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2016.12.23

日本バスケットボール学会に参加して

naoです

日本バスケットボール学会大会(日本体育大学世田谷キャンパスで開催)に参加してきました。
3年目ですが、論文集も発刊されており、事務局のご苦労に感謝する次第です。

今回の学会大会では、戦術(勝敗)に関する発表が多く、フロアーからどうすれば指導に応用できるのかといった質問に対し、研究発表者からコーチの顔に変わる雰囲気が特徴的でした。
質問する方も、研究者というよりも、「私の指導経験では・・・」といったコーチの顔で議論されている雰囲気がありました。
さらに発表内容を確認するために、「実演してくれませんか?」といった質問が出され、発表会場が体育館のような雰囲気になることもありました。
指導現場の立場から「○○の練習を取り入れたら勝った」という報告なども、私は興味がありました。

特に研究結果を実践現場に取り入れることができるのかという視点でディスカッションする雰囲気は、競技種目学会の特徴だったと感じました。
日本バスケットボール界の競技力を向上させるためにも、本学会は重要な役割を担うのではないかと思い参加していました。



立命館大学の張君(スポーツ健康科学部研究科M1)は、アメリカ、中国、日本の代表チームの試合分析結果(リオオリンピック大会&予選大会の試合から)を報告しました。
各チームの動作数に対する得点の関係から、効率よく得点を得るアメリカの特徴を示した報告に、指導者らは興味を示していました。

ところで、日本体育大学世田谷キャンパスといえば、テレビ番組で取り上げられる集団行動で有名です(エッサッサも有名)。
もう一つの特徴は、最寄駅(桜新町)からサザエさん通りを通り抜け、閑静な住宅街の中に大学が位置しています。
このサザエさん通りとは、漫画サザエさんの原作者である長谷川町子さんが住んでいたことから、名付けられたようです。
商店街にある交番近くに長谷川町子美術館があり、商店街の多くの場所にサザエさんをはじめとするフグ田家の絵やモニュメントが設置されていました。





日体大の集団行動のワンシーンに、テレビのエンディングで見られるフグ田一家の行進を組み入れたら、どのような雰囲気になるのかなと想像しながら東京の名所である桜並木の街を歩いてきました。


2016.12.16

卒業論文~提出できました!

 naoです

やってきました。12月15日は、卒業論文の提出日。

「俺の艇は、卒論提出日(アメリカ)に向かって漕ぎ出したのに、まだ四国沖や~」
「違うで、まだ君は淡路手前で浮かんでいる」という2週間前。

そして、「先生!!!! 消えた!! デ-タが消えた!!!! どうしたらいい(涙)」
「私もデータ消えた~この研究室は呪われている~研究室皆で、立木山に行って観音さんにお願いするしかないわ」という1週間前。

また「おっさんから書き直しを言われた。昨日の段階で、言ってくれよ! あの禿親父~許さん!」
「なんで、お前がOKでるんや、おかしいやろ」という戦闘態勢の4日前。

「同じこと、何回も書いてるわ~読み直したら、間違いが一杯出てくる」
「だから、言ったやろ、読み直したら、間違いが見つかるから、読み直したらアカンねん」と学生間の性格の違いが現れる3日前。

「先生、考察が出来ない~助けてください!」と言ってきたものの、「自分の考えを書かずに、すぐにSOSを出すな!」という私の厳しい指導に対して舌打ちをする。
その瞬間に友達から先生に舌打ちはダメやと怒鳴られている仲間。

藁もつかむ思いだと思いますが、指導を受ける仲間の順番を抜かして飛び込んでくる仲間が現れる2日前。

「わぁ~明日や、間に合わない!!」と大声を出す仲間と「できたので、出してくるわ~(笑)」という仲間が入り混じる前日。

さあ当日、「徹夜で、頭が動きません」とフラフラと歩きながらAIが持っている原稿を取りあげ、複数部コピ-をして、急遽救援部隊が編制される。



既に提出し終えた「あいちゃん、よっし-はAIの担当や」とS監督が誤字のチェック作業を仲間に指示する。
そして私のOKが出ると、すぐS監督が、論文を印刷する時は、余白を合わせるようにと指示を出す。
素晴らしい連携プレ-で提出論文が完成し、学びステ-ションに提出できた仲間たち。



私のゼミは、卒業論文作成=団結。
本日、18時から「卒業論文提出ご苦労様会」が南草津駅の中華料理屋さんで開催されます。
多分、酔っぱらった運動部の仲間たちが、ビール瓶片手に私の隣に座ってくる姿が予想できます。
若い者に負けません~受けたるで(気合や)。

2016.12.09

くさつビブリオバトル2016

naoです

12月4日に、「第6回 みなくさまつり」が開催されました。この祭りは、6年前にJR南草津駅が新快速の停車駅になったことを祝う催しが企画されましたが、東日本大震災でその催しが中止になりました。
しかし市民らは、南草津駅を拠点とした街づくりをさらに進めようという願いからこの祭りが始まりました。
その初回の開催日だった2011年3月11日は、けして忘れはならないということから震災復興支援都市として開催されています。
朝からステ-ジ企画から町内会、商工会議所をはじめとする多くのお店のイベントが実施されました。







メイン会場には、立命館の特設ブ-スが設けられ、「マジックショウ」「足裏リフレクソロジ-足揉み」「健康チェック(サルコペニア)」「見て、触れて、感じるフォ-ミュラ-カ-」「しがの美味しいものを食べましょう!」という企画が行われました。
スポ-ツ健康科学部学生が企画する「サルコペニア」には、多くの来場者があり大盛況でした。
市民の健康意識は非常に高く、行列ができる状態でした。
飲食企画が多い中、立命館ブースは日頃取り組んでいる研究や活動を地域に還元する素晴らしい企画ばかりでした。
サ-ビスラ-ニング授業で地域へのボランティアを行っている学生の企画などもありました。



そういったお祭りの中で、「くさつビブリオバトル2016」が開催されました。
これは、バトラ-が自分のお薦めの本を5分という時間内で紹介します。
読書感想文の紹介ではなく、ぜひこの本を読んでほしい!なぜならば~と読んだ本の魅力をバトラ-の視点で発表します。
そして、聴衆が気になった点について質問を行っていきます。
聴衆は、バトル終了後に最も読みたくなった本を紹介したバトラ-に一票を投じます。
票数の多いバトラ-が優勝者となります。



当日の企画としては、小学生の部、英語の部、一般の部、大学の部が開催れました。
特に一般の部では、草津市が「健幸都市宣言」をしていることから、「こころとからだを健幸に!」をテ-マにバトルが行われました。
立命館からは、BKC学生部の先生とスポ-ツ健康科学部大学院生の檜垣由梨子さんが参加されました。
檜垣さんは、「友だちの数で寿命はきまる 人のつながりが最高の健康法(石川善樹 著 マガジンハウス)」という本を紹介されました。
惜しくも優勝を逃しましたが、檜垣さんの表情がとても素敵で、「健康になれますよ~!」というメッセ-ジが強く伝わってきました。



バトラ-同士が戦っているのですが、勝ち負けよりも、俺もその本を読んでみたいと、他のバトラ-に投票するなどの和やかな雰囲気がとても感動しました。
スポ-ツ健康科学部では、英語の木村先生の授業で行っているそうですが、私は1回生の基礎演習の授業でぜひ実施したいと思いました。
もし可能ならば、オリタ-の方々が企画する運動会やゲ-ム等の時間を、少しでいいのでビブリオバトルに変更してほしいなと願います。
本を読むだけでなく、学生自身が日頃感じている経験などを交え、本を紹介するスキルは、様々なところで応用できると思います。
特にスポ-ツ本を紹介し合う機会が、私たちに必要だと思うのですが~

2016.12.02

スポーツと四字熟語

naoです

先日、ある高等学校の陸上選手が着るTシャツにプリントされた四字熟語に興味を持ちました。

「百折不撓」=何回失敗しても挑戦し続けること。

野球部やサッカ-部では使いそうな言葉だけど、陸上部の選手にとって、何回も失敗するという表現は珍しいな~と思いました。
真剣勝負という単語などはよく用いられていると思うのですが。

ゼミ生らに聞いてみると、高校時代に四字熟語をプリントしたTシャツを着ていたと言います。
インタ-ハイ会場に行くと、各種目の特徴を表した熟語が描かれたTシャツが販売されているとも言います。
また高校では、選手らが考えるというより、先生が選んだ熟語のTシャツを着て試合会場に行く場合が多いそうです。

例えば、球技では一球入魂、一生百錬という熟語が良く使われるそうです。
5年ほど前には、立命館大学サッカ-部が「一致団結」をチ-ムカラ-としていました。
バスケットでは、「獅子奮迅」「百発百中」といった熟語がよく使われています。



また面白いのは、様々な語句を作っているところです。
陸上部に所属するゼミ生に借りたTシャツには、「一秒懸命(陸魂)」という単語がプリントされていました。
長距離の選手には、ピッタリの造語ですね。
また「純情快走」という高校生らしい造語も見せて頂きました。



四字熟語ばかりでなく、「石の上にも一年・・・」というチ-ムの連覇を目標とする文章をプリントしているTシャツを見せて頂き、Tシャツからチ-ムのカラ-が伝わってきます。

このように、スポ-ツTシャツ文化を意識しながら、試合観戦するのもいいかもしれませんね。
特に高等学校のTシャツ文化が面白いかもしれません。

2016.11.25

公益財団法人滋賀県体育協会表彰式

naoです

平成28年度 公益財団法人滋賀県体育協会表彰式が11月15日開催されました。
そこで、リオ2016パラリンピック競技大会 滋賀県ゆかりの選手の方々を讃える特別栄誉賞が、陸上競技の近藤寛子選手はじめ4名の選手に贈られました。
また特別功労賞として、近藤選手のガイドランナ-としてサポ-トされた日野未奈子(産業社会学部)さんと川島久一さんに贈られました。



日野さんは、立命館大学の体育会女子陸上競技部の選手であったことから、今年から自身の競技よりも近藤選手のサポ-トを中心に活動続けておられました。
伴走は、簡単なものではなく近藤選手と一緒に持った紐を通じてスピ-ド、歩幅、歩数を合わして走ります。
リオ大会で入賞した陰には、大変な苦労があったものと思います。
私が、参加している市民マラソン大会でも、視覚障害を持った方が、伴走の支援で走っておられます。
大勢走る大会では、伴走は大変難しく、走るコ-スを一般ランナ-に伝えることも担っています(コ-スです!コースをあけてください! というかけ声を出しておれます)。



表彰式でとても嬉しかったことは、近藤選手が、日野さんや宮路さんのサポ-トばかりでなく、立命館大学の素晴らしい環境(クインススタジアム)で練習できたことに感謝したいと挨拶されていました。
これは、陸上競技部の多くの選手たちが近藤選手に優先的に走ってもらえるような配慮への感謝の言葉だと思います。

私は、今回の表彰式で選手ばかりでなく、サポ-トする方々をも対象にされた公益財団法人滋賀県体育協会に拍手を送りたいと思います。
パラリンピックの選手ばかりでなく、スポ-ツ選手は多くの方々のサポ-トを得て試合に出場し活躍することができるのです。
けして一人でプレ-が出来るものではありません。
そのことを選手や指導者たちに発信した受賞式であったと思います。

私たちスポ-ツ健康科学部は、2020年に開催される東京オリンピックを滋賀でも支え、様々な方法でオリンピックに関わっていくべきだと思います。
前に、デンマ-クのボ-ト競技のホストタウン事業にBKCが参加することを紹介しました。
そればかりでなく、パラリンピックのホストタウン事業にも関わり、新たなスポ-ツ環境を創造するチ-ムでありたいと願っています。


2016.11.18

おかやまマラソンに参加してきました

naoです

おかやまマラソンに参加してきました。
金沢マラソンに参加して3週間しか経過していないのですが、足首の痛みを我慢して走ってきました(多くの先生方から、変や~、おかしい~と言われています)。
日中の気温が20度と、脱水症状にならないよう気をつけて走ってきました。
かなりの方が走れなくなって、歩いておられました。



今回の一番の思い出は、スタ-トの合図で「桃太郎」の歌が流れ、15000名のランナ-たちが、曲にあわせて「ももたろうさん ももたろさん おこしにつけたきびだんご~」と歌いながら走りだしたことです。
そしてその後JR岡山駅前を通過するというコ-ス設定をしており、岡山の観光ランのおもてなしを頂きました。
こういったコ-ス設定は、大規模マラソンの特徴です。
京都マラソン、神戸マラソン、大阪マラソン、金沢マラソンや奈良マラソンにはそれぞれの観光ランとしての魅力があります。
だから人気が高いのですね。



コ-スには13ヶ所の給水ポイントが設置されていました。
今回も多くの高校生の方々に、大変お世話になりました。
また、「瀬戸大橋まんじゅう」「きびだんご」「トマト」「バナナ」「温州みかん」「フル-ツコラ-ゲンゼリ-」「チョコ」(他多数)などを給食として提供して頂きました。
ランニング中の「きびだんご」?と思ったのですが、本当においしかったです。

今回も、給水ポイントで金沢マラソンでのゴーゴーカレ-を勝るかもしれない給食がでました~!!
ラ-メン(岡山ラ-メン協会5店舗の提供)です。
私は、鶏肉&魚介味が好きなんです(岡山ラ-メン 人気上昇中です)。

近年、スポ-ツイベントとして、マラソンやサイクルレ-スが多くの地域で行われていますが、規模の大きなスポ-ツ大会に参加する面白さのひとつに、B級グルメとの出会いがあります。



今回は、15000名のランナ-が参加しましたが、ゴール地点ですは地産野菜や果物から、焼肉、丼、麺、乳製品などを販売する多くの屋台が出展し、ランニング後のランナ-の疲れを癒してくれました。
ランナ-が待たなくても買えるほどの出展数がありました。
私は、ホルモンうどん、鹿肉カレ-、カキオコ(カキ入りお好み焼き)を頂きました。買い過ぎかなと思ったのですが~完食でした。
また帰りの新幹線の中で、参加賞として頂いた「バナナクリ-ムロ-ル(パン)」を頂きました。これは、最高に美味い。



30km過ぎから必ず生じるアクシデントと向かい合い、ヘロヘロになりながら完走するランナ-を癒してくれのは、スポ-ツ系サプリメントよりもB級グルメ(炭水化物)かもしれませんね \(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/。


2016.11.11

アメリカンフットボール(パンサーズ)の応援

naoです

アメリカンフットボ-ル部の対 関西大学戦の応援(ヤンマ-スタジアム)に行ってきました。
天候も穏やかで、それほど防寒もせず応援できました。
立命館パンサ-ズの応援席はサブスタンド側でしたが、観客数は5対1ぐらいの割合で立命館の熱気が勝りました。
スタンドの来場者を見ていると、昔からのファンの方が多く、新たなファン層が少なかったように感じました。
でもパンサ-ズは、固定ファンを多く持っているところが、強さなんだと思いました。



私は、パンサ-ズの応援に行く時は、必ず「豚まん」を買って行きます(お昼ごはん用)。
今回も、知人からいつもの定番ですか?と声をかけられました。
なぜかというと? GO! GO! NO1(蓬莱551)と縁起担ぎです。



試合開始直後、パンサ-ズのオフェンス陣は調子良くタッチダウンを獲得し、余裕でリ-ドするかと思いました。
しかしその後、オフェンス陣がミスを連発し得点できず、ただただ勝利を祈るばかりでした。

余裕で勝てた試合だったと思いますが、ミスをカバ-するビッグプレ-後に、またミスが生じることから流れが悪くなり、結果的にパンサ-ズに焦りを生じさせる試合展開となりました。

ところが、関西大学もフィ-ルドゴ-ルの連続ミスなどでチャンスをつかむことが出来ませんでした。
今回の勝因は、パンサ-ズの強力なディフェンス陣の活躍だったと思います。
関西大学のパス成功率を約50%に抑え、ランニングプレ-を65ヤ-ドに抑え込みました。試合終了2分前に、パンサ-ズは関西大学にゴ-ル前ギリギリまで攻められましたが、必死で守り切ったプレ-には感動しました。

特にディフェンスラインの松原選手(#94 スポ-ツ健康科学部4回生)の活躍が大きかったように思います。
松原君は、ライン選手として大きな選手ではありませんが、必死にタックルし、またQB(クォ-タ-バック)をめがけて突進していました。
アニマルリッツ復活かな~。



次は、リーグ最終の関西学院大学戦(関学戦)です。
関学も昨年のリベンジだと士気を高めてくるでしょう。
両者とも、ディフェンスが強く、オフェンスのミスが勝敗を決めるのではないでしょうか。

今回の関西大学戦でパンサ-ズは、蚤が跳ねるようなプレ-(QBが外側に走ったバックス選手にパスし、バックス選手はボールをキャッチし走ると見せかけて、ロングパスをする)を成功させましたが、このようなプレ-が関学戦では沢山出るのではないでしょうか?
本当に楽しみです。



まずは、11月20日(日曜日 万博記念球技場)で勝ってリ-グ戦で優勝してほしいです。
そして甲子園ボウルの出場切符をかけた関学との試合(12月4日 日曜日 万博記念球技場)で勝利することを祈っています

私は、在校生や教職員、そして卒業生が集まって校歌、応援歌を歌う場を大切にしたいな思っています。
11月20日は「GO! GO! NO1立命」と大声を出してきます。


2016.11.04

2016年度学園祭

naoです

今年の学園祭は、10月30日に3キャンパス合同で開催されました。
衣笠や大阪茨木キャンパスから多くの学生らがBKCに集まりました。

メインステージだけでなく、中規模ステージや路上ステージで学生らは日頃の活動成果を披露していました。
学生らのパフォーマンスを見学し、感動する場面が沢山ありました。
例えば、インタープレイ(BKC ピアノサークル)は、路上パフォーマンスで多くの人を集め様々な曲を披露してくれました。



特に面白いな~と感じたのは「鉄道メドレー」でした。
各駅ごとに、様々な曲が流されています。
例えば、大阪環状線といえば、「やっぱ好きやねん」ですね。
こういった曲をメドレーで演奏してくれました。
各駅の雰囲気がなんとなく伝わってくる「ほのぼの企画」でした。

今回は、多くのハロウィン企画が行われました。
多くの来場者が、ユニークな衣装を着て、企画に参加していました。
オレンジ一色のブースも見られ、チームワークをさらに向上させたいという熱意を感じました。
学生企画を支えようと多くの市民が来場していました。
感謝ですね。






その中に混じって震災復興ブースで現状の紹介がありました。

○原発事故による避難指示が出された福島県楢葉町住民の実態報告
 会津の野菜を使った「マミーすいとん」の提供
○今年4月の地震で被災した熊本県西原村での活動報告
 村のサツマイモを使ったスティックポテトの提供
○岩手県大船渡市の復興の様子
 大船渡市で水揚げされたサンマの塩焼きの提供




近隣から来られた方々は、いろいろ学園祭に行くけど、立命館大学はいつもボランティア企画が行われているところが凄いね!と感心されておらました。
まだまだ活動は続きます。
復興を通じて、多くのことを勉強しなければとお話しを頂戴しました。




スポーツ企画では、女子陸上部駅伝を皆と応援するパブリックビューイングが行われました。
新たに建設されたスポーツコモンズのカフェやセントラクアーク通路でスペースが設けられていました。
陸上部の後半の追い上げには、涙が出ました。
また来年から新たな歴史を作ってくれることを楽しみにしています。

2016.10.28

金沢マラソンに参加してきました

naoです

いよいよ大型フルマラソン大会が始まりました。
近畿では、大阪マラソン(10月30日)、神戸マラソン(11月20日)、奈良マラソン(12月11日)が開催されます。
私はこの3つの大会に申し込みましたが、「落選」通知を頂戴し意気消沈していましたが、なんと金沢マラソンが当たりガッツポ-ズ。



早速10月23日に開催された金沢マラソンに参加してきました。
国内からの14.591名、海外から735名が、金沢城公園に集まりました。
参加者の内45.9%が石川県の方ですが、次に多いのが東京都の8.4%でした。
新幹線効果でしょうか。京都から金沢へ行くのとあまり時間が変わらないのですね。
台湾や香港からの参加者も多く、スタ-ト会場では英語や中国語のアナウンスもありました。
荷物をトラックに預けるとゴール位置まで荷物を届けてくれます。



まだ2回目の大会ですが、金沢市民のお世話で、とても楽しく走ることができました(足は痛かったですが)。
42.195kmの間、金沢の特色が、いろいろなところで企画されていました。
スタ-ト位置では、地元消防団の纏(まとい)が20基ぐらい振られており、さすが城下町といった雰囲気でした。
最初の10kmは上り坂が続きますが、沿道の応援に押されて疲れは全く感じませんでした。

「応援ステ-ジ」では和太鼓やチアダンス、「応援スポット」では、中学校はじめ多くの太鼓保存会などの楽器演奏、そして「沿道にぎやかし隊」として商店街、少年野球の子どもたちはじめ中学生らの活気ある応援が最高でした。
さらに6000名のボランティアの方々(高校生、商店街、各種組合、企業、スポ-ツ団体等)が、給水や沿道整備に関わっておられました。
このボランティアの数は、凄いと思いました。
観光シ-ズンであるのに、町の中心部(金沢城公園)から交通規制を行い、大会の安全対策を徹底されたことに感謝です。

8名のゲストペースランナーが3時間から15分間隔で、サポートしてくれていました。
北京オリンピックに出場した尾方選手が3時間ランナー、アテネオリンピックで6位の諏訪選手が3時間45分ランナー、同じくアトランタ、シドニーに出場した弘山選手が4時間45分と多くのランナーのサポートしてくれていました。
ゲストランナーにアトランタオリンピックに出場した谷口選手をはじめ、リオオリンピックに柔道でメダルを獲得した金沢出身の松本薫選手も走っていました。
松本選手は、本当にバネのある足り方で、かなりの持久力を持っておられるようでした。
沿道の方々とのハイタッチをしながら走り続ける姿を見て、感激しました。

ランナ-にとって、楽しかったことは給水所で提供される「金沢スイ-ツ」ではないでしょうか。
21種類の和菓子や洋菓子はじめ稲荷寿司等が、ランナ-の糖質補充には最高のおもてなしでした。
驚いたのは、30km地点で「金沢カレ-」が提供されていました。
私は、「きんつば」と「落雁(らくがん)」を食べすぎていたので遠慮しましたが、マラソン中にカレ-行例ができていました(マラソンとカレ-は初めての体験)。
「ゴーゴ-カレ-!」ですね。

35kmを過ぎるころから、膝の激痛とフラフラ感が襲ってきました。
給水ポイントにコカコ-ラ-が提供されていたので頂戴しました。
炭酸の影響を心配したのでが、本当に美味しく感じ、すぐにフラフラ感が消えたのです。
もしかしたら、炭酸飲料水は市民マラソンランナ-の糖質補充に適した飲料水なのかな。
海老栄養研究室の方々に聞いてみます。



記録は、あと1分早ければ、4時間を切れた~ という一般市民ランナ-の中位の記録でした。
「能登かぼちゃバウンドケ-キは最高~」とか「マラソンと落雁(らくがん)は合うな~」とゆっくり味わっていなければ4時間切れたかも・・・。
でも記録より、走りながら金沢を楽しませて頂いたことが良かったです。
走り終わって、足を引きずることなく、「刺身&焼き魚&煮魚 豪華定食(1600円)」を食べるために金沢駅構内をダッシュしました。



やはり、大きな大会の楽しみは、参加賞を頂くことです。
Tシャツ、メダル、バスタオル、テレビで何度も放送されている「鍋用味噌」でした。
特にTシャツは、昔の立命館カラ-なので懐かしく思いました。


2016.10.21

2020東京オリンピック 合宿誘致企画

naoです

2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの合宿誘致プログラムとして、滋賀県・大津市がデンマ-クのボ-ト競技チ-ムを招くことが決まりました。
立命館大学も滋賀県・大津市に積極的に協力することになっています。



デンマ-クのボ-ト選手は、瀬田川の滋賀県漕艇場(隣は立命館大学ボ-ト部合宿所)を拠点として練習しますが、本学のグランドをはじめトレ-ニング施設等のジムも使う予定です。
単に、練習所や宿泊所を誘致するというだけではなく、滋賀県・大津市そして立命館大学でデンマ-クのスポ-ツ文化を学ぶイベントを催したり、デンマ-クの選手たちの活躍を応援するム-ブメントを起こすことが目的です。
2020年には、きっとオリンピック旗ばかりでなく、デンマ-クの国旗も大津市や立命館大学で見られることでしょう。



第一弾企画として、今回「東京オリンピック・パラリンピック滋賀県・大津市ホストタウン関連企画 -デンマ-ク体操Bovling エントリ-チ-ム 講習会&演技発表会-」がBKCジムで開催されました。
150人の市民はじめ多くの立命館大学の学生が参加してくれました。

デンマ-ク体操を通してデンマ-クのスポ-ツ文化を学ぶことができ、参加者らはとても満足しておられました。
デンマ-ク体操は、競技体操ばかりでなく、老若男女が健康・友達づくりなども目的としているそうです。
特にリズム音楽を活用したプログラムもあります。
歴史は、スウェ-デン体操の影響を受けていましたが、改良を加えデンマ-クの国民高等体育学校で動きを重視した体操として始まったようです。
日本の体育授業でも、デンマ-ク体操を参考にしながら多くのプログラムが作られ用いらているのではないでしょうか。



今回参加した体育会の選手たちは、デンマ-クのメンバ-らの笑顔で本当に楽しい講習会であったと言います。
特にリズム体操を用いた巧緻性のトレ-ニングを、チ-ムの練習にも取り入れたいそうです。
今回の講習会は、子どもから高齢者までの幅広い年代の方が、お互い協力しながら実践されたことが良かったのではないでしょうか。
また親子で参加されたお父さんは、子どもと手を組んで楽しめる今回のような企画を立命館大学でもっと企画してほしいと話しておられたそうです。