[ education ] の記事一覧

2015.05.13

朝食懇談会始まりました。

<RecOだより111>
 連休明け、水曜日の麻、RecOでは、スポ健1回生基礎演習として、クラス毎に学部長(It's me先生)との朝食懇談会が行なわれます。
学部開設時から続いているプログラム。今年で6年目になりました。

 スポ健生として、まず自分の大学生の生活リズムを作る上で、とても大切なのが朝食の習慣。
高校生までは当たり前に食べていた朝食も、大学生になり、特に一人暮らしを始めるとなんとなくおろそかになってしまいがち。
 立命館大学では先々週に紹介した通り、100円朝食が提供されているので、そのありがたさと、さらに身体のためにコストパフォーマンスを高めるための選び方を実感する懇談会です。

 今日からスタートした朝食懇談会。
 今週から、毎週、この様子をお伝えしたいと思います。

 初回登場、satoshi先生のEクラスの様子から、この朝食懇談会の流れをご紹介します。
 まず、エクササイズ終了後、配膳(写真上左)。その後、二班に分かれて一班は後片付け(写真上右)。
もう一つの班は、RecOにある、食品サンプルから栄養評価ができる「SATシステム」を使って、日頃の食事を評価(写真下左)。
 このシステムについては、また後日詳しくはまたご紹介しますが、各自に必要な食事を☆5つで表します。(見事に☆5つとなった例/写真下右)。

 オリター、AAの的確な仕切りもあって、初回としてはとてもスムーズな流れを作ることができたEクラス。
「あさごはん食べて元気になった!」という声がとても嬉しかったです。
 ごちそうさまでした!

 ab

2015.05.12

ゼミでの研究:自分のカラダを知ろう!

 GWが終わり、Motoのゼミでは実験が始まります!

 Motoのゼミでは「自分を知ろう!」をテーマに、自分自身の体力レベル、健康レベル、遺伝などを測定しながら、身体の中のことを学びつつ、測定する実践を経験することを毎年行っています。今日は、その初日、自分の有酸素性能力や筋力の発揮パワー、血管年齢や動脈機能、MRIを使った内臓脂肪や筋量の測定、体脂肪など様々な測定を行い、多面的に自分のカラダを調べて行きます。

 今後は今日測定した解析を自分自身で行うだけでなく、遺伝タイプを自分で解析して、現状の体力レベルや健康レベルから自分は「肥満タイプなのか?」「筋パワー系なのか?」といったことを一緒に考えていく予定です。


 さらに、有酸素性トレーニングを8週間行っていきます。目標は「美ボディ!」、外見だけでなくカラダの中まで美しく!です。今後、その様子をご紹介できればと思っています!

Moto


2015.05.11

動作解析の実習

スポーツ健康科学部の教育研究施設の特徴の一つに、パフォーマンス測定室があげられます。テニスコートサイズの広さで、天井まで5mあります。高速度カメラを用いた動作解析では、人間の動作を複数のカメラで捉える必要があり、そのために、大きな空間で多点からカメラを設置する必要があります。このカメラの設定が上手くいかないと測定そのものができません。いわば、動作解析の基本はこのカメラ設定にあるといっても過言ではありません。

かなりの部分が自動化されてきていますが、カメラ設定、焦点あわせは人力でおこないます。同時に、この設定によって撮影範囲、校正誤差がきまるので、実験の成否を決めるともいえます。私の3回生ゼミ生は、毎年春の時期にこの動作解析が一通り出来るように、ゼミの日の1,2時限を続けて実習をします。指南役には、4回生、院生が協力してくれます。昨年のゼミ生が作成したマニュアルを頭に入れながら、カメラを動かし、コードをつなぎ、PCを操作しながら、ゼミ生同士でわいわい言いながら習っていきます。

ある程度、繰り返すことで全員が動作解析のカメラ設定、機器操作ができるようになります。このような機器の使い方、設定は、基本中の基本なので論文には載っていませんが、研究を進める肝心要のところですので、徹底して学んでもらいます。最先端機器を自由自在に使えるようになることで、扱える研究対象も違ってきます。このあたりのことも、文献レビューと並行しながらゼミ生に実感してもらっています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
みち先生のブログにあったように、一定のリズムができたところで、ゴールデンウィークを迎えます。普段は滅多にしない、家の整理をしていてほこりまみれになりのどを少し痛めました。大したことはありません。整理をしていると思わぬ「記念品」「想い出」に出くわしますが、 “思い切って捨てること” を整理の基本とし、今回はかなり整理が進みました。今度は、研究室の整理です。
【忠】

2015.05.10

スポ健な人 (17)

今日は、母の日ですね。
皆さん、プレゼントは決まりましたか?

今回は、アメリカ便りではなく、スポ健で頑張っている人を紹介する
『スポ健な人』をお送りしたいと思います。

今回、紹介させて頂くのは、今年度から、
スポーツ健康科学部でプロジェクト英語を担当して頂いている
生駒先生です。



以下、生駒先生からお聞きした内容です。
Q: 「自己紹介をお願いします」
A: 「はじめまして。この4月よりスポーツ健康科学部で
  プロジェクト英語の授業を担当させて頂くことになりました。
  私は大学院ではアメリカ研究を専攻し、
  主に同志社大学とスミス大学(アメリカ)の院で、
  映画学・ジェンダー学の分野で研究を行ってきました。
  大学院修了後、今年立命館に来るまでは、
  大学受験指導やTOEFL対策など、
  主に関西圏の高校・大学で英語教育に携わっていました。
  今回、プロジェクト発信型英語という学生主体型の英語の授業を担当できることを、
  とても嬉しく思っています。」

  ※ スミス大学 (Smith College) は、マサチューセッツ州にある
  1875年に創立された全米屈指の最難関名門女子大学です。
  http://www.smith.edu/

Q: 「スポ健の学生の印象を聞かせてください」
A: 「スポ健の学生はどの人もとても元気がよく、
  活発で、行動力のある人が多いという印象を受けています。
  皆さんのプロジェクトテーマはどれも大変興味深く、
  今から中間・最終発表が楽しみです。」

Q: 「最後に、今後の抱負をお願いします」
A: 「皆さんが、今まで学んできた英語の知識を活かして、
  人に伝わるプレゼンテーションができるように、
  私も精一杯サポートしていきたいと思います。
  難しいと感じることもあるかもしれませんが、
  ぜひ自分自身の日々の成長を楽しみながら、
  そしてクラスの仲間とお互いを高めあいながら、
  一緒にがんばっていきましょう。」

学生の皆さんも、ぜひ持ち前の積極性を発揮して、
生駒先生から、授業だけでなく、アメリカでの留学生活や
そのための英語学習方法なども含め、最大限に学んでくださいね。

それでは、また。失礼いたします。
良い休日を


2015.05.05

1年生の小集団教育:基礎演習での学び

 新入生が入り、1ヶ月が経ちました。そろそろ大学生活にも慣れ、友達もたくさんできたことと思います!

 立命館大学では、全学部、1年生では小集団教育(1クラス30名程度)があるのが特徴です。その授業の一環として、全学部で1年生が開催するお祭り「新歓祭」があります。「新歓祭」は、1年生のクラスごとに模擬店を出店し、新入生自身が自分たちの入学を祝うお祭りです。学部すべてが出店するので、200以上の模擬店が並ぶ、一大祭りになります。Motoのクラスも「揚げ餃子」を出店し、かなり?人気があったようで、みんな頑張って売り上げを伸ばしていました!

 また、その次の週では、大学で発刊している「未来を拓く」を活用し、「コミュニケーションの大切さ」をテーマにしたグループワークを実施しました。【忠】先生の『紙だけでできるだけ高いものをつくる』を真似して、やりました。1回目は「無言で作る」場合と2回目に「相談して作る」場合の2つパターンを行い、どれだけ、相談しながら作ることが大切かを実感してもらいました。みんな真剣です! しゃべれないことで、アイコンタクトで作るのはやはり失敗の連続。2回目では相談することで、Motoの予想以上の高さを作った優勝チームには驚きでした。これでみんなもお互いの意見を聞く、理解する、共同する大切さを感じてくれたことと思います!


 このように、1年生の小集団教育「基礎演習」では、入学してすぐの大学生活や学びの不安を解消するために様々な取り組みが行われています。「基礎演習」は、大学生活や学びへの第一歩をスムーズに踏み出し、4年間の充実した日々を送ってくれる大切な授業だと感じる今日この頃です!

Moto

2015.05.04

小学生の陸上指導

立命館大学びわこくさつキャンパスの正門をくぐると400mのトラックが目に飛び込んできます。クインススタジアムと呼んでいます。ここは、陸上競技部の練習、ラグビー、アメフト、ラクロスの試合などに活用されています。

陸上に関しては、滋賀県の強化の一貫として近隣の高校生などとの合同練習、附属校との連携として附属3校との合同練習会なども行っています。また、写真にありますように、草津市内の小学生が中心となって活動している、草津JACの陸上教室にも使われています。
http://www.kusatsu-jac.com/ 

スタートダッシュの指導をしているトリッピィー君は、学部3回生から草津JACの指導に携わり3年目。単に、陸上を指導するだけでなく、スポーツ健康科学部での専門性を活かして、定期的に映像解析を行い、ストライド、ピッチ、走速度のデータを集めて、小学生にフィードバックして指導にいかしています。今回の測定に、お手伝いしたのが写真左から、M1のYokaさん、B3のHiromasaくん、B4のManaさんです。

小学生を指導してみたい方、計測をしてみたい方、是非連絡ください。スポーツ健康科学部で学んだ専門性を実際の現場で活用する経験を積むことができますので。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週のブログで紹介した、Edge+Rのスタートアップで、GEヘルスケアの伊藤さんから、イノベーションの定義を伺いました。発明と人の洞察力が融合することで生まれる新しい価値であると。
    イノベーション(innovation) = 発明 (invention)  +  人の洞察力 (insight)
発明するだけでなく、そこに人間社会への深い洞察があって、はじめて価値を創造することになると学びました。
【忠】

2015.05.02

ゴールデンウィーク

さて、本日の写真は、先日、阪南大学のあべのハルカスキャンパスに行った時の写真。
これで2回目ですが、いつもオフィスフロアの入り口で迷子になります・・・
梅田の地下街より、迷子になりやすいですね(笑


さて、ゴールデンウィークとなりました。
今年は、2日~6日まで、授業が休みになっています。
けっこう長いですね。

この期間で一番心配するのは、リズムが崩れること、です。
学生もそうですが、実は授業をしている教員もリズムが崩れてしまいます。

4月に開講してから、曜日で、何時にどこにいる、というリズム、
そしてレジュメを作るリズム、ができてきたのですが、
これが狂ってしまって、ゴールデンウィーク明けの木曜日には、
はて、何だっけ・・・と思ってしまいます。

とは言え、7日のスケジュールを見ると、
午前中→市役所
午後→院生指導・もろもろで19時までほぼノンストップ
・・・どうなることやら・・・です。

話を戻して・・・けっこう学生が授業に出てこなくなるタイミングとして、長い休みがあります。
ゴールデンウィークなんかは、その筆頭。

ゴールデンウィーク明けに、さて明日から、と思いながら寝過ごして、
明日から仕切り直し、と思いながら、また寝過ごして、
来週こそは、と思いつつ寝過ごして・・・
で、このループが続いてしまう、という事もあります。

逆に4月から寝過ごしてきた人は、ゴールデンウィーク明けには出るぞ、
と思いながら、出れないパターンもあったりして・・・

たぶん、大丈夫だと思うのですが、学生のみんながこうならないように、
また、しっかりと起きるように、と期待しています。

ではでは。

見えない字コーナー!4回生の元気者のDくんは、2回生の頃から彼女欲しいと言い続け、3回生の終わりぐらいにできた、と報告してもらいました。その後4回生に入ったら、別れた・・・と報告され・・・以前、彼が2回生の頃、期限を区切って、彼女・彼氏がその時点でいれば、飯を奢る、というゲーム?をしましたが、4人のうち誰もできませんでした(笑

2015.05.01

お薦め書籍

この頃留学について相談を受ける機会が何回かあったので、留学を志す方々にお薦めの書籍を紹介させて頂きます。

「若き数学者のアメリカ」「遙かなるケンブリッジ」いずれも藤原正彦氏の著作です。

著者が研究者として(学生としてでは無く)アメリカ・イギリスの大学で過ごした時の事が活き活きと描かれています。著名な数学者の藤原氏ですが、文章も非常に面白く読みやすいエッセイになっています。初版からはかなりの年数が経っていますが現在読んでも色褪せない内容です。著者の優れた洞察力がアメリカ・イギリスの大学と日本の大学の本質的な違いを看破して、それをユーモラスに伝えてくれているからでしょう。

この中で、非常に考えさせられる場面があります。それは著者が自らのルーツを振り返り、そこに心の拠り所を見いだし、自信の源としていく場面です。海外留学をする方は誰しも同様の経験をする事になると思います。言葉はネイティブでは無い、自分の意図を誤解される事もある、差別的な扱いを受ける事もある、、、そんな時に拠り所を持っている人間は強いと思います。それまで経験してきた事であり、過ごして来た時間であり、達成してきた事であり。藤原氏の場合、海外留学を通して痛感した祖国に対する誇りと愛情が近年の著作にも色濃く表れている様です。
是非書店で手にとってみてください。

関連してもう一件。メディアライブラリーに「教員のお薦め本」のコーナーがあるのをご存じでしょうか?各学部の先生方が推薦する書籍を展示してくださっています。(現在はスポーツ健康科学部からは私の推薦した書籍を展示して頂いています。)まだ見た事が無い、という方は是非一度立ち寄ってみて下さい。
お薦め本を紹介しているwebページもこちらに開設されています。

2015.04.29

地元野菜の100円朝食。

<RecOだより109>
みち先生のブログで(本文に関係のないと言いながら)写真の紹介があった「おうみんち」さんの地元野菜を使った100円朝食。実は先週からこれをお伝えしようと思っていたので、少し焦りましたが(笑)、内容は触れられていなかったので、改めてここでお伝えします。

すでに立命館でおなじみとなった「100円朝食」。
生協の260円の朝食を父母教育後援会からの支援で100円で提供してることは、皆さんご存知かと思います。
今年度「せっかく滋賀にいるのだから、その地元の味を」という想いに応える形で、JAおうみ富士さんの直売所の中にある地元野菜のレストラン「おうみんち」(マスコットキャラクター「おうみん」のおうち、という意味だそうです)から地元野菜を使ったメニューが提供されています(写真左)。
「野菜たっぷり汁と地元のお米のおにぎり」「地元野菜たっぷりのカレー」「地元野菜の丼」
が、それぞれ100円(学生証の提示必要)で食べられます。
いつもアッという間に売り切れ、日によっては並ぶ事もあるようなので、早起きしてぜひ一度、地元野菜のおいしさを味わってください。
ab研はおうみんちさんとこの他にも色々な取り組みをしています。
先日ご紹介した学会でのランチョンシンポジウム・セミナーのお弁当の一部も今一緒に考案中です。
おうみんちさんのお弁当昨年は「あなたに届けるJA健康寿命弁当コンテスト」全国大会で3位に入賞しました。

<今週の別腹>
「おうみんち汁」と名付けた地元野菜たっぷりの和風スープ(写真右)。
 その時々の野菜の甘みが凝縮されています。
 朝からこれを味わえることは、本当に幸せ。
 いつもありがとうございます!

  ab

2015.04.27

Edge+R

先週の土曜日に、Edge+Rのスタートアップ ワークショップがGEヘルスケアジャパンの方々のサポートのもと行われました。

これは、文部科学省「平成26年度グローバルアントレプレナー育成促進事業」に立命館大学が採択された、海外機関や企業等と連携しつつ、起業に挑戦する人材や、産業界でイノベーションを起こす人材の育成プログラム「イノベーション・アーキテクト養成プログラム」です。学部や研究科の垣根を越えた多様な受講生が、1チーム7名を基本とするチームで活動する1年間のプログラムを行います。詳しくは下記をお読みください。
http://www.ritsumei.jp/news/detail_j/topics/12978/

学内の各学部、研究科から参加者を募り、書類選考、面接を経たメンバーが集まりました。今回のスタートアップワークショップは、GEヘルスケアジャパンが開発した、AYUMIEYE(加速度センサを利用した歩行解析ツール)をつかって、高齢者の運動促進、ならびに新しい使い方の提案をまとめます。土曜日は、グループワークによって、アイデアだしを行いました。アイデアだしについては、GEヘルスケアジャパンの伊藤久美さんから、イノベーションとは何か?から具体的なブレストの仕方までを講義してもらいました。グループワークでは、GEヘルスケアの精鋭の社員4名(のぶさん、まよさん、ゆうさん、くにさん)に、ファシリテータとして入ってもらい、グループワークを活性化してもらいました。
https://www.ayumieye.gehealthcare.co.jp/products/

1ヶ月後に、各班から20分間のプレゼンがあり、審査がされて優勝チームが決まります。今回、ヘルスケアに関連するということで、スポ健スペシャルチームが特別参加させてもらっています。専門知識を総動員して、さすが!といわれるプレゼンにまで仕上げてくれるでしょう。
 
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
ジョージ先生が4月に実家で結婚式を挙げられました。仲間内でお祝いの会をしよう、ということで先週金曜日にパーティを催しました。本学出身者で、おそらく最初のATCの資格をアメリカで取得されたジョージ先生です。素敵な奥さんと結婚され、これから益々充実されていくでしょう。GATプログラムのさらなる推進も頼りにしております。
【忠】