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2017.12.08

リーダーシップ(⤵)?リーダーシップ(→)?

Hitomiです。
すっかり寒くなりましたね。外に出て「寒い」ではなく「冷たい」と感じるようになると12月だなぁと実感します。

後期の授業も残り3分の1を切りました。10月以降は常に何かしらの準備に追われて過ごしていましたが、ゴールが見えてきてちょっとほっとしています。

何気にかなり楽しんでやっているのは、リーダーシップ論の授業です。私はリーダーシップそのものを直接研究対象としているわけではないのですが、出身の研究室がリーダーシップをメインに扱っていたこともあり、「知識はあると自覚しているけど、まったく整理されていない」という状態でした。

今年、ippo先生の代打で急遽リーダーシップ論を受け持つにあたって、全体の流れや各研究の位置づけをまとめたり、一つひとつの理論をもっと深く勉強したりしてみたんですが、そうすると次々と今まで見えてこなかったものがたくさん見えてきます。改めて面白く感じるとともに、「あ~、自分の知識は上っ面だったんだなぁ」と認識しました。本当に、学生と一緒に学んでいる感じです。

一昔前なら、「こんな勉強不足では、自分は教員(リーダー)にふさわしくない…」と落ち込むところですが、リーダーシップというのは「上から指示したり、管理する」だけでなく「ともに寄り添い、支える」ことも重要だとさんざん教えられてきましたので、学生に助けられる自分をちゃっかり受け入れつつ、楽しんでやっているというわけです。

しかし、その授業の中で気になるのが一点。
やたら多い「先生の“リーダーシップ”の発音が気になります」のコメント。

………え?おかしい?

私は出身が愛知の三河、その後広島で十数年を過ごして関西へ…という、方言ちゃんぽんの状態なので、もはやどの発音が正しいのか自分でも分からない状態にあります。
11回授業をしてきていまさら直す気はさらさら無いですが、リーダーシップの発音が“どう”おかしいか教えてもらえると嬉しいです。

ちなみに、以下、ちゃんぽんの例です。よければみなさんもご一緒に。
学生に分析を教えている時「…せやな(関西)。よし、この結果でいこう。ところで君はなんしよん?(広島)あ~、ちがうちがう、このチェックはね、分散分析の時には必要ないんだわ(三河弁)ほらこの画面見て、こっちおいでん(三河)」

敬語だと出ないんですけどね。

Hitomi
(写真は今年最後の衣笠勤務にて。お疲れさまでした!)

2017.12.01

拝啓 師走の候

お疲れ様です。Hitomiです。

先日そろそろ帰ろうかとエレベーターを待つためにぼんやりと廊下に立っていたところ、ものすごいスピードで歩いてきたJin先生が「あっ、sgur先生、お疲れ様でーーす!!!」とにこやかに叫びながら(※Jin先生内比では通常音量)、一切スピードを緩めることなく、すごい勢いでエレベーター裏の階段を下っていきました。
返事を…と思った時にはすでにお姿はなく、ダッダッダッダッダッ…と小さくなっていく靴音の中で、一人目をパチパチしながら思わず「し、師走…」と口走りましたが、年末が近づき、どの先生もお忙しい毎日を過ごしていらっしゃるようです。


※現場。ちなみに師とはお坊さんのことらしいですね。

私の受け持っている授業も、色々とゴールが見えてきました。
基礎演習は今週水曜に論文の提出を終え、一息つく間もないまま、分科会用のプレゼンテーションの作成に入っています。
分析をどこまでさせるかが悩みどころで、たとえば「男女差が~」とか「○○の前後で~」と言われると反射的にT検定をさせたくなってしまいますが、統計的検定の意味も分からないままp値を見て有意と言わせていいものなのかどうか…、それとも、分からないままでもやらせて、後で理解を促すべきなのか…、う~ん、どちらがいいんでしょうね?
とりあえず、1回生の段階で研究をさせるというカリキュラムを組んでいる以上、後者の立場をとっているのだろうと勝手に解釈して、うちのクラスは統計的検定のできるデータは検定するように勧めています。
また分科会の様子もブログで紹介します。

Hitomi

P.S. iPhone Xが来ましたー!!
手に持った瞬間の感想は、やっぱり「画面が大きい!」、あと「意外と重い!」の2つでした。
ホームボタンがなくなって使いにくくなったということを聞いていたので心配していたのですが、私はすぐ慣れました(別に器用ぶっているとかではなく)。
Face ID(顔認証)も便利です。もともと私はなぜか指紋認証と相性が悪く、パスコードを入れてロックを解除するのが普通になっていたので、画面を見た瞬間にロックが外れるのはとても楽チンです。とりあえず高い買い物をした甲斐があったかな。
あえて文句を言うなら寝起きに認識されなかったことだけショックでした(笑)


P.S.2 どんなマニアックなジョジョネタでも必ず反応してくださる心強きハーミット・パープル先生…おめでとうございます!全力でファンファーレ吹いてます。



2017.11.24

おいでよ すぽけんの森

Hitomiです。

iPhoneXの入荷の連絡が入ったにも関わらず、なかなか仕事が忙しくて取りに行くことができない…まさにマシュマロ実験中です。
現実逃避にどうぶつの森に行っては、せっせと動物たちにリンゴやら魚やらを貢いでいます。学生に勧められてはじめたのですが意外と楽しい…。キャンピングカーを愛車と同じ配色にしたのがこだわりです。
現実でも、卒論生に分析を教えてこつこつレベルアップ中です。卒業式で晴れやかな「写真」をもらえるのを待ってます。

最近はゼミに行くたびに、3回生から2回生のゼミの配属情報について聞かれます。私に聞いたところでたいした情報は教えられないのですが…、まぁ、やはり研究室決めは大学生活での一大イベントではありますよね。

とはいえ、人生何が起こるか分かりません。私の大学時代は、学部を変え、第1希望の研究室を変更し(私の時は学生同士の話し合いで決める形でした)、巡り巡って行った末の研究室で、指導教官にほれ込み、研究にはまり、最終的に助教までの9年間居座りましたから(笑)、本当に人生どこで運命的な出会いがあるか分からないものです。

結局のところ、どんな経験も生かすも殺すも自分次第です。
どの研究室に入った子も、ここでまた気を引き締め直して卒論まで頑張ってほしいなと思います。

そういえば、今日は実父の62歳の誕生日です。心配かけてばかりなので、たまには電話をしておかないと。

それでは、今週もよい週末をお過ごしください。

Hitomi

2017.11.17

きぬがさんぽ

Hitomiです。今日も衣笠キャンパスに行っておりました。
京都は今観光シーズンのようですね。
BKCともまたちょっと違った雰囲気です。
 


「衣笠山のほう、綺麗ですよー」と事務さんにアドバイスをいただき、お昼休み中に気分転換にきぬかけの路を散歩してみました。
「きぬかけ」というのは、『宇多天皇が真夏に雪見をするために衣笠山に絹を掛けた』という故事にちなんでいるらしいです。
反射的に「なんつーわがまま」と思ってしまいましたが、これを風流と感じる心の豊かさをいつか私も持ちたいものです。

 

観光客や、ランニングしている人もちらほら。緑が多くて、気持ちよかったです。いい運動になりました。



まだ時間があったので、大学内も気ままに探索してみました。
旧図書館跡は、広場になっていたんですね。
ピクニックしたり、寝転がったり、急に爽やかな空間が現れたのでちょっとびっくりです。

 

そして、ついに猫さんが体に触れることを許してくれました…!!
癒される…たとえ寒くて人肌目当てに近寄ってきただけだとしても私は十分です…


 
寒いのでついつい引きこもりがちですが、この時期はこの時期で独特の魅力がありますね。
家の周りなんかもちょっと散歩してみると新しい発見があったりするかもしれません。

ではでは、みなさん今週もお疲れさまでした。
よい週末をー!

Hitomi


2017.11.10

ただいま、分析勉強中!

Hitomiです。今日は、帰国中のippo先生とお会いすることができました(*´∀`*)
お元気そうで何よりです。いいなぁ、スペイン…、行きたいなぁ…。水曜ブログの写真が毎週のひそかな楽しみです。

そして、今日は朝から晩まで卒論生たちの分析に付き合っておりました。(こういうので忙しいのはWelcomeなんだが…)
統計ソフトにデータを入力する段階から仮説の検討まで一気にやっていた子もいました。ふつうはもっと時間をかけてやるものですが、卒論提出まであと1カ月。致し方なし!!

とはいえ、やはりここで過去にちゃんと先行研究を読みこんできたかどうかの差が出ますね。「次は因子分析!」とか「この仮説なら、媒介分析!」といったときに、「先行研究で出てきました!」「先輩の論文で見ました!」と頭の中でちゃんとイメージできてるかどうかでその後の理解が全然違います。今日の4回生の子たちはみんな優秀でした。

アンケート調査や行動指標ベースの実験をした人は使う統計も似てくるので、研究室を超えて勉強し合っているのを見ていると、「なんだかいいなぁ、大学生っぽいなぁ」とニヤニヤしちゃいます。

私は4回生をまだ受け持っていないので、たくさん学生さんと知り合えたのもいい機会でした。「初めまして」とあいさつしたその日に絶望顔を晒していた子もいましたが(笑)、無事に卒業してくれることを祈ります。



指差してもらっている本は、HAD製作者の清水先生の書籍です(ス〇ーピーの素顔が拝めます)。学部生向けに書かれているのでとっても分かりやすいです。とくに因子分析&媒介分析について、説明する前に「まずはこの本を読め!」と渡しちゃっています…。ゼミ用にあと3冊くらいは必要だな。


いい結果が出ると私も嬉しくなりますし、仮説を支持しない結果でも心配することはないです。そこからが面白いところです。

ラストスパート頑張ってください!

Hitomi

2017.11.03

いいや!限界だ!

お疲れ様です。Hitomiです。11月3日ですね。
昔、Hitomiの語呂合わせでメールアドレスに1103を使っていたら、誕生日が11月3日だと誤解されていたのを懐かしく思い出しました。

突然ですが、皆さん、マシュマロ実験というのをご存知でしょうか?
1960年代のアメリカの実験で、4歳児を対象としたテストなのですが、目の前に美味しそうなマシュマロがおかれ、大人(実験者)から「食べてはいけないよ」と言われた状態で部屋で一人きりにされた時、「マシュマロが食べたい」という誘惑に負けずに実験者が再入室するまでの15分間我慢できるかどうかを検証したテストです。
初めて聞いた時『なんか一休さんに出てきそうなエピソードだな…』と思ったんですが、別にとんち話というわけではなく、子ども時代の自制心の強さが、どのくらいその子の将来の成功を予測できるかという実験です。
追跡調査の結果、我慢できた子は我慢できない子に比べて大人になった時に良好な対人関係を築いていたり、自尊心が高かったりといわゆる「社会的成功」に結びつく状態である場合が多かったそうです。
「自制心」の重要性を示しているとともに、「衝動性」がどれだけ厄介なものかを示しているとも言えます。

自制心…、意志力(will power)なんて言葉で言い換えることもできると思いますが、大人の場合を見てみても、やはり「すごいなぁ、尊敬するなぁ」と思える人はだいたい「我慢強い」だとか「自己コントロールがちゃんと出来ている」といったような特性を共通して持っているような気がします。

私も出来れば意志力を持った人間になりたいと日々思っているのですが、なかなかままならないことばかりです。特に疲れた時はダメですね。心理学者のRoy Baumeisterは、「意志力は限られた資源である」と述べており、筋肉と一緒で使えば使うほど消耗してダメになってしまから、ちゃんと休んで回復させたりゆっくり鍛えていかないとダメだと示唆しています。

何が言いたいのかというと、昨日(木曜)、疲労のあまり何も考えずにiPhoneX(256GB)を深夜に予約してしまいました。今結構反省しています。うん、休もう。そろそろ休もう。でも買うからには自慢しよう。そんな金曜日の夜。

…というわけで懺悔を書こうと思ったら長くなってしまった前置きの末、ようやく今週の内容です。
パシャパシャ写真を撮っていたのでお気づきの方もおられたと思いますが、今日はプレゼンガイダンスの様子をご紹介します。



1回生の基礎演習では、ゼミ大のテーマ登録も終わり、各班データ収集に取り掛かり始めたようです。
なかなか苦労しているようですが、ここが正念場ですね。

そんな中、最終の発表会を見据えてプレゼンガイダンスが行われました。
写真のとおり、Hassy先生が説明をご担当してくださいました。

わざとタイトルを見にくくして、見やすいバージョンと比べてみたり…と、体感型で非常に勉強になりました。私も参考にできそうです。

さらにMoto先生、Ken先生、Joe先生から各分野のアドバイスです。



原稿は読まずに、覚えてきましょう!私も同感です。



プレゼンはつかみが命!最初の1分にどれだけ関心を引けるかが肝心です!
(出てきた瞬間、速攻でシャッターを押しました(笑)いい画がとれました(笑)意外と似合ってます(笑))



英語は自信が無くても、堂々と!
Joe先生は本当にプレゼンがお上手なので説得力がありますね。

スポ健っぽいなぁ…と楽しみつつ(笑)、学生も非常に大切なことを学べたであろう1時間でした。

ちなみに私はウィル・スティーブン氏の「頭良さそうにTED風プレゼンをする方法」という動画が割と好きなのでよければぜひ見てみてください。(リンクは英語ですが、日本語訳付の動画も探せばあると思います)

Hitomi

2017.10.27

今宵の月のように

ふっと夜空を見上げてみたら、肩の力が入りすぎていたことに気づきました。



ちょっと欠けてるくらいがちょうどいいときもありますね。


あ~、色々と落ち着いたら死ぬほど焼肉食べよう。

皆様もお疲れ様です。
こういう時はほどほどに。頑張るときに頑張りましょう。

Hitomi

2017.10.20

オラァ!

Hitomiです。

ブログのネタがなさすぎて、何か起こらないかと18時まで粘ってみましたが特に何も起こりませんでした。
おもむろに学内をカメラ片手に徘徊してみたりしたのですが、ユニオンの前で「そういえばお腹すいたな」と学食で夕飯を食べて、戻ってきてから「何しに外行ったんだ!!」と自分で自分にあきれ返りました。

一応、「このネタはブログにはさすがに…」という事があったのですが、もうネタがないので書きます。

昨日、授業中に“G”が出現しました。
グループワーク中、教室の一角が騒がしいので「どしたん?」と聞いてみたところ、カサカサカサカサッと…

きゃー、あっち行ってー!

っと、ならないのが田舎育ちの性。
即座に教員モードから戦闘モードに入り、適当にいらなそうな紙束をつかんで渾身の一撃。そしてクリーンヒット。
テメーは俺を怒らせた…!(授業を妨害して)
ちなみに、とっさに掴んだ紙束は自分が日曜日に休日返上して作った力作のレジュメでした。
全然いらない紙じゃなかった。余ってたからいいんだけど…。

とまぁ、こんな訳で教員やってると色々なハプニングもあるもんだなぁと思った次第です。

ちなみにちょっとした豆知識ですが、社会心理学の実験にはなんとGを被験体としたものがあります。

「Social Enhancement and Impairment of Performance in the Cockroach(ゴキブリにおける社会的促進とパフォーマンス低下)」というZajoncが1969年に行った実験です。

余談ですが、Zajonc博士は社会心理学の授業で必ず習う大御所の一人なので、学生の頃、「Zajoncをザイアンスとすんなり読めたら、心理学コースの学生」と言う笑い話がありました。

どんな内容かというと、「単純で慣れた課題をする場合、一人でするより誰かに見られていた時のほうが、パフォーマンスが上昇する」という社会的促進(観衆効果)とよばれる現象があるんですが、この効果について、高次の認知機能を必要とするのかどうかを検討するためにGを使って検証が行われました。

Gに筒状の透明なレーンを走らせ、1匹で走った時と他のGに見られている時のタイムを比較したそうです。

シュール…。

ちなみに1匹の時より他のGに見られている時のほうがタイムが早いという結果が得られ、Gでも社会的促進が見られることが明らかになりました。Gでも応援って効果あるんですね。

学問的にはとても興味深い結果なのですが、実験風景を想像するとなかなか衝撃です。

まさかこんな話をブログで紹介することになるとは思いませんでしたが、「単純作業をする時やよく練習した課題をする時は、人前だとパフォーマンスが向上する!」という教訓のある実験結果でもありますので、いつかどこかで、誰かの参考になれば幸いです。

※なお、慣れていない難しい事をする時は、逆に人前だとパフォーマンスが下がってしまうという効果(社会的抑制)もありますので、課題の質によって使い分けることをお勧めします。

来週こそ、真面目に。ゼミナール大会の準備の様子をご紹介できればと思います。
ではでは、今日はこのあたりで、失礼します。お食事中の方、すみませんでした。

Hitomi

2017.10.13

「ありがとう」… それしか言う言葉がみつからない…

今日は100%プライベートな話題で恐縮ですが(今さらですが)、先日私が実家にいた頃からずっと飼っていた愛犬が天国に旅立ったのとの連絡が入りました。
14歳と10カ月、前日まで元気に散歩に行って朝突然眠るように…と、人間でもある意味理想と言えるような最期だったそうですが、家族同然の存在がいなくなるのはやはり寂しいものです。


↑大学入学時、一人暮らしの時に持ってきた写真。ずっと部屋に飾ってあります。あれから十数年かぁ。


私が飼いたいと言って飼いはじめたにも関わらず1年しか一緒に暮らしてあげられなかった事だけ心残りですが、その分家族が可愛がってくれましたし、最後は一番懐いていた母に看取ってもらえたようなので幸せな一生だったのではないかと思います。

運動をすることに全くといっていいほど興味のない母も、愛犬のためならと毎日散歩を欠かしていませんでしたので今でも驚くほど足腰が強く健康です。どうやらこのお役目は来月1歳を迎える甥っ子に無事引き継がれたようなのでその点は非常に安心です。

若干元気のない1週間だったのですが、仕事で人と接していると自然と元気になるので助かります。たまにはこういう時もありますよね。

「コンパニオンアニマル(伴侶動物)」という言葉で呼ばれることもあるように、ペットはもはや人間のパートナーともいえる存在です。人間が勝手に解釈しているだけかもしれませんが、いつも大切なことを教えてくれます。悲しみもしっかりと受け止めて、毎日を大切に過ごしていきたいです。

Hitomi


2017.10.06

行くぞ!!

お疲れ様です。購入予定の新しいタブレットパソコンを選ぶのが最近の気分転換、Hitomiです。

迷いますね。そんなにPCに詳しくないので毎回こういう時選ぶのに時間がかかります。

個人的に、タブレットと言えばSurfaceと iPadのイメージですが、メインPCがWindowsなので、やっぱりタブレットもOSは合わせたほうがいいかな。

ただ、以前Surfaceを使っていた時に、初期不良で1回交換し、さらにその後キーボードを2回壊す(それぞれShiftキー・Ctrlキーが取れるという死活問題)という、抜群の相性の悪さをみせたので若干トラウマがあります。(この話をするとだいたい「カバンにそのまま入れなければいいんじゃない…?」と言われます)

Let’s noteのXZシリーズもかなり気になっています。私は「丈夫だから」という理由でLet’s note派なのですが、Let’s noteは結構先生方の間でも人気が高いですよね。難点は…高いこと(笑)だからこそ買えるうちに…。

おすすめPCがあればご一報ください。まずはクレオテックのSさんに相談だー!

というわけで、今週も新しく始まった授業の様子をご紹介します。

まず、研究入門Ⅱ。こちらは、リサーチ・クエスチョンのたて方、論文の構成などこれから研究計画を立てていく上での基礎知識について、全体で説明がありました。



T彦先生がご登壇です。『仮説と予想は違う』というのはとても重要だし、適切な表現で「なるほど、そういう言い方をすればいいのか!」と腑に落ちました。今度、私もこっそり使わせてもらいます。

社会科学系の担当として私も少しお話しさせてもらいました。自然科学との違いを説明はしましたが、せっかく文理融合の学部ですので、自然科学/社会科学、文系/理系という枠にあまりこだわりすぎないようにして、まずは広い発想でテーマを考えてもらえたらいいなと思います。

余談ですが、約200名を前にして去年すっごく緊張した記憶があるんですが、今年は意外と落ち着いてできた気がします。馴れってすごい。やっぱり暴露療法って効果あるんだなぁ…と思いました。
(暴露療法…不安障害を改善するために行われる行動療法のひとつで、強い不安や恐怖を感じる刺激にあえて曝すことで刺激に慣れていく方法。中途半場にやるとむしろ悪化する危険もあるので注意。)

こちらは基礎演習Ⅱです。ゼミナール大会の準備がいよいよ始まったので論文ガイダンスです。Moto先生にご登壇いただきました。



すごく分かりやすい…。

こちらもちょっとだけ調査系論文の書き方について私も前に出て話したのですが、「全く専門知識がない対象に対して、専門的なことを説明する」のがいかに難しいことであるか実感しました。
自然と口から専門用語が出てくるんですが、喋りながら『あれ?これって1回生分かるのかな?』と不安になったりして、相手を考慮した説明の仕方について改めて考えさせられました。

そんなこんなで、今週は研究の基礎について、意外と普段考えてないことを改めて考えるいい機会だったな~と思います。

小集団科目、後期は前期といきなり雰囲気が変わって大変ですが、1回生も2回生も頑張ってください。

Hitomi

P.S.

Happy Birthday!!!