[ Thu ] の記事一覧

2017.12.14

ゼミナール分科会

shinoです。

今週も寒かったですね。
今朝は前日の夜からの雪がうっすら残っていました。
ここ、くさつキャンパスも、今年初めての雪でした。

さて、本日は、スポ健学部生の卒業論文最終提出日でした。

私のゼミでは、ちゃんと全員が提出できました。
最後は結構ドタバタでしたが・・・・
まぁ、とにかく無事に完成して良かったです。

大学も後期も終盤に近づき、
4回生だけでなく、
各学年でも今年1年の締めくくりに入っていきます。

スポ腱の1回生も数人のチームででテーマを決めて研究を行い、
その成果発表会であるゼミナール大会が毎年開催されます。

今週はそのゼミナール大会の分科会が行われました。
この分科会で評価が高かった数チームが、ゼミナール大会の本選に出場します。

私はその分科会の審査を担当させてもらい、
4チームの発表を聴講させてもらいました。




昨年も担当させてもらったのですが、このゼミナール大会、
かなり力が入っていまして、
ユニークな研究テーマであったり・・・・
研究内容が凝っていたり・・・・





論文やプレゼンもかなりしっかり下調べをしていることが分かり、
毎回、聴いていて非常に興味深いです。

今年も、チームのみんなが努力して作り上げたことが
よく分かる発表でした。

4回生の卒論にも負けていないと思います。
この努力、達成感を4回生の卒論までつなげていってくれたらうれしいです。
もちろん、4回生の卒論もなかなかの内容です。

学生は「興味を持つこと」が特に大事だと思います。
常に興味を持ち、様々なことにチャレンジして、
大学生活を有意義に過ごして欲しいです。

最後に、今週土曜日に我がラグビー部が選手権大会の試合(対慶応)を
キンチョウスタジアムで行います。
みさなんの応援が力になりますので、時間のある方は足を運んであげてください。

2017.12.07

先週1週間

こんにちは、shinoです。

今週は寒かったですね。
雪が降るという予報も出ていましたので、心配していましたが、
今のところは大丈夫でしたね。

スポ健では、今週から4回生の卒業論文提出が始まりました。
来週の木曜日が最終なので、私のゼミ生も、今、まさに頑張っています。

できるだけ良いものに仕上げて欲しいと思うので、
我々教員も添削に追われ、かなり寝不足の毎日を過ごしています。

4年間の学びの集大成を見せることができる物なので、
あきらめず頑張って欲しいです。
きっと、いい論文になると思います。


先週は、月曜から整形外科の国際学会に参加していました。
行き先は、南アフリカのケープタウンでした。

今まで、多くの国際学会に参加していますが、
タイミングが合わず、アフリカに行くのは初めてでした。

南アフリカは、ラグビーやサッカーのワールドカップが開催されていますが、
その時にテレビや雑誌で、さんざん南アフリカの紹介がされていたのを
目にすることがあったと思います。

その時は、『南アフリカは治安が悪い』という印象が強く残っていました。
なので、いつもは何もせずに国際学会に向かうのですが、
今回は、相当警戒し、いろいろな情報を集めた上で、出発しました。

ですが、ケープタウンは、そんなに治安が悪い雰囲気は無く、
ヨーロッパの街に近い感じで、少し拍子抜けしました。




でも、やっぱり裏通りは危ないようで、
行かない方がいいと、現地の人には教えてもらいました。

南アフリカは首都ヨハネスブルグの治安が悪いらしいです。
現地の人もヨハネスブルグには行かないと言ってました。

日程の関係上、2日の滞在だったのですが、
大きなトラブルは無く、無事に帰って来ました。
ほとんど飛行機に乗っていた感じです。

帰ってきた日は、ちょうど日曜の朝だったので、
そのまま万博記念競技場へ直行し、
パンサーズの試合を観に行きました。




皆さんご存じのとおり、残念な結果となってしまいましたが、
よく頑張っていたと思います。
負傷者も少し出てましたが、大丈夫だったでしょうか・・・

寒い中、たくさんの応援も来てくれてました。

来年また頑張って下さい。

2017.11.30

もう冬ですね。

こんにちは、shinoです。

寒いですね、明日より12月です。
もう冬ですね。

お正月はスポーツの大会がたくさん開催されます。
どのスポーツも楽しみにしているのですが、

ラグビーは、高校選手権大会が、12月末から、
大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開催されます。

私は、毎年、医務医員(大会ドクター)として、参加しているのですが、
その前に地方予選会があります。

先日、その地方予選会に、大会ドクターとして出務してきました。

奈良県の予選会で、会場は天理市のラグビー競技場です。

その日はいい天気で、陽が照っているところは、ポカポカと気持ちよく、
芝の観客席には、たくさんの高校生が、チームの応援に来ていました。





奈良県は、高校選手権大会で、毎年結構、勝ち進むのですが、
地方予選会に出てくるチームは10校にも満たないです。

さらに、ここ数年は、他の地方でも同じように、1つの学校では、
試合に参加できるぐらいの部員数がいないところも多く、

そのような学校は、いくつかの高校が集まって合同チームを作り、
その合同チームで予選会に出場してきます。

合同チームは、他の学校と比べると、練習時間もあまり確保できないと思いますし、
普段一緒にいるわけでなないので、なかなかチームとしてまとまるのは、大変だと思います。

勝ち進むのは、正直難しいのですが、それでもみんな一生懸命プレーしていました。



全部で3試合あったのですが、
今回も大きな怪我は出ず、無事に終了しました。

今年の年末年始も、高校選手権大会にドクターとして花園ラグビー場に行く予定です。

高校ラグビーも観ていてかなり面白いと思うので、
お時間のある方は、足を運んでください。

トップチームだけでなく、中学、高校からしっかりサポートし、
ラグビーがしっかり盛り上がるように努めていきたいと思います。

2017.11.23

今日は勤労感謝の日です。

こんにちは、shinoです。

すっかり寒くなりましたね。
みなさん、風邪などひかれてないでしょうか?



今日、11月23日は勤労感謝の日です。
祝日ですが、今日は大学授業日です。
クラブ活動があるゼミ生は、祝日なので試合が組まれているらしく、
授業終了後、急いで試合会場へ行きました。

さて、先週末の話です。
先週末は、日本臨床スポーツ医学会という学会に参加してきました。

場所は、東京都の国立オリンピック記念青少年総合センターでした。
土日で開催されていたのですが、私は日曜日のみ参加しました。

臨床スポーツという名前の通り、私の専門領域である整形外科だけでなく、
様々な領域のスポーツ医学に関する演題がたくさんありました。

頭部(脳震盪)や、脊椎、四肢の傷害、
メディカルチェック、現場での対応、女性アスリート、歯牙傷害、栄養に至るまで・・・
ほんとに様々なテーマで演題が組まれています。

いつもは専門領域の学会参加なので、普段聴講することのない内容がたくさんあるので、
逆に目移りして聴きたい演題が多く、どれを聴こうか迷ったぐらいでした。
非常に新鮮で興味深かったです。

どの分野でもドクター、コメディカル、トレーナーなど、全てののスタッフが、
スポーツ傷害に対する治療と予防に取り組んでいることが伝わってきます。

このような取り組みが、2020年の東京オリンピックでの成功につながってくるんであろうと、
実感し、刺激を受けて帰ってきました。

我々、立命館大学スポーツ健康科学部も、スポーツの発展のために頑張っていきたいと思います。


最後に、
立命館パンサーズ、見事に勝利しましたね。
おめでとうございます。良かったです。

次戦も近いですが、引き続き頑張って下さい。

またみんなで応援しましょう。

2017.11.16

ゼミ合同卒論中間発表会

こんにちは、shinoです。

今日はいい天気ですね、でも寒い。。。

いよいよ秋も深まってまりました。

今週末は、アメフト関西リーグの大一番、
立命館パンサーズが関学ファイターズと万博記念競技場で試合をしますね。

皆さん、奮って応援に行きましょう。
と言いつつ、私は残念ながら仕事で行けそうにありません・・・残念です。
試合場に行けなくても、応援しています、頑張って下さい。


さて、4回生は、いよいよ卒業論文提出まで1か月を切りました。
もうほぼ完成している人、まだデータ計測を行っている人など、
進捗状況は、様々だとは思います。

本日、我がゼミでは、卒論最終発表会を一緒に行う金森先生のゼミと合同で、
卒論中間発表会を行いました。

卒論の項目のうち、方法と結果のパートを卒論と同様の形式で作成し、
それを基にショートプレゼンテーションと、教員からの質問、指導を行うといった形式で行いました。

本日のこの発表会に向けて、ゼミ生達は、一生懸命データを整理し、統計計算やグラフ作成を行ってきました
(少し始動が遅かったような気もしますが・・・)。

その成果はといいますと、
進捗具合に多少の個人差はありますが、
みんな、現在までの経過をしっかりまとめてプレゼンしました。
どの学生も、なかなか興味深く、面白い研究を考え、実行し、
その結果を発表してくれてました。






発表会開始時に緊張していた学生たちも、
頑張った成果が出たようで、発表会終了後には、少し安心した表情でした。

まだ全て終了したわけではありませんが、
頑張ってできたという満足感が少しでも味わえたのではないでしょうか?

しかし、やり切った感じになってしまって、ここでトーンダウンしてはいけません。
一旦落ち着くと、またエンジンをかけるまでは時間と労力がかかります。
この勢い保つように頑張らないといけません。

本日の中間発表会で、お互いに良かった点、もっと良くなる点を書き出してもらいました。
これらを今、まとめています。
出来上がったら、すぐに学生にフィードバックし、
さらにモチベーションを上げて、卒論を書き上げて欲しいと思います。頑張れ!!

2017.11.09

野球肘検診に行ってきました。

こんにちは、shinoです。

昨日は雨でしたが、最近はいい天気が続いています。

さて、私は先週の11月3日に奈良県野球肘検診に参加してきました。
私が以前勤めていた病院の理学療法士さん達が中心になって、奈良野球少年を守る会というNPO団体が運営している野球肘に特化した検診です。

2012年より開始して今年で第8回目となりました。
私も可能な限りお手伝いをしてまして、ほとんど毎年参加しています。

奈良県は南北に長い県なので、場所的に北部地区が中心となるのですが、
少年野球大会の日に合わせて野球肘検診も開催するようにし、できるだけ多くの野球少年が参加しやすいようにしています。

年々その参加者は多くなっています。
今年は台風の影響で野球大会の日程がずれてしまい、予定人数より少し減ったようですが、それでも500人を超える小学生が参加してくれました。

全身の身体所見から、超音波による検査、フォームのチェックや、栄養相談に至るまで、
いろいろな面からサポートするようにしています。



私はだいたい理学所見や超音波検査の担当をしています。
理学所見では、痛いところは無いか、負荷をかけた時に症状は無いかなどの簡単な診察を行います。

超音波では野球肘に起こる障害部位を入念にチェックします。




今年は超音波ブースに割り当てられ、3~4名でチームを組んで、検査を行いました。
我々のチームでは、幸い、大きな異常所見がある選手はいませんでした。


検診の結果はすぐに選手の保護者の方やチームの監督さんにフィードバックし、
今後どうするべきかについてアドバイスしています。

毎年、数人の野球肘障害がこの検診で見つかり、
大事に至ることなく、検査や治療などのケアを行っています。


全国でもいくつかの県でこの野球肘検診が行われています。

せっかくいい成績が残せても、怪我でスポーツを続けることができなければ、楽しくありません。

小学生だけでなく、中学、高校、大学と、こういった取り組みが行われることで、
アスリートをサポートしていくことが我々の務めだと思っています。

怪我なく、楽しく、末永く、スポーツを続けていって欲しいと思います。

2017.11.02

11月になりました。

こんにちは、shinoです。

11月になりました。
今年も残すところ2か月になりました。

今週はとてもいい天気が続いていましたね。
紅葉もきれいになりました。

私は、スポーツ健康コモンズで、週2回、
本学のアスリート学生を中心にカウンセリングを行っています。

今週、そのカウンセリングに行こうと、キャンパスを歩いていましたら、
コモンズ横の広場に、たくさんの幼稚園児たちがいました。
おそらく、近くの幼稚園からだと思いますが、
先生に引率されて、BKCのキャンパスに遊びに来てくれているようです。

みんな、めちゃくちゃ楽しそうに何かをしています。

何をしているのかと思って、よく見てみると・・・・

『どんぐり』を一生懸命拾っていました。
あの形からなのか、たくさん落ちているからなのか、
子どもって、『どんぐり』大好きですよね。
大事そうに集めていました。





すごく微笑ましい一場面でした。
もっともっとBKCに一般の人たちが気軽に来てもらえるようになればいいなと感じました。
そんなキャンパスになるようにして行きたいと思います。

さて、今、学部4回生は、卒業論文を一生懸命作成しています。
12月半ばには完成させ、提出しないといけません。
必死になって4年間の学びの集大成である卒業論文作成に向けて頑張っています。

そんな中、3回生のゼミでは、
来年の卒論のテーマを決める参考になるよう、
実技、フィールドワークなど、いろいろなことを行ってもらっています。

私のゼミの大きなテーマは『スポーツ傷害』です。
スポーツ傷害を考える上で、まず必要なのは、
どのような傷害が、どの程度起こっているか、現状を知ることです。

ということで、毎年、私のゼミでは、いろいろなクラブやサークルに行き、
『傷害調査』をしてもらっています。
それも、ただ傷害頻度を調べてくるのではなくて、
何かテーマを持って、そのテーマに沿った傷害調査をしてもらっています。

もちろん、4回生も以前に行っています。
卒論にも傷害調査が盛り込まれている内容が多いので、
今の3回生も、これから研究を行うために、必要な考え方と方法になります。

夏休みの間に、3回生たちは各クラブ、サークルで傷害調査を行い、
それをまとめて、考察し、後期のゼミで発表してもらっています。



どのグループも興味深い内容、考察をしています。
着眼点がなかなか面白く、感心させられます。

これをきっかけにどんどん興味を持ってもらえればうれしいです。


2017.10.26

先週の台風の中

こんにちは、shinoです。

先週末の台風はすごかったですね。
今週も初めからスッキリしない天気が続いています。
やっと今日は良くなった感じですが・・・

気温もグッと低くなったような気がします。
みなさん、風邪などはひかれてませんでしょうか?


そんな先週末の台風がまさに近づいている真っ最中、
私はまたまたラグビートップリーグのマッチドクターに行ってまいりました。

今回は万博記念競技場です。
トップリーグの前に、トップウエストリーグの試合がありました。
ラグビーのプロ・社会人リーグでは、トップリーグ、トップチャレンジリーグと順にありまして、
その下のカテゴリーで社会人リーグのトップウエストリーグがあります。
名前の通り、西日本の社会人チームがリーグ戦を行っています。

今回は、その試合のマッチドクターも含めて、2試合に出務してきました。


毎試合前に行う担架搬送のトレーニングです。

マッチドクター、チームドクターは、試合中は基本的にピッチサイドに居て、試合が終わるまでチェックしています。
怪我している選手を見かけたら、すぐにグランドに入って行けるように待機しているわけです。


第1試合のキックオフは11:30でしたが、その時点で結構雨が降っていました。



ラグビーは、サッカーなどと同じように、基本的には全天候型スポーツなので、雨でも試合は全く関係ありません。

なので、私も試合中はピッチサイドにいて、待機していました。
傘も差せないので、ウインドブレーカーの上に薄い雨合羽を着て、試合を観ていました。

第1試合は特に大きなけが人もできることなく、無事に終了しました。
それは非常に喜ばしいことなんですが、怪我や脳震盪で倒れる選手がいない場合、
私たちはグランドに入ることもありません。
したがって、ずっとピッチサイドに居て、試合を観ているだけになります。

先週はその時点でかなり雨も強くなってまして、非常に寒かったです。

第2試合は14:00キックオフでした。
第1試合と同じく、ピッチサイドに立って試合をチェックしていました。
出場している選手も、サブで待機している選手もコンディションを整えるのが大変だったと思います。
よって大きい怪我が出るんじゃないかと思って、
かなり心配していましたが・・・・



なんと、この試合も大きな怪我人は出ませんでした。

したがって、私たちはずっとピッチサイドに立って試合を観ているだけになりました。
雨は止むどころか、ますます酷くなる一方でしたので、
当然、ずぶ濡れで、身体の芯から冷え切りました。

選手と同じく、メディカル、レフリー、運営スタッフも、
なかなかコンディションを保つのが大変な試合でした。

風邪ひかなくてよかった。

何より選手に大きな怪我がなくてよかったと思います。

2017.10.19

今週の講義

こんにちは、shinoです。

今週は雨が多いですね。
やっと少し晴れ間がでましたが、また週末に台風がくるようですね。
かなり寒くなりました。

スポ腱の2回生後期には、私が担当する基礎スポーツ医学II外科系という授業があります。
その中で、心肺蘇生とテーピングの実習を毎年行っています。

今週は心肺蘇生の実習を行いました。

実習内容は、心肺蘇生用の人形に心臓マッサージと、人工呼吸を行います。

前週に心肺蘇生の講義を行い、しっかり予習した上で臨むようにしています。
なので、だいたい、心臓マッサージの方法(どの位置に、どんな姿勢で、どの程度の強さ、ペースで行うか)、人工呼吸の方法は分かっているはずです。

実際、やってみると・・・方法はみんな分かっていました。
前週での授業をちゃんと受けて、勉強してくれてたようです。


でも、いざ、やってみると・・・



なかなかうまくいきません。

特に人工呼吸が難しかったようです。
みんな赤い顔をしながら必死で、人工呼吸をしています。



・・・が、やっぱり難しいです。うまく息を吹き込むには、少しコツが必要です。

昼休みも利用して行うので約2時間半を使いますが、240名の学生が2台の人形に行うため、
1人が実習できる時間は、かなり少ないです。

心肺蘇生は、机上では簡単そうに見えますが、
実際にやってみると、なかなか難しく、
必死で一生懸命しないといけないものだということは、この実習でも十分理解してもらえたと思います。

もっと勉強するには、
各地の消防署や日本ACLS協会が定期的にBLS, ACLS(心肺蘇生法)の講習会を開催していますので、
それに参加するのが一番いいと思います。
詳しくは、日本ACLS協会HPで確認して下さい。URL:http://acls.jp/

これを機に、もう1回、心肺蘇生についてしっかり勉強して、
できれば講習会に参加して欲しいと思います。

2017.10.12

今日は雨ですね。

こんにちは、shinoです。

今週序盤はいい天気が続いていましたが、本日は雨模様ですね。
まだ日中は暑さが残る日もありますが、徐々に秋らしくなってきました。

秋といえば、食欲の秋でもありますが、スポ健ではもちろん、スポーツの秋ですよね。

私はラグビーを中心にドクターとして携わっていますので、
ラグビー関係の話が多くなってしまうのですが、
それだけでなく、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップを成功させるためにも、
日本でのラグビー人気を上げなくてはいけません。

ということで、本日もラグビーの話です。

今、ラグビーはシーズン真っ盛りです。
これからお正月まで、プロ、社会人から大学、高校、中学に至るまで、
毎週、各地でラグビーの試合が開催されています。

このブログでもラグビーの試合のドクター(マッチドクター)として、
試合に参加している様子を報告してきましたが、
プロリーグだけでなく、大学学生リーグや高校の県大会まで、
いろいろなカテゴリーの試合にドクター(医務委員)として試合場に参加します。

トップ(プロ)リーグでは、怪我や脳震盪に対して国際基準に合わせたかなり厳密な評価を行い、
試合中でもすぐに対処できるようにしています。
大学、高校、中学においても、
プロほど厳密ではありませんし、全ての試合で行えるわけではありませんが、
怪我や脳震盪に対する速やかな対処を行えるよう、我々が医務委員として待機することが多いです。
だから、この時期の週末は、いろいろな試合に出向きます。

先週末もトップ(プロ・社会人)リーグで、マッチドクターをしてきました。
今回は奈良県天理市のグランドが試合会場でした。
奈良県もなかなかラグビーが盛んな都市です。
お正月にある高校ラグビー選手権大会や、関西学生リーグにも奈良県の学校が強豪校として出てしているので、何となく盛んなイメージはあるかと思います。

今回の試合会場はそれほど大きくないですが、お客さんも結構来ていただき、盛り上がっていましたよ。




奈良県ということもあって、試合会場は木々に囲まれており、気持ちのいい場所です。

私はマッチドクターとして参加していましたが、
今回、出番は全くありませんでした。
ということは、大きな怪我や脳震盪も発生せず、落ち着いていたということです。良かった。

これからスポーツが盛り上がってくるシーズンです。
皆さんも怪我無く、安全に楽しんで下さい。