[ education ] の記事一覧

2015.08.04

教員免許講習会

 今週、8/3-5に、スポーツ健康科学部では学校の先生方が教員免許を更新するための教員免許更新講習会が開かれています!スポ健の9名の先生方がスポーツ教育、トレーニング科学、スポーツ生理学、栄養学やコーチングなど最新の情報を中学校や高等学校で指導されている先生方に朝900から1700までみっちり授業をしています。

 日頃、中学校や高等学校で指導されている先生方に対して、私たちが授業する、というのは変な感じですが、大学で行っている研究内容や今の最新の情報を提供し、それを中学校や高等学校の指導の現場に活用してもらえればとスポ健の先生方も工夫を凝らしています。Motoも本日、「スポーツ生理学の最新知見」と題して、運動の大切さやどのようなトレーニング・栄養摂取がパフォーマンス向上させるのか、熱中症対策としての最適なドリンクは何か?などの授業を行う予定です!


 先週、Motoのゼミ生たちで夏休み前にみんなで前期の打ち上げとしてBBQを行いました!4年生は卒業論文と就職活動や進学に向けてよく頑張りました!3年生は研究の導入として、「美ボディ」に向けてトレーニングを自分たちで行い、測定を行い、頑張りました!後期からも頑張りましょう!!

Moto

2015.08.03

オープンキャンパス

先週末は、大学のオープンキャンパスでした。【みち】先生も書いているように、大阪いばらきキャンパス(OIC)が開設されたので、3キャンパス同時の開催となっています。

それにしても、体温より高い「高温注意報」がでるほどの猛暑続きです。その中をお越し頂き、本当にありがとうございます。今年も本当に多くの生徒さん、保護者の皆様に集まっていただきました。学部説明では、用意した教室では収まりきらず、立ち見でお願いするようなことになりました。

今回のオープンキャンパスを契機に、立命館大学スポーツ健康科学部での学びが、受験生の『未来』にとって、どのような予想図が描けるのか、将来キャリア、極めたい専門性、身につけたいスキル、を実現できる学び、環境、場所であるかをしっかり、考えて志望していただきたいと願っています。

「スポーツ健康科学」の学びを通じて、グローバルな視野とリーダーシップを備えて、社会に貢献する人材を育成することが、我々の使命です。貢献する先は、非常に広い分野に広がっています。開設6年目のまだ新しい学部ですが、『チャレンジを続けて伸び盛りの学部』でもあります。貢献する先は、よりグローバルな分野へも広がり、より多様な領域にもつながっていきます。

このスポーツ健康科学の学びを通じて、自らの可能性を伸ばしたい、チャレンジを続けたい方にとって、本学部はまさに、“うってつけ”です。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
大学でもクールビズスタイルで執務しています。例年、この時期に教職員で、クールビズスタイルの撮影を行っています。写真を載せるのは恥ずかしいという声もあったので小さめでアップしておきます。
今日は、大学院M2の修士論文中間報告会、明日の午後は、D3の研究成果報告会です。大学院に興味ある方は是非、ご覧ください。アカデミックラウンジで開催します。
【忠】

2015.08.01

悩みが解決?

さて、先週写真を募集したところ、匿名希望の方が写真を送ってくれました。
2010年のスポーツ健康科学部・研究科ができた時の大学院生との4月頭の懇親会の写真です。
シーキューブでのバーベキュー。

写っている先生方の今と比較すると・・・年月の過ぎ去るのは早いなぁ、という感想です。

で、まだまだ募集します!(笑
あわせてこのブログに掲載してほしいネタも募集します!(笑


さて、今日は7回目のオープンキャンパス。
BKCは経営学部がOICに移動して初になります。
どれぐらいの人が、どこのキャンパスに行っているのかなぁ、と思っています。

そういえば、オープンキャンパスの写真を撮っておけば良かった・・・


それはさておき、先日、このブログを担当している別の先生と話をしたところ、
他のブログに目を通して、話がかぶらないようにしている、と聞きました。
そこで、今回、初めて書くときに目を通してみました。
目を通したら、私が書いている内容が特徴的すぎてかぶらない事が良く分かりました。

しかし、不思議なのは、人気記事のランキングが、4月から変わらないこと。
入れ替わりがあるのであれば、トップを目指そう、という気持ちも出てきますが、
ここまで変わらないと・・・ですね。


そういえば、今週は、簿記授業の報告を受けました。
授業としては、大原簿記学校の先生にお任せして、簿記3級の知識を身につけてもらうものです。
スポーツ健康科学部と経済学部の二つの学部で併せて授業を開いているのですが、
非常に優秀な先生に担当してもらっていて、簿記3級の合格率87%となっていました。
あくまでも3級の取得が目的ではなく、知識を取得した結果としての目安です。
ただ、全国平均が52%ほどでしたので、+35%。

残念ながら、スポーツ健康科学部の受講生は少ないのですが、
簿記の知識は色々と役立つので、がんばってほしいなぁ、というのが感想です。


ではでは。
みち
今回は、けっこう苦しかった・・・週3回飲み会が入っていたので、それでエネルギーを使い果たしたのかもしれません(笑)。来週は、楽しいネタを・・・書けるかなぁ・・・

2015.07.31

夏の思い出

毎年この時期になると思い出す事があります。初めてアメリカに住んだ時の事です。

20代の半ば頃、私は博士号を取るためにアメリカに留学する事を決意しました。当時はインターネットを通して情報を得ることも出来ず、何もかも手探り状態で進めて行きました。幸いにして出願する大学については、先週のブログでも触れた国際学会(International Society of Biomechanics)を東京で開催した際に色々な先生方に相談に乗って頂く事ができました。その結果幾つかの候補を絞ることが出来ました。

修士2年目の7月~11月に掛けてTOEFLやGREといった試験を受け、書類を用意し、お世話になった先生方に推薦状を書いて頂き、、、といった手続きを経て出願をしました。12月にはやるべき事は済んでいて、後は次の連絡が来るのを待つばかりとなりました。その間修士論文を作成したり公聴会があったりし、連絡を受けたのは3月頃だったと思います。メールで「電話で面接をするので○日の○時に取ってくれ」と言った内容で、ついに来たか、と思いました。

当時私は留学どころか海外に行ったことも無い(パスポートすら持っていませんでした)状態で、リスニングのテストの練習はしていましたが「ネイティブの方と電話で会話」というのは初体験だったと思います。通常の対面の会話では想像以上にボディーランゲージに助けられています。ここが勝負時と前日は一睡もせず朝の電話を待ちました。面接は上手く行き、財政支援(3年間TAをやりました)の話もまとまり、第一志望だったアリゾナ州立大学へ行くことになりました。

アリゾナ州立大学の新学期は8月から始まります。1年以上全力で準備をし、待ちに待った大学院での生活を始めた時の事を、毎年夏の暑さと共に思い出します。とは言えアリゾナの暑さは日本のそれとは異質でした。西部劇の舞台になった砂漠の大地、強烈な日差し、サボテンだらけの乾いた土地、という所なので日本の基準で想像するのは難しいです。サングラスなどは日本から持って行った物では用を為さず早速買い換える事になりました。着いて1~2週間で大分日焼けしました。


今までの人生の中で、アリゾナ州立大学での出会い、学んだことはかけがえの無い物となっています。日々の生活も勉強も研究も、何もかもが大変でしたが全身全霊で取り組みました。本当に素晴らしい時間を過ごすことが出来、大学や先生方は勿論の事、友人、一緒に格闘技をした仲間、大学のある街、そしてアリゾナ州に今でも感謝しています。またいつの日か、必ず訪れようと思っています。関連分野の学会等見つけられた方は是非教えてください!


2015.07.29

京都のしっとりアスリートスイーツ誕生。

<RecOだより121>

「豆とともに歩んできた京都の大豆問屋は
 豆が優秀なたんぱく質源であることを知っていました。

 焼き菓子を育んできた京都の焼き菓子屋は
 豆の味わいにはまだ可能性があることを分かっていました。

 アスリートの体の材料となる豆をアスリートにとって身近な存在にできないだろうか。
 もっとおいしく。もっと気軽に。
 体のためになりながら、心にも安らぎを。

 そんな欲張りな思いで作り上げたら
 アスリートが、間食として安心してくちにできるお菓子に仕上がりました。
 
 京都の老舗、実はアスリートびいきです。」

 こんなコピーでご紹介した、
 アスリートスイーツ「SOY DELI〜京の豆戦士」ができ上がりました(写真右)。

 京都の松尾商店さん、石田老舗さん、PINK IONさんと一緒に、小麦粉は使わず、京都のお豆腐屋さんが使う良質な大豆の粉で作った、しっとりフィナンシェです。(写真左)。 
 このサイズで1本に大豆約30個分のたんぱく質が含まれています。

 この1年間、十数回の試作を繰り返しながら、このしっとり感にこだわってきました。

 プレーン、抹茶、ココアの3タイプ。
 今はネット販売が中心となりますが、
 8月のオープンキャンパス限定で立命館生協でも販売します。
 ぜひ、お試し下さい。
 ab

2015.07.24

ISB2015を終えて

【忠】先生の以前の記事でもご紹介頂きましたが、International Society of Biomechanics に参加して来ました。場所はスコットランドのグラスゴーです。大規模な学会で、 Scottish Exhibition and Convention Center という会議場で開催されました。
学会HPはこちら
会場HPはこちら

この学会は2年に一回開催されます。20年近く前、私が修士2年の時に、私の恩師が事務局長となって東京で開催した事があります。私自身も発表をし、また会場係として業務の担当もし、非常に強い印象を受けたことを今でも良く覚えています。それ以来私にとって最も大切な学会の一つとなりました。


今回立命館からは当研究室の学生さん2名、【忠】先生の研究室の学生さん1名、ポスドクの fktn さん、私が発表をしました。皆良く練られた内容で、立命館大学としても日本の研究者としてもプレゼンスを示せたと思います。

当研究室の学生さん2名については、初の国際会議ということで4月から準備をして来ました。4月・5月は2週間に一回、6月は週一回のペースで発表練習をしました。その課程で見違えるほど良い出来になったと思います。練習におつきあいくださった fjmt 先生、どうも有難う御座いました。
当日の発表も堂々としたもので嬉しく思いました。

帰国してから聞いたところ、「自分達の今居る位置が解った」「質疑応答が思い通りに行かず悔しかった」との事。自らを客観評価出来るのは良いことです。今回得た刺激を活かして研鑽を重ねてください。必ず今よりもレベルアップして行けるでしょう。

今回は所謂「ホテル」ではなく Bed & Breakfast という、日本でいえばペンションとか民宿の様な宿に宿泊しました。非常にアットホームな感じの綺麗な宿で大変くつろがせて頂きました。オーナーの方は絵本作家でもあり、私の子供達にと言って絵本を2冊と朗読 CD をプレゼントしてくれました。有難う御座いました!
↓は宿の入口の写真です。


長い間訪れたいと思っていたスコットランドに行くことが出来、また発表も上手く行き、非常に良い旅となりました。この International Society of Biomechanics、2年後はオーストラリア・ブリスベンで開催されます。2年後を楽しみにしつつ、良い研究成果を出して行こうと思います。


2015.07.22

湖国の幸 スポーツの膳。

<RecOだより120>
 
 先週ご紹介した日本スポーツ栄養学会第2回大会では、一部のランチョンセミナー、ランチョンシンポジウムのお弁当として、滋賀県のJAおうみふじ富士の直売所、おうみんちのレストランとab研が一緒に考案したお弁当を提供しました。

 地元の野菜や湖魚を中心としたお弁当のタイトルは「湖国の幸 スポーツの膳」。
 滋賀の産物をスポーツの食卓にどう活かすか、をテーマにしました(写真右)。

 ひとつ一つの料理の意味と想いをお品書きに添えました(写真左)。
 実はこれ、おうみんちのスタッフの手描き。お弁当に温かさと華やかさが加わりました。
 お弁当を「これいおいしい!」と隣の方と共感したり、味わいながらひとつ一つのコピーを熱心に読んでいたり、お品書きを持ち帰って下さる姿を実際に見ることができて、このお弁当に関わったスタッフ一同、感動でした。
 こんな、おもてなしができるのも、この学会の貴重な味わいの一つです。

<今週の別腹>
 このお弁当の味わいを実感できる、おうみんちのファーマーズレストラン
 写真ではわからない、「こんなに違うんだ〜!」という、新鮮地元野菜の圧倒的なおいしさを味わえます。
 オープン時から行列ができる人気店です。
 気になる夏期休暇ですが、8月いっぱいは無休でがんばってくださるようです(すごい!)。
 ab
 

2015.07.18

危うく忘れるところでした・・・

さて、今日の写真は、先週土曜日の青年会議所の近畿大会での記念写真。
一応、色々と活動しています。


それはさておき、本当にブログの更新忘れるところでした。
今日が金曜日だと言う意識もなく・・・
危ない危ない。

そういえば、昨日は台風でBKCの講義はすごい事になりました。
一応、書いておこうっと。


さて、地域と共に、色んな活動をしていますが、
(写真もその一つです)
けっこう色んなことに関わっています。

農産物から子育てから、水産物から・・・

そして、こんな地域とは別のJリーグとの連携で開講されているJHC教育研修コースの担当が、
来週の木曜日から始まります。
現業がコンサルタントや会計士の人から、一般企業に勤めている若手の人まで、
色んな背景を持った人がいて、どうなるんだろう??という若干の不安と、
久々の社会人対象の講座で嬉しく思うところもあります。

けっこう教育、特に経営関係の教育研修では、問題意識を持っているかどうか、で、
話しやすさやテーマの掘り下げ方が変わってきます。
なかなか大学内ではできないような具体的なイメージを持って講義を進める事ができるので、
これはこれで楽しくできます。

ただ、期待も高いようで、どうなることやら・・・です。


そうそう、3回生ゼミでもプロジェクトが進みつつあります。
色々と周りを巻き込みつつ、地域にとってもプラスになるような事が進みつつあります。
これはこれで、また形ができた時には、お知らせします。

ん?行かなければならない時間が近づいてきました。

と言う事で、今日はここで終わり。

ではでは。

みち
さて、今日は会議、その後飲み会。何と言っても金曜日。そして明日は東京で打ち合わせ。なんとなく、バタバタしたまま日々活動が続きます。しかし、本当に仕事を断るのは難しいですね・・・

2015.07.17

東大で教えた社会人学

「社会学」ではなく「社会学」です。大学を卒業して就職をしたり、大学院に進学する際に大いに参考になる一冊と思い紹介します。もともとは東大で行われた講義内容に基づいて、人が実社会の中で生きていくために必要な基礎知識をまとめたテキストです。

私自身は27歳で博士号を取得した後、幾つかの期限付きのポストを経て来ました。幸いにも自分の仕事(研究)の継続性は確保できていましたが、ポストとしては何度も異動をしてきました。博士課程に進んだ学生さんは多かれ少なかれ同様の経験をされるのではないかと思います。企業や官公庁に就職する方もこの先50年位の内に何があるかは予測できません。そうした時に「社会人として働くとはどういうことか」という道標があると良いと思います。この一冊はその助けになると思います。

章立てを以下に書き出します。内容の概略をお解り頂けるのではないでしょうか。

第 1 章:働くことの意味と就職
 抜粋:なぜ働くのか、就職する前に、大企業か中小企業か
第 2 章:会社というもの
 抜粋:会社の選び方、会社の本質、成功する技術者
第 3 章:サラリーマンとして生きる
 抜粋:年齢と年収、所得と税金、企業理念の変質と崩壊
第 4 章:転職と企業
 抜粋:転職の心得、起業・独立の心得、親分と子分
第 5 章:個人として生きる
 抜粋:結婚と家庭生活、子供と教育、人生とお金
第 6 章:人生の後半に備える
 抜粋:老後、介護、保険

大学を卒業した後、就職(または起業)するなり大学院に進学するなり、自覚としては「社会人」の認識をはっきり持つことが求められると思います。既にご存じの事項もあるでしょうが、初めて目にして「そうだったのか!」と気付く事も多いと思います。
是非早い段階で読んでみてください。



2015.07.16

身体活動量増加と運動の習慣化のための行動変容理論と実践に関する授業

11日(土) 山口大学教育学部の上地広昭先生による行動変容理論の講義をしていただきました。It's meが担当する健康増進科学の授業の一部です。この授業は本学部で養成されている健康運動指導士が、特定保健指導において、“まったく運動することも考えていない”前熟考期にあると考えられる中年者に対して、どのようにして運動を始めさせたり、身体活動量を増加させることができるかを理論とともに実践を通して学ぶものです。これまでの運動の指導者は、運動をやりたくて指導を受けたいという人を対象としてきましたが、身体活動量が低いこともメタボリックシンドロームの一つの理由と考えられる人々を対象とするこれからの健康運動指導士が必ず身につけていなければならない素養です。2コマ分、情熱を込めて話していただきました。上地先生は、お姿からは想像できないのですが、本学のaknr先生と格闘技愛好家として交流があったということで驚きました。

 

最近の話題

 77日にmoto先生に紹介していただいたIt’s me著の本ですが、アマゾンの712日付けの全ランクにおいて7位、スポーツの分野で第一位でした(アマゾンのランキングは1時間ごとに変わります。)。YouTube“Tabata +R”を入れると、1回生の授業であるスポーツ健康科学の宿題として提出してもらった立命館大学スポーツ健康科学部のそれぞれの学生さんの“Tabata”を見ることができます。なかなか 微笑ましい”Tabataです。