[ education ] の記事一覧

2016.02.22

ハワイ大学訪問

先週の火曜日の夜の便で、ハワイに入りました。
英語での交渉に堪能な【聡】先生、【敦】先生との同行でしたので、
安心した訪問が出来ました。

時差の関係で、現地の火曜日の昼に到着し、
夕方に、ハワイ大学のインターンシップのコーディネイターとしてお世話になっている、
Kaori 先生と Yukiya 先生とビジネスミーティングを持ちました。

翌日の水曜日は、ハワイ大学のKRS(department of kinesiology and rehabilitation science)の
Chair Dr. Murata をはじめ大学院、国際関係のオフィスからも集まって頂きました。
ちなみに、Dr. Murata は adapted PE(アメリカで認定されている障がい者体育)の権威で、
特にハワイ諸島関係に卒業生を多く送り出しているようです。
本学部の【明子】先生も adapted PEの資格をお持ちです。

 今回のメインのミーティングの目的は、以下のような内容でした。
1.現在行っているハワイ大学とのインターシップ(夏2週間、春1週間)のプログラムの継続、
2.大学院の共同プログラムの検討、
3.その他としてハワイ大学のATプログラム(大学院のコース)へ本学部卒業生の受け入れについて。

1については、問題なく次年度も興味を持って進めたいとの返事を頂きました。
2についても、2017年度に大学院生を日本に連れて行く計画があるので、
その時期に同行する先生が、スポーツ健康科学研究科で集中講義を行ってもらうことも検討し、
将来的にはco-teachingできる共同授業の開発を議論していこうとなりました。
また、研究については取り組めるものは積極的に相互に進めようということになり、
教育研究の共同化について大きな前進がありました。

木曜日は、理工学部がハワイ大学と行っている4週間のインターンシップを見学させてもらい、
プログラムコーディネーターと理工学部のパルス教授と懇談させてもらい、
本学部学生の参加の可能性、内容の検討をさせてもらいました
(こちらの詳細は【敦】先生のブログで紹介されています)。

金曜日の昼に帰国便にのり、土曜日の夜に帰国しました。
短期間でしたが、密度の濃いミーティングが出来ました。
それも冒頭に述べたように、アメリカの教育システムを熟知し、
本学のインターンシップを理解し、さらには語学力が素晴らしい【聡】【敦】の先生のおかげです。
お二人のような人材を育てるのが、本学部の「グローバル課題」への解答です。



<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
今回のアメリカ入国の折に、荷物の抜き打ち検査にあいました。
聞くところによると100人に二人あたりをランダムサンプルするようです。
ハワイでは2回目です。他のところでも2回ほどありましたので、
当たりやすい表情をしているのでしょうか!? 
それから驚いたことに、着いた日の昼に、
時差ぼけ解消のためにビーチを歩いていると、
修士を修了した卒業生がビーチでゆったりしているところに遭遇しました。
お互いにびっくりです。
【忠】

2016.02.21

ハワイ大学留学プログラム視察

あっという間に2月も終盤ですね。
皆様いかがお過ごしですか。

明日、忠先生が詳しくお書きになると思うのですが、
先週の 2/16-2/19まで、スポーツ健康科学部がインターンシップを実施している
ハワイ大学 (University of Hawaii, Manoa) を訪問してきました。

その際に、理工学部が実施している「ハワイ大学留学プログラム」を視察しました。
理工学部のプログラムは、(1) 英語力を上げる (2) ハワイの文化を学ぶ
(3) サイエンスを英語で学ぶ、ことを目的としています。
最終的に、学生達は、リサーチの結果に基づき、英語で発表することとなっています。
https://www.ritsumei.ac.jp/se2012/introduce/grgp/program-hawaii.html/

今回は、学生達が 2/14 に到着して授業が始まったばかりだったので、
見学した「英語」の授業では、図書館を用いたリサーチの方法について、
講義が行われていました。



「ハワイの文化」については、講義とフィールドトリップを組み合わせながら、
ハワイの文化や歴史について学ぶことが出来ます。
「サイエンス」については、理工学部の様々なコースの学生の学びを反映していて、
4つのトピック (ロボティックス、ナノ物理学 、天体学、生物学) が用意されています。

実際に理工学部の学生達を見ていて、非常に真面目に授業を受けている印象を受けました。
この理工学部の留学プログラムは、これまでは理工学部の学生のみ受講できる形でしたが、
2016年度からは、スポーツ健康科学部の学生も受講できるようになる予定です。

ハワイ大学では、この時期、アメリカンフットボールの試合は観戦できないのですが、
バスケットボール、バレーボール、野球の試合が学内で開催されるので、
日本の大学スポーツの盛り上がりとは比べものにならないほどの、
アメリカのカレッジスポーツの人気を体感できると思います。
またワイキキ市内では、様々なスポーツアクティビィティも充実していますので、
スポーツ健康科学部の学生にとっては非常に興味深い環境だと思います。
ぜひ積極的に参加してもらえることを願っています。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を

2016.02.20

少子化

今日の写真は、先日高知の小学校に授業見学に行った時のウェルカムボード。
ちゃんと仕事に行っています(謎

でも、最近ブログ更新が遅れ気味。
なんとなく、忙しすぎる・・・という気がしています。
・・・自由に出張したい・・・


さて、今日の話題は、少子化。
そうそう、高知に行くと、つい少子高齢化の事を思ってしまいます。
そのうちの、子どもが少ない少子化・・・

見学した小学校は、生徒数100名ぐらい。
話を聞いていると、高知県内は、100名前後の小学校が多いとか。
1学年1クラス、15名平均という少人数教育です。
でも、15名だと・・・体育の授業で、チーム競技で試合ができるかどうか、
という人数で、なかなかしんどいかも・・・と思います。

遊ぶにしても、近所に同じぐらいの年代の子どもがいるとも限らず、
特にみんなで遊ぶ、と言う事がやりにくいだろうなぁ、とも思います。

これから日本の少子化が進んで行くと、日本全国で同じような状況が拡がり、
都市部以外では、子どもの成長が、とても限られた範囲で進んで行く、
という今まであまり表に出なかった事が進行して行きます。

今までも、過疎、と言われるような地域では、
子どもの減少の中での発育発達の事がありましたが、
これが日本全国に拡がって行って、
さらには、コンパクトシティという号令のもとで、
さらに子どもが街中に集中し・・・となっていくのでは、と思います。

そうそう、コンパクトシティという発想が個人的には嫌いで、
今後の社会を考える上で、全く納得していません。
コンパクトシティの発想の源は、単純に言えば、
人やお金の資源が限られていく中で、
都市に人が集中した方が効率がいいでしょ、
というものだと思っています。

確かに、集中した方が効率がいいのですが、
人が生きていく、と言う事は効率だけで語られる事でもなく、
むしろ、冗長性の方が重要では、と思っています。
以前、多様性について書いてもいますが、
やっぱり多様性を保つ、と言う事が、
文化の発達や人としての成長を促す、と思っています。

それは、「違う」と言う事を身を持って知る事によって、
違いを理解し、違いを受け入れる、そんな社会が出来ていくのでは、
という考えからです。
違いを受け入れない、と言う事は、ナチズムと通じる部分もあって、
あるものが優れているから、それだけで良い、
優れていないとレッテルを貼ったものは、いらないんだ、
という思想につながります。

こういう事を考えていると、
こんな思想って、どうだろう?
正しいのだろうか?
自分の考えさえ満たされれば良いのだろうか?
など、色んな事を思います。

そうそう、日本で言えば、自己実現、っていう怪しい言葉も、
けっこう信じ込まれていて、また誤解されています。
自己実現=自分のやりたい事をやる、
と思っている人も多いですが、
マズローさんの言った事は違っていて、
他人から認められて、社会の中で自分として生きる場が出来た上で、
他人のために自らが実現しなければいけない、と思う事をしていく、
というようなものです。

最近、色々事件などを見ていると、
自分さえ良ければ・・・
自分さえ幸せならば・・・
など、「自分」が世界の中心、と言うものが多くて、
なんかなぁ、と思います。

ただ一方で、自分と社会と重ね合わせて、
自分が出来る事をして、より良い社会を・・・
という人も増えていて、特にいわゆる田舎、と言われるようなところで、
がんばっていたりします。

そういえば、少子化がテーマだったっけ・・・
ずいぶん遠いところに来たものだ(笑

で、少子化に話を戻すと、
子どもの間の社会化が、その後の世界観・社会観に影響を与える、と思うのですが、
子どもが少ないと、そんな世界観・社会観の変化が起こっていき、
その変化が世界や社会を変えていきます。
変化が人間のためのより良い社会を作るのか、
それとも悪くしていくのかはわかりませんが、
世界観・社会観を形成して行く上で、今の大人の役割が大きくて、
そんなこんなで自省しなければ・・・と思う今日この頃でした。

さて、今日は長くなりましたが、このあたりで。

ではでは。
みち
土曜日に来て書いていると時間があるので長文に(笑)。でも、なんとなく忙しくて体がちょっと弱っているらしく、目が腫れぼったく痛いです・・・昨日抗菌目薬を買って帰って説明の文章を読むと、目薬は菌を抑えるけど休養がないと治らないよ、と書いてありました(笑)。休養ねぇ・・・

2016.02.19

Ubuntu

数年前から使っているPCに Linux のオペレーティングシステムを入れました。以前は Windows XP が入れてあり、サポートも終わっているのでセキュリティ上何かに入れ替えなくてはならなかったためです。Linux には幾つかの種類(ディストリビューションと呼びます)がありますが、シェア的に最大手の一つである Ubuntu を選びました。解らないことがあったとき、Web 上で情報を探して解決する際にシェアが大きいと情報が集まりやすい事が多いためです(例えばこのサイト)。導入した際も的確な情報が多く、非常にスムーズに進められました。

Linux は Windows とか Mac OS と同じ「オペレーティングシステム」です。多くのディストリビューションが無料で配付されています。現在 Windows でも Mac でも本質的にそれほど使い勝手が変わらない様に、Ubuntu は見た目上 Windows に非常によく似ています。オフィス系のソフトウェアも元々無料で付いているのでインストールしたらすぐ一通りの作業が可能です。学生さんがレポートを書いたり日々の用事をする際には全くストレスなく使えるでしょう。

Linux の長所として、分かり易いものでは
・本格的なプログラミングをする際に便利なコマンドが沢山ある
・多くのファイルを一括処理する際に便利なコマンドが沢山ある
・自分用のカスタマイズがしやすい
・キーボードだけで(マウスを使わないで)多くの処理ができる
・無料なことが多い

といった点が挙げられると思います。特定の文字列を含むファイルを手軽に検索するとか、名前の一部分が共通している複数のファイルを一括処理するとか、そういった作業が一瞬で実行可能です。またマウスを触らないで多くの処理ができ、自分用のカスタマイズもできるので、慣れによっては劇的に作業効率が上がります。

使い方は全く難しく無いので一度触って見ることをお勧めします。Windows と Ubuntu を一台の PC にインストールする事も簡単にできます。


2016.02.15

高校生の発表会

先週のブログで書きましたように、1月、2月は学部の卒論発表会、研究科大学院生の発表会が続き、先週の修士論文公聴会で全て終了しました。


修士論文の公聴会の前日に、京都府の高等学校で、本学部と同じ、「スポーツ健康科学科」の名称のついた学科を持つ高等学校で研究発表会があるときき、見学させてもらいました。この学校から本学部に進学してくれている生徒さんもいます。この間、施設見学、授業協力などもさせてもらい、また校長先生をはじめ多くの先生方に協力してもらいながら、本学部の教育・研究を支援してもらっています。

発表会は2日間ありましたが、1日だけ参加しました。2年生が1年間かけて自らのテーマを設定し、計画をたてて実験を行い、その結果をまとめて考察した内容をパワーポイントで発表しました。大学でいわば専門家になる、なろうとしている学部生、院生の話をたくさん聞いていましたので、高校生の発表は非常に初々しい感じを受けました。日頃のトレーニングでのちょっとした気づき、試合で感じた疑問をもとに研究テーマを設定して進めているところに好感が持てました。何よりも、実験データを先行研究と議論したり、様々な角度から考察しているところは感心しました。指導されている先生がたの大きなサポートを感じつつ、そのような機会・環境をもてる生徒がうらやましくもあります。もちろん、そのような機会・環境に恵まれていることを十分に意識していて、感謝の気持ちを持って発表していのがひしひしと感じられ、素晴らしい教育環境・風土を感じさせていただきました。

発表会の最後に、突然、指名を受けて講評を述べることになりました。上記のことを率直に申し上げ、「明日、修士論文の公聴会があるから良かったら聴きに来てください」と宣伝を加えさせてもらいました。そうしたら、なんと3名の生徒さんが聴きに来てくれました。本当に、ありがたいと感激させてもらいました。「感動する」とは、感じて動くこと、といわれます。いわば、「感じる」というセンサーの部分とそのあとの「動く」というアクチュエータの部分がセットになることで感動が生まれます。スポーツ健康科学に興味を持ってもらい、かつ行動ができる生徒を育てている先生、職員のみなさんに改めて敬意の念を抱きました。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
修士論文公聴会のあとは、発表したM2、来年発表するM1、教職員、そして研究科の修了生たちが集まって、懇親会を開きました。多くの修了生も集まってくれて、非常の楽しい会となりました。縦のつながりがしっかりとできてきたように感じています。
【忠】

2016.02.14

後期分割方式の出願始まりました!

本日は、バレンタインデーですね。
いくつになっても、男子としては、チョコをもらえるか気になる日です (笑)
(完全な私事ですが、本日、誕生日です。ありがとうございます)

スポーツ健康科学部の 2016年度一般入試も、
3/5 (土) の後期分割方式を残すのみとなりました。
春から、立命館スポーツ健康科学部で学ぶ最後のチャンスです!


出願しようと考えてくれている受験生は
チェックしてくれていると思いますが、
出願が金曜日から始まりました。
2/12 (金) 〜 2/22 (月) までが出願期間です。
http://ritsnet.ritsumei.jp/admission/general/schedule.html

ぜひスポーツ健康科学部で学びたいという
受験生の熱い思いをお待ちしております。
皆さんと春の入学式でお会いできるのを楽しみにしています。

それでは、また。失礼致します。


追伸
スポーツ健康科学部の教員の間で、
インフルエンザにかかる教員が出ました。
この稿を読んで下さる皆様、
くれぐれもお体にお気をつけください。

2016.02.12

身体活動量計

この頃身体活動量計を使っています。オムロン社の研究用高精度活動量計 Active Style Pro HJA-750C です。

高精度、というのはセンサの精度の事です。一般的に活動量計の中には加速度センサが入っていて、そこでセンシングするデータに基づいて身体活動量の推定計算を行います。いわゆる「万歩計」は脚部が地面に接地した瞬間の信号から歩数を数えてくれます。それに対して活動量計では加速度信号に基づいてどんな動作を行っているかを推定計算し、単なる歩数ではない身体活動量を計算してくれます。このセンサの精度が従来型よりも大きく改善されているそうです。

HJA-750C では身体活動量の計算を10秒単位で行って、それぞれの時点で何 METs であるかを算出しています。これは中々便利そうだということで購入してみました。

「研究用」というのはどういう意味かな?と思っていたのですが、製品が届いてその意味が分かりました。まずこの活動量計は Windows のパソコンとセットで使う事が前提になっています。電池を入れると電源が ON になるのですが、その後初期設定をしなくてはなりません。その初期設定に Windows のパソコンと無線通信用の USB トレイが必須なのです。私は普段から Windows ユーザーなので全く問題ありませんでしたが、確かにこの点は一般ユーザー向け、とは言い難いかなと思いました。

ですが一旦セッティングを済ませると非常に便利に使えるのに感心しました。活動量計で計測・計算したデータは、USB トレイに載せればワンクリックでパソコンに取り込む事が出来ます。無線を使っているのでケーブルを抜き差しする必要も無く、非常に手軽です。取り込んだデータは幾つかの表の形にまとめられています。もちろん表計算ソフトを使って開くことができます。

・全体のサマリー
・10秒刻みの METs を24時間分並べたもの
・エネルギー消費量(1時間毎)
・運動強度(1時間毎)
・歩数(1時間毎)

推定計算も多用している筈ですので精度・信頼度は確認が必要ですが、非常に便利なツールだと思いました。もう暫く使ってから自分のデータも分析してみようと思っています。


2016.02.10

立命館慶祥高校栄養学講座。

<RecO だより 149>

先週の木曜日は高大連携講座として、クラブ生を対象とした「スポーツと栄養」の話をしに、立命館慶祥高校に行って来ました。


雪景色の中の校舎。でも今年は例年になく雪が少ないそうです。
手前は今回お世話をいただいた、慶祥高校陸上部のH先生。



今回の講座のために、こんな素敵なポスターも作って下さいました。



今回の参加者は、運動部に所属する1、2年生。
みなさん熱心で、セミナー後はそれぞれの部活動の食事について具体的な質問をたくさんいただき、私の方がとても参考になりました。
セミナー終了後にも質問は続き、中には文部科学省指定事業のSGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)の採択を受けている、慶祥高校らしく、現在アメリカンフットボールのチームに入っているというドイツの留学生からの興味深い質問もありました。

また、来年度スポ健に入学予定の6名の3年生も、全員会いに来てくれました!
一人ひとりと挨拶しましたが、それぞれにとても素敵な6人です。
みんなと写真を撮ればよかったと、後で後悔しましたが、
来春、再会した際の楽しみにとっておくことにしますね。

皆さんの素敵な笑顔とたくさんの質問、ありがとうございました。
それぞれのご活躍をお祈りしています。

<今週の別腹>
北海道の冬の海の幸。
この大胆な切り方が美味しさを引き立ててくれますね。

「魚離れ」という言葉は似合わない北海道ですが「意外に・・・」というご意見もあり、なんてもったいないと、思ってしまいます。
n-3系脂肪酸を始め、魚特有の「滋味」を地元の子ども達にはしっかり味わってほしいと思います。
ごちそうさまでした。
ab

2016.02.09

大学院生の研究(1年を振り返って)

先週末、大学院博士課程後期課程の1回生と2回生の研究進捗を発表する中間報告会がありました!これは大学院担当する教員の前でこの1年間、自身の研究がどこまで進めたか、今後、どのような研究活動を行っていくのかを発表し、その後、専門分野の先生からの質問だけでなく、専門外の先生からも意見や質問をされます。いろんな分野の先生から意見をもらうことで、ついつい専門性を高めるが故に、視野が狭くなるのですが、こうすることで、学際的な目線で研究を進めるいいチャンスとなります。今回も厳しい質疑応答がありましたが、1年間、自分自身がどのくらい努力してきたのか、振り返り、また、来年1年間、博士学位の取得目指して、頑張ってもらいたいと思います!


Moto

2016.02.08

研究科 中間報告会

大学院研究科は、この間、中間発表会、口頭試問、公聴会と大きな節目が続いています。
先週、金曜日は、博士後期課程の1、2回生(D1、D2)の研究成果を発表し、教員ならびに院生同士で質疑応答しながら、博士論文完成に向けて内容を議論しました。

発表時間は5分質疑応答は9分間。5分間で、研究のアウトライン、これまでの成果を論理的に、かつ相手に伝わるようなプレゼンテーションが求められます。相手にうまく伝えられることで、そのあとの議論がより深まります。

12時から午後5時過ぎまで総勢18名の発表があり、みっちりと聴かせてもらいました。学際領域であるスポーツ健康科学は、人文社会科学から自然科学まで幅広いアプローチがあり、教員、院生ともに、その学際分野・スポーツ健康科学部の広さと深さを学ぶ機会にもなります。

何よりも、指導教員以外の教員からも多くのアドバイス、コメントをもらえることは、論文の質を高める上では良いきっかけとなっています。もちろん、院生にとっての厳しい指摘は、院生の指導教員にとっても新たな視点をもらえることになります。このような分野を横断した集団的な指導ができているのも立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科の強みといえます。

年度末の発表会は、あと、2/11(祝日)の修士論文公聴会のみになります。公聴会ですのでどなたでも聴講できます。興味のある方は是非お越しください。
当日のスケジュールなどは、HPに載っております。
https://www.ritsumei.ac.jp/gs_shs/news/article.html/?news_id=241

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
2/14に草津市民駅伝がびわこくさつキャンパスで開催されます。キャンパス内の道路とクインススタジアムを使って行います。朝9時半から、第1部から第3部に分かれて、こどもから大人までが、走ることをたのしみ、襷をつなぐチームワークを楽しみにキャンパスを駆け回ります。
【忠】