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2017.05.12

どうして『(1人)20分』だけなのよォオオオ~!

Hitomiです。

今週の基礎演習はHassy先生&Moto先生のクラスと合同授業で、教員の研究紹介をしてきました。教員個人の研究を知りつつ、コースの雰囲気も掴んでね、という趣旨の企画です。


(笑い要素ありの、さすがのプレゼン!)

他の先生の話をしっかり聞く機会は意外とないのでワクワクします。

特にスポ健は様々な領域の先生が集まっているので、普段とは全く違う観点で研究を見ることができるのも楽しいです。研究室に戻ってからHassy先生のおっしゃっていたオキシトシンの研究を速攻で探しました。

あぁ、別の合同授業も潜り込みたい!


そういえば、ここでは私の自己(研究)紹介をしていませんでしたね。

私は「集団間関係」と「地位」の研究をしています。集団内での地位や集団自体の地位(たとえば大学の偏差値など)が高いか低いかによって、他者に対する否定的な評価や攻撃行動が変わってくるよ、という研究です。

この研究を始めた理由は複数ありますが、そのうちの一つは、もともと自分自身が人と比較して落ち込みやすいタイプだったからです。しかも、それを素直に認められず、(表には出さないものの)見下しや攻撃性につながって結局自己嫌悪でさらに落ち込む…という負の循環に苦しんでいたので、この心理を客観的に見て、社会や集団の構造的な側面から何とかできたらいいなという思いがありました。言ってしまえば、究極は自己理解のために始めた研究です。

ただ、こういった研究は、差別の原因の解明や紛争・戦争の防止にも貢献することができのかもしれないと分かって、ようやく自分の研究の面白さ(のようなもの)が理解できました。ここに至るまでに数年かかっています(笑)自分の研究の良さを、ちゃんと人にプレゼンできるようになったのは大学院生のころかな?

スポ健に赴任してからは、これまでの研究で培った技術や知識を生かして、集団内の上下関係の在り方やスポーツが倫理観や平和に及ぼす影響なんかを研究してみたいなぁと思っています。

なんだか最後は採用書類みたいになってしまいましたが(笑)、社会心理(私の専門)は身近な問題をテーマにした学問だと思いますし、社会に出てから改めて役立つと実感する知識も多いです。私も教員になってから何度もリーダーシップやチームワークの論文を読み直しました。やっぱり実践は難しい!興味のある方いらっしゃいましたら、気軽にお声がけください。

スポ健の先生方は本当にすごい方々ばかりなので、学生の皆さん、ぜひ先生方のことを知って、積極的に「利用」してください(もちろんいい意味で)!


………しかし、Hassy先生、Moto先生、一体、いつ、そんなにたくさんの研究をして、論文を書いておられるのですか!?ホントにスーパーマンの多い学部です。見習わないと…

「誰のための授業?」というほど、私が楽しんだ1時間半でした。

Hitomi


2017.05.05

マヌケは見つかったようだな

Hitomiです。
GW真っ只中の今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は別に特別なこともなく、ふつうの週末と同じようにマイペースに過ごしています。

大学院生時代は「GWの"G"はGoldenではなくGakushinの"G"」と言っていたくらい学振申請書作成の追い込みで忙しい時期だったせいか、ずいぶん経ったにも関わらず今だになんとなくGWに時間を持て余すと罪悪感があります。
今年もきっと多くの大学院生たちが頭を悩ませて申請書とにらめっこしていることでしょう(調べてみたところ今年のDC1・DC2・PDの学内締め切りは5月12日でした)。
採用されてもされなくても、申請書は後の研究で必ず役に立つのでぜひ頑張ってほしいです。

職に就いてからも毎年のように職場を変わっていたせいか、この時期は充電期間と割り切ってゆったり過ごしていました。今年は久々に大きな環境の変化もなく、穏やかに過ごせているので「たまには外に出るのもいいかもな~」なんて思っていたのですが…

「あ…金曜日…ブログ書かないと…
まぁでも今日中に書けばいいし、VPN接続(学外のPCから大学内のネットワークに接続した状態にする機能)すれば家からでもブログ更新できます、って言ってたし大丈夫だろ…」

X時間後。
「さぁ、そろそろやるか…」とブログのログイン画面を開いて気が付きました。


パスワード!!!!!?


学内ネットワーク接続用のパスワードじゃないやつ?あ、そうだ、もらった!!大学の研究室だ!と気付くも、時すでに遅し…
いっそのこと勘で2、3トライしてみるものの入れず…(そりゃそうだ)
5月5日17時30分現在、愛車を走らせ研究室に来た次第です。
みなさんご安心ください…このブログは強固なセキュリティで守られています…。

くそう、こんなミスするなんて。休日気分の証拠ですかね。
なんだか悔しいので授業の小テストでも作ってから帰ります。もしかしたらちょっと難しくなってしまうかも。学生たちよ、恨むなら私を恨まず、ウキウキしながら帰宅した3日前の私を恨んでくれ…。あ、結局私か…。

そうそう、こういうモヤモヤっとした気分の時には「手を洗う」と心がリセットされるという面白い研究があるんですよ。
Lee, S. W., & Schwarz, N. (2010). Washing Away Postdecisional Dissonance. Science, 328(5979), 709-709. doi:10.1126/science.1186799

よし私も手を洗って…っと、こどもの日だというのに一切関係のない話になってしまった。せっかくなので、うちの実家であげた鯉のぼりの写真をお楽しみください!(家族に写真を送ってもらいました)
甥っ子たちよ、健やかに~!!



2017.04.28

さすがスポ健ッ!

そこにシビれる!あこがれるゥ!

というわけで、Hitomiです。先週の投稿でタイトルのお遊びに気付いてくれた方が増えたみたいです。一緒に笑ってくれるのでいい職場です。本気で怒られるかネタ切れするまで続けます。

さて今週は1回生のMR実習に付き添いで参加いたしました。
MRI(磁器共鳴画像装置)とは、筋肉の大きさや量など体内の内部の情報を画像化できる装置のことを指します。これを使えば、どんな筋肉や脂肪がパフォーマンスや健康状態に影響をしているのかを分析することができます。

MRIを使って実験する時は研究所や病院でお金を払って貸してもらうのが一般的ですが、ここスポ健にはなんとこの装置が1台あるので他所に頼らずに測定することができます!着任した時に「MRIがある」と言われて一瞬聞き間違いかと思いました。そのくらい医学部以外の学部にあるのが珍しいものなのです。

この日の講師は、スポ健特戦隊☆バイメカピンクことKuri原先生、生化学ワインレッドことSG先生、そして特に肩書のない男・ARMT先生の3人です。(ARMT先生に怒られそう)

左上)まず、はじめに講義を受けます。MRの事だけではなく、昔の人がどのように人の体に興味を持ち、その中身を明らかにしようとしたのか、そんな背景を含めて分かりやすくご説明していただきました。ちょうどもうすぐGWですし、紹介されていた本を読んでみようかな。感想はまた後日。

左下)そして測定準備室へ。学生1名が代表してMRIの中に入ります。ただしMR室は強い磁場が発生しているので、スマホ、携帯電話、ICカードはもちろんのこと、チャックがついているズボンなども入れることはできません。用意されている着替えが恐ろしくダサいピンクなのでなぜなのか聞いてみたところ、「着たまま持っていかれないように」とのことでした(笑)

右)いよいよ測定です。分厚い扉が閉ざされます。測定中は大きな音が流れるそうですが、中に入った学生の感想いわく「サカナクションが流れていたので気にならなかった」とのことでした。それ以外のメンバーは、外で測定画面を見ながら人の体の断面を観察します。

百聞は一見にしかずと言いますが、やはり実際に体験してみると、聞いたり読んだりして理解したものとは別の発見があります。1回生にとってもよい経験になったことだと思います。

ちなみにMRIを使って脳内の活動を測定することも可能で、こちらはfMRIと呼ばれています。
今月から【敦】先生、Kuri原先生が有志を募ってfMRIの勉強会が始まりました。心理学や行動経済学等の分野でも近年ではfMRIを使って脳画像を撮影することは珍しくありませんので、私もちゃっかり便乗して勉強中です(金曜日開催なので、今頃頭をフル回転させて説明を聞いていることでしょう)。

人も機械も揃った恵まれた環境に感謝しなければなりません。ただし、MRIはあくまでも「測定法」。どれだけ機械が発達しても、意義のある研究に使われなければ宝の持ち腐れです。技術の進歩に置いて行かれないように、己の知識と発想力も日々磨いていかなければいけないなぁ…と改めて確認した一日でした。

Hitomi


2017.04.21

ふるえるぞハート!

燃え尽きるほどヒート!!
Hitomiです。

今、気がついたのですが、今年のブロガーで基礎演習の担当は私だけのようですね。
ということは、「無事お子さんを大学に入れて一安心しつつも、どんな生活を送っているのか少し気になる」そんな保護者の皆様のためにも、私が1回生の様子をご報告していかなければなりません。というわけで、使命感に燃えて今回は「おりスポ」の様子をレポートしていきたいと思います。

「”おりスポ”とは何ぞや?」という方が多いと思いますが、今年からの新企画です。例年、この時期には新歓祭が行われ、クラスごとに1回生が模擬店を出すことで団結を図っていたのですが、今年は残念ながら新歓祭が行われないことになってしまいました。
そこで、その代わりとして実施されたのが「おりスポ」です。全3回の授業を通して、様々なゲーム・企画を実施し、1回生にスポ健を知り、クラスのメンバーを知り、一致団結してもらおうというイベントです。

まずは1日目。
この日は全員健康コモンズに集まって「オリエンテーション」と「ペンタゴン」の2つのゲームが行われました。私はオリエンテーションの出題者としてローム記念館の大会議室でオリターさんと待機しておりました。オリエンテーションは、BKCキャンパスの様々な場所に行き、そこに設置されたクイズに答えていくというものです。

ローム記念館はなかなかスポ健の学生にはわかりにくい場所にあるので、高得点が設定されています。みんなワーキャー言いながら、クイズに答えておりました。


ちなみに私のクイズは? 
 
「スポ健の先生(初日の教員紹介で前に出てきた先生の中とする)で一番若い人は、平成生まれである。○か、×か」

分かりますか?「分かるわけないよー!」と言われてしまいましたが、難しかったかな?
答えは… × です!でもみんな心は20代です!

さて2日目。
この日はクラスごとの自由企画です。私の受け持つAクラスは、オリター&AAさんが全部考えてくれました。好きなものを熱くプレゼンする!という企画です。


十分な準備期間もなかったと思うのですが、みんなプレゼンが上手でした!最近の学生さんは入学時点ですでにpower pointを使いこなしていることが多くて驚きです。
柔道、サッカー、自分の好きな国といったものもあれば、枝豆と貝ひれ、マイクロブタについて熱く語る学生も…
個性が出ますね。かなり盛り上がっていて、クラスの雰囲気もいい感じでした。

さぁ、いよいよ最終日、綱引き大会です!各クラス、チームワークのみせどころ。
これはもう語る必要はありません。写真をご覧ください。

随所で白熱の戦いが繰り広げられておりました。

そして総合優勝は…


Eクラス!おめでとう!!
最後に企画・運営をしてくれたオリター&AAさんたちに拍手をして終幕となりました。

私も勝負事は燃える性なので1戦参加させてもらったのですが、今腕がプルプルしています(※この記事は綱引き直後に書きました)。マウスが暴走する…閉じる気のないフォルダを閉じまくってしまう…。やはり体は30代でした。

最後のご挨拶でも言っておられましたが、スポ健では、ただ勉強するだけではなく、こうした授業を通じてチームワークを身に着け、様々な人を受け入れる柔軟性を養っていってほしいと願ってます。そんな意図が1回生にも伝われば幸いです。

すみません、長くなりました。1日ずつ分けて書いたことを若干後悔しています。1年に1回のイベントということでご容赦ください。

来週はコンパクトに!
お付き合いいただきありがとうございました。

Hitomi

2017.04.14

黄金の精神


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各所で大きな被害をもたらした熊本地震から本日で1年が経過しました。
ニュースを見ながら「明日が我が身」と震えた日が、忙しない日常の中ですっかり頭の片隅に追いやられていることに気付いてハッとしました。
ここに改めて亡くなられた皆様に深く哀悼の意を表するとともに、被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
私自身もこれを機に、もう一度身の回りの防災対策を見直してみたいと思います。
一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
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皆さま、こんにちは。そして、初めまして!
【nao】先生から金曜日担当を引き継ぎました【Hitomi】と申します。

このBlogの担当が決まると事務さんから「ハンドルネームは何にしますか?」と聞かれるのですが、特にあだ名もない(あってもかなりの内輪ネタ)のでそのまま本名でいくことにしました。
小文字のhitomiにしようかなとも思いましたが、hitomiといえば愛は~ど~こからやってくるのでしょう~な世代なので、気持ち雰囲気を変えて大文字でお送りしたいと思います。

金曜担当をお引き受けしたのはいいものの、Facebookでさえ年一更新の私が果たして週一回1年間、合計50回超を続けることができるのか…
若干(どころかかなりの)不安を抱いていますが、nao先生にご紹介いただきました通りすでにちゃっかりカメラを買ってしまったので、なんとか頑張ってみたいと思います。
他の先生方のような知性に溢れた文章は書けませんが、週末前の箸休めと思って気楽に読んでいただければ幸いです。

ところで見てください、これ。じゃん!


すごく綺麗じゃないですか!?綺麗ですよね!!
もういっちょ。ドン!

クインススタジアムのフィールドに鮮やかなピンクが映えますね。

ちなみにこれ全部、
Joe先生にもらいました!(お前じゃないんかい!)

一応私も桜を撮ってみたのですが、オートフォーカスのはずなのに全部ぼやけるというカメラ製造者の予想を上回るセンスのひどさが露呈したので、このBlogで少しずつ練習していきたいと思います。

桜の花言葉には「豊かな教養」「善良な教育」なんていうのもあるみたいですね。
学生の皆さんには、ぜひこの自然豊かなキャンパスで伸び伸びと学び、感性を磨いてもらいたいと思っています。

なんてちょっと真面目に締めてみましたがこんなノリで怒られないだろうか…いや、最初にハードルを低くしておいたほうが後で楽なはず。
他にもこれをやろう、あれをやろうと色々と企んでおりますので、よろしくお付き合いください。


先生方、「こんなのやったらどう?」というネタがありましたら、ぜひ教えてください。
フットワークの軽さが自慢です。

それでは皆さま、また来週。(明日も授業日ですが)よい週末を!

(いいショット!今年度もチームワークはばっちりです。)


Hitomi

2017.04.07

4月恒例の新入生勧誘活動

naoです

学内は、入学式を終え、新たな学期がスタ-トしました。
学生らにとって、履修登録期間で大忙しです。
履修の失敗が、卒業に影響することから、4月第1週目はピリピリした雰囲気です。

もう一つ、新入生勧誘期間として賑やかです。
新入生が、ガイダンスで校舎から出てくるところを、上級生らが「待ってたよ!」と声をかけ始めます。





看板をぶら下げ勧誘に歩き回る上級生から、「変な勧誘ではないのですが、体育会〇〇部なのですが・・・」と大きな体格なのに小声で勧誘する光景も見られました(ヘルメット被る選手とは思えない優しい雰囲気でした)。



勧誘というより、真剣に囲碁の対決をしているブ-スなどもありました。
また、笑顔で「宜しく~!」と挨拶している体操部やボート部なども好感が持てました。
もっとガツガツ勧誘してもいいのにな~なんて感じながら観ていました。

特に、華やかに新入生を集めていたのは、PEACEという音楽サ-クルでした。
演奏を聞いていると、なんだが立命館パラダイスオ-ケストラというような格好よさを感じました。
彼らも当然、東京パラダイスオ-ケストラのようにルパン三世も演奏してくれます。





テレビ番組でお馴染みの鳥人間コンテストに出場しているチ-ムなどは、勧誘というよりも自分たちが制作している飛行機の美しさに自画自賛している様子でした。
中には、研究成果をパネルにして展示したり、白衣を着て実験風景を見せたりとスポ-ツ団体とは少し異なる勧誘風景も見られました。





大学の学びは、正課授業と課外活動の両立が重要かと思います。
この課外活動には、体育会のような常に優勝を目標に、日々汗を流しているチ-ムもあれば、自分たちで様々なパフォ-マンスを練習し、コンサ-トなどで披露するチームなどもあります。
またそれ以外に、地域住民の中に入り込み、様々なボランティア活動を試行錯誤しながら行っているサ-クルもあります。

このような、学生の学びを、大学の教職員や地域住民の方々が支えています。
特に、「安心・安全な草津の街」という環境を作ってくださっている地域住民の方々は、時には親の代わりとして、また人生の先輩として学生を支援して下さっています。
心から感謝申し上げます。

私の、ブログは今回で最後になりました。
体育会の記事、マラソンの記事、飲み会の記事ばかりだったと思い出しています(反省)。
こんな感性で学生と接している教員もスポ-ツ健康科学部にはいるんだと知って頂ければと願っています。

私自身、老いで体が動かなかくなってきていますが、老化での体力低下を認めれない自分がいます。
そこで、マラソン以外に新たな運動を始めています。
また、このブログの担当が回ってきましたら、その運動についても報告しようかなと思っています。

来週から、金曜日の担当は、学生らにとってお姉さん的存在の先生にバトンタッチさせて頂きます。
いいカメラを購入されたようで、写真が楽しみです。

本当に一年間ありがとうございました~❀❀❀(クインススタジアムの桜は、日曜日が満開かな)

2017.03.31

明日から新入生を迎えます~

naoです

明日から、新入生を迎えます。
キャンパス内は、花吹雪が待った卒業式の後片付けも終わり、4月からの衣替えが進められています。
噴水横の広場には、大きな看板で新入生のお出迎え準備が完了しました。
また、通り全てに紅白のR旗が並び、本当に格好よく感じます。
新入生らは、BKCに入りどのような印象を持つのか、楽しみです。





スポ-ツ健康科学部の教員らも、明日の午前中に行われる学部企画でコ-ス毎に激励挨拶をすることなっています。
私が所属する、「スポ-ツ教育」は内容も決まり、あとは本番を待つだけ。
たぶん私は、とちってしまうだろうな~汗。

学内では、この一週間程前から、既新入生を交えて、様々な歓迎イベントが行われていました。
留学生らは、日本のキャンパスでの学びシステムについて学習したり、キャンパス内の施設見学などをしていました。
また、多くの学生団体がセントラルア-クでゲ-ムなどを行い、既に交流が始まっています。



新入生らは、明日から早速クラスに分かれて、クラス担任らと顔合わせをし、オリタ-らが中心となってクラス交流会が行われます。
その準備に朝早くから夜遅くまで、先輩らは準備に走りまわています。
このように1回生の小集団授業に上級生らが入ってお互い勉強するシステム(学び合い)が、立命館大学の自慢するところです。
新入生の皆さん方は、何か迷ったり、分からない時は、遠慮なくオリ-タ-らの先輩方に頼ってください。当然、教員にも声をかけてください。

さあ、明日からサ-クルの勧誘などの広報活動も展開されます。
キャンパス全体が遊園地のような賑わいになることを楽しみにしています。

2017.03.24

卒業式・修了式(その3)

naoです

「おめでとう!」「これからもよろしくね!」「がんばってね!」という暖かい雰囲気一色の卒業式。
涙もあり、笑いもあり、私の研究室のように宴会気分もあり、様々な想いの卒業式でした。

卒業生らは、
大学生生活の期待と不安だった1回生
自分は、一年間何をやってきたのか? と反省ばかりの2回生
様々な活動で中心的な立場の役割に戸惑った3回生
最終学年で、サークル活動、就職活動、卒業論作成など必死に走った4回生

また時には厳しく、見守った教職員らに見守られたことなども~
を振り返ります。

そして、様々なところで、流した汗や涙を社会人として巣立つ力にしていこうと士気を高める場としての卒業式でした。

その卒業式で、お世話になった先輩方を精一杯送り出す文化があります。
後輩たちは、各キャンパスに集まり、先輩方に「本当にありがとうございます」とお礼を述べます。
すべての卒業生に応援メッセ-ジを披露してくれたのは、応援団です。
月曜日から大阪いばらきキャンパス、衣笠キャンパス、びわこくさつキャンパスと3日間連続で、卒業生に対し演奏&チ-ア-リ-ディング&エ-ル(演舞)で祝ってくれました。
彼らのご苦労に心から感謝しています。
団員の笑顔が本当に素晴らしかったと思います。
卒業生の少ない大阪いばらきキャンパスでは、彼らの存在があったからこそ盛り上がったと思いました。









そして、各サークルがそれぞれの手法で卒業生を送り出します。
先輩方を肩車して運んでくるなどサークル独自のパフォ-マンスが繰り広げられます。
また、掃除が大変なのですが、BKC名物の紙吹雪が舞う中での万歳三唱。
綺麗に着飾った袴姿の先輩を胴上げするシ-ンもありました(お母さんが裾を直していました~笑)。
今年も恒例の噴水に飛び込むシーンが何度もあったようです。
BKC名物は他にも沢山あります。
スポ-ツ健康科学部は、卒業生と教職員全員で写真を撮影し、夕方開催される謝恩会で配布されるという最高のプレゼントがありました。







こんな卒業式の雰囲気を入学式で映像で伝えることによって、入学者の学びの4年間が具体化するように感じました。

2017.03.17

2016年度 締めのマラソン参加

naoです

12日に、松坂シティマラソン(ハーフマラソン)に参加してきました。
松坂は落ち着いた雰囲気の街で、城跡等をのんびりと見学してきました。



大会は、近畿圏や愛知、岐阜からの参加者を集めようと企画されていました。
また多くのランナ-は三重県内から参加しておらることから、駐車場を大会会場に隣接させているところが、ランナ-に優しいところでした。
多くのマラソンイベント(地方型)は、事務局にとって駐車場の確保や参加者の駅からの輸送が大きな課題です。
如何に、ランナ-を会場に運ぶかが難しいところです。

当日は、暖かったのですが、風の強いコ-スでした。
中盤は緩やかに登りますが、折り返しから緩やかに下って行くコ-スでした。
しかし、下り坂において、向かい風で押し戻されるような感覚になっていました。
初めての体験でした。
終盤は松坂商業高校の方々の温かいかけ声で、予想通りのタイムでゴ-ルすることが出来ました。
またゴ-ルでは、松坂市の「ちゃちゃも」が待ててくれました。



今年度、ハ-フマラソン&フルマラソンに12回参加(本ブログに記載していない大会含め)しましたが、全く記録の向上は見られませんでした。
特にハ-フマラソンでは、多少タイムが落ちることもありましたが、どの大会もあまりタイムには差がありませんでした。

今回の大会も記録を狙いましたが、いつもと同じように脚の痛みだけで呼吸の苦しさは全くないのですが、1㎞を5分25秒より速いペースで走ることが出来ないのです。
スピ-ドを上げたいと思っても脚が動かないのです。

特に私の場合、膝の障害(半月板損傷)を持っていることから着地における衝撃力の負担を減らす走り方をしています。
そのため、速筋線維を鍛えるスピ-ドトレ-ニングが出来ていないため、スピ-ドを上げれないのです。
マラソンという大会に参加して完走することを楽しむか、記録向上を考えるのかで、日々の取り組み(練習方法)は変わってきます。

私の場合、市民ランナ-として参加することを楽しんでいるけど、走る限り少しはタイムを向上させたいと願う中途半端なランナ-なんです。

今回の大会で、森脇健児さんがゲストランナ-で参加しておられました。
レース後にト-クショ-があって、共感したのは、「マラソン中に体が痛くなって、リタイアしようという自分と、最後まで頑張れという二人の自分がいるんだ! そのリタイアしなさいという自分に勝つことがマラソンの魅力だ」と面白くお話しされていたことです。



その森脇さんのお話を聞いてい、レ-ス後に「楽しかった」と感じるのは、全身の痛みと勝負した自分を褒めたい言葉なんかな~と思いました。

この一年、何度もマラソン報告をさせて頂きました(よくマラソン大会に出ますよ!と声をかけて頂きます)。
記事を読んで頂き、少しランナ-が増えたのかな~と思います。

また私のゼミ(経営学部時代)の卒業生が、比叡山国際トレイルランをはじめ滋賀県内のトライアスロンやトレイルランの企画運営の仕事をしています。
私のようなガラスの膝を持ったランナ-には無理な大会ですが、市民ランナ-の中でトレイルランといった過酷レ-スの人気も年々高まってきているようです(Push yourself to the limit)。
そういったHPも覗いてみると、厳しさに挑戦する中高年の生涯スポ-ツも見えてきますね。
強靭の中高年が沢山おられます~。
アスリ-トです。


2017.03.10

京都府スポーツ賞に多くの仲間が受賞されました

naoです

先日、京都府スポ-ツ賞の表彰式に参加してきました。

私が頂いたのではなく、立命館大学の多くの選手が受賞されていましたのでお祝いに行ってきました。
立命館関係者の受賞者は以下のとおりです。

<競技スポ-ツ振興功労>
渡辺 孝先生(BKC教職センタ-)京都府高等学校体育連盟事務局長、理事長、会長など歴任





<優秀賞 個人>
〇稲葉映美さん(4回生 相撲 全国女子選抜 優勝、世界3位)
〇梅原紗月さん(4回生 陸上 インカレ 400m優勝)
〇今 日和さん(1回生 相撲 全国女子選手権 優勝)
〇近藤 礼さん(3回生 バトントワリング 全日本 女子大学部門 優勝)
〇清水里佳子さん(2回生 ウエイトリフティング 全日本女子学生選手権 優勝)
〇新岡浩陽くん(4回生 カヌ- 日本カヌ-スプリント 優勝)
〇藤田渓太郎くん(1回生 陸上 アジアジュニア陸上選手権 走高 優勝)
〇細矢裕香さん(2回生 トライアスロン 日本学生スプリント 優勝)
〇馬淵優佳さん(4回生 水泳飛び込み 日本室内 優勝)
〇宮脇正人くん(2回生 ライフル射撃 全日本学生選手権 優勝)
〇山本康貴くん(2回生 トライアスロン 日本デュアスロン選手権 優勝)
〇山本紗弓さん(2回生 バトントワリング 全日本選手権 優勝)


<優秀賞 団体>
〇立命館大学女子陸上競技部 (全日本女子選抜駅伝競走大会 優勝)
〇立命館大学体育会カヌ-部 新岡・佐山ペア (全日本学生選手権 優勝)
〇立命館大学体育会カヌ-部男子カヤックチーム(全日本学生カヌ-選手権 優勝)
〇立命館大学体育会弓道部 (全日本学生選手権 優勝)
〇立命館大学体育会相撲部 (国際女子相撲選手権 団体優勝)


上記の受賞者の中には、スポ-ツ健康科学部の多くの仲間が含まれています。
2020年東京オリンピックに、多くの立命館関係者が出場されることを祈っています。