[ research ] の記事一覧

2017.01.12

CES2017 (その2)

先週木曜日のこのブログでお伝えした通り先週は CES2017に参加してきました.ニュースや新聞などでもたくさん取り上げられていましたので,知っている方も多いと思いますが,世界各国のメーカーによる家電やスマートフォン,自動運転などの今注目の最新技術や機器がたくさん発表されていました.

入口では,セキュリティがあり手荷物検査や金属探知機によるボディーチェックなどがあります.




規模の大きな展示会ですので,会場は3箇所に分かれています.それぞれの会場は離れていて,モノレールやバスで移動します.その中で展示は2箇所の会場が中心になっていました.(もう一つの会場は,各企業のミーティングやプライベートセミナーの会場になっていました.)

メイン会場では,大企業による大型ブースの展示が多かったです.その中でも入口付近では,日本企業のブースもたくさんありました.Panasonic,SONYなどはその中でも大きなブースで,ひときわ大きな存在感を示していました.




その他,今注目されている自動運転技術やバーチャルリアリティ,スマート〇〇(スマートホーム,スマート家電などなど)の展示が多かったです.

スポーツや運動に関する展示もたくさんありました.
下の写真は,Intel によるスポーツ関連技術の展示のようすです.大きなスペースをとっていましたので,力を入れていることがわかります.



スポーツの新しい見せ方(魅せ方),体験方法,トレーニング方法など,今後,スポーツにもどんどん新しいテクノロジーが進出してくることが期待できました.

私が開発を行っているスマートウェア関連の展示や発表もいくつかありました.
その中でも個人的に目を惹いたものでは赤ちゃん用のものがありました.




服で生体情報を計測して,それによる赤ちゃんの見守りなどを目的としているとのことでした.

会場が広すぎて,かなり疲れましたが,その分,世界の技術の動向,状況などを詳しく知ることができて,よかったです.

naru

2017.01.10

子供の体力向上にむけて

成人式も終わり、今日のキャンパスは、多くの学生が戻ってきて、平生の様子を取り戻しつつあります。

これまでも本ブログで報告してきた「子供の体力向上」に向けての取り組みですが、今年度の結果と分析が徐々に発表されてきております。【 智 】先生を中心とした立命館大学スポーツ健康科学部スポーツ教育学研究室と連携して子供の体力向上に取り組んでいるいくつかの教育委員会においても、今年度の結果が発表されています。なかでも、以前にも紹介した北九州市の教育委員会からは、うれしい結果が発表されています。

その結果を総合すると、
・今年度(28年度)の体力・運動能力調査結果は、前年度(27年度)の結果を上回った。
・実技測定項目別にみても、小学校は8種目中男子女子ともに7種目、中学校は9種目中男子全種目女子8種目が昨年の結果を上回った。
・全国平均との比較においては、小学校は8種目中男子3種目女子2種目、中学校は9種目中男子全種目女子5種目が全国平均を上回った。
ということのようです。詳しくは、こちらを参照ください。


これらの結果については、やはり教育委員会を中心とし、各校の先生方が日頃の指導のなかでの工夫をされた賜物であると思います。またさらに、北九州市は、この体力測定の結果のみを重要視しているのではなく、体力測定の結果を受けて、どうやって運動に親しむ習慣を身につけていくことができるかについてを何より重要視しておられ、体育科・保健体育科の授業の向上改善も図ろうとされているとのこと、今後の展開にさらに大きな期待が寄せられます。

子供の体力の向上については、3年後に迫るオリンピック・パラリンピックを追い風にして、今後ますます注目されることが予想されます。引き続き多くの教育委員会様と連携しながら、そのサポートをしていきたいと思います。





※追記
連休に「古代ギリシャ展」を鑑賞するため神戸市立博物館まで行ってきました。紀元前7000年から始まる古代ギリシャの像、壁画など325件のほとんどが国内初公開となるようで、多くの作品群に圧倒されました。なかでも、古代オリンピックに関する展示では、古代オリンピックでも競技種目であったとされる走り幅跳びの際に、両手に重りをもってその反動を跳躍距離の延伸に用いたされる「ハルテーレス」が展示されていました。資料集等の写真は見たことがありましたが、初めて実物をみることができ、意外な大きさに驚き、果たしてそれが本当に跳躍距離を伸ばせたのかについていろいろと古の競技へと思いを馳せました。また、その他の彫刻などもどれもが動感に溢れるものばかりで、充実した鑑賞ができました。古代ギリシャに興味がある方は是非行かれることをお勧めします。




写真は、帰省中に訪れた山の麓に咲き誇っていた「黄花亜麻」です。花が少ない冬から春にかけて咲くインド〜中国の山間部が原産の花で「迎春柳」とも呼ばれているそうです。まだまだ寒い日が続きますが、春が早くきますように!




【ken】

2017.01.08

健康運動指導士養成講習会

温かいお正月が過ぎて、新年の仕事が始まりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

本年の初仕事は先日大阪YMCAで行われました健康運動指導士講習会でした。
今回の講演は「包括的運動プログラム」と
「ロコモティブシンドロームと運動器退行性疾患」の2コマを担当しました。
参加者は120名程度で、老若男女を問わず学生から医療関係者まで
様々な職種の皆さまが参加されていました。
今回は120単位習得の健康運動指導士養成講習会の一部で
全ての方々が、これから3月の資格認定試験に向けて勉強されています。
3月試験はスポ健の学生も数名ですが受験する予定となっています。



2コマともに90分間で、包括的プログラムは健康関連体力と運動処方の実際、
ロコモと運動器退行性疾患は、サルコペニア、ロコモ、介護予防の話をしました。
受講生は120単位の取得が必要で、およそ3か月間をかけて講習を受けていきます。
1週間連続の授業が合計3回と、かなりハードな講習となります。
今回受講された方は、主にスポーツ施設のスタッフ、保健師、管理栄養士、
介護福祉施設、高校教諭、一般企業とかなり多岐にわたっていました。
どの分野でも健康づくり事業や健康経営が注目されているためと思われます。

サルコペニアは今回の大きなテーマでしたが
ウィキペディアでなんと私の論文が紹介されていました。

⇒リンク先はこちらから
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%9A%E3%83%8B%E3%82%A2

この論文は、握力や腹囲でサルコペニアを簡易に評価するものです。
2010年に体力科学に掲載された論文で、その年の学会論文賞を受賞しました。
まだ今後検証が必要と書かれていましたが、
前回にもご紹介したハワイでの研究データベースを使用し
日本人を対象とした疾患発症や総死亡との関連を縦断的に検討する予定です。
興味のある学生の皆さん、大学院を受験して是非ハワイで研究しましょう!

Good day!

sana

2017.01.05

CES2017

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、本日は、CES2017に参加するため、アメリカのラスベガスに来ています。




(到着したのは夜ですが、夜でも明るい街です)


CESは、Consumer Electronics Show の略で民生機器テクノロジー産業界の関係者が参加するイベントで、最新の民生機器の展示が行われます。展示会としての規模は世界最大規模で、昨年度は、158か国から18万人近くの関係者が参加しました。一般開放されているイベントではなく、業界関係者のみが参加できるイベントですので、この規模は驚異的です。

身近なものでは、CDプレイヤー、プラズマテレビ、ブルーレイDVDなどがこのイベントでデビューしました。最近では、アンドロイドやウェアラブルテクノロジーなどの発表も行われています。

スポーツ健康科学部でスマートウェアを開発していますが、他社のスマートウェアもたくさん展示されるようです。また、近年、ウェアラブルセンサやそれらを健康やスポーツ分野に応用したシステムも多数発表されていますので、それらの技術の情報収集と世界的な動向を把握するのが今回の私の参加目的です。

大きなイベントですので、滞在期間中にすべての展示をみるのは無理ですが、スマートウェアやスポーツ健康関係を中心に情報収集ができればと考えています。

明日から開幕ですので、内容の方は、来週のこのブログで報告できればと考えています。



2016.12.31

今年、2016年を振り返り、来年、2017年の一層の飛躍を期す


今日は、2016年最終回のブログです。

今年最終日のブログテーマは、
「今年、2016年を振り返り、来年、2017年の一層の飛躍を期す」
です。

皆さん、今年一年は如何でしたでしょうか。
とんな年でしたでしょうか。

今年4月2日に土曜日ブログの1回目を担当してから、
今日で、40回目に当たります。

今年の私のブログを、少しだけ、振り返ってみたいと思います。

4月から、
新入生歓迎、人社系大学院、事務の方の話題、歓送迎会、
そして、5月には、爆破予告もありました。

特に、ゼミの学び、大学院生の学び、大学外の学校の話題、
日本体育学会でのスポーツ健康科学研究科の話題、
卒業論文の話題等を取り上げました。

本当に、あっという間の一年でした。


写真1 入学式の様子(その1) 学部1回生の様子




写真2 入学式の様子(その2) 先生方の様子




写真3 入学式の様子(その3) 大学院生と先生方の様子




写真4 事務室のみなさんと執行部との昼食会




写真5 西園寺育英奨学金給付証書授与式




写真6 大学院生・博士課程前期課程 ポスター発表




写真7 大学院生・博士課程後期課程 発表会




写真8 日本体育学会ランチョンセミナー
    立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科の挑戦
   「Mの力」の創造




写真9 あいコア会の様子




写真10 スポーツ健康科学部・研究科の外部評価



さて、私の今年一年の振り返りです。

私は、歴史が好きなのですが、久々にNHKの大河ドラマ
「真田丸」
を1年間通して観ることが出来ました。

最終回では、
どうして千成びょうたんを大阪城に戻したのか。。。
大藏卿は。。。
秀頼の決断は。。。
勝ち戦であったのに。。。
どうして。。。
等々、多々思いました。

翻って、どんな組織においても、
有象無象、志のない人の群れ、烏合の衆では、
大事は成し遂げられない、
と強く思います。
そして、その上で、いつ事を起こすのか、
「時」の見極めを誤らないこと、
が大切と思います。

志を高く掲げているか...
時を見誤るような曇った心、曇った眼になっていないか...
そして、私たちは烏合の衆になっていないか...

皆さんとともに、
益々飛躍できるように、

私自身、気を引き締めて、
新年に臨みたいと思います。


それでは、良いお年を!

【 智 】

2016.12.28

後期に入ってから(その2):専門ということ

今年も押し迫ってきました。

さて少し前のつづき・・・(その2)

京セラやKDDI、JAL再生に関わった「稲盛経営」について、学際研究プロジェクトとその成果発表のための国際シンポジウムが今月終わりましたが、今年はほとんどすべての研究活動を費やした感じでした。

この研究プロジェクトに関わり始めて、はや2年。
今年10月中旬にデータができあがり、およそ1ヶ月の間に、分析・検討、企業向け資料作成・報告会、シンポ事前報告・会議、資料提出…出張もかなりの頻度で続きましたが、いい意味で”終わり”はやって来るものです。


 (アンケート作成のための分析資料の一部 : こんな時期もあったっけ…!)

当日のシンポジウムには、国内外の研究者、企業、一般・大学院生・学部学生、マスコミほか、様々なバックグラウンドの方々が集まり、朝から夕方(夜?)までの長丁場でしたが、盛会のうちに終わりました。

後日、このシンポジウム1回目からお世話になり、海外からお越しの先生とのやり取りの中で、「このシンポジウム、本当に楽しむことができたよ」とのメールを頂きましたが、今回さらに充実した内容だったと私も思いました。何よりも、ひとつの経営手法や「利他」という一つの概念を、それぞれの”専門”的な視点でみると、こうも展開するのか!と、学問というパワーや先生方の”智、専門性”に驚かされました。


 (アンケートでの現場調査を実施。無事になんとか発表へ)

このシンポジウムが終わって、自分の右手のことが気になり出しました。痛みがここのところ1か月以上続いていたので、学部の【篠☆】先生(頼りになる整形外科学・スポーツ医学がご専門の先生です!)に診て頂いたところ、腱鞘炎とのことでした。腫れているでしょうと言われて、これを腫れているというのかと思いましたが、自分のことは案外気づいていないものだなぁと再認識させられました。

心もそうですが、原因が分かると、それだけで少し治ったような、治せるような気がするので不思議なものです。学部に”専門”の先生がいてくださって、とても助かった瞬間でした。

☆表紙のどんぐり、12月になって大学構内でみーつけた!コナラというブナ科の植物のどんぐりの花(?)言葉は、「勇気」「強い道徳」だそうです。この心意気、持ち続けたいものです。


今年もありがとうございました。みなさん、少しでもゆっくりほっこり年末年始をお過ごしください。

ippo

2016.12.27

スポーツタレントの発掘

サンタさんも仕事を終え、今年も残すところわずかとなってきました。昨日で今年の授業を終えたキャンパス内は、いつもに比べて静かですが、それでも今年最後のがんばりをみせる学生・院生の姿がみられています。

さて、私の今年最後となるエントリーは、今年度より関わらせていただいている宮崎県のスポーツタレント発掘・育成事業のその後についてを少しご報告したいと思います。

12月17日・18日と、宮崎県体育館で開催された「宮崎ワールドアスリート発掘・育成プロジェクト(WAP)2期生」2次オーディションの協力に行って参りました。この宮崎ワールドアスリートプロジェクトは、何度かこのブログでも、【ken】が育成プログラムに協力してきたことを紹介してきましたが、今回の協力は、将来のアスリートを発掘するためのオーディションへの助力でした。



ジュニア期の身体や運動能力の条件から、将来の高いパフォーマンスをもったアスリートを予測するための試みはかつてより世界的に大きく注目されており、古くは旧東ドイツのFKS(現ドイツのIAT)、そしては今ではオーストラリアのAISやイギリスのUK Sports、そして我が国のJISSなどによって積極的に行われています。これらの成果についても、大きく成果を残した競技がある一方で、いまだ難しいとされている競技もあるなど、今後ますます研究がなされていく領域であるといえます。

そんななか、宮崎県のワールドアスリート発掘・育成プロジェクトでは、将来の高いパフォーマンスを予測するために、オーディション時(小4及び小6)にどのような身体や運動能力の特徴を持っているかを詳細に分析しようとしています。なかでも、現在身長が大きくないなどの、コンディション条件が低い選手だが、将来の発育発達により高いパフォーマンスが見込める、つまり晩熟型の選手を選抜しようとするなどの全国的にも注目される試みが行われています。

詳細は割愛いたしますが、これらの2回のオーディションを経て選抜された選手たち(早熟型・晩熟型)が、次年度以降の育成プログラムを通じてどのように、変化していくか大変楽しみなところです。次年度以降も本プロジェクトに関わらせていただけるようなので、また続報を報告したいと思います。




※追記
年末年始は、慌ただしい日常をゆっくりと総括し、次年度よりの英気を養う時期です。そこで、毎年この時期は、読みたいとため込んだ本を読むことを楽しみにしています。今年は心理学のモーツァルトと呼ばれるヴィゴツキーに関係するもの、科学哲学(オートポエーシス)に関係するもの、そして大好きな養老先生の身体に関するものなどを乱読したいと思います。

それではみなさまよいお年をお迎えください。
また来年も宜しくお願いいたします。




【ken】

2016.12.25

最近のsanaゼミの活動報告

We Wish You a Merry Christmas♬

今週は長時間の濃霧でほとんど日照時間がなかった日がありました。
早朝から夕方までこのようなことは初めてでした。
大津市の方がひどかったようですが、ひと山を越えて山科までいくと
まったくなくなってしまいました。琵琶湖の水が影響しているのでしょうか。



今回は、専門演習でのsanaゼミの様子を紹介したいと思います。
3回生は12名で、現在卒論のテーマ決めを文献ベースで進めています。
来年度の測定に向けて、3Fスポーツ健康科学実験室の測定装置の
使用方法の習得と測定練習を行っています。
来年度は、肥満者測定に加えて、小学生の体力測定も予定しています。
測定方法は大学院M2のTaishi君にも協力していただき進めています。
教室での授業とは違って、体を動かすので
3回生の皆さんも表情豊かに実習に取り組んでいます。



4回生は、無事卒業論文を全員提出することができました。
4年間の集大成ということで早い時期からスタートはしていたつもりでしたが
やはり、おしりに火が付くまではなかなか本格的に進まず
いつもぎりぎりの提出となってしまいます。
提出が終わると皆、朗らかな様子でしたが、
1月17日の口頭試問が最終試験ですので
気を抜かずに、最後の準備をしていただきたいと思います。



4回生はすでに全員のキャリアが決まっています。
今年の4回生の就職先は、全日空、山崎製パン、滋賀銀行、大津市役所など
例年同様、多種多様な職種についていきます。
社会人となっても卒業論文で一生懸命取り組んだことを時々思い出していただき
新たな壁を次々と乗り越えていってください。
応援しています!

Good day!

sana

2016.12.24

1回生の学びの集大成! ゼミナール大会とその運営

1回生の学びの集大成の一つが、ゼミナール大会です。

英語部門、スポーツ健康科学部門の2部門から構成され、
それぞれ、最優秀賞、優秀賞が選ばれます。
そして、学生の投票で選ばれる学生賞があります。

英語部門から3題発表があり、
最優秀賞は、「カルテット」チームによる
What color is the best for your Concentration?
優秀賞は、「Bilinguals」チームによる
アスリートの異文化への適応能力と競技成績の関係
でした。


写真1 英語部門 最優秀賞 「カルテット」





スポーツ健康科学部から8題発表があり、
最優秀賞は、「夏子の部屋」チームによる
ヒートテックの謎の迫る~スポーツの場においてヒートテック素材を効果的に使用するには~
優秀賞は、
「Perfume」チームによる
記憶力と香り
「意識高い系」チームによる
高等学校の運動部活動における補欠選手と正選手のモチベーションの比較
「一番真面目なチーム」による
立命館大学体育会における法人化の有効性の検討

でした。

写真2 スポーツ健康科学部門 最優秀賞 「夏子の部屋」



受賞したチームは、きっと、「頑張った甲斐があった!」と思っていることと思います。
審査員として参加した【 智 】も、よく頑張ったなぁと思いました。

それと、とても嬉しかったことがもう一点。

1回生の学生委員の陰の力です!

写真3 学生委員の人達(1)



前日は、夜8時30分まで、最終リハーサルを行っていたとお聞きしました。

裏方に徹する、このことができる人達が、1回生にいた、と思うと、
大変嬉しく思いました。また、とても温かな気持ちになりました。
ありがとう!

写真4 学生委員の人達(2)と教職員




それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.12.19

卒論提出と口頭試問の発表練習

先週のブログの大半は、「卒論提出」関係が多かったですね。

当方も同様でのネタです。

4回生の当初より、卒論のスケジュールについては周知し、確認してきました。
その上で、研究計画、実験実施、結果の解析、執筆の工程管理をするように、と伝えてきました。そして、卒論提出の開始日を、我々のゼミの締め切りにしよう!と約束してきましたが、今年も全員そのようにすることはできませんでした。

何事も初めて経験することは、躊躇することもありますが、いずれにしても初めてのことであれば尚のこと慎重に、かつ計画的に進めることを改めて確認できたと思います。

写真は、締め切り最終日のゼミにて撮影したもの。全員(!?)、卒論提出済みの受領書を手にしての撮影です。


次年度は、【moto】ゼミのように、1週間前には全員提出をさせたいところです。

4回生ゼミは、今週と、年明けに2回の、のこり3回。最後は、口頭試問なので、あと2回が実質のゼミ活動です。卒論の口頭試問に向けて、最後の最後まで磨いてもらいたいと考えています。


<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
M2のMiSAKI君が、12月4日にあった、日本野球科学研究会第4回大会にて、「研究奨励賞」を受容しました。講演テーマは次の通り。
『野球打撃におけるインパクト位置の空間的再現性と関節角度の変動の関係
~大学野球選手によるティー打撃を対象とした検討~』
 修士論文の内容を含んでいます。
 これから、いよいよ修士論文の締め切りに向けて、M2がラストスパートです。もちろん、教員も併走して。
【忠】