[ Wed ] の記事一覧

2017.04.26

紫式部と滋賀

週末、ほっかほかの陽気に誘われて、外をふらふらとしてみました。朝、いつもと違うところでコーヒーを飲もう!と思い立って、琵琶湖畔へ。

(打出浜から眺めた琵琶湖) 

湖畔を散歩していて見つけた「紫式部」の看板。このあたり大津市打出浜は、紫式部が船に乗って父の赴任先(福井県武生市)へともに旅立った場所だそうです。当時、どんな思いで船に揺られていたのでしょう?

さて、もう少し紫式部のことが知りたくなって、近場でゆかりのあるところを調べてみると、出てきたのは「石山寺」。
車を走らせること20分ちょっと(案の定、ナビを使っても、最初に到着したのは坂道に囲まれた住宅地・・・)。しばらく右往左往した後、無事に石山寺の東大門をくぐると、今の時期、そこは新緑いっぱいでした。


国宝の本堂は、硅灰石(天然記念物)の上に建てられていて、その本堂内に「源氏の間」がありました。この部屋の窓から十五夜の月を眺めたときに、霊感をうけて源氏物語の構想を得たという言い伝えがあるようです。
歩みを進めるほど、とにかく美しい境内に「おぉ~」と思わず声が漏れるほどでした。


(写真では伝わりきれない硅灰(けいかい)石の圧巻の大きさ!本堂で、初めての御朱印をいただきました!)

予想以上に広い境内ですし、見どころが多いので、知らない間にかなりの距離を歩いてしまいます。
花の寺と言われるだけあって、目も喜びそうなくらいいろいろな花がありますし、自然の中で過ごす時間は、気持ちもすっきり健康になる実感があります(休日の過ごし方は、その後の日の仕事パフォーマンスに影響するそうですよ: Fnitz & Sonnentag, 2005)。

(自然の音も十分に楽しめました)

ここのキャンパスBKCの行き帰り、近づくゴールデンウィークなど、滋賀に足をのばしてリフレッシュを!

ippo

2017.04.19

あちらこちらの春

今年は、春の知らせ・桜を待ち望む、楽しみな時間が長かったように思います。その分勢いよく花開き、新緑の季節が自分の番は今か今かと待ち焦がれているようです。
まだ、春の嵐が吹き荒れる朝もありますが、空の青さが濃くなってきました。


(そろそろ葉桜の装い:桜を見ると、どうして写真を撮りたくなるのでしょう??? 不思議な魅力をもつ花・樹ですね)


(小さな春、でもしっかり根づいた春!)

春休みに出張した先のスペイン(そこは、スペインのなかでもあったか地域のようですが)は、3月下旬で20度を超えていました。すっかり春の様相で、日曜日はとくに、日光浴を兼ねてランチを楽しむ人たちでにぎわっていました。
(打合せの日は、前々から「スペインのランチは2時からようやく始まるんだよ」と言われていたので、朝食をしっかり食べていたものの、仕事日限定で早起きのippoにとって、その時間のランチはやっぱり慣れず、すっかり空腹状態でした。。。)


(ある春の日曜日)

新学期を迎えて、1回生は早くもこの学部に慣れてきているようです。上回生がいろいろな仕掛けをしてくれており、そうしたしっかりとしたサポート、リーダーシップの発揮によるものだと思います。
他の回生の学生たちも準備万端です。

一段といい季節です。なにかいいことも春とともに一緒に訪れてくれそうですね!ぜひぜひあちらこちらの春を探して動きたいものです。

ippo

2017.04.12

共有したい「リーダーシップ」

この学部も8年目を迎えました。末広がりの「八(はち)」ということで、学びも、研究も、人とのかかわりも広がっていく1年でありますように。もちろん、この学部にかかわる(これからかかわるであろう)方々にとっても、さらなる広がりと深みを増す2017年度でありますように。

この学部・研究科の学生たちは、「グローバル」な視野と「リーダーシップ」を備え、スポーツ健康科学の理解をもとに「社会の発展に貢献」する人になってほしいとの願い・期待のもと、学んでいます。私が主に担当させて頂いている講義科目は、リーダーシップに関する内容です。授業が始まって、1週間が経ちました。

ここ数年、その授業のなかで、「LEADER」に必要なもの(年度によっては、授業を受けて大切だと思うようになったもの)を考えてもらうことがあります。これが、その一つです。

/file.jsp?id=333196
(↑ ここをクリックしてください… このときは、全員で見て、投票をしました。ここには上位に挙がった内容だけですが…)

これを考えてくれた学生たちが、いま、社会人1年生です。覚えているでしょうか?
こういうリーダーを求めている社会人1年生が、組織でがんばろうとしています。ここにある表現をみると、何か原点に戻る気持ちがします。お互いに、仕事を「楽しめる」ように、いい影響を分かち合いたいものです。

みなさんは、今、リーダーには何が必要だと思いますか?
そして、これからこの学部で学際的に学んでいく1回生、すでに学んでいる2回生以上の人たちや院生は、何を考えるようになるのでしょう?楽しみです。

ippo


2017.04.05

次の水曜日ブロガーは?

新年度になりました。
入学式を終え、新入生を迎え、2回生以上の学生たちもキャンパスに戻ってきています。また明るく、楽しく、がんばりたいと思います。

昨年度、1年間、ブログ(水曜日)を担当させて頂きました。そろそろ交代の時期です。
次2017年度の水曜日担当ブロガーは・・・・・・!!!


・・・・・・  また ippo だそうです。
新しい水曜日を期待されていた方も多かったと思いますが、また、ぼちぼちとお会いしましょう。

(いつもそばにいる見守り隊くんたちと、また1年書き綴ります!)

ippo

2017.03.29

リーダーシップ研究のミーティング

リーダーシップ研究をしている先輩・仲間の先生方と1冊の本を編んだことをきっかけに、定期的な研究会を行うことになりました(今回、ippoは、残念ながら直前で欠席することになり・・・次は行けますように!)。
心理学も各地でいろいろな研究会が開かれていますが、リーダーシップと明確に打ち出して、それに特化したものはなかったのではないかと思います。これからの展開、研究の広がりが楽しみです。

そして、少し前のことになりますが、かなりタイトなスケジュールになりつつも、オランダで研究ミーティングをもってもらいました。研究で参考にした先生のところに分析結果を持って行き、それを見てもらいながらの議論でした。
そのフロアにある研究室、ミーティングルームはすべて「全面」ガラス張り!でした。案外やっていると、丸見えの状態も気にはなりませんでしたが・・・。

(キャンパス内には、学生たちが集う創造的なスペースがたくさん。迷子にならないかときょろきょろしながら、ひろ~いキャンパスを案内してもらいました。)

定期的にいろんな空気を吸いながら研究・議論することは、活力になりますし、次の課題も見えてきますし、学生たちとの対話も広がります。学生たちにも、いろんな繋がりのなかで、創発の芽をどんどん伸ばしてほしいものです。



こんなに雨に降られた出張は初めてでした。朝なのにすでに夕方のよう。寒かった… でも綺麗でした。この近くに、アンネ・フランクの家もありました。ippoが影響され、心理学に興味をもつことになった女性の一人です。

晴れると、思わず空の写真を撮りたくなりました 【表紙の写真】。

ippo

2017.03.22

卒業式・修了式(その1)

今日は、学位授与式です。
学部生や大学院生が、そしてそのご家族の方々がこの晴れの日を待ち望んでおられたことと思います。
ご卒業・修了、おめでとうございます。

いつにも増して、にこやかな学生たちの顔、かお、KAO…!です。
第1弾。3回生も駆けつけてくれて・・・




1回生のころから… 授業で… いろんな話をしましたね。


自慢のゼミ学生たちです!

毎年恒例、これで4回目、ゼミ学生へのメッセージ書きです。いろいろと思い出されて、なかなかこの小さな紙には入りきれないのですが・・・。学部の学生、とくにゼミ学生との関わりは密になりますので、いろいろな経験や想いをさせてもらっています。この時期になると、本当にこの学部・学生たちで、このゼミ学生でよかったとつくづく感じます。

ちょっと、さすがにうるっと来る瞬間…

さびしくもありますが、彼・彼女たちの次の歩みに大いに期待して、またその活躍を風の便りに聴けることを楽しみにしていたいと思います。
身体にだけは十分に留意して、のびのびと自分の信じた道を着実に、誠実に進んでもらいたいと思っています。

昼の部が終わると、夜の卒業パーティーも… まだまだブログが続く予感。乞うご期待。

ippo


2017.03.15

2016年度 あいコア会でした

昨日の夜は、事務室等でお世話になった方々、新しくお迎えする方々を囲んで、スポ健の教職員とそのご家族の参加のもと、「あいコア会」が開かれました。
7年が過ぎようとしていますが、この学部の明るさや協力体制は変わることなく続いています。

今日は、あいコア会の様子を、ほんの少しだけ、写真でお伝えします。

きれいなお花が飾られたテーブルの先には・・・



Joe先生(右側)とS先生(左側)のツーショット。
S先生には、スポ健の学生が英語教育関係で何かとお世話になり続けています。



お花とお二人の先生の、その先にはこんな感じの会場が広がっており・・・ Jin先生は、名司会ぶりを発揮。おかげで、なごやかな、楽しい雰囲気の会が進行していきました。
小さなお子さんも一緒に参加してくれました。



久々に一堂に会する日だったので、盛り上がりました。
いつもスポ健を陰ながら支えて下さっている事務長です。ばっちりとスピーチを決めて頂いたところで・・・



記念撮影です。



この日は、こうして夜は更けていきました・・・。

ippo

2017.03.08

2017春の足音

キャンパス内の桜のつぼみ、ずいぶんと膨らんできました(まだ昼間に吹雪く日があって、目を疑いましたが)。
そろそろ、今回のブログが始まってから1年が経とうとしています。

 (桜のつぼみと改修中のクイーンス:もうすぐ春です!)

卒業生からのうれしい知らせを見聞きすると、気持ちの上ではすっかり桜満開のような状態です。
ippoゼミでも、すでに、そしてこれから結婚のお式を控えている卒業生がいます。
先日は、その前撮りとかで、ここスポ健に戻ってきてくれました。たくさんの思い出の地がある二人が、その一つにこの学び舎を選んでくれたことは、本当にうれしいことでした。卒業論文を手にして、二人そろって来てくれました。
日曜日にも関わらず、【It's me】先生がちょうど研究室にいてくださったので、一緒に写真撮影したり・・・ 私にとってすごくうれしいひと時でした。



幸せ顔ってこんな顔、こんな雰囲気なのですね。本当にきれいな表情の卒業生でした。こんな表情・雰囲気になれるように、それぞれの道を選びたいですね。

ippo

2017.03.01

滋賀県のプロジェクトにゼミ参加

いよいよ3月です。

その初日の今日は、滋賀県の少子化対策学生プロジェクト事業の報告会です。
前期に、【nao】先生のご紹介があって、3回生ゼミ全員で滋賀県のプロジェクトに取り組んできました。

企業等へのアポイントをとり、日程調整をし、訪問をさせて頂きインタビューや研修の見学。それをまとめて、滋賀県在住の方を中心にアンケート調査。
春休みにかかって、その分析… 部活や就職活動も本格化しそうな時期に、ちょっと喝を入れられつつ、ゼミ3回生が予定をやりくりして仕上げてきたものです。

(春休みも、ゼミ室のテーブルは資料でいっぱいになりつつ…)

ただ、この楽しみな日。私は、この前後、他の場所にいることが前々から決まっていたので、またゆっくりゼミっ子たちに話を聴きたいと思います。

このプロジェクトのおかげで、一人一人の性格や行動パターンも見えてきましたし、何よりも学生たちが少しずつですが社会や会社の「仕組み」、地域や企業で興味をひくおもしろい取り組みがあることに気づき始めてくれているようです。

滋賀県・子ども青少年局の方々には大変お世話になりましたが、学生たちにとってはとても実りあるものであり、それが滋賀県の将来を創る手掛かりになっていくと思います。ありがとうございました。

ippo

2017.02.22

春休みのなかでの雪景色

まだまだ春には遠いのでしょうか?
表紙のような姿をみせてくれている草津(BKC)です。
寒いのは苦手ですが、これ(今日のブログ表紙の雪景色)はippoのお気に入りです。この景色が見られるのは、このBKCの、この時期(しかも雪が降る日)だけのものです。

先日は、島根県・松江市でご縁ある企業さんとの会議があり、出かけてきました。

(松江市上空???真っ白です)

その2日くらい前までは、鳥取などの日本海側が大雪に見舞われた時期でしたので、出かけられるか不安でもありました。実際に、家の屋根には1メートルくらい雪が積もっていて、(その重みのせいで)障子が開けづらかった…など、聞けば確かに!と思うような状態だったようです。
ただ幸いなことに、出張日は、地元の方々も「久しぶりの明るさだ!」と喜んでおられて、夕日も眺められるほどのお天気に恵まれました。


(地元の方曰く、出雲の町や大社の様子など、すっかり変わったとのこと。ゆっくり出かけてみたいものです)

慌ただしい春休みですが、もうすぐ3月。卒業生からの嬉しい知らせも舞い込む季節になってきています。
雪も解けて、春らしい気分を用意していきたいと思います。

追伸: いま開催中のイベント(「京都と空襲」:写真左:@平和ミュージアム)です。平和の意味、考えたいものですね・・・。右側のものは、来年度予定の写真展。とても貴重なものだそうです。



ippo