[ research ] の記事一覧

2016.10.27

運動フェスティバル

10月22日土曜日に、先週のブログにも書きましたスポーツ健康コモンズ竣工記念「挑戦したいを応援する」運動フェスティバルが開催されました。
当日は、曇り空ではありましたが、天気もなんとか持ちこたえてくれて、のべ400名というたくさんの方に参加いただきました。
メイン会場のBKCスポーツ健康コモンズの前では、地産地消の滋賀の野菜の販売や、大塚製薬㈱さん等数多くの企業による試飲試食会など、さまざまなブースが並び、賑わいました。




さまざまな体験やレッスンが開催されました。
こちらの写真はピラティスのレッスンの様子です。



ピラティスは身体のストレッチ、体幹やインナーマッスルの強化など、激しい運動ではありませんが、普段使わない筋肉を使いますので、人によっては筋肉痛になるそうです。実際に参加した私の研究室メンバーも、月曜日まで筋肉痛が残っていたそうです。今回の体験をきっかけにピラティスに興味を持ったようで、習ってみたいと話していました。彼女にとってまさに「挑戦したいを応援する」そんなイベントになったようです。
 
上記のピラティスや下図のウォーキング法のレッスンなど、アリーナで行われたイベントでは、スマートウェアを着用した私の研究室の院生が参加しました。スマートウェアでどのようなデータを知ることができるのか、実際に参加者の方に見ていただきました。
 



また、COIでタッグを組んでいる順天堂大学のロコモ予防チームによる「ロコモ度測定」も行いました。ロコモとは、ロコモティブシンドロームの通称です。病気や加齢に伴い、移動能力が低下するロコモは、メタボ症候群の悪化やサルコペニア(加齢性筋萎縮)を経て発症します。寝たきり、要介護状態に至る原因になります。

今回のフェスティバルでは、ダンス、キッズテニス、フットサルなど、大人だけではなく子供も楽しめるレッスンもたくさん開催しました。
下の写真は、キッズテニスの様子です。



子供が楽しそうに運動しているのをみると、こちらも運動したくなります。

今回のイベントでは、お子様からご年配の方まで、幅広い世代の方が同時に楽しんでいただけたと実感しています。またこのようなイベントが開催できればと思います。

naru



2016.10.22

【 智 】ゼミでの学び:その4


【 智 】ゼミでの学びシリーズは、第4回です。

結構、シリーズ物が増えてきました。このゼミシリーズを通して、
スポ健学生の3、4回生の皆さんの
ゼミでの学びをお伝えしたいと思っています。

今回は、夏期休業中のゼミ生の学びです。

スポ健では、ゼミ学生と教員が、様々な大学の研究室と研究会を行ったり、
スポーツ科学の研究所(例えば、JISS等)を訪問したりして、
大学内に閉じ籠もることなく、外に、外に、発信・交流を行っています。

ある先生は、関東の国立大学・私立大学、関西の複数の私立大学の研究室と合同ゼミを行い、
互いに刺激し合っています。

【 智 】ゼミは、日本体育大学白旗研究室と毎年、夏に、合同ゼミを行っています。
今年で既に、4年目に突入しています。

写真1は、日体大と立命館大の今回のメンバー全員集合写真です。



日本体育大学の施設見学をした後に、早速、模擬授業です。
日本体育大学チームは、バスケットボールを素材に、模擬授業の展開です。
運動量の確保をねらった指導計画でした。学生さんといえども、なかなか体力が必要な模擬授業でしたね。

写真2 模擬授業 日本体育大学チーム



写真3~6は、立命館大学チームの模擬授業です。

写真3 マーカーコーンなどを使って、教具を上手く使っていました。
写真4 スマホで撮影した動画を元に、自分たちのチームの動きについて、話し合っていますね。
写真5 振り返りです。今日の学びは、どうでしたか?

写真3



写真4



写真5





立命館大学チームは、ドッジビーを使ったアルティメットを素材にして模擬授業を行いました。
初めてトライした人が多く、短時間で技能・戦術を修得し、
その後のゲームで活かすように指導を行った、そんな感じの模擬授業でした。

その後、情報交換会を行いました。
学生さん達の話は、なかなか楽しく、日体の学生と立命の学生とのカップルも生まれそうでした。
若いことは、それだけで、いいなぁと感じました~。

写真6 情報交換会




最後に、立命館大学チーム、全員揃って、ハイ、ポーズ!

写真7 立命館大学チーム 集合写真!




とっても学びが多い、楽しい一日でした。

日本体育大学白旗研究室の皆さん、大変ありがとうございました!


それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.10.20

イベント開催間近!!!

今週10月21日金曜日と10月22日土曜日に,スポーツ健康科学部と立命館大学COI拠点の関連行事が2つあります.

まず10月21日(金)は,立命館大学と順天堂大学による「スポーツ健康科学研究交流セミナー」です.最先端のスポーツ健康科学について研究の話を聴くことができます.
場所は,立命館大学びわこ・くさつキャンパス インテグレーションコア1階のアカデミックラウンジです.15:30から行います.参加費無料でどなたでも参加いただけますので,スポーツ健康科学関連に興味のある方は是非参加してください.





もう一つ,上記のイベントにも関係があるのですが,このブログでも何回か紹介したスポーツ健康コモンズ竣工記念「挑戦したいを応援する」運動フェスティバルが10月22日(土)に開催されます.様々な運動が体験できる他,COI拠点の研究成果やスポーツ健康科学部の研究施設見学など,内容は盛りだくさんです.お子様からご年配の方まで,幅広い世代の方が同時に楽しんでもらえる企画になっていますので,是非ご参加ください.




naru

2016.10.15

JSF ジュニア・スポーツ・フェスティバル くさつ


昨日、ここBKCキャンパスは、大変良い天気でした。
BKCキャンパスに来られた方は、お気づきになったかと思いますが。。。


クインススタジアムに、一杯の小学生が、スポーツをしたり、見たり、観戦したりしていました。
写真1をご覧ください。これらの小学生は、ここBKCがある滋賀県草津市立の14の小学校6年生の子供達でした。

写真1 クインススタジアム一杯の草津市小学校6年生



1年に1回、草津市の全小学校の6年生の子供達が、ここBKCキャンパスのクインススタジアムに集い、
スポーツをしたり、みたり、知ったりし、スポーツ好きの子供に育って欲しい、という
願いの元に、このジュニアスポーツフェスティバルが行われています。

子供達は、バスに乗って、BKCにやってきます。これらのバスは、草津市がお金を出して、借り上げています。

写真2 バス





今年で、6回目です。6回とも、雨になったことがありません。これも、運営の方に、晴れ男・晴れ女がいるからでしょうか。

沢山のバスを使い、移動します。

いろんなスポーツに親しんでいます。

例えば、バトン、チアー、ラクロスです。

写真5のように、先生方も、参加します。子供達と一緒に運動、楽しそうですね。

写真3 バトン



写真4 チアー



写真5 ラクロス



この他、ハードル、短距離走、アメフト、アルティメット等々、子供達は、それらを全部、体験します。
立命館大学の様々なチームのお兄さん、お姉さんが、手伝ってくれています。感謝ですね~。

また、今年は、スポーツ健康科学部のブースがありました。そこでやっていたのは、なんと、
TABATAプロトコルの体験でした!
これには、ちょっと驚きました。

写真6 TABATAプロトコルの体験




この他、小学生VS大学生のリレー対決、等、本当に多様なイベントが催されました。

メインイベントは、3分間の長縄跳びです。
写真は、本番前に最後の調整をしているクラスもあり、

写真右側のクラスは、円陣を組んで、

「最高記録を出すぞ~!」
「オー!」

気合い十分です。


写真7 長縄跳び挑戦前の練習




そして、本番です。

写真8 本番



教育委員会の方、先生方とお話をしました。

これらのイベントは、
草津市、草津市教育委員会、
草津市小学校体育連盟、
草津市小学校校長会・教頭会、
草津市全小学校の先生方、
そして、
立命館大学との
連携の元で、実現しています。

本学部の先生方も、事務室の方も、このイベント開催に深く関与しています。


たった一日のイベント、

でも、このたった一日のイベントが、子供達の運動の自信に対する効果のあることが、実証されています。

https://www.ritsumei.ac.jp/kyoshoku/kankobutu/backnumber.html/


大変多くの機関・人の連携が、
子供達の運動に対する自信を高める効果を生み出している。

大変嬉しくなりますね。


今回参加した子供達にとって、
ジュニアスポーツフェスティバルくさつが、
記憶に残るイベントになればいいなぁ~、
と改めて思いました。



それでは、良い週末を!

【 智 】

追伸。ken先生、JSFくさつの様子、あげさせて頂きました~。
ありがとうございました~。

2016.10.13

運動フェスティバル会場の下見

本日は,先週もこのブログでお知らせした「挑戦したいを応援する」運動フェスティバルの会場の下見に行ってきました.開催日(10/22)もいよいよ来週に迫ってきました.

会場はもちろん立命館大学びわこ・くさつキャンパスにできた新しい施設「スポーツ健康コモンズ」です.

先週,ブログで書いた通り,この運動フェスティバルでは,様々な運動を体験することができますが,我々が開発している「スマートウェア」もお披露目します.まだ参加者の皆さまに着てもらえるだけの数量がないため,代表として私の研究室の院生が着て,運動のイベントに参加します.コモンズ1階のアリーナで開催する運動イベントにスマートウェアを着て参加する予定です.今日はそのための会場の確認を行いました.

1階アリーナでは,スマートウェアだけではなく,超音波スピーカーが図のように何台も設置されています.このスピーカーも運動イベントで使用します.超音波スピーカーの体験もお勧めです.普通のスピーカーはスピーカーを中心に音が広がりますので,スピーカーの周囲にいれば音が聞こえます.アリーナに設置している超音波スピーカーはスピーカーの向いている方向のみに音を伝えます.ですので一人や特定の範囲だけに音を伝えることができます.この不思議なスピーカーも是非一度体験してみてください.





また,下見ついでに近々プールを利用した実験を行う予定ですので,プールの下見も行いました.昨年は学内にプールがないため外部のプールを借りて実験を行いました.学内にプールがあると本当にありがたいです.





またプール実験の場所の候補としてもう一つ,スイムミルの見学も行いました.このスイムミルは,水流を起こし,それに逆らうように泳ぐことで同じ場所で泳動作を行うことができます.一定速度で泳ぐ,定点で動作を観察するなど色々な使い方ができます.本日は時間がありませんでしたが,他にも色々なことができそうです.新しい機器をみると色々と想像が膨らみます.




スイムミルは,運動フェスタで公開はしないと思いますが,その他にも見どころ満載の施設です.運動フェスタにお越しの際には,そんな施設にも注目してください.


naru

2016.10.12

鹿児島の地で“想う”

今月はじめにさかのぼって… 鹿児島に出かけてきました。もう10月で、関西は涼しくなってきたというのに、鹿児島はまだ真夏の気温を記録中でした。

九州出身の私ですが、鹿児島大学は初めての訪問でした。大学の中には、稲盛通りがまっすぐにのびていました。あの、京セラやKDDIの創業者である稲森和夫氏のご出身ということだからでしょう。

稲盛通り

出かけたのも、その稲盛和夫氏の基調講演を含めたシンポジウムが、鹿児島大学稲盛アカデミー主催で行われたからでした。2009年以来の母校での講演という、稲盛和夫氏の基調講演の後、日本の著名な先生方によるパネルディスカッションが行われました。

学部学生や院生、教職員がホールを埋め尽くしている中で、「“考える”よりも、自分が心にどのようなことを“想う”かが非常に重要だ」というお話をされました。それが、人間性を養うことにもつながると。これが、生き方、考え方なのだと。

講演後は予定時間を超えて学生の質問を受けられ、なかなかいい味の掛け合いに、会場も盛り上がりました。

(稲盛経営哲学研究センターの紹介とともに、センター長から「何を研究し教育するか」の話題提供中)

いま、立命館にも稲盛経営哲学研究センターが20156月に開設され、稲盛経営哲学を学際的、国際的に研究し、その成果を発信しようとして取り組んでいます。私も、周囲の方の支えのもとでそのメンバーに加わらせて頂いており、いろいろな分野・大学・企業の方々と一緒に活動することができています。学生にも、リーダーシップや組織について、もっともっと研究レベルでも関心をもってもらえることを願っているところです。

今回鹿児島に出かけたことで、稲盛氏ともほんの少しでしたがお話しをさせて頂く機会に恵まれ、「心理を勉強している」とお伝えすると、すぐに握手をしてくださいました。これまでの稲盛氏の取り組みを重ねると、どれほど人の心というものが重要で、そこに人々の関心が寄せられることを願っておられるか、その握手の一部始終に反映されているような気がしました。このような反応をされた経営者/リーダーの方は、私は初めてでした。

社会の中で、短期的な成果を求めれば求めるほど、なぜか心理は地味な分野になっていきます(成果にすぐには結びつきにくそうな印象だからでしょう…)。そういうときでも、心が健やかな状態で居続けることができるように土壌をつくり、大学にいる人間だからこそできることを地道にやっていきたいなと、鹿児島の地で桜島を見ながら思いました。

ippo

2016.10.09

日本肥満学会でハワイでの研究を発表しました

第37回日本肥満学会が東京ファッションタウンで開催されました。
今回は2日目のシンポジウム7「骨格筋からみた肥満症の病態と治療」
にて「サルコペニア肥満の診断と体力及び生活習慣病発症リスク」をテーマに発表しました。

サルコペニア肥満は筋量低下と肥満が合併した状態で
サルコペニアや肥満単独よりも生活習慣病発症リスクを高める可能性があります。
しかし、これまでの研究では、サルコペニア肥満が生活習慣病発症リスクを高める
という報告と関連性がみられないという報告があり見解が一致していません。
これは、サルコペニア肥満の評価方法が統一されておらず
診断基準にコンセンサスが得られていないことが原因と考えられます。
また、75歳以上の高齢者では肥満は死亡リスクに対してむしろプラスに影響する
オベシティパラドックスも確認されています。
つまり高齢者では太っているほうが長生きするということです。



今回、ハワイ大学との共同研究で行った研究結果においては
BMIで規定した肥満では死亡リスクとの関連性は見られませんでしたが
体脂肪率と腹囲で規定した肥満は、死亡リスクを減少させる
つまり、肥満の方が長生きするという結果でした。
これまでは、オベシティパラドックスの原因は高齢期の体重減少が
関係すると考えられていましたが、
今回の結果を見るとBMIで規定した肥満に関連性がみられなかったことから
オベシティパラドックスは体重減少が原因ではなく、
体脂肪そのものに死亡リスクを減少させる要因を持っている可能性が考えられます。

さらに、被験者をノーマル、サルコペニア、肥満、サルコペニア肥満の4群に分類し
死亡リスクを比較した場合、サルコペニアはどの肥満基準においても
死亡リスクを増加させましたが、サルコペニア肥満は腹囲で規定した場合のみ
有意に死亡リスクを増加させました。
この結果から、高齢者でサルコペニア肥満を評価する場合は、
肥満の評価指標として腹囲が最も重要であると考えられました。
この結果は、Journal of Gerontology Series Aに投稿する予定です。

Good day !

sana

2016.10.08

【 智 】ゼミでの学び:その3


【 智 】ゼミでの学びシリーズは、第3回です。

第1回は、「【 智 】ゼミでの学び:その1」と題して、2016年6月4日(土)に、
エポックでの学び、ドッジビーを使ったスポーツ指導について、記事にしました。

第2回は、「鍛えの夏! ゼミ学部生編」と題して、2016年8月27日(土)に、
オリンピック・パラリンピックについて、
スポーツ教育学、スポーツマネジメント、
健康運動科学、スポーツ科学の観点から、
前期の学びの発表の様子を記事にしました。

そして、第3回ですが、第1回と第2回とは、主人公が異なります。

お気づきでしょうか。

第1回も、第2回も、3回生が主人公でした。
今回は、4回生が主人公です。

4回生は、前期から今まで、就活、教育実習、教員採用試験等、
学生生活仕上げの内容について、励んできました。

【 智 】ゼミでは、自分が望む企業に就職が決まった人が沢山います。

〇〇製薬、〇〇食品、〇〇バン、〇〇ム等、皆さんよく知っている名前の企業です。
本当に良かったと思います。
また、これからの進路を真剣に考えている人も、沢山います。
嬉しいことです。
教員を目指す人もいます。
今年は、京都府小学校、滋賀県小学校、富山県中学校、広島県中学校、群馬県中学校と
5名もの人が、ゼミから現役で合格しました。

Friend草先生のご尽力、そして、Summer Princess先生のお陰です。
ありがとうございました。

ゼミ生、みんな本当に、よく頑張ったんだなぁと改めて、ゼミ生の頑張りに脱帽です。

さて、ippo先生のブログにもありましたが、さあ、4回生は、学生としての集大成、卒業論文への挑戦です。

いくつかの「関門」がありますが、後期授業開始早々に行われる「中間発表」も大きな関門の一つです。

写真をご覧ください。

写真1 発表の様子



こんな感じで発表しましたが、1限から行っており、3回生も参加していました。
写真は、4回生のみの時の発表会です。

タイトルは、いくつかをあげますと、以下のようです。

小学生から大学生を対象とした研究では。。。
 〇 小学校高学年における持久走の指導方法の検討
 〇 短時間運動プログラムが中学生の体力に与える効果の検証について
 〇 高校生の水球指導に関する研究
 〇 パーソナリティ特性が大学生の運動学習プロセスに及ぼす影響

スポーツ体験に関する研究では。。。
 〇 自然体験活動が子供に及ぼす効果に関する研究
 〇 ハンドボールの指導方法に関する研究
 〇 サッカー指導における予備運動が主運動への意欲に及ぼす効果の検討

広く社会に焦点を当てようとする研究では。。。
 〇 リーダーに関する研究

運動などのデータを得て行う研究、文献を整理して行う研究等、様々です。
面白そうですね。

教育実習等に行っている人は、別の開催ですが、やっと終わった~、という写真が下の写真です。
実は、まだまだ、これからですがね~。

写真2 やっと「中間発表」終わった~ (まだ、「中間発表」だよ)



それで、これから頑張るぞー、という写真も撮っておきました。
写真3は女子編、写真4は男子編、です。

写真3 頑張るぞ~ 女子編



写4 頑張るぞ~ 男子編



さあ、これから、取得したデータの解析、文献を主とする人は、文献の読み込み、が始まります。

ですが、なんだか、3回生と違い、4回生は、余裕がありますね~。どうしてだろう?
就活等のビッグイベントを乗り越えたからでしょうか?

4回生は、これから、卒論まっしぐらです。

最後まで、諦めずに、最後まで、熱心に、取り組んで欲しい、
と強く願っています。


それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.10.06

運動フェスティバル その2

以前もこのブログでお知らせしましたが,立命館大学COI拠点の関連行事として


10月22日(土)に
スポーツ健康コモンズ竣工記念
「挑戦したいを応援する」運動フェスティバル



を開催します.

家族で,一人で,友達同士で,子供から高齢者の方まで
様々な運動が体験できるイベントになっています.

開催日も近づき,色々なイベントも具体的になってきましたので,
今日はその中でもスポーツ健康科学部に関連する見どころの一部を紹介したいと思います.

その1「スポーツ健康科学部施設見学」

企画の一つとして,スポーツ健康科学部の施設見学会を開催します.
大学院生や学部生がスポーツ健康科学部の施設や設備を説明します.
スポーツ健康科学部では最先端のスポーツ健康科学関連研究施設・装置が揃っています.どのような機器があり,現在の科学技術でどんなことまでできるのか.スポーツ健康科学部はどんな研究をしているのか.そんなことも垣間見えると思います.


その2「スマートウェア」

様々な運動企画でインストラクターやスタッフがスポーツ健康科学部で開発したスマートウェアを着用する予定です.現在,どの企画で,というのは決まっておりませんが,決まり次第,このブログでお知らせします.実際のスマートウェアを見てみてください.


その他にも様々な企画が満載ですので,このブログでも紹介したいと思います.
イベントのチラシはこちら

皆さまのご来場を楽しみにしております.

naru

2016.10.02

本年度も東海コホート測定が終了しました

帰国して1週間がたちましたが
まだ夕方になると眠たくなります。
時差がまだ残っているようです。

今週の月曜日から後期授業が始まり
久しぶりに3回生、4回生のゼミ生と会うことができました。
3回生はハワイでの研究発表と
学生の夏休みの活動に関して話を聞きました。



4回生は卒業論文提出まであと2か月少々となり
提出までの予定の確認と就職活動状況を確認しました。
公務員試験の結果待ちの学生を除いて
4回生のゼミ生全員の就職が決定しました。
本年度は、全日空CAや滋賀銀行、関西アーバン銀行、
その他、食品メーカー、商社、人材派遣等の会社に決まりました。
ハワイで過ごしているうちにしっかりと就職活動を進めていたようで
この半年間の間に急激に成長したように思えました。


大学院博士課程のIさんが主導する愛知県東海市を中心とした
高齢者の認知機能コホートが、この夏2年目を迎え
無事に測定を終了できました。
測定項目は、認知機能や生活活動調査、運動機能測定等です。
名古屋大学からも測定に来ていただき、共同で研究を進めています。



Iさんはサルコペニアと抑うつの関係について検討しています。
抑うつに対して筋肉量は高齢者ほど維持することが重要となる結果が出ています。
超音波測定も行っており、サルコペニア肥満も分類することができます。
学部4回生や前期課程の院生も測定に参加していただきました。
できるだけ長くこのコホートを続けたいと思っています。
Iさん、お疲れ様でした!

Good day!

sana