先週の5日間,毎日5コマ(9時-16時15分)の講習会に参加してきました.まさに缶詰の状態で,各先生方より講義を受けました.普段は学生に講義する側の人間が立場を逆にして講義を聴いていると,色々と考えさせられました.
特に感じたのは聴きづらい講義は,「苦痛」をもたらすこと.ただその苦痛が身になるものであれば耐えられますが,単なる苦痛では修行にしかなりません.とは言え,面白いだけで中身が伴わないのも講義とはいえません.
やはり,聴き手の興味を引き出し,緩急自在にポイントを押さえて内容をしっかり伝える講義が望ましいと再認識しました.時には,身近な話題に引き寄せながら,具体と抽象を往き来し,魅力ある講義を展開しなければ,と考えさせられた良い機会でした.
スポーツ健康科学部・スポーツ健康科学研究科のカリキュラムの特長は,「理論と実践」にあります.教育・研究力に優れた教員スタッフによる「魅力あふれる講義」とその講義で学んだ理論を実践する場面(インターンシップ,サービスラーニング)が,プロスポーツ,地域,企業などと連携して備えてあります.
魅力ある教育によって,
『未来のスポーツ健康科学分野を切り開く若者の育成』
が,学部・研究科の教員・職員スタッフ全員の願いです.
『未来を担う若者』の入学を心待ちにしています.