[ education ] の記事一覧

2016.11.06

ゼミ学生、追い込み期へ突入~Part2!

今回は、ippo先生に引き続き、sanaゼミも卒業論文の進捗状況をご報告いたします。
4回生は、12月15日の卒論提出締め切りに向けて
最後の追い込み体制に入りました。
1回生の基礎演習から始まったスポ健の小集団授業ですが
2回生、3回生と、様々な分野の教員とかかわりながら
最後の大学生活の集大成である卒業論文の提出を目指します。
進捗状況としては、緒言がおおむね書き終わり
そろそろメインの研究結果が出そろってきた状況です。



sanaゼミのこれまでの卒業生と今回の卒業生の研究テーマを含めると
生活習慣病、体力・身体活動量、身体組成(肥満・サルコペニア)、特定保健指導の
4分野に分かれています。
対象は子どもから大学生、中高齢者、肥満患者など様々です。
今回の4回生の卒論テーマも、改めてみると生活習慣病が1名、体力・身体活動量が1名、
特定保健指導が2名で、身体組成(肥満・サルコペニア)が8名と
圧倒的に身体組成(肥満・サルコペニア)が多い年となりました。
その年その年で傾向がとても変わります。
また今年はハワイでのサバティカルが半年間ありましたので
滋賀大学のHigashi先生にも大変お世話になりました。
いろんな先生方のご教授いただいたうえで卒業論文は完成していきます。



本日、O市役所の採用待ちをしていたY君が無事採択されたとの報告を受けましたので
sanaゼミ生の就職は、これで全員が決定しました。
ゼミ生の皆さん、就職活動お疲れ様でした!
それぞれ大変な思いをしてきたと思いますが、
みなさん就活のころからするとすっきりした顔をしています。
最後は残った単位をしっかりととって、卒業してもらいたいと思います。
もちろん、卒論は必修ですので、最後の大仕事となりますが
これからも社会に出てから語り続けられるような
満足のいく成果を上げてほしいと思います!

Good day!

sana

2016.11.05

スポーツ大臣会合/スポーツ・文化・ワールド・フォーラム


 スポーツ教育学・体育科教育学は、【 智 】の専門領域ですが、
それに関連する国際的な会合「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」が、
10月19日(水)~20日(木)は京都で、10月20日(木)~22日(土)は東京で開催されました。

多彩なイベント等がありました。
このうち、スポーツセッションと、特に関係が深いスポーツ大臣会合に参加してきました。

写真01 スポーツ大臣会合



午前中のスポーツセッションでは、
小池百合子東京都知事のプレゼンテーション、スポーツ庁鈴木大地長官や室伏広治氏の
コーディネートによるスポーツ関係者のシンポジウム、皇室関係者のご挨拶などがありました。

写真02 小池東京都知事によるプレゼンテーション



写真03 室伏広治氏のコーディネートによるシンポジウム



会場は、世界65カ国からの集ってきた大臣等、招待参加者、報道関係者、
セキュリティスタッフ等で大変熱気に包まれていました。
【 智 】は、招待参加者として参加しました。

写真04 会場の様子



午後からのスポーツ大臣会合の議長は、松野文部科学大臣が務め、各国大臣がスポーツの必要性等について
ひっきりなしに積極的に発言がありました。

写真05 各国大臣の列席




午前中のスポーツセッションで、ある国のプレゼンテーターが、
"私の国で、スポーツをしたい人が、こんなにいる。是非、援助してもらえないか"
という内容のプレゼンをしていました。

援助額は、そんなに低くはありません。

それで、下の写真は、アルゼンチンの大臣であったかと思うのですが、
私の国は、午前のプレゼンを行った国に対して、是非、援助したい。
と援助を申し出ました。

大変驚きました。

この大臣は、
世界各国が手を携えて、スポーツの力を信じて、発展させていこう、
という趣旨の発言をしていたように思います。

国と国の交流、というのは、こんな形で、進むのだ、と強く思いました。
後ろに座っているのは、ドイツの大臣ですが、この大臣の話を
和やかに聞いていました。


写真06 各国大臣の発言




もう一つ、驚いたことは、若い女性大臣が、スポーツの発展のために、何ができるのかということについて、
国を代表して発言していました。素晴らしいと思いました。

写真07 若き女性大臣



【 智 】は、体育授業は、子供の人格的成長に関わり、極めて重要であると発言してきました。

このスポーツ大臣会合で、
各国大臣は、体育授業が極めて重要である、
と話していました。

さらに、各国大臣は、我が国における小学校、中学校、および高等学校の保健体育授業の必修化
を極めて優れた取り組みであると賞賛していました。

各国大臣から、直接そのような言葉を聞くことができたことにより、
改めて、【 智 】の専門領域であるスポーツ教育学・体育科教育学は重要である、
という認識を深めることができたと思います。

大変貴重な一日となりました。

会場には、招待参加者として、田畑先生が来られていました。
本学部の極めて重要な先生とご一緒できたことは、大変光栄でした。

写真08 田畑先生とともに



会合の終了に当たり、松野文部科学大臣の議長サマリーがありました。

本当に少しだけ、抜粋して示したいと思います。

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スポーツ大臣会合【議長サマリー】
本日の議論を踏まえ、以下の通り総括したいと思います。
○スポーツは、その喜びを通して、人々を勇気づけ、相互に結び付けるこ
とにより、希望を生み出し、社会変革を促す「力」を持つ。

○このような取組を通じ、スポーツの力により、持続可能で、インクルー
シブで、公正(フェア)な社会を実現することを目指すべきである。

○こうした未来に向けた社会変革を促進するためには、国際的連携の下に
実効性のある取組を行うことが重要であり、国際協力に際しては、以下
の点に留意すべきである。

・スポーツの教育的な効果を踏まえ、中長期的な視点から個人の能力強
化や人材育成に考慮した国際協力の在り方を検討すること

・スポーツの価値を含む教育活動での国際的協力を拡大すること

○こうした国際協力の知見の共有を通じ、より効果的なアプローチを検討
し、MINEPS(ユネスコ・スポーツ大臣会合)プロセスなどスポーツや体育
の在り方に関する国際的な議論を深めていくことが重要である。

(結語)
○結びに、スポーツが持つ教育的側面の活用を通じて人々の能力向上及び
社会的連帯の強化を図り、そのことを通じて更に次の世代を育成すると
いう好循環を生み出し、スポーツの力で未来の社会を変えていくという、
「未来のためのスポーツ(=SportforTomorrow)」の運動(ムーヴメン
ト)を進めていくことを提言します。我が国としてもSFT事業を通じ貢
献していきたいと思います。

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それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.11.02

ゼミ学生、追い込み期へ突入!

4回生は、初めての卒業論文を作成しています。
大学という最高学府での、学びの集大成です。その意識をもって取り組むようにと、ゼミ学生には(ときどき)伝えています。そのことも意識しながら、「せっかくやるのだから」と、よくがんばって、飛躍的に進化しています。

いま、ippoゼミでは、後期の授業(専門演習)は、学生の希望と調整で(立命に来てからは初めて)3回生と4回生、院生の合同で行っています。3回生も、今年度はプロジェクト研究をもっているので、4回生や院生が議論に加わってくれています。

4回生の卒論時期… いつまでも、なんとなくほんわかムードでやってくれています。
>> ハロウィン間近のある日の研究室にて。


3回生はいま、今年から始まった滋賀県の「少子化対策学生プロジェクト事業」に採択され(滑り込ませて頂き)、それに取り組んでいます。たまたまnao先生に教えて頂き、急遽提出したのですが、貴重な機会を頂いています。立命からは3チームが採択されたようで、ゼミ学生たちとの交流・連携を行う方向で、学生たちが接触を始めた模様です。

不思議なもので、私からすると、学生たちの目線と重なる部分が多いプロジェクトなのですが、学生たちで進めているうちに「自分たちがやりたかったのとは違うけど、やる」と、不思議なことを言い始めた時期がありました。やりたくないことならやらなくていい、ただ、やめるなら自分たちでちゃんと後始末は考えるように、と伝えた懐かしい時期もありました。

でもやめたくもないと言うので、「どこがどう違うと感じているのか」という話を、授業外の時間も使いながら、lineもフル活用しながら進めました。ようやく今、(おそらく)違和感少なく、伝えたことや自分たちが考えたことも腹落ちしやすくなってきたようです。その様子は、あちこちに目に見えて表れています。4回生からのコメントは、この流れや勢いづくりをしてくれました。

そんなこんなで、学生も私も、追い込みの時期です。隙間時間を見計らっては、研究室にやって来てくれています。みんな、昼休みも返上です。その後すぐに午後の授業に出かけていたら、ある日、ゼミ学生たちが「これを食べてください」と差し入れてくれました。なんだかもったいなくて、食べられません…(でも、その後、とても美味しく頂きました)。

>> どんな想いで選んでくれたか想像すると、楽しく嬉しくなります。

選んで、大学の売店から買ってきてくれたのは、ごっつい姿をしたアメフトくんだったようです。ゼミの中でのその連携ぶりを微笑ましく思うやら、うれしいやらでした。

そんな学生たちと繰り広げるドタバタ劇は、まだまだ続きますが、自慢のスポ健の学生たち、ゼミの学生たちです。感謝!

※表紙の写真、どの学生が3回生、4回生か分かりますか?学部-大学院、回生を超えて馴染んできました。「先生、実はね…」という話、こんなときに出てきたりして、学生もゼミ運営も奥深い!?

ippo

2016.11.01

学修成果の「みえる化」へ向けて

11月に入りました。かつて清少納言は枕草子のなかで「秋は夕暮れ」といったようですが、確かにこの時期の夕日は、美しいものです。山の端に浮かぶ雲が橙色に染まり、その上を雁などが連なって飛ぶ様子などは、いつの世にも趣がある風景と受け止められているのではないでしょうか。

さて、スポーツ健康科学部は2010年に開設以来、教学や入試、学位授与などをどう改善すれば、学生のみなさんの学修が活発になり、社会に貢献する人財を輩出できるかについて、不断の議論を続けております。そして、それらをより推進するために、所属教員がいくつかのグループになり、学部・研究科の諸課題を議論する場として、委員会が設けられています。

そのなかで、私は【智】先生をリーダーとする第1委員会に所属しております。
この第1委員会では、カリキュラム等の教学上の各種の課題を検討していて、現在は、学部における学習支援から、学生対象の奨学金制度までの多様な課題について、メンバーの先生方と意見を出し合っております。なかでも今、特に大きな問題として取り組んでいるのは、学修成果の「見える化」です。スポーツ健康科学部のカリキュラムを通じて学生のみなさんがどのような学修成果を修めたのかについて、的確に見える化するにはどうすればよいのかが考えられています。


上記写真のように、スポーツ健康科学部のカリキュラム全体さらには、各講義科目により、どのような学修が展開されたかを可視化するためには、どういった方略が有効なのか、熱い議論が続けられています。たとえば、学期や・講義内にて実施される各種アンケートを活用し、事前に提示されているシラバスとの整合性を検証する案も出されています。学生・院生のみなさんは、これらのアンケートに積極的に回答いただき、教学システムの改善に資するご回答をいただきたいと思います。


※追記:学修ということば
最近、大学における学びを示す言葉は、学習ではなく、学修という漢字が用いられるようになっています。これは、2014年8月に出された中教審の「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ~(答申)」において、大学での学びの本質は、「講義、演習、実験、実習、実技等の授業時間とともに、授業のための事前の準備、事後の展開などの主体的な学びに要する時間を内在した「単位制」により形成されていること」とされたことより、学修へと用語の統一が図られました。これは、これまでの学習よりも、より積極的な、いわば「アクティブ・ラーニング」がなされている学びが大学では求められているということが背景にあるようです。学生のみなさんは、ぜひ日々の学びが学修となっているか自らに問い直してみてください。




【ken】

2016.10.30

運動処方特論(大学院)

スポーツ健康科学研究科博士課程前期は、
「研究力」「実践力」「リーダーシップ」「コーチング力」を
基本コンセプトとした教育・研究を実施しています。
総合的・学際的な教育・研究を展開するとともに、
身体運動科学領域とスポーツ人文社会科学領域の
2つの専門領域が設置されています。
入学定員は25名です。



私が担当している運動処方特論では、
疾病の予防改善のための運動処方を
エビデンスベースで作成しています。
EBM(Evidence-based medicine)は、科学的根拠に基づいた医療ですが
我々はEBE(Evidence-based exercise)を目指しています。
今年度の受講生は6名で、前半はそれぞれ担当する疾病を選択し
それぞれの予防改善のための運動処方について
海外文献を2本程度引用し、全員に説明しています。
今回選択された疾病は、腰痛、心疾患、肥満、糖尿病、高血圧、ロコモでした。
その後は、ケーススタディで同一の疾患の実際の運動プログラムを
すべて海外論文ベースで作成していきます。

受講生は海外文献検索サイト(PubMed)を屈指して
関連する論文を集め、方法に記載されている運動処方の内容を精選し
自身のオリジナルの運動プログラムを作成します。
基礎的な理論だけではなく、大学院で身についた研究力を存分に生かし
ユニークで信頼できる運動プログラムになっています。
日本国民の運動参加はまだまだ少ないのが現状です。
画期的な運動処方プログラムの作成方法を開発していただき
日本の運動処方をリードする存在となってほしいです。


Good day!

sana

2016.10.29

大学が評価を受ける?


 大学が評価を受ける?

 昨日は、朝から、学部事務室が、ざわざわとしていたかも知れません。

 関係する教員、学部長を始め、副学部長、前副学部長、学生主事、事務長、事務員など、
 いわゆる執行部と言われる人達が、なかなか緊張した一日を過ごしました。

 というのは、写真にありますように、

 スポーツ健康科学部・スポーツ健康科学研究科
 外部評価委員会

があったからです。

 大学が評価を受けるんです。昨日は、スポーツ健康科学部及びスポーツ健康科学研究科でしたが。。。

写真 外部評価委員会の会場



他大学・研究機関の委員の先生方に、本学部及び本研究科の教学・入試等、
大学として、適格かどうかを評価して頂く会議が終日あったからです。

この会議のこの日のために、昨年度から、執行部と事務室が、また、当然ですが、
大学本部とも連携して準備を進めてきました。

評価委員の先生方には、6月くらいでしょうか。事前に資料をお送りし、そして、質問事項等を受け、
それに対する学部としての回答を準備、再度回答書を評価委員の先生方に送付。。。

関係する教員と事務室とで、根拠資料の準備等、取り組んできました。

当日は、

・評価委員の先生方の資料閲覧
・評価委員の先生方と教職員との個別面談
・評価委員の先生方と学部・研究科との意見交換
・評価委員の先生方による施設見学・授業参観
・評価委員の先生方による学生・院生へのインタビュー

等、盛りだくさんの内容です。

午後から、インテグレーションコア、英語の授業、とスポーツ健康コモンズを
参観しました。

写真 施設見学



写真 スポーツ健康コモンズ見学



評価委員の先生方には、【 智 】がお世話になっている先生もおられました。

写真 評価委員の一部の先生方とご一緒して。。。



「ドキッ!」とする質問があったり、厳しいご指摘を受けたりしながらも、
執行部の先生方が適切に回答されていました。

評価がどのようになるのか、まだ、分からないのですが、まずは、一山越えたなぁ
というのが本音ですね。

大学も評価される、そんな時代に来ています。

教職員一同、頑張らないとね、と思った次第です。


それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.10.26

10月の空と大地と学生と

青々としていた学部校舎前の樹が、色を変えてきました。
空は、もふもふした雲を身に纏うようになりました。

 ≫ 秋空ですね~

その空の下では、スポ健の学生たちが、同じ部活の仲間と一緒に頑張っています。
今シーズンはなかなか試合を観に行けず、行っても前半だけ、一部だけ…という感じでしたが、久々にひと試合全部観てきました。
すぐ隣のわかさスタジアムでは同時に関関戦、その後に立同戦があるという、スポーツ好きにとっては贅沢な日でした。
アメフトが終わったら、野球へ移動という人も多かったようです。

スタンドでは、卒業生(1期生)と一緒に応援してきました。仕事の話、学部の同期が結婚した/するという話などしながらだったので、試合の時間はあっという間でした。

  ≫ うりゃっ!
  ≫ タッチダウン!

今シーズンもよく守り、よく走っています。

試合前の場内アナウンスで、今日の注目選手にゼミの4回生Oくんが選ばれ、名前が響き渡りました!
「常に大きな声をかけてチームを引っ張り、リーダーシップを発揮することができる選手」と紹介されました。うれしい限りです。その紹介のおかげもあってか、このゲームのなかでもしっかり活躍していました。

  ≫ 次を見据えて…! 
気合の坊主頭も、徐々に増えてきたようです。4回生は特に、悔いのない学生生活、シーズンを送ってほしいものです。

ippo

2016.10.24

B-Lab後期再開!

 学部・研究科のFB(フェースブック)でも、スポーツ健康科学部・大学院スポーツ健康科学研究科の情報を発信しています。
https://www.facebook.com/rits.spoken/

 そのFBで前期に紹介したものに、B-Labがあります。1回生前期に、「学部長との朝食会」がありますが、その場で、小生が「朝トレ」していることを話したところ、興味を持ってくれた女子学生チーム(B-Lab)と一緒に、前期火曜日、朝7:40-8:20に、ボールエクササイズ、サーキット筋トレ、腹筋タバタ、フラダンスと多様な形態のトレーニングをさせてもらいました。

https://www.facebook.com/tadao.isaka.7/posts/1059921910755814?pnref=story

 彼女たちがネーミングした、B-Lab は、Beauty Laboratory の略称で、朝の身体活動を通じて、“健康美”を科学的に追求していこう! という意味だそうです。

 朝から学生皆さんのはじけるような元気さの中、仲間に入れていただき一緒にトレーニングすることは、1日のスタートとして非常に良い流れになります。また、彼女たちにとっても、総長から時間限定で集中してトレーニングを行う習慣が身につくことで、日常の時間利用についての気づきにつながっているようです。


 後期も、B-Labの皆さんとの朝トレが、始まっています。学部での学びも取り入れながら、工夫しながらトレーニングしています。フィットネス施設でアルバイトしているチームメンバーは、顧客との対応についても、メンバー相互で共有しながら、実践力を高めています。

 フラダンスを指導してくれているKaoさんは、10年以上のキャリアがあり、フラダンス特有の動きを見事に師範してくれています。“巧みに動く”には、大脳のプログラミング、その指令を受けた、筋、関節の運動が、意図したように実現することが求められます。普段、実行していない「動き」をおこなうには、頭から鍛える必要がありますが、新しい動きを覚える作業は、大脳にも筋・関節にも新しい刺激を与えてくれて、気持ちの良いものです。

 フラダンス、朝トレに興味のある方は是非、ご一緒に。
 【sana】先生も本場、ハワイ仕込みのダンスを披露しに来てくださいね。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
 第29回日本トレーニング科学会が、今週末の10/29-30に、桐蔭横浜大学で開催されます。スポーツ健康科学研究科の院生、先生も発表されます。
http://trainingscience2016.com/
大会テーマは、  『美とトレーニング 〜美しき身体の獲得とは〜』 です。
興味ある方は、参加されるか、参加発表する院生、教員に様子を聞いてください。
【忠】

2016.10.23

健康運動指導士実習の振り返り授業

金木犀の香りが漂う季節となりました。
季節感があるというのはいいですね。
ハワイから戻るとつくづく感じます。

スポーツ健康科学部で取得できる健康運動指導士という資格は
昭和63年から厚生大臣の認定事業として、
生涯を通じた国民の健康づくりに寄与する目的で創設されましたが、
平成20年度からの特定健診・特定保健指導をきっかけに
全国のスポーツ系大学においても養成されるようになりました。
医療費の適正化は我が国の大きな課題の1つで
運動・身体活動支援を担う健康運動指導士への期待は
世界中でますます高まっています。



スポーツ健康科学部では3回生時にインターン科目としての
健康運動指導実習が必須となっています。
近隣のスポーツ施設や病院などに約1週間かけて現場実習を行います。
本年度は54名の参加者があり過去最大規模でした。
健康運動指導士としての就職先には病院や健康増進施設、
大手スポーツクラブなどがあり
sanaゼミでは毎年この資格を生かした企業や病院に就職しています。
また一度資格を保持しておくと、転職や再就職時にも
非常に役立つ資格となります。

実習は夏休み期間をかけて行い、この時期は
実習先から戻っての振り返り授業を行います。
はじめての現場実習ということもあり
はじめは不安げな表情をしていましたが
実習から戻ってくると、毎年ですが
学生の表情ががらりと変わるのがわかります。
振り返りで最も身についたスキルとしては
コミュニケーション能力をあげる学生がほとんどです。
一般の中高齢者を相手に普段受けている授業の成果を伝える
絶好のチャンスとなります。
実習でお世話になりました病院やスポーツクラブの関係者の皆様
ありがとうございました!

Good day!

sana

2016.10.22

【 智 】ゼミでの学び:その4


【 智 】ゼミでの学びシリーズは、第4回です。

結構、シリーズ物が増えてきました。このゼミシリーズを通して、
スポ健学生の3、4回生の皆さんの
ゼミでの学びをお伝えしたいと思っています。

今回は、夏期休業中のゼミ生の学びです。

スポ健では、ゼミ学生と教員が、様々な大学の研究室と研究会を行ったり、
スポーツ科学の研究所(例えば、JISS等)を訪問したりして、
大学内に閉じ籠もることなく、外に、外に、発信・交流を行っています。

ある先生は、関東の国立大学・私立大学、関西の複数の私立大学の研究室と合同ゼミを行い、
互いに刺激し合っています。

【 智 】ゼミは、日本体育大学白旗研究室と毎年、夏に、合同ゼミを行っています。
今年で既に、4年目に突入しています。

写真1は、日体大と立命館大の今回のメンバー全員集合写真です。



日本体育大学の施設見学をした後に、早速、模擬授業です。
日本体育大学チームは、バスケットボールを素材に、模擬授業の展開です。
運動量の確保をねらった指導計画でした。学生さんといえども、なかなか体力が必要な模擬授業でしたね。

写真2 模擬授業 日本体育大学チーム



写真3~6は、立命館大学チームの模擬授業です。

写真3 マーカーコーンなどを使って、教具を上手く使っていました。
写真4 スマホで撮影した動画を元に、自分たちのチームの動きについて、話し合っていますね。
写真5 振り返りです。今日の学びは、どうでしたか?

写真3



写真4



写真5





立命館大学チームは、ドッジビーを使ったアルティメットを素材にして模擬授業を行いました。
初めてトライした人が多く、短時間で技能・戦術を修得し、
その後のゲームで活かすように指導を行った、そんな感じの模擬授業でした。

その後、情報交換会を行いました。
学生さん達の話は、なかなか楽しく、日体の学生と立命の学生とのカップルも生まれそうでした。
若いことは、それだけで、いいなぁと感じました~。

写真6 情報交換会




最後に、立命館大学チーム、全員揃って、ハイ、ポーズ!

写真7 立命館大学チーム 集合写真!




とっても学びが多い、楽しい一日でした。

日本体育大学白旗研究室の皆さん、大変ありがとうございました!


それでは、良い週末を!

【 智 】