京都、滋賀の紅葉はまだこれからですが、もうすっかり秋ですね。
今週の月曜日と火曜日、大学院の私の研究室に所属している
胡青さんと札幌に行ってきました。
札幌の紅葉はもう終わりかけです。
札幌に行った目的は、北海道日本ハムファイターズへの訪問です。
ちょうど一年ぶりです。
北海道日本ハムファイターズは、2004年のフランチャイズの
北海道への移転を契機に、「道民の誇り」となることを目指して、
様々な取り組みを進めてきました。
日本のプロ野球は、読売ジャイアンツを中心に発展してきました。
私はその発展の仕組みを「正力松太郎」モデルと名付けましたが、
その後、2004年のプロ野球再編騒動以降、北海道日本ハム
ファイターズは、地域やコミュニティに根付いた取り組みを進め、
様々な改革を行ってきたのです。
今回の訪問では、パシフィックリーグマーケティングによる
ITを利用したファン拡大、定着のためのリーグの取り組みや
チームの取り組みについて、院生の胡さんとともに伺い、
大変勉強になりました。
ビジネスにとって、時代の変化、経営環境の変化に対応することは
非常に重要で、IT化の流れをどのようにプロスポーツリーグや
チームの経営に取り込むかは今日の大きな課題です。
さて、前置きが少し長くなりましたが、今年の北海道日本ハム
ファイターズ訪問と、昨年の訪問の最も大きな違いは、ゼミの
卒業生で今年4月に北海道日本ハムファイターズに職員として
就職し、元気に頑張っている篠原萌さんに会えたことです。
篠原萌さんは、広報の仕事をしています。
9月には、この「あいコアの星」で、楽天ゴールデンイーグルスで
働く、谷口健太君を紹介しましたが、スポーツ健康科学部で
学んだ教え子が、こうして日本のスポーツ界の最前線で生き生き
笑顔で頑張る姿を目の当たりにすると、自分の持つ知識や
ネットワークなど、すべてを学生たちに授けたいという想いに
駆られます。