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2018.08.22

女子プロ野球、京都フローラインターンシップ

こんにちは。

今、スポーツ健康科学部の元気いっぱいの女子学生3名が、この夏休み、
日本女子プロ野球リーグ、京都フローラでのインターンシップに取り組んで
います。


今月初め、三条商店街での地域交流イベント、「ブルーベリー祭り」での
実習に続き、17日には、京都フローラ vs 愛知ディオーネのゲームを視察。


9月29日に行われるシーズン最終戦での「立命館×フローラ動員大作戦」
(名称考え中・・・)に向けていろいろ勉強してきました。


そして、彼女たちはこのインターンシップを通じて、女子プロ野球ならではの
魅力を提案するべく日々、努めています。


京都フローラ、シーズン最終戦は、9月29日13時、伏見桃山球場でプレイボール!!


彼女たちの活動に呼応して、私のゼミ生たちは、公共交通機関を利用して
球場に行き、試合や球場の雰囲気も体感して、アクセスも含めて、ゲームデーの
クォリティを上げるための提案を行う予定です。


みなさん、
是非ぜひ、お越しください!!



Apollo

2018.08.20

残暑お見舞い申し上げます

今年の夏は猛烈な暑さでしたが、お盆前後には多少涼しく感じられる日もありました。

みなさん、お盆休みは如何お過ごしだったでしょうか?
それぞれの過ごし方で、英気を養われたこととおもいます。これからの残暑も乗り切って参りましょう。
   
私の方は、この休みに、三上山(近江富士)に登ってきました。
前々から一度は登ろう、と思いながらなかなかタイミングが合わず、少し朝方が涼しかった先週の金曜日の午前中に初登頂してきました。
   

登りは、表登山道よりあがりました。ところどころ道がない!?ところ(岩を登る感じ)もあります。標高は432mと低いのですが、やはり山道、登山という感じですので、登られる方は、それなりの準備と用意は必要です。
   

登りは約1時間かかりました。ところどころ、琵琶湖を一望する展望場所があり、爽やかな風とともに、青空と琵琶湖、比叡の山並みに、清涼感を得ることができました。
   

下りは、裏登山道をえらび、45分ほどかかって、無事に出発地点へ戻ることができました。下りもところどころ、岩場があり、木の根っこの階段があり、思わず足首、膝をぐねっとなりそうな感じになります。
   

約2時間の登山でしたが、非常に心地よく、楽しい時間でリフレッシュできました。
翌日の筋肉痛が気になりましたが、下肢はまったく問題なく、むしろ腕、肩などの上肢に筋肉痛がでました。腕を使って、岩をのぼったり、おりたりの運動が多かったからでしょう。

みなさんもチャンスがあれば、一度は登ってみてください。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
 今日から、事務室も業務再開となります。本格的に後期に向けて準備が進みます。先生方は、これから学会シーズンを迎えます。学会参加、発表ならびに、研究の推進、後期の準備と忙しい時期となります。

【忠】

2018.08.18

釜石鵜住居復興スタジアム

岩手県釜石市鵜住居町(うのすまいちょう)に新しいスタジアムが竣工しました。
明日、8月19日に竣工式とメモリアルマッチが行われます。
岩手県釜石市鵜住居町は、2011年3月11日の東日本大震災で深い傷を負った地域です。
復興の一つとして、2019年のワールドカップの開催地として手を挙げ、
2017年に第9回ラグビーワールドカップの試合会場として選ばれました。

ワールドカップの試合会場は、
世界のラグビーを統括するワールドラグビーによって、
スタジアムの収容人数が設定されています。
開幕戦、決勝、準決勝、3位決定戦は60,000人以上、
順々決勝は35,000人以上、
日本戦、またはティア1と呼ばれる世界でトップクラスの10ヵ国同士の試合は、40,000人以上
日本戦、または、ティア1とティア2と呼ばれるティア1に入らない13か国との試合は、20,000人以上
ティア2同士の試合は、15,000人以上のキャパシティが必要です。

ラグビーに関わらず、メガスポーツイベントで新設された施設は、
「負のレガシー」や「ホワイトエレファント(無用の産物)」として研究対象になっています。
2010FIFAサッカーW杯(南アフリカ)を対象にした研究では、
スタジアムの場所や都市の特徴が異なるにもかかわらず、
W杯のために建設された2つの54,000人以上を収容するスタジアムが、
W杯以降の通常の試合で10,000人も埋まらないという事例が報告されています(Bason et al., 2015)。

釜石鵜住居復興スタジアムは2018年7月末に完成し、
開催地に立候補した時も、試合会場として選ばれた時もまだスタジアムはありませんでした。
ましてやこの地域は、東日本大震災で、人命を含め、甚大な被害が被害があった地域です。
スタジアムのオフィシャルホームページによると
スタジアムの建設やワールドカップどころではないという声も上がったようです。

「それでも、希望を建てるんだ」(スタジアムオフィシャルホームページ)

釜石鵜住居復興スタジアの常設座席数は、6,000席程度で、
ワールドカップ時には、10,000席が仮設の座席が設けられます。

関係者の方々の知恵、熱意、エネルギー、多くのものが注がれ続け、
東北の新しい希望として輝くスタジアムが明日産声をあげます。


写真はスタジアムオフィシャルホームページよりhttps://kamaishi-stadium.jp/


#杮落しは釜石シーウェイブRFC vs.ヤマハ発動機ジュビロ
#レジェンドマッチは新日鐵釜石OB vs.神戸製鋼OB
#冠スポンサーはリポビタンD
#Beyond 2019
#お祝いに行けなくて残念

2018.08.17

近況報告

どうも嶋村です。皆様夏休みはいかがお過ごしでしょうか。先週までなんだか変な感じでブログでしたが、今週からまた読みやすい内容でいきたいと思います。まあとは言っても特に書く内容もこれといってありませんので、今日は私事を三つ。。。


その 1 :

相変わらず走っています。今月は暑い日が続いていてなかなかペースが上がらず一回で走れる距離も 10 キロから 14 キロくらいでなかなか思い通りのペースで走れていないのですが、今日はハーフを 1 キロ 5 : 01 のペースで走ることができて割といつもの感じが戻って来ました。理想的には 4 分台の後半で走れたらいいのですが、まだちょっとしんどいですね。ただ距離は割と稼いでいて先月は 207 キロでしたが、今月はひょっとすると 300 キロを少し超えれるかも知れません。頑張ります。



その 2 :

博士論文の口頭試験(oral defense) が終わり博士になりました。本当は 2016 年の夏に終わっていないとダメだったのですが、子育てや仕事や怠慢な性格やなんやかんやで遅くなり 2 年遅れて Ph.D. をゲットしました。まあちょっと論文を直して色々ペーパーワークするのですが、まあ終わったようなもんです。Dr. Shimamura ですw


その 3 :

Iphone X にしました。7 を気に入って使ってたんですが、先日コンビニでお会計するときに携帯を持ったまま財布を弄っていたら、携帯が手からスルリと落ちて、ガシャーン。。。というわけで急遽携帯屋さんに行って機種変更して来ました。。。なにやってんだか。まあ新しいのになったのでよしとします。。。


以上、私の近況を 3 つでした。

2018.08.15

ボート競技の関西選手権!!

こんにちは。


先週の土曜日、日曜日はボート競技の関西選手権、
平成30年度関西選手権競漕大会でした。


ボート競技は、一人ひとりが鍛錬して磨いた技量を、チームで協調して発揮
しなければいけません。


舵手は、レースの展開を読みながら漕手たちをリードします。


そういう点で、ボート競技は個人の技量が高度に協調することを求めるスポーツです。


立命館大学ボート部は、出場した全てのクルーが、最終日の準決勝、決勝に
進出しましたが、女子舵手付きクォドルプルが優勝、男子ダブルスカルが準優勝を
果たしました。


優勝した女子舵手付きクォドプルにはスポーツ健康科学部で学ぶ学生が二人。


舵手の佐藤みずき君は山浦ゼミで組織心理学を学んでいます。
舵手として漕手のみんなの気持ちを理解してリードし、勝利を掴みたいというのが
山浦ゼミを志望した動機。
漕手の佐野ゆりな君は海老ゼミで栄養学を。
ベストパフォーマンスを発揮するための食事を勉強しています。


スポーツ健康科学部での学びは彼女たちのボート競技に生かされています。






それから、帰りの車の中で佐藤君が、
「4回生の女子、全員で掴んだ勝利だけに特に嬉しい。ボート部生活での大事な
思い出になる。」と。


スポーツって本当に素晴らしいですね。


Apollo

2018.08.14

変わりゆくお祭り

徳島の名物「阿波踊り」が揺れていましたね。
主催の実行委員会と踊り手のグループ「有名連」が対立し、
実行委員会決定の4つに分かれた「総踊り」の後、1500人
による「総踊り」が決行されたようですね。実行委員会も
静観し、大きな混乱もなく、観客からは大きな拍手が。

ニュース、新聞からは、両者の同じ思いが伝わります。
どちらも「阿波踊り」を大切にし、守り続けたいという
思いがにじみ出ています。ただ、赤字続きのこのお祭りを
続けるための採算に関する戦略が異なるようです。

ちょうど、この数日、私の村でも、盆踊りのためのやぐら
設営が始まっていました。昔は、非常に大きな規模で実施
されていたのですが、年々その規模は縮小されてきました。
2日間あったお祭りも1日になり、踊り手の様相もすっかり
変化しています。浴衣を着る人が少なく、踊れる人の数も
どんどん少なくなっています。

そんな中、村の青年団が一生懸命盛り上げています。
会場の設営、慣れない浴衣を着て踊りの練習、近隣の交通
整理、飲料水の提供などなど。この村に、こんなに若者が
いたかと思う人数ですが、実は、あちこちから助っ人が集まって
きています。どこの村も若者が減り、様々な行事が1つの村
単位では成り立たなくなっており、互いに助け合いながら
お祭りも成功しています。

9月から10月にかけて、岸和田・泉州地域のあちこちで実施
される「だんじり祭り」も然り。私が幼いころは、あちこちの
地域が同日に実施していました。動く範囲は決められてはいます
が、村と村のだんじりが出会えば、大騒動になっていました。
今はそんなこともなく、まず曳くことができるか・できないか、
それが一番の課題になっています。そのため、盆踊り同様、
実施日をずらし、曳き手があちこりから助っ人として集まります。

ここにもまた同じように祭りを大切にし、この上なく愛している
若者の姿があります。

盆踊りが終われば、だんじりの練習が始まります。毎晩、太鼓や笛
の音色が10月まで続きます。年末には、青年団の「火の用心」の
声が村を巡回します。

様々なことに対し無関心になっていると言われる若者たちですが、
こんな姿を見ていると、少し違うような気もしてきます。無関心
というよりは、興味の限定なのかもしれません。

みなさんの地域のお祭りは、どのように運営されていますか。

2018.08.13

スーパースポーツ科学

8月9日(木)・10日(金)に本学東京キャンパスにて、
東京の予備校である早稲田塾と共同のセミナー、
未来発見塾「スーパースポーツ科学プログラム」
を開催しました!!

一部の写真と下記、参加してくれたTAとして勤務頂いた、学部生・大学院生の記事をご覧下さい。

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生徒59名の方を対象に「未来発見プログラム/スーパースポーツ科学プログラム」が開催されました。

このプログラムでは、伊坂忠夫学部長をはじめとする本学部の教員や、国立スポーツ科学センター(JISS)の稲葉優希先生に模擬講義をしていただくことで、高校生に本学部の学びを体験していただきました。

     

様々な講義を通して、第4次産業革命や少子高齢化など将来日本が抱える問題に対してスポーツ健康科学がどのように関わっていくのか、また2030年におけるスポーツ健康科学の社会貢献について考えました。

     

本プログラムではグループワークでそれぞれの意見交換を行い、プレゼンテーションでは先生方や他のグループの生徒からフィードバックをもらうことで、2日目にはより説得力のあるプレゼンテーションを行うことができました。

      

それぞれが当事者意識を持って取り組み、その考えをわかりやすく伝えようと工夫している姿が印象的でした。本イベントを通して、スポーツ健康科学にさらなる興味を持ってもらえていると嬉しいです。


<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
       
  実は、上記の最終プレゼンテーションに、参加してくれたTAも特別発表をさせてもらいました。さすが大学生・大学院生、素晴らしい発表でした。「学び続けること」の大事さを論理的に説明してくれました。
【忠】

2018.08.07

伝統芸能

先日、能と狂言を観てきました。
暑い日にもかかわらず、満席に近い状態。
年齢層は非常に高く、一緒に行った20代の子は、珍しがられました。

狂言は、とても分かりやすく、笑いの箇所で笑うことができたのですが、
能は、あらすじを読んでいましたが、ほとんど理解できませんでした。
少しつらかったのは、横笛の甲高く、割れる・かすれるような音。
鼓や謡いは、筋が通っており、甲高くもなく、心地よい音色でした。

能のよさを理解することが難しかったのですが、人による上手さの違い
は分かりました。

声量のある若い人の謡いよりも、もう80歳を超しているかと思われる方
の謡いの方が、美しく聞こえます。

力強い若い人の鼓の音よりも、やはり70歳後半の方の音が美くしい。
まっすぐに響き、途切れるように終わってしまう前者の音が、後者では、
深みがあり、余韻が残るのです。

また、立ち姿の美しさにも違いがありました。立っている、そのものの
姿が、芯がありつつ柔らかい。これが、熟練者の方の姿でした。

芸歴20年は、結構長いと思うのですが、美しく見え、聞こえた方たちの
芸歴は60年以上でした。芸歴が長ければ、必ずうまくなるというものでは
ないと思います。70歳を超えて舞台に立ち続けられるということ自体が、
その方たちの上手さなのだと思いました。

ただ、やっぱり、私には難しく、なかなか面白さを感じるというところ
には到達しませんでした。年に2回鑑賞する文楽は、字幕があるという
理由もありますが、ストーリーが分かりやすく、観る観点が多様で、
何度でも足を運びたくなるのですが。。。

月に一度は、こういう催しに足を運びたいと思います。


2018.08.06

オープンキャンパス

昨日、一昨日は、立命館大学の3キャンパスで、オープンキャンパスが開催されました。

両日とも猛烈な暑さでしたが、その暑い中、たくさんの生徒、保護者のみなさんにお越し頂きました。昨年よりも多くの来場者であったと聞いています。
ありがとうございます。

  

みなさん、くれぐれも体調を崩されず、特に、受験生の皆さんには、これからの受験に向けて充実した毎日になりますよう願っています。

いつもこのようなイベントの時に感心するのは、学生スタッフの動きです。何年も関わってくれているスタッフ学生は、ほんとにきめ細やかで、かつ素晴らしい笑顔での対応が出来ていました。

1回生のスタッフ学生も、それに見習いながら、きびきび動き、大学、学部の魅力を自らの行動で示してくれていました。

  

2日目に、学部紹介を2回させてもらいましたが、その前後の時に、何名かの受験生から質問を受けることが出来ました。
・既に、卒業後の進路先(海外のスポーツメーカー)を視野に入れていて、そこに就職するのに、関東のある大学と比べてどうですか?  
   → 偏差値以外の魅力をしっかり考えて。
・○○製薬に入りたいのですが、実績ありますか? 
   → 今年も入りましたよ。私のゼミ出身者も働いています。
・GATの説明を聞き逃したのですが、少し説明してもらえますか?
   → 丁寧にお話しさせてもらいました。

 とても意欲的な受験生と直接お話しでき、嬉しい時間でした。

 学部説明でもしましたが、偏差値だけで大学、学部をきめるのではなく、こんな学びをしたい、こんな先生のもとで研究したい、ということをより重視してください、とお伝えしました。大学の教育・研究の柱は、教員です。その意味でも、教員自身が、教育者、研究者として日々研鑽を積んでいく必要性と重要性を、学部説明をしながら改めて感じました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
  
先週、国立スポーツ科学センター(JISS)へ行くときに乗ったタクシーに、写真の広告が貼ってありました。亀田製菓とのコラボ企画です。亀田製菓のハッピーターンとタクシーとを掛け合わせた、「ハッピータクシー」です。1台だけ、期間限定で走っているようで、これに乗車できると、ハッピーターンがもらえるようです。
【忠】

2018.08.05

オープンキャンパス(2日目)

昨日、本日と2日間にわたりオープンキャンパスが開催されました。



記録的な暑さが続く中、多数の高校生や保護者がキャンパスにいらっしゃいました。スポーツ健康科学部においても2日間(午前、午後)にわたり、学部紹介、入試制度の紹介、模擬授業(座学、体験型)などを教職員が担当しました。また、現役のスポ健生もオープンキャンパスでは大活躍しています。例えば、インテグレーションコア内の施設案内は学生スタッフがすべて担当してくれています。毎年の光景ではありますが、その進行や説明は非常に洗練され、教員としても安心して任せています。また、保護者や高校生からの相談ブースも設置し、様々な面でオープンキャンパスを支えてくれました。学部で学ぶ現役のスポ健生ですので、教職員とは違った視点で学部の学びの特徴や魅力を高校生に伝えてくれています。高校生だった頃には自らがオープンキャンパスに参加をした学生スタッフもいるようです。現在は立場を変え、現役学生として学部の魅力を一生懸命語ってくれる・・・教員として本当に嬉しい光景です。



オープンキャンパスでは、私は2日目の午後に模擬授業を担当しています。2010年4月の学部設置後から数年間は、スポ健の最大の魅力(強み)として「最新の教育・研究設備」を挙げてきました。確かに、インテグレーションコア1階には筋肉量や脂肪量を定量できる「MRI」「DEXA」、スポーツ動作を解析するための「高速度カメラ」や「フォースプレート」、3階には室内で生活をする際のエネルギー消費量をきわめて精度よく測定できる「ヒューマンカロリーメータ」、室内の酸素濃度を減らした状態でのトレーニングが可能な「低酸素トレーニング室」など、きわめて高価な機器・設備が導入されています。当時は(現時点でもそうですが)、一つの学部にこれだけの機器・設備が設置されている大学は国内では少なく、これはまさに私達の学部の大きな「武器」でした。

一方で、「最新」の機器・設備もやがて「最新」ではなくなります。スポ健においても同様で、2010年4月に最新であった機器・設備も設置後8年以上が経過し、最新機種への交換や修理が必要となる時期に差し掛かっています。これに対して、この8年間にスポ健で学んだ学生は社会の様々な分野で力強く活躍をしています。また、学部・大学院におけるカリキュラム、学生支援の体制も醸成され、学生の夢の実現を後押しできるシステムが着実に整備されてきました。さらに、学部設置後から積極的に研究に取り組んだ成果として、学部・研究科に所属する教員だけでなく、大学院生の研究成果が国際的に注目されています。その他にも、他大学の大学院(博士課程)を修了した新進気鋭の若手研究者が新任教員や研究員という形で、新たに学部に加わっています。

これらの現状をふまえ、現時点でのスポ健の最大の魅力(強み)は「最新の教育・研究設備(モノ)」よりもむしろ「学部に関わる人(ヒト)」であると考えています。教員として、そして研究者として過ごす中で、学部の強みが「モノ」から「ヒト」へと変わってきたと感じる場面が多いのです。なお、オープンキャンパスの模擬授業では「トレーニング科学」の授業内容の一部を紹介するのですが、講義の最後では「私は現在、この学部の教員という立場です。けれども、他大学の教員であったとしても、立命館大学スポーツ健康科学部への入学を自信をもっておすすめします。」と伝えています。

3年前のオープンキャンパスにおいて印象的なことがありました。模擬授業を終えた後に、授業に参加をしていた親子が私の所にいらっしゃいました。神奈川県から参加されていたのですが、「オープンキャンパスを通して、学部の理念・カリキュラムや学生を育て輩出しようとする強い熱意と意志が伝わってきました」「トップアスリートを支える先端研究の取り組みと機会を知ることができました」という非常に嬉しいコメントを頂きました。その時に、じっと私の目を見て真剣に話を聞いてくれた彼の姿は今でも鮮明に覚えています。当時、高校3年生であったSくんは複数の候補の中から翌年スポ健に入学し、学部3回生となりました。1回生の頃からその活動に注目していましたが、正課と課外活動を両立させ、着実に成長しています。

昨日、本日のオープンキャンパスでご来校下さった方々に、スポ健の魅力(強み)が少しでも伝わっていることを期待しています。また、次年度以降にスポ健生となった彼ら・彼女らと再会する瞬間が訪れるかな・・そのようなことを考えながら2018年のオープンキャンパスを終えました。



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