2018.01.31

幸福の使者

先々週のブログ(クリスマス・パレードの話)で、サッカーに少し触れました。気づけば、地元チームの試合が終わるまで携帯に速報が流れ続けていたり。そんなこんなを生活の中で触れていると、やっぱりここはサッカー大国だと思います。
さて今日は、「サッカーでみるスペイン(その1):バレンシアで幸福を呼ぶ動物とは?」です。

実は、試合を観るのは好きなのですが、サッカーチーム等のことはほとんど知りません(もし間違いに気づいた方がいたら知らせてください…)。

地元クラブチーム、Valencia CFのロゴマークの上には「コウモリ」が描かれています。日本ではそうお目にかからない動物です。さてはて、これが私の1つ目の謎。
◆なぜ、コウモリなのか?

バレンシアでは、コウモリは幸運の象徴として扱われていて、神聖な存在だそうです。
昔々、レコンキスタの戦い(複数のキリスト教国家で起きた、イスラム教途からの国土回復・再征服の運動)がバレンシアでも行われたらしく、その当時の王の肩にコウモリがとまり、戦いが勝利して終わったという言い伝えにちなんでいるらしいのです。例えば、バレンシアの市庁舎に行くときがあったら、(美しい)コウモリがどこにいるか見つけてみて下さい。

(この子たちの肩にも幸福のコウモリがとまりますように☆)

◆なぜ、ロゴマークの上にいるのか?

コウモリが、王冠と同じくらいの権威をもつから…という話も。
(市庁舎の上~のほうにコウモリがいます!)

いろんなところに、スポーツや地域の情報が詰まっていますね。

ippo