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2016.12.17

4回生の学びの集大成! 卒業論文提出 ビフォー・アフター


4年間の総仕上げ、それは、「卒業論文」です。

自らのアイデアに基づいて、
これまでのスポーツ健康科学部での学びを全て活用し、
そのアイデアが正しいのか否か、あるいは、深い洞察ができたかどうかを、
論文として表現する、

これが卒業論文です。

目的の設定、
方法の検討、具体的には、
データ収集計画、あるいは、対象文献の選定、
データ収集、あるいは、対象文献の収集、
データ処理、あるいは、対象文献の整理、
結果の整理、
考察、
結論、

これらの一連の過程を通して、卒業論文を作成します。
下の写真は、卒業論文の提出1週間前の写真です。



写真01 卒業論文提出1週間前の様子 頑張らないとね~

写真を撮るよ~、と言っても、何となく、雰囲気が沈んでますね~。
この時から、1週間。
その1週間に、詰めて、頑張って、完成させます。

その間に、本当に、学生の個性、学生の人間性が、出てきますね。
私たちもそうですが、人間、追い詰められたら、人間性が出てくるなぁ、
と毎年思います。

最後まで手を抜かない人、
自分が大変なのに人のために尽くす人、
自分の卒業論文に責任を持って取り組みたい人、
地道に取り組んだ努力が現れてくる人、
そんな人が、沢山います。

それで、下が卒業論文提出後の写真です。



写真02 卒業論文提出の証 預かり証ですね~。

提出の証としてもらえる、預かり証。
卒業証書をもらうまで、保管してね、と話しています。

ゼミの学生さんと、はい、ポーズ。



写真03 提出した~!

これから、卒業論文口頭試問、つまり、口述試験に向けて、
発表用のスライドづくり、データの整理、等、まだまだ関門が続きます。

さて、彼女たち、彼らは、無事、卒業できるのでしょうか?

それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.12.10

アクティブ・ラーニングの試み!


 大学では、講義、演習、実験、実習等、様々なタイプの授業があります。

 その中で、講義、といわれるタイプの授業は、大変堅苦しいものです。

 立命館大学スポーツ健康科学部の講義は、およそ90分。それが、15回あります。

 ですので、90分×15回=1,350分の時間、学生は、教員の話を聞くことになります。

 90分、ずっと聞き続けていると飽きることが、往々にしてあります。

 そのため、アクティブ・ラーニング、という参加型の授業を実践する教員も増えてきています。

 【 智 】も、そのような学生参加型の講義を取り入れようと、種々試みています。

 写真は、教員を志望している教職の科目の様子です。

 写真1 アクティブ・ラーニングの試み!(1)



 具体的には、以下のようにしています。

 ①4人一組になります。

 ②4人でそれぞれ、教科書のある章について、ABCDと分担する箇所を決めます。

 ③各班のAの人はある机に、Bの人は別の机に、と言う風に担当者毎に集まります。
  そして、それぞれが担当する箇所について、内容の確認→質問の作成→小テスト問題の作成を行います。

 ④元の班に戻ります。

 ⑤ABCDと順番に、それぞれが自分の担当箇所について、他のメンバーに、指導をします。

 こんな感じです。これは、ジグソー法と呼ばれる指導方法を参考にしています。

 写真2 アクティブ・ラーニングの試み!(2)



 やってみると、大変面白いことがあります。

 普段はとても物静かで、大人しいのに、指導の役になると、すごく、活発に話す学生さん。

 いつもは、少し居眠りをしているのかな、という感じの学生さんが、生き生きと活動し始めたりします。

 それとは逆に、講義では、よく質問をしたり、こちらの話を聞いていたりするのに、急に大人しくなったりする学生さん。

 不思議な感じです。

 ともあれ、やいのやいの、ざわざわ、という感じで、学びが進んでいきます。

 そして、最後に、私から、確認の内容を簡単に講義します。

 これから、学校教育現場では、このアクティブ・ラーニングがどんどん取り入れようとしています。

 大学も、高度な内容を講義内容を位置づけながら、学生参加型の講義を取り入れていくことが必要なのでしょうね。

それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.12.03

束の間の・・・


 束の間の・・・

 過日、一部の事務室の方と、一部の教員で、懇親会を行いました。
 
 この時期、卒業論文・修士論文・博士論文の指導、そして、次年度の授業編成等々、事務室も教員も、結構くたくたになります。

 それで、後期の終了に向けて、元気を出そう、ということで、数人の方で、少しゆっくりとした時間を共有しました。

 話の内容は、取り立てて、難しい話があるわけでもなく、大きなやり取りがあるわけでもなく、

 ただ、日常のことが話題となっていました。

 写真1は、「はい、ポーズ!」のところですが、人ぞれぞれ対応が異なりますね~。

 写真1 はい、ポーズ!



 若手のTen河さんは、なかなか多趣味で、今後の活躍が期待されています!

 写真2は、歌舞伎役者のような雰囲気で、段Fieldさんの視線の向こうには、もちろん、「銀河系」があります。

 写真2 歌舞伎役者!



 手前のStreetさんの腕は、凄いですね。テニスで鍛えられているのでしょうか。?!

 これから、寒くなり、体調が悪くなりやすいかと思いますが、皆々様、どうぞお身体には、お気を付けくださいね。

 師走に入り、ますます忙しくなりますが、ほんの束の間の休息を取って頂き、皆様も、リラックスしてください。


それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.11.26

卒論追い込み!頑張れ、4回生以上~!


 この時期、普段は余り大学に来なくなった4回生以上が、
研究棟であるインテグレーションコアによく来ます。

 スポーツ健康科学部では、学部での学びの集大成として卒業論文を必修化しています。
 4回生は、卒業論文を仕上げるために、個々人の課題に精力的に取り組んでいます。
 【 智 】のゼミ生も、他のゼミ生同様に、本当によく頑張っています。


 このような先輩の取り組みを、3回生も見習って欲しい、そして、4回生は自分の卒業論文をクリアに理解して欲しいと思っています。
そのために、今年度のゼミでは、3回生と4回生の合同ゼミを実施しています。4回生は、自分たちのゼミ以外の時間に3回生のゼミの教室に来てもらっています。

写真は、4回生が、自分の卒業論文の内容を、3回生が分かるように説明しているところです。

【写真1】 4回生が3回生に自分の卒業論文を説明している様子



3回生は、4回生の話を聞いて、なるほど、と思ったり、これはどういう風に分析するのか、と聞いたり、あるいは、
なぜこのテーマを卒業論文として選んだのか、などと思ったことを4回生に質問します。

4回生は、自分で分かっているつもりでも、3回生に改めて聞かれると、ドキッ、としたり、冷や汗をかいたりして、答えています。

【写真2】 3回生が4回生に質問している様子



4回生には、3回生から質問があった点について、少し調べて、その回答を卒業論文に活かすように、話しています。

卒業論文を提出する人は、既に卒業論文のタイトルの提出が済んでいます。
これから、3週間弱で、卒業論文の本体の提出です。
風邪など引かないように、体調に十分気をつけて、頑張って欲しいと願っています。

頑張れ~!4回生以上~!


それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.11.19

大学院ウィーク! スポーツ人文社会科学編



 【 智 】が担当した4月16日(土)のブログで、スポーツ人文社会科学領域の話をしたかと思います。思い出して頂いた方がいれば、大変嬉しいです。

 そのブログで、
「実は、この「スポーツ」に関連する考え方や言葉は、「人文社会科学」を基盤として成立している。
 それは、スポーツは、人間がいることを前提にした文化だからです。
 スポーツ人文社会科学領域は、人間、すなわち、漢字の「人」を対象とする学問領域です。」
と書きました。

 それで、今日は、このスポーツ人文社会学領域の院生さん達の
 学生生活について、ご紹介したいと思います。

 今週月曜日から、インテグレーションコア1階で、スポーツ人文社会科学領域のパネル展示がありました。
 そう、大学院ウィークです。大学院の紹介が、あちらこちらで行われていたかと思います。
 先週は、身体運動科学領域の展示でした。

 さて、写真1は、授業の様子です。

 写真1 スポーツ人文社会科学領域の授業の様子




 教員は、極めて多様な分野を扱っている専門家です。
 例えば、スポーツ教育学、スポーツ心理学、スポーツ情報処理・統計、スポーツコーチング、スポーツ栄養学、スポーツマネジメント、アダプテッド・スポーツ。
 基盤的な学問領域に関しては、経営学、産業・組織心理学、精神生理学、健康心理学、発育発達学。
 学校教育に関する学問領域に関しては、体育科教育学、栄養教育論、学校保健学。

 様々な観点から、院生さん達は学ぶことができます。

 写真2は、研究授業以外にも様々な所で活躍している様子です。

 写真2 スポーツ人文社会科学領域の院生さん達の活躍

 


 例えば、草津東高校での授業補助、専門学校・公立高校での非常勤講師、野球の指導者、
 陸上部の合宿への帯同、等々です。

 大変実践的で、大学外での活動が大変多く見られます。

 写真3は、スポーツ人文社会科学領域の院生さん達のプライベート写真です。身体運動科学領域とも仲良しです。

 写真3 スポーツ人文社会科学領域の院生さん達のプライベート写真集

 


 女子会有り、男子会有り、海水浴、BBQ、お誕生会、レクリエーション野球、花火大会観覧、等々です。
 楽しそうですね~。

 これらの息抜きをしながら、しっかりと研究も進めています。

 写真4 スポーツ人文社会科学領域の院生さん達の研究成果の発表1

 


 写真5 スポーツ人文社会科学領域の院生さん達の研究成果の発表2

 

 
 研究成果の一端については、【 智 】担当のブログ、7月23日(土)、7月30日(土)、8月6日(土)をご覧くださいね~。

 

それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.11.12

スポ健で、小学校免許取得!


 まず、写真(チラシ)をご覧ください。Ten河さんの渾身の1枚ですっ。

写真01 スポ健で、小学校免許取得! (Ten河さん渾身の1枚!)



 実は、スポーツ健康科学部で、小学校教員免許の取得が可能です!

 スポーツ健康科学部では、中学校教員免許状(保健体育)及び高等学校教員免許状(保健体育)
が取得できますが、それに加えて、
な・ん・と…

小学校教員免許状

が取得できます。

正式には、「小学校教諭免許状取得プログラム(佛教大学協定方式)」と言います。

4年間の学部生活で、たった一度だけ、1回生のこの時期にある、在学中にある一度のみのチャンスです。

一昨日、この説明会が、インテグレーションコア2階のスポーツ健康科学部大会議室で行われました。

写真02 先輩による説明会の様子



11人もの1回生が集まってくれました。嬉しいですね~。
そして、先輩が4人も来てくれ、丁寧に説明をしてくれました。

近年、小学校教員になる人が、スポ健から沢山出てきています。
その動きに連なって頂きたいと思っています。

写真03 Friend草先生のご説明の様子



Friend草先生によるご説明の様子です。
現職経験の豊かな先生の説明は、やはり、大変説得力があります。

地道な努力が必要とされますが、是非とも、参加の皆さんには、免許取得まで、
頑張って欲しいと思います。

なお、11月16日(水)16:20~17:50まで、フォレスト107で
BKCキャンパス向けの説明会があります。

教員というのは、本当によい職業と思います。

オススメ! です。

取得を考えている方は、是非、ご参加くださいね。

写真04 説明会のメンバーで、はい、写真!(一人、所用のため写真不参加。残念。)




それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.11.05

スポーツ大臣会合/スポーツ・文化・ワールド・フォーラム


 スポーツ教育学・体育科教育学は、【 智 】の専門領域ですが、
それに関連する国際的な会合「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」が、
10月19日(水)~20日(木)は京都で、10月20日(木)~22日(土)は東京で開催されました。

多彩なイベント等がありました。
このうち、スポーツセッションと、特に関係が深いスポーツ大臣会合に参加してきました。

写真01 スポーツ大臣会合



午前中のスポーツセッションでは、
小池百合子東京都知事のプレゼンテーション、スポーツ庁鈴木大地長官や室伏広治氏の
コーディネートによるスポーツ関係者のシンポジウム、皇室関係者のご挨拶などがありました。

写真02 小池東京都知事によるプレゼンテーション



写真03 室伏広治氏のコーディネートによるシンポジウム



会場は、世界65カ国からの集ってきた大臣等、招待参加者、報道関係者、
セキュリティスタッフ等で大変熱気に包まれていました。
【 智 】は、招待参加者として参加しました。

写真04 会場の様子



午後からのスポーツ大臣会合の議長は、松野文部科学大臣が務め、各国大臣がスポーツの必要性等について
ひっきりなしに積極的に発言がありました。

写真05 各国大臣の列席




午前中のスポーツセッションで、ある国のプレゼンテーターが、
"私の国で、スポーツをしたい人が、こんなにいる。是非、援助してもらえないか"
という内容のプレゼンをしていました。

援助額は、そんなに低くはありません。

それで、下の写真は、アルゼンチンの大臣であったかと思うのですが、
私の国は、午前のプレゼンを行った国に対して、是非、援助したい。
と援助を申し出ました。

大変驚きました。

この大臣は、
世界各国が手を携えて、スポーツの力を信じて、発展させていこう、
という趣旨の発言をしていたように思います。

国と国の交流、というのは、こんな形で、進むのだ、と強く思いました。
後ろに座っているのは、ドイツの大臣ですが、この大臣の話を
和やかに聞いていました。


写真06 各国大臣の発言




もう一つ、驚いたことは、若い女性大臣が、スポーツの発展のために、何ができるのかということについて、
国を代表して発言していました。素晴らしいと思いました。

写真07 若き女性大臣



【 智 】は、体育授業は、子供の人格的成長に関わり、極めて重要であると発言してきました。

このスポーツ大臣会合で、
各国大臣は、体育授業が極めて重要である、
と話していました。

さらに、各国大臣は、我が国における小学校、中学校、および高等学校の保健体育授業の必修化
を極めて優れた取り組みであると賞賛していました。

各国大臣から、直接そのような言葉を聞くことができたことにより、
改めて、【 智 】の専門領域であるスポーツ教育学・体育科教育学は重要である、
という認識を深めることができたと思います。

大変貴重な一日となりました。

会場には、招待参加者として、田畑先生が来られていました。
本学部の極めて重要な先生とご一緒できたことは、大変光栄でした。

写真08 田畑先生とともに



会合の終了に当たり、松野文部科学大臣の議長サマリーがありました。

本当に少しだけ、抜粋して示したいと思います。

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スポーツ大臣会合【議長サマリー】
本日の議論を踏まえ、以下の通り総括したいと思います。
○スポーツは、その喜びを通して、人々を勇気づけ、相互に結び付けるこ
とにより、希望を生み出し、社会変革を促す「力」を持つ。

○このような取組を通じ、スポーツの力により、持続可能で、インクルー
シブで、公正(フェア)な社会を実現することを目指すべきである。

○こうした未来に向けた社会変革を促進するためには、国際的連携の下に
実効性のある取組を行うことが重要であり、国際協力に際しては、以下
の点に留意すべきである。

・スポーツの教育的な効果を踏まえ、中長期的な視点から個人の能力強
化や人材育成に考慮した国際協力の在り方を検討すること

・スポーツの価値を含む教育活動での国際的協力を拡大すること

○こうした国際協力の知見の共有を通じ、より効果的なアプローチを検討
し、MINEPS(ユネスコ・スポーツ大臣会合)プロセスなどスポーツや体育
の在り方に関する国際的な議論を深めていくことが重要である。

(結語)
○結びに、スポーツが持つ教育的側面の活用を通じて人々の能力向上及び
社会的連帯の強化を図り、そのことを通じて更に次の世代を育成すると
いう好循環を生み出し、スポーツの力で未来の社会を変えていくという、
「未来のためのスポーツ(=SportforTomorrow)」の運動(ムーヴメン
ト)を進めていくことを提言します。我が国としてもSFT事業を通じ貢
献していきたいと思います。

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それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.10.29

大学が評価を受ける?


 大学が評価を受ける?

 昨日は、朝から、学部事務室が、ざわざわとしていたかも知れません。

 関係する教員、学部長を始め、副学部長、前副学部長、学生主事、事務長、事務員など、
 いわゆる執行部と言われる人達が、なかなか緊張した一日を過ごしました。

 というのは、写真にありますように、

 スポーツ健康科学部・スポーツ健康科学研究科
 外部評価委員会

があったからです。

 大学が評価を受けるんです。昨日は、スポーツ健康科学部及びスポーツ健康科学研究科でしたが。。。

写真 外部評価委員会の会場



他大学・研究機関の委員の先生方に、本学部及び本研究科の教学・入試等、
大学として、適格かどうかを評価して頂く会議が終日あったからです。

この会議のこの日のために、昨年度から、執行部と事務室が、また、当然ですが、
大学本部とも連携して準備を進めてきました。

評価委員の先生方には、6月くらいでしょうか。事前に資料をお送りし、そして、質問事項等を受け、
それに対する学部としての回答を準備、再度回答書を評価委員の先生方に送付。。。

関係する教員と事務室とで、根拠資料の準備等、取り組んできました。

当日は、

・評価委員の先生方の資料閲覧
・評価委員の先生方と教職員との個別面談
・評価委員の先生方と学部・研究科との意見交換
・評価委員の先生方による施設見学・授業参観
・評価委員の先生方による学生・院生へのインタビュー

等、盛りだくさんの内容です。

午後から、インテグレーションコア、英語の授業、とスポーツ健康コモンズを
参観しました。

写真 施設見学



写真 スポーツ健康コモンズ見学



評価委員の先生方には、【 智 】がお世話になっている先生もおられました。

写真 評価委員の一部の先生方とご一緒して。。。



「ドキッ!」とする質問があったり、厳しいご指摘を受けたりしながらも、
執行部の先生方が適切に回答されていました。

評価がどのようになるのか、まだ、分からないのですが、まずは、一山越えたなぁ
というのが本音ですね。

大学も評価される、そんな時代に来ています。

教職員一同、頑張らないとね、と思った次第です。


それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.10.22

【 智 】ゼミでの学び:その4


【 智 】ゼミでの学びシリーズは、第4回です。

結構、シリーズ物が増えてきました。このゼミシリーズを通して、
スポ健学生の3、4回生の皆さんの
ゼミでの学びをお伝えしたいと思っています。

今回は、夏期休業中のゼミ生の学びです。

スポ健では、ゼミ学生と教員が、様々な大学の研究室と研究会を行ったり、
スポーツ科学の研究所(例えば、JISS等)を訪問したりして、
大学内に閉じ籠もることなく、外に、外に、発信・交流を行っています。

ある先生は、関東の国立大学・私立大学、関西の複数の私立大学の研究室と合同ゼミを行い、
互いに刺激し合っています。

【 智 】ゼミは、日本体育大学白旗研究室と毎年、夏に、合同ゼミを行っています。
今年で既に、4年目に突入しています。

写真1は、日体大と立命館大の今回のメンバー全員集合写真です。



日本体育大学の施設見学をした後に、早速、模擬授業です。
日本体育大学チームは、バスケットボールを素材に、模擬授業の展開です。
運動量の確保をねらった指導計画でした。学生さんといえども、なかなか体力が必要な模擬授業でしたね。

写真2 模擬授業 日本体育大学チーム



写真3~6は、立命館大学チームの模擬授業です。

写真3 マーカーコーンなどを使って、教具を上手く使っていました。
写真4 スマホで撮影した動画を元に、自分たちのチームの動きについて、話し合っていますね。
写真5 振り返りです。今日の学びは、どうでしたか?

写真3



写真4



写真5





立命館大学チームは、ドッジビーを使ったアルティメットを素材にして模擬授業を行いました。
初めてトライした人が多く、短時間で技能・戦術を修得し、
その後のゲームで活かすように指導を行った、そんな感じの模擬授業でした。

その後、情報交換会を行いました。
学生さん達の話は、なかなか楽しく、日体の学生と立命の学生とのカップルも生まれそうでした。
若いことは、それだけで、いいなぁと感じました~。

写真6 情報交換会




最後に、立命館大学チーム、全員揃って、ハイ、ポーズ!

写真7 立命館大学チーム 集合写真!




とっても学びが多い、楽しい一日でした。

日本体育大学白旗研究室の皆さん、大変ありがとうございました!


それでは、良い週末を!

【 智 】

2016.10.15

JSF ジュニア・スポーツ・フェスティバル くさつ


昨日、ここBKCキャンパスは、大変良い天気でした。
BKCキャンパスに来られた方は、お気づきになったかと思いますが。。。


クインススタジアムに、一杯の小学生が、スポーツをしたり、見たり、観戦したりしていました。
写真1をご覧ください。これらの小学生は、ここBKCがある滋賀県草津市立の14の小学校6年生の子供達でした。

写真1 クインススタジアム一杯の草津市小学校6年生



1年に1回、草津市の全小学校の6年生の子供達が、ここBKCキャンパスのクインススタジアムに集い、
スポーツをしたり、みたり、知ったりし、スポーツ好きの子供に育って欲しい、という
願いの元に、このジュニアスポーツフェスティバルが行われています。

子供達は、バスに乗って、BKCにやってきます。これらのバスは、草津市がお金を出して、借り上げています。

写真2 バス





今年で、6回目です。6回とも、雨になったことがありません。これも、運営の方に、晴れ男・晴れ女がいるからでしょうか。

沢山のバスを使い、移動します。

いろんなスポーツに親しんでいます。

例えば、バトン、チアー、ラクロスです。

写真5のように、先生方も、参加します。子供達と一緒に運動、楽しそうですね。

写真3 バトン



写真4 チアー



写真5 ラクロス



この他、ハードル、短距離走、アメフト、アルティメット等々、子供達は、それらを全部、体験します。
立命館大学の様々なチームのお兄さん、お姉さんが、手伝ってくれています。感謝ですね~。

また、今年は、スポーツ健康科学部のブースがありました。そこでやっていたのは、なんと、
TABATAプロトコルの体験でした!
これには、ちょっと驚きました。

写真6 TABATAプロトコルの体験




この他、小学生VS大学生のリレー対決、等、本当に多様なイベントが催されました。

メインイベントは、3分間の長縄跳びです。
写真は、本番前に最後の調整をしているクラスもあり、

写真右側のクラスは、円陣を組んで、

「最高記録を出すぞ~!」
「オー!」

気合い十分です。


写真7 長縄跳び挑戦前の練習




そして、本番です。

写真8 本番



教育委員会の方、先生方とお話をしました。

これらのイベントは、
草津市、草津市教育委員会、
草津市小学校体育連盟、
草津市小学校校長会・教頭会、
草津市全小学校の先生方、
そして、
立命館大学との
連携の元で、実現しています。

本学部の先生方も、事務室の方も、このイベント開催に深く関与しています。


たった一日のイベント、

でも、このたった一日のイベントが、子供達の運動の自信に対する効果のあることが、実証されています。

https://www.ritsumei.ac.jp/kyoshoku/kankobutu/backnumber.html/


大変多くの機関・人の連携が、
子供達の運動に対する自信を高める効果を生み出している。

大変嬉しくなりますね。


今回参加した子供達にとって、
ジュニアスポーツフェスティバルくさつが、
記憶に残るイベントになればいいなぁ~、
と改めて思いました。



それでは、良い週末を!

【 智 】

追伸。ken先生、JSFくさつの様子、あげさせて頂きました~。
ありがとうございました~。