日本体育学会第66回大会に参加してきました。会場は国士舘大学世田谷キャンパスです。新宿駅から電車で10数分、駅から徒歩10分位という好立地に綺麗なキャンパスがあります。以前の日本バイオメカニクス学会大会の時以来、学会でお邪魔するのは二度目となりました。
日本体育学会は「体育」に関する分野を広く包括する学会です。体育哲学、体育史、体育社会学、体育心理学、運動生理学、バイオメカニクス、体育経営管理、発育発達、測定評価、体育方法、保健、体育科教育学、スポーツ人類学、アダプテッド・スポーツ科学、介護福祉・健康づくり、の14の専門領域のセッションと、学会本部企画・大会組織委員会企画・共催企画がプログラムを構成する大きな学会です。今回は3日間にわたって開催さました。スポ健の先生方や学生さんも多数参加されていました。とはいえ14の専門領域がほぼ同時進行するためアチコチ見て回るのは中々大変でした。幸いにも隣の部屋(運動生理学)で行われた moto 先生のシンポジウムは聴講することができました。
前述の通り体育学会は大きな規模で行われますので、これを機会に同窓会を開催される先生方が多い模様です。スポ健の4つのコースも全て専門領域の範疇に含まれると思いますので、現在院生の皆さんも将来そういった機会があるかも知れません。私はと言うと、今回体育学会のタイミングに合わせて企画された恩師のF先生の還暦祝いに参加させて頂きました。懐かしい面々に会うこともでき、非常に楽しいひとときを過ごさせて頂きました。
学会は勿論自らの研究を発表したり、情報収集をしたり、ディスカッションをしたりする場なのですが、ネットワーキングをする場としても非常に重要なので院生の皆さんは良く覚えておいてください。共同研究にしても全く知らない人と組むことはリスクを伴いますので、お互いの人柄の理解は矢張り大切です。研究員や教員のポストを探す際は尚更です。研究発表の場面のみならず、懇親会等の場でも気の利いた振舞いや発言が出来る様日頃から研鑽してください。
来年は日本バイオメカニクス学会大会を立命館大学で開催します。昨年9月から実行委員会を組織し、着々と準備を進めて来ています。良い大会と出来る様万全の用意をしようと思います。実行委員をお引き受けくださった皆様、何かとお手数をお掛けするかと存じますが、引き続きよろしくお願い致します!(学生さんのアルバイトも近々お願いさせて頂くと思います。よろしくご協力ください!)
2015.08.28