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2017.08.01

D3研究成果報告会

 前期セメスターの試験期間も終了し、学生さんは充実した「夏休み」ということになりますね。
 体育会・サークルで活動している皆さんは、合宿など普段とは異なる環境で練習することもあるかと思います。目標とした成果が得られますことを祈っております。体調管理には十分に注意して熱中症やケガにならないようにしましょう。
 また、海や山でのレジャーを計画している皆さんは、天候の急変がある季節ですで、気象情報など確認して早めに対応しましょう。

 7月31日(月曜日)は、「2017年度 スポーツ健康科学研究科 D3研究成果報告会」がインテグレーションコアのアカデミックラウンジで行われました。
 博士課程の院生さんは、日々それぞれの分野で熱心に研究に取り組んでいます。中には社会人の院生さんも在籍していて、仕事と研究の両立に苦労しながらも熱心に研究に取り組んでいます。



 社会人の方が在籍している【智】先生の研究室では、定期的に「合宿」勉強会を行っています。7月29日30日と合宿勉強会を実施し、月曜日の発表会に臨みました。
【Y井】さんは、日頃関東地方の中学校で教員として、また【F田】さんは、関東地方の小学校で教員として勤務をしています。両者とも、小学校・中学校において体育授業や学級経営、また部活指導と日々子供たちの指導に関わった後、夜間や休日に博士となるための研究を頑張っています。



 月曜日の発表会では各自、研究の現状や方向性および今後の取り組みについて分かりやすく報告され、研究科を指導されている先生方からの質問やアドバイスを受けていました。
 今後とも頑張って下さい。

【司】


2017.07.25

京都散策

 近畿地方に梅雨明け宣言がされても、梅雨の時と同じく毎日蒸し暑い日が続いています。
 ほぼ毎日、熱中症に対する注意を促すアナウンスがキャンパス内に流れています。学生の皆さん教職員の皆さん、こまめに水分補給を行い、前期のテストや各業務に臨んでください。

 本日(火曜日)、衣笠キャンパスで打ち合わせがありました。京都駅からバスで衣笠キャンパスに移動していると、「二条城」や「北野天満宮」では多くの乗降客があります。夏休みに入り、国内外から観光で多くの皆様が訪れているのですね。

 バスから降りて正門からキャンパス内へ歩いていると、学生さんの多くが右方向に移動しているので、フッと目を上げると、パルテノン神殿のような立派な建物が・・・。図書館(平井嘉一郎記念図書館)なんですね。前回訪れた時は、前か下を向いて歩いていたので全く気が付きませんでした。(あんなに大きな建物なのに・・・。)
 内部は撮影禁止ということで、外観のみ撮影してきました。

 折角ですから建物の中に入り、入口ゲートの外から中を見渡すと、試験勉強対策なのでしょうか、多くの学生さんが静かに学習している様子が見られました。
 入口右手側には「Tully’s coffee」もあり、優雅な時間を過ごすことも出来ますよ。

 先日の日曜日、久しぶりにウォーキングをしました。自宅からJRに乗り「西大路」駅まで移動し、西大路を南下して九条通りを東に向かいました。九条通りは、平安京の南入口にあたる遺構や建物が多数あります。小さな公園には「羅生門跡」の記念碑があり、「ここが都の入口か」と1200年前に思いを巡らせました。ご存知のとおり、平安京のメインストリートの朱雀大路の南端の門で、この門により都の内外を分けています。大きな門であったことは資料からも分かっていますが、今は、ポツンと石碑のみ。


 そこから6~7分程度東に歩くと「東寺」があります。平安京には、羅生門を東西に挟んで東寺と西寺があったようですが、現在は真言宗の寺として東寺が残っています。

 京都に移住する前から何度か訪れた寺ですが、「講堂」の「立体曼荼羅」は素晴らしいです。また、東寺の「五重塔」は八坂の塔と共に京都を代表する塔で、京都を紹介する際の映像に出てくる頻度が高いですね。

 見る方向としてのお勧めは、東門から入った池にこの季節咲いている、蓮の花を手前にして奥に五重塔。


 近くの街路には、サルスベリ(百日紅)が真っ赤な花を咲かせていました。
 
【司】

2017.07.18

暑気払い

 近畿地方は梅雨明けしたのでしょうか?

 毎日、日中は気温が35度前後まで上昇し、夕方にかけて入道雲が沸き上がり、雷鳴が轟きわたり雷雨。完全に亜熱帯気候のスコールのようです。
 これから暑い日が続きます。こまめに水分を補給して、熱中症にならないように注意してください。




 そのような中、教授会・第一委員会のメンバーで「暑気払い」をしました。
 場所は、大津市にある『ドイツレストラン ヴュルツブルク』です。琵琶湖の湖畔に建つこのレストランは、大津市とドイツ国バイエルン州ヴュルツブルク市が1979年に姉妹都市提携の共同宣言をしたことにより、両市友好の証としてヴュルツブルク市から大津市制100周年の記念として建築資材が寄付され、大津市側の施工者と協力して移築されたものだそうです。外観だけでなく、インテリア・家具もドイツのもので、日本に居ながらにしてドイツを体感出来る空間でした。



【ken】先生がドイツに留学されていたこともあり、ドイツの文化や料理にも詳しく、色々と話を聞きながら料理を頂きました。「ドイツ人は豚肉を美味しく加工して食べる民族」だと【ken】先生。ポークハムやソーセージは絶品でしたね~。
 今回の料理のメインは「アイスバイン」。初めて聞く名前の料理でしたが、豚の膝を長時間かけてトロトロになるまで煮込んだものでした。肉は柔らかく、皮はプルプルでコラーゲンたっぷり・・・。肉本来のうまさを堪能できる一品でした。
ドイツ料理を堪能して、これで夏を乗り切れそうです。


 先週の土曜日に用事があり四条烏丸まで出かけてきました。メインストリートには多くの山鉾が立ち並んでおり、祭りの関係者や観光客の皆さんで賑わっていました。京都市内は7月に入って「祇園祭」一色です。まだまだ祭りは半ばですので、時間がありましたら是非お出かけください。

【司】

2017.07.11

地域貢献

 九州北部豪雨で被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。

報道等で土石流が流れ込み、家屋が倒壊している映像を見ますと、昭和50年高知県いの町(旧伊野町)を中心に大きな被害を及ぼした、台風5号、6号による災害を思い出します。伊野町内は全域が水没、仁淀川中流域の山間部を中心に県内全域で土石流等の被害を受けました。多くの方が命を落とし、家が流されて着の身着のまま避難している方も多く、私の故郷でも親類縁者が被害を受けました。
 道路が寸断されており、物資の運搬は自衛隊のヘリコプター。私の通っていた伊野中学校のグラウンドがヘリポートとなりました。中学校も浸水被害を受け、夏期休業中に全校生徒により、教室内の土砂を取り除き、清掃を行いました。
 九州ではボランティアの受付も始まったようですが、一日も早い復旧を祈っております。

 立命館大学での社会貢献については、以前ブログに掲載しました。
 今回は、滋賀県教育委員会が取り組んでいる、高等学校体育教員の資質指導力向上事業への関わりについて紹介したいと思います。


 7月10日、滋賀県立虎姫高等学校の保健体育科の若手の先生2名、滋賀県教育委員会指導主事の先生、【智】先生、【ken】先生、【サマープリンセス】先生、院生の【IT】さん、と【司】で、平成29年度滋賀県で実施される保健体育授業研究発表会に向けてどのような提案授業を展開していけば良いのかについてディスカッションを行いました。
 今年3月に小中学校の新学習指導要領が示され、先日は小学校の体育科指導要領解説も出されました。この時期の高校の研究発表会として、どのような内容で発表することが適切なのかを議論しました。

 この取り組みは、一昨年「瀬田工業」、昨年「能登川高校」と続いて実践しており、今回の虎姫高校の先生方にも「体育授業を発表して良かった」と思って頂けるように立命館大学として全力でサポートをします。

【司】

2017.07.04

水泳記録測定会

 早いもので、本年度がスタートして3カ月が過ぎ、ブログも12回目の投稿となります。
 回数を重ねますとブログ投稿に慣れるのかなぁと思っていました。確かに投稿の手順はマニュアルを見なくても覚えましたが、ネタが~~枯渇。毎回オープニングはお天気ネタです。

 私の地元高知では1時間に80mm以上の雨が普通に降ります。「バケツをひっくり返したような雨」と表現されますが、このような状態ではもはや傘は役に立たず・・・雨合羽と長靴は必需品です。関西に来て雨合羽を着なくなりました。
幼少時期に住んでいた、高知県吾川郡いの町枝川地区には、「宇治川」(京都でもないのにこの名前・ちなみに一級河川です)という川があります。私が子供のころ(50年ほど前)の宇治川は蛍がたくさん飛び交い、シジミ貝やカラス貝がたくさん捕れる清流でした。宇治川は5km程流れて仁淀川へ合流します。
その宇治川は毎年氾濫して、我が家は床上浸水が年2~3回程ありました。小学生の頃、夕方から激しい雨が降り、水かさが急激に上がってきました。逃げ遅れてタンスの上によじ登って助けを待っていたら、玄関がスーッと開き消防団のボートが家の中に入ってきて救助されたこともあります。二階建ての家に引っ越してからも水難は続き、2階に続く階段の最上段まで浸水したこともあり、二日間2階に取り残された経験もあります。最近は、宇治川の河川改修が進み、枝川地区も浸水する家屋は減りましたが、護岸工事や生活排水の影響でしょうか蛍は絶滅してしまいました。
 

 行が埋まったところで本題へ。
 先週水曜日の「スポーツ指導実習B(水泳)」では、泳法の指導法・アクアビクスの実習が終わった後、タッチ版を使っての記録測定会を行いました。朝8時30分からセイコーさん、HOSさんのご協力をいただき、タッチ版と掲示板の設営を行いました。有難うございました。

スターターのピストルが響き一斉にスタート。同時に掲示板が時を刻みます。

25mをターンして学生さんがゴールすると着順、コース、タイム(1/100秒まで)が掲示板に表示されます。ゴールと同時にタイムが印字された用紙がプリントされ、記録の確認をすることが出来ます。さすがに大学の設備はすごいなぁと感動していましたが、大学生は意外と冷静。小学生だったらタイムが表示されるごとに大騒ぎになることでしょう。(苦笑)

【司】

2017.06.27

高校生の一団が・・・。

 温暖化の影響でしょうか?最近の梅雨は異常ですね。カンカン照りでカラ梅雨かなと思えば一転集中豪雨。先週の水曜日未明から多くの雨が降りました・・南西方向から真っ黒い雲がどんどんと沸いて来て不気味な朝でした。

 そんな朝、南草津駅ではシャトルバスを待つ列が南草津駅舎まで伸びてました。バスに乗るまで時間が掛かると思い、結構雨が強い中を折り畳み傘をさして、歩いて大学まで来ました。速足でどんどんと歩いたので25分でコモンズに着きましたが、靴やズボンはびしょ濡れ。「スポーツ実習B(水泳)」の講義に備えて、直ぐに水着に着替えました。
 やっぱり琵琶湖の水位が気になり、金曜日にJR瀬田橋から水位を確認してみました。琵琶湖周辺に雨が多く降ったのでしょう、先週より少し水位が上がってて、生活用水を琵琶湖に頼っている京都に住む身としては、「ホッ」としたところです。
 今週は本来の梅雨らしい天候が続くようです。皆さん、傘を常備しておきましょう。また、気温も高くなり蒸し暑い日が続きますので熱中症にも注意をしてください。

 先週の金曜日、昼食を買いにインテグレーションコアから生協方面に歩いていました。
 途中には昼食を販売する「屋台」があり、この日は「から揚げ」や「ケバブサンド」を販売していました(日によっては、たこ焼きやオムライスなどの日もあります)。

 よ~く見ると、ケバブサンドの看板の下にソフトクリームのオプジェが・・・。この日の気温は30度を超えていましたので売れてましたね~。 
 事務室のTさん~~~ソフトクリーム美味しかったですか???

 視線を生協の方向に振ってみますと、高校生の一団が引率の大学生の後ろを歩いていました。進路学習の一環「上級学校訪問」なのでしょうか、BKCキャンパスでは、結構多くの高校生の姿をみかけます。

 生協で昼食を買ってインテグレーションコアに戻ると、先ほどの高校生集団が1階に居ました。
 大学生から施設についての説明を受けており、熱心に聞いていました。

 どこの学校??って聞くと「岐阜県の関高校です」とのこと。
 是非、立命館大学・スポーツ健康科学部への進学を考えてくださいね。お待ちしております。【司】

2017.06.20

初夏の昼下がり

 梅雨に入ったとの報道があってから、近畿地方ではほとんど雨が降りません。近畿地方では、例年の降水量を大きく下回っています。
 これだけ雨が降らないと四国のニュースでは、香川県の水不足が心配され、吉野川上流域にある高知県土佐町の「早明浦ダム」の水位が下がり、「旧大川村役場(普段はダム湖に水没しています)が姿を現しました」との報道があります。早明浦ダムで貯水された水は、香川用水により香川県に送られています。早明浦ダムの水位が下がり、放水量が減ると香川用水の取水量も減り、結果的に香川県内の各家庭での水道供給量が減ります。大きな問題なのです。近畿地方では、巨大な水瓶の「琵琶湖」があるので少々の日照りではびくともしないですよね。しかし最近、瀬田橋を電車で通過する際に瀬田川の水の量を見ますが、心なしか水位が下がった気がします。
 気のせいでしょうか???
大川村と言えば、「村議会を廃止」して住民による直接会議を設置する案が最近全国放送されていました。現在は人口400人程の小さな村ですが、「早明浦ダム」建設や「白滝銅山」から銅鉱石が採掘されている頃は人口4000人を超える活気ある村で、映画館や娯楽施設もあったようです。学校は小中併設校の大川村立大川小中学校がありますが、地元の児童生徒が少なく「山村留学」制度を導入して、全国各地からの児童生徒を入学させて勉学を頑張っています。頑張れ「大川村」。

 先週、カラッとした初夏の陽気が続くBKCキャンパスの「キャンパスプロムナード」では、昼食時に学生さんが生協の食堂からプレートに乗せたランチを持ち寄り、ベンチに腰掛け楽しそうにランチタイムを過ごしていました。どのような事を話しているのでしょうか? みんな楽しそうに過ごしていました。

 また、BKCジムでは、昼休みを活用して多くの学生さんがバーベルやダンベルを使っての「筋トレ」やランニングマシンを使って汗を流しています。更衣室の奥にはシャワー室もあり、午後の講義に向けてひと汗かいて、心身のリフレッシュをしているのでしょう。
 コモンズにも新しいマシーンが導入されたとFacebookに掲載されていました。
 皆さんも、夏バテをしないように少しずつ体を動かしましょう。
【司】

2017.06.13

体育授業研修会

先週、四国・九州から関東甲信越地方が梅雨入りをしました。これからジメジメとした雨が続くと思うと憂鬱になりますが植物にとっては恵みの雨。山々の緑が一段と濃くなる季節です。

先週水曜日雨が降り続く中、南草津駅から歩いてBKCキャンパスに向かいました。雨の日は、一般道の渋滞も激しいのですが、南草津駅ロータリーに駅まで家族を送ってくる自家用車が多く入ってくるため、バスがなかなか南草津バス停に着きません。歩く時間とバスを待って乗っている時間、どちらの時間が多く掛かるのか定かではありませんが、南草津駅から歩いて30分でBKC正門まで到達しました。老体にむち打ち、朝から結構頑張りました。

  立命館大学スポーツ健康科学部では、様々な形で地域貢献を行っています。私は「教育学コース」の教員ですし、元中学校の体育教師ですので、学校の体育授業研修に講師として招かれる事があります。先週火曜日に大阪府茨木市の中学校体育授業研修会に招かれ、体育の公開授業を参観し、その後研究協議で講評をさせて頂きました。多くの小中学校の先生方が見守るなか、中学3年生の「陸上競技」の授業でしたが、若くて元気な先生で、体育授業に懸命に取り組んでいる姿に好感が持てました。また、生徒達も先生の指導に対して信頼感を持っているのでしょう、元気いっぱい熱心に学習課題に取り組んでいました。

「学校の先生っていいなぁ」って思う一日でした。


金曜日には、北九州市教育委員会に行き、本年度の体育授業研修についての打ち合わせを行いました。【智】先生の研究室では、北九州市教育委員会と協働して同市の体力向上対策に深く関わっており、体育授業改善にも積極的に取り組んでいます。

その後、北九州市立のT小学校に行き、【智】先生、サマープリンセスこと【M尾】先生が体育授業に関する研修会を行いました。研修会では、【智】先生の講義、小学校の先生方の体育実技と中身の濃い内容でしたが、校長先生はじめ先生方が非常に熱心に研修に取り組み、あっという間の1時間30分でした。

これからも多くの教育委員会や学校と協働して、学校体育授業改善に取り組みます。

 【司】

2017.06.06

保健教育について

 今週末から近畿地方も「梅雨」に入るかもしれないと天気予報では言ってましたが、ここ数日は天気が良く、清々しい日が続きます。先週末の近畿地方は、異常気象の影響でしょうか、突風と雷が激しかったようですね。「ようですね」って・・・先週末も高知県に行っておりまして、近畿地方荒天情報は家族から聞きました。玄関戸の隙間から、ものすごい勢いで風が入り込み、ゴーッという音が不気味に響いていたようです。地球温暖化はどこまで環境に影響を及ぼすのでしょうか。世界のリーダーの動きを見るにつけ不安になる今日この頃です。

 5月30日(火)に博士課程後期院生さんの「先端スポーツ健康科学特論Ⅰ」という講義がアカデミックラウンジで開講されました。講師として、スポーツ庁政策課教科調査官の森 良一先生をお迎えして、「保健科教育の考え方」と題してご講義を頂き、私も拝聴させて頂きました。

 森調査官は今回改訂される学習指導要領の作成に深く関わっておられるので、改訂の趣旨等を詳細に説明して頂きました。「何を知っているか・何ができるか」「知っている事・出来る事をどう使うか」「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか」について、保健科教育としてどのようにアプローチするべきなのかを具体例を交えて説明して頂きました。日本の保健指導内容は、小学校かから中学校、高等学校と学年が進行するにつれ、質・量ともに増えていますが、これは、人が生涯を通じて自らの健康を適切に管理し改善していく資質や能力を育成する事を目的としています。


 「自らの健康を適切に管理」という文言を見て、冷静に自分の事を振り返ってみると、慢性の肩こりや頭痛、運動不足や暴飲暴食など不摂生な日々を送っている事を猛省しました。
 厳しい夏を乗り切るために、時間を作り出して、ウォーキングをしたり、食を節制する事に真剣に取り組まなければと思いました。・・・がその後、森調査官との懇親会でビールと焼酎が進み、飲みすぎでフラフラしている自分がいて、自己管理する事の難しさを痛感した一日でした。反省・・・(反省だけならサルでもできるって、昔CMであったような)

2017.05.30

高知へ・・・

 5月中旬の猛暑もひと段落という感じになりました。昨年、高知県から関西に引っ越して感じた事は、「春が長い」という事です。日中は高知より暑く感じる事もありますが、朝晩は涼しく、吹く風も心地よいので、ずいぶんと過ごしやすい日々が長く続きます。ただ、夏物の服をいつ出せば良いのか悩みます。(ちなみに高知ではゴールデンウイークに衣替えを完了していました)

 先週の木曜日・金曜日と故郷の高知県に行ってきました。岡山からJR瀬戸大橋線、土讃線を特急「南風(アンパンマン号)」に乗り、高知に向かいましたが、瀬戸内海の美しい海と島、吉野川の創る大歩危小歩危渓谷、高知平野の田園風景を楽しみながらの移動でした。四国山地を抜ける時は、川に沿って走ったり、トンネルを抜けたりと列車が結構な勢いで揺れます。土讃線を走る車両は「振り子列車」と言われ、カーブが多く続く線路を車体を傾けながら高速で走り抜けるため、車両の重心を振り子で移動させながらの走行をします。高知駅に着いた時は、すっかり乗り物酔いをしてしまいました。

目的は、高知県内の小中学校において体育授業改善に関する研究を行っており、その実施に関する打ち合わせと、既に授業に取り組んで頂いている学校の授業を視察する事でした。
I町とS町の学校教育の現状を調査するために、両町の教育長さんとお話をさせて頂きましたが、学校教育を向上させるために様々な取り組みをされており、教育成果をあげている様子を伺いました。
 その後、いくつかの学校を訪問させて頂き、体育授業を見せて頂きました。先生と生徒が学習課題に熱心に取り組んでいる様子を観て、元体育教師である私の「授業したい・・・」という思いが沸々と沸いてくるのを感じました。

 高知と言えば、太平洋と「カツオ」に代表される新鮮な魚ですよね。
 K中学校の校長先生と学校近くの漁港にある食堂に昼食を食べに行きました。新鮮なカツオ・カンパチ・イカの刺身を頂き、改めて高知の魚の美味しさを認識しました。