境に積極的に”一歩を踏み出す勇気“をもってもらいたいと思います。皆さんは、これからの人生において”立命館大学スポーツ健康科学部卒業“を一生背負って行くことになります。どのような職場・環境においてもIntegrity(高志)、Challenge(挑戦)、Original(独創)、Research(研究)、Effort(全力)をしっかりと胸に刻み、辛抱強く自らの可能性を広げていってください。活躍を祈っています。(老ブロガー・ハル)


2018.03.23

おめでとう&いつもありがとう

Hitomiです。
昨日のshino先生の記事にもありましたが、3月22日、本年度の卒業式・修了式が開催されました。
卒業生の皆さん、おめでとうございます!



昨日はキャンパス内のどこに行っても、晴れやかな表情で写真を撮る学生たちであふれていました。



「ここからがスタート」と何回も言われると思いますが、今だけは自ら選んだ学問に真摯に向き合った数年間の自分自身を褒めてあげてください。ここまで立派に育ててくださった保護者の方々への感謝も、この機に伝えてみてはいかがでしょうか。

気分よく歩いていたら、会場でD野さん&廊下でO塚先生を発見しました。
D野さんは今年度から学振へ出向に(詳細)、O塚先生は後期からサバティカルで海外に行かれていたのでお会いするのは久々です。完全に異動する前にお話しできてよかったです。
両者ともに、二言目には「ブログ見てます!」でした。私の動向だけは一方的に伝わっていたようで恐縮です(笑)D野さん、アメリカでも頑張ってください!そしてO塚先生、お帰りなさい!

今日はさらにもう一つ。
以前からずっと「やりたい!」と言っていた、事務室の皆様とのランチ会がようやく実現しました。「感謝を伝えるために…」なんて言ってお誘いしたくせに、ずっと私の雑談ばかりですみません。でもすごく楽しかったです!

「最後に写真を…」「誰が撮るー?」というところで、たまたま事務室に来ていたJoe先生が登場!前回のあいコア会の時もそうでしたが、私のカメラあるところにJoe先生あり…(笑)
#気を使って囲んでもらったのに、周りが華やかすぎて見事に埋もれている!/(^o^)\
#でもいい写真



#自分用に美肌加工したら背景真っ白になってしまったことをお許しください
#でもいい写真

事務室の皆さん、いつもご迷惑かけてばかりでしたが、本当にありがとうございました。
優秀な方々に囲まれて、大変勉強になりました。
今後ともよろしくお願いします。

Hitomi

2018.03.22

卒業式

こんにちは、shinoです。

本日は題名にもあるように卒業式でした。

今週の初めから強い雨と風だったので、本日の天気も心配していましたが、
少し雨が降ったものの、それほどでもなく、最後には晴れ間も出ていたので、
良かったです。天気も味方をしてくれました。

スポーツ健康科学部は経済学部と合同で、
午前中の10時からBKCジムで、学部生の卒業式と、研究科の学位授与式が執り行われました。

2学部で学生約1000人と、教員、父兄を合わせると、
かなりの人数が式典に参加されていました。
私は単科大学出身で、1学年100人程度だったので、
こんなに大勢で盛大に行われる卒業式に圧倒されました。

その後、学部内で証書授与式が行われ、全員に証書が手渡されました。
私のゼミ生達も全員無事に卒業し、式で再会することができました。

1~2か月前まで顔を合わせていたのに、卒業証書を受け取っている姿を見ると、
少し見ないうちに、凄く成長したように思えました。

その後は、場所を移動して
卒業パーティーが行われ、楽しいひとときを過ごしました。

早い人は次週より、遅くとも4月初めから、
新しい職場や学校という、次のステップが始まります。
大変で辛いこともあるかとは思いますが、
それと同じぐらい、あるいは、それ以上に
楽しいことや嬉しいことが待っていると思います。

スポ健で培った何事にもチャレンジする精神で、
どんどん新しいことに挑戦して下さい。応援しています。

これからたくさんの素晴らしいことを成し遂げてくれると期待しています。

頑張って下さい。


本日はご卒業おめでとうございます。
こんにちは、shinoです。

本日は題名にもあるように卒業式でした。

今週の初めから強い雨と風だったので、本日の天気も心配していましたが、
少し雨が降ったものの、それほどでもなく、最後には晴れ間も出ていたので、
良かったです。天気も味方をしてくれました。

スポーツ健康科学部は経済学部と合同で、
午前中の10時からBKCジムにて、
学部生の卒業式と、研究科の学位授与式が執り行われました。

2学部で学生約1000人と、教員、父兄を合わせると、
かなりの人数が式典に参加されていました。
私は単科大学出身で、1学年100人程度だったので、
こんなに大勢で盛大に行われる卒業式に圧倒されました。





その後、学部内で証書授与式が行われ、全員に証書が手渡されました。
1~2か月前まで顔を合わせていたのに、卒業証書を受け取っている姿を見ると、
少し見ないうちに、凄く成長したように思えました。




私のゼミ生達も全員無事に卒業し、式で再会することができました。
みんな元気に晴れやかな表情で、ほんとに良かったです。




その後は、場所を移動して
卒業パーティーが行われ、楽しいひとときを過ごしました。

早い人は次週より、遅くとも4月初めから、
新しい職場や学校という、次のステップが始まります。
大変で辛いこともあるかとは思いますが、
それと同じぐらい、あるいは、それ以上に
楽しいことや嬉しいことが待っています。

スポ健で培った何事にもチャレンジする精神で、
どんどん新しいことに挑戦して下さい。応援しています。

これからたくさんの素晴らしいことを成し遂げてくれると期待しています。

頑張って下さい。


本日はご卒業おめでとうございます。

2018.03.21

春呼ぶ火

Las Fallas(火祭り)が春を越えて初夏を招いてくれそう!と思った日もありましたが、最終日19日は冬のような寒さに戻ったバレンシアです。

(左側に黄色のクレーン車がいるの、見えますか?数日かけての大がかりな設置です)

さて、この祭り、かなり昔から続く行事です(なぜ伝統行事で、しかも火を使うのか…少し補足を)。それは、キリストの父親サン・ホセ(日本では、聖ヨセフの呼び名の方が馴染みがあるでしょうか)が大工だったことに由来しているそうです。大工職人たちは、サン・ホセを守護聖人として崇め、古い材木/張りぼての人形を集めて燃やしたのが、この祭りの原型だとか。

(今年の火祭り人形たち。右下:なぜか気になる存在。上の真ん中:1位に選ばれました!私もこれに投票しました)。

連日続くマスクレタ(爆竹ショー)はどんどん勢いを増し、夜中のマスクレタは、形容できないほどの凄さ・凄まじさでした。朝方まで賑やかで?うるさくて?二重窓のレジデンスの部屋でさえも眠れるか不安になる日が数週間続きました。

各団体が制作したそれぞれの火祭り人形たち(その数、500とも700とも言います)は、最終日に一晩で灰になり…。その様子は、いわゆる大火事です。これを毎年繰り返しているというのですから、驚きます。本当にここは、地理的な規模は小さいながらも、非常にダイナミックな地域です。

そんなバレンシアのマチを感じながら、(でもまだ、帰国2日前の勉強会・セミナーを残していますが)あと数日で帰国の途につきます。ですので、スペインからの便りは今回で最後です。

ここまでバレンシアの内容をお読みいただいた方々、本当にありがとうございました。研究メンバーや地元の人に恵まれ、バレンシアのことをとても好きになれたことは大きな財産です。今回のサバティカル期間に関わって、学部の教職員のみなさんはもちろん、ゼミの学生他、いろんな方々の協力がありとても感謝しています。こちらでは、日常生活・研究活動のどれをとってみても、どうひっくり返ってみても右往左往して迷子になったことしか思い出せないのですが、この日をこの地で無事に迎えられそうなことに、まずはほっとしつつあります。

次回のブログは、日本からです!
明日は、卒業・修了式ですね。おめでとうございます。お祝いの気持ちだけでも届きますように…。

【表紙の写真】街の中に登場した巨大オブジェ(のほんの一部)。

ippo

2018.03.20

恩師の退職と春の高知

 先週の木曜日、高知県で桜の開花宣言がありました。(今年は全国で一番だったようです)
 桜の標準木は高知城にありますが、開花宣言があって二日後・・・三分咲きという所でしょうか。高知城内では、場所によっては既に満開の桜もあり、多くの観光客・お花見の皆さんで賑わっていました。月曜日のニュースでは満開との報道もあり、一気に春本番ですね。
 
 ・・・というように、先週末に高知へ行く機会がありました。今回の目的は、大学生また教員時代に大変お世話になった高知大学 神家名誉教授が大学を退官される事となり、先生の最終講義と祝賀会に出席させて頂く事でした。

 先生は、器械体操がご専門であり、体育科教育に関しては、「体つくり運動」「器械運動」の指導法に関する著書を多数出版され、全国の体育実技指導者講習会の講師としても長年ご活躍をされていました。先生が高知大学附属小学校長の時代に附属中学校副校長として学校経営をご一緒させて頂きましたので、公私とも先生の生き方を手本とさせて頂いておりました。退官されることは寂しい事ですが、先生から学んだ多くの事を少しでも実践出来るように頑張らなければと改めて思う貴重な時間でした。
 
 という事で、先週のブログで高知の観光ルートを紹介しましたが、今回その通りに歩いてきましたので、写真を入れて紹介します。
 高知駅の南口には、土佐の幕末の志士である「坂本龍馬・中岡慎太郎・武市半平太(瑞山)」の銅像(レプリカで発砲スチロール製だと聞いています)があります。実際の銅像は、坂本龍馬が桂浜、中岡慎太郎が室戸岬、武市半平太が横浪スカイライン展望台にあります。

 高知駅から南へ歩き「はりまや橋」のオブジェを訪ねました。江戸時代の橋は、朱塗りの橋だったようで、その当時の橋を再現しています。橋の下には運河を再現した池があり、夜はライトアップされていて綺麗です。

 追手筋(先週のブログでは「大手筋」と書きました。訂正します。)を西に向かうと、高知城があります。高知城の追手門から城を見上げる最も美しい姿がこれです。城の主要門である「追手門(一般的には大手門です)」と天守閣を一緒に写真におさめる事のできる珍しい城です。城は国の重要文化財(一時は国宝だったのですが、法改正に伴い重文に)となっています。


 石段を上がり天守にきました。下から見上げると屋根や破風が複雑な角度で作られているために大きく見えるのですが、本丸まで上がると意外に小ぶりな天守なので驚く方が多いです。天守手前から横に屋根が奥に続いているのが本丸御殿です。


 高知城を後にして、西に10分程度歩くと坂本龍馬の生誕地があります。生誕地と言っても石碑がポツンと立つばかりで、現在は病院が龍馬生誕地「才谷屋」の屋敷跡に立っているので当時の事を偲ぶ事は出来ません。


【司】表紙は、酒飲みの国・土佐の「べろべろの神様」です。暖かくなると多くの県民がこの神様のようにべろべろになって街で楽しく酒を飲んでいます。

2018.03.19

年度最後のラボミーティング(M2修了記念)

 先週の土曜日に、大学院前期・後期課程の院生、ポスドク、助教の先生ならびに、OBが参加する中、今年度最後のラボミーティングを行いました。

 それぞれの年度まとめ・次年度計画を発表してもらいました。それぞれにしっかりと考え、熟慮した内容の発表で、予定していた時間をオーバーするほど活気にあふれたミーティングができました。

  

 今回、修士号を取得して修了するM2の4名については、TED Talk風に、この2年間の成長と発展を話してもらうようにお願いしました。それぞれに趣向を凝らした内容と、その中で、力をつけてきたこと、思い出、今後の計画なども織り交ぜた見事なプレゼンテーションでした!
ついつい聞き惚れてしまい、集中しすぎたため、トップバッターのS寶くんの写真しかとれませんでした。(D智くん、T金くん、M宅くん、申し訳ない)

 でも、安心してください。ポスドクのS田さんとM1のU野くんが、ビデオ撮影しておいてくれました。それを1日で編集してくれました。TED Talkと同様に、Youtubeで公開しています。


 読者の皆様もご覧頂き、修士修了者の成長を感じていただければ幸いです。

 読者の皆様もお楽しみください。


 ラボミーティング終了後は、学部卒業生も交えての懇親会となりました。密度濃く交流したゼミ生、院生が、来週3/22の卒業式・修了式で、巣立っていくのが、さみしくもあり、たくましくもあり、という気持ちです。彼ら、彼女らの巣立ちに相応しい、快晴となることを願っています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
3/13 に大学スポーツコンソーシアムKANSAIの創設のプレス発表を行いました。
その様子を翌日の朝のNHKで、放送されました!
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180315/5849561.html

記念シンポジウムは、3/25(日)13時から大阪いばらきキャンパスです。
https://k4hara-a.wixsite.com/kansai-col-sports

 
 3/16 COI拠点の推進会議の最後に、全員で『ACTIVE5』でエクササイズしました。
毎朝、始業前に取り入れているBKCリサーチのメンバーはさすがでした! キレキレの動き、見事です。シニアの先生方もありがとうございました。

  
 3/16夕方に、国際的に有名な、ル・テタンジェ国際料理コンクールで、第2位になられた、びわこ大津プリンスホテルの坂田シェフ(写真右)のお祝い会があり、【ab】先生と行って参りました。このコンクールは、料理界のエベレストといわれるぐらい最高峰のコンクールで、日本人の受賞は2人目。前回の入賞は、坂田シェフの恩師・佐野グランシェフ(写真左)で、そのときは3位入賞。恩師を越える素晴らしい成果をあげられました。
【忠】

2018.03.18

研究の被験者

人を対象とした研究を実施する際には、一般的に被験者と呼ばれる研究の対象となるボランティアが必要になります。

被験者の募集(リクルート)に関しては、マーストリヒト大学では疾患を有する患者さんを対象としたり、ICU(いわゆる集中治療室)など既に入院している患者さんを対象とすることも多いようです。そのため被験者のリクルートもその担当医師を通じて行うことがあります。

若年被験者の場合は特に学生を対象とした試験者が多く学内の掲示板にはぎっしりと被験者募集に関するチラシが貼り付けられています。チラシの他にもFacebookなどのSNSを用いたりもするようですが、一番集まりが良いのは学内の掲示板へのチラシの張り出しのようです。

他の研究室も常に被験者を募集してるので、いかに自分のチラシが山ほど貼ってあるチラシの1番上に来るかを常に意識して他の広告に埋まってしまわないように貼り直しています。
学生の被験者に関しては留学生も多いため(ある研究では50%が留学生)、チラシに記載されている研究内容や連絡先などの説明も英語で書いていることが多いです。



トレーニング実験(被験者に特定の運動を実践してもらい、その効果を検証する試験)に参加している高齢の被験者さんとお話しする機会がありましたが、院生が親身に話を聞いてくれるとか、また研究についても詳細に説明してくれるので、研究自体に興味を持てる、研究に参加することがとても楽しい、とおっしゃっていました。
しっかりとした信頼関係が築かれているなと感じました。

学生の被験者に関しても他学部の学生を含め臨床研究内容自体に興味を持っている学生が多く、実験中も常に試験を実施している院生に質問したり、色々な会話をしながら研究の有用性や社会還元等についてディスカッションしている様子が多く見受けられます。

これは日本ではあまり見かけない状況です。実験に参加するボランティアへの認識や文化の違いもあるかと思いますが、被験者は常に何かを学ぼうとする意識も高いな、感じました。

最近は院生にオランダ特有の食べ物について色々教えてもらうことが多いのですが、分割写真の左下の”豆腐”の容器のようなものはkwakと呼ばれるヨーグルトです。脂肪分が少なく、タンパク質の含有量が多いので、筋肉の研究をやっている我々には色々な意味で”美味しい”ヨーグルトです(実際の味は酸味がキツいので、ジャムやシリアルなどと混ぜて食べるのが一般的なようです)。

写真の右下のたこ焼きのように見えるのは、オランダ風(?)パンケーキのPoffertjesです。粉砂糖をまぶして食べますが、こちらはフワフワ食感と甘みがマッチして最高のデザートです。

satoshi