[ Sun ] の記事一覧

2017.01.22

本年度の最終授業が終了しました!

BKCキャンパスにもようやく雪が降るようになりました。
寒さが厳しくなってきましたが
皆様いかがお過ごしでしょうか。



先週で平成28年度の後期授業が終了しました。
最終週は学生の発表会を中心に後期授業の締めが行われます。
私が担当しているのは、3回生、4回生ゼミと健康運動指導論、
運動処方特論です。

健康運動指導論では最終授業に健康運動指導士認定試験の
模擬問題を実施しました。
これまで3年間にわたって、本学の健康運動指導士認定試験
を受験したスポ健生の情報を元に作成しました。
合格率は60%以上でしたがほとんどの学生が下回っていましたので
受験に当たってはさらに知識をつむ必要がありそうでした。



学部4回生ゼミは、sanaゼミも無事に卒業論文を全員提出し
最終授業では卒業論文の口頭試問が行われました。
それぞれが健康と運動や体型に関するテーマで取り組んだ
卒業論文の成果を、5分間という短い時間でしたが
しっかりと発表されていました。皆さんお疲れ様でした!

運動処方特論は大学院M1の授業です。
今回は6名の受講者でした。
授業の後半はそれぞれの院生の研究分野で用いられる測定を
私を含め受講者全員を対象に実施し、最後の授業で
お互いの測定項目同士の関連を解析し発表しました。
参加者のデータも評価されますので個人的な興味も加わり非常に盛り上がりました。
考察では先行研究を引用し、データの解釈も行われました。
来年の修士論文作成に向けて後1年、がんばってください!


Good day!

sana

2017.01.15

BKCにくまモンがやってきました

急に寒さが厳しくなってきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。



先日、BKCキャンパスにくまモンがやってきました。
くまモンは「地域参加学習入門」という授業の一環で
熊本から来られたようです。
この授業を担当されているのは山口洋典先生で
スポ健の学生もサービスラーニング等で以前から
お世話になっています。
シラバスでは、「大学生の学びの場はキャンパス内にとどまるものではない。
ボランティア活動などの、地域へ参加する活動を通じても、
かけがえのない学びを得ることができる。
本講義では多くのゲストスピーカーが登場する。
いずれも日常の学生生活では出会えない人ばかりなので、
臆せずに質問等を行ってほしい」
そのゲストスピーカーとしてくまモンが招聘されたようです。
でもはしゃぎすぎて熊本の役所のSPの女性に怒られていました。



sanaゼミの原田君もこの活動に関わっています。
熊本(K)をスポーツ(S)の力でひとつ(1)に
という意味のKS1という団体で
熊本の西原村に訪れ、現地の方と触れ合うきっかけを作るため、
運動によるコミュニティ作りの支援をしているそうです。
資金調達のために、クラウドファンディングにも挑戦中です。

⇒URLはこちらです。
https://camp-fire.jp/projects/view/14807%E2%80%AC

もしご賛同いただけるようでしたら
是非ご協力ください!


Good day!

sana

2017.01.08

健康運動指導士養成講習会

温かいお正月が過ぎて、新年の仕事が始まりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

本年の初仕事は先日大阪YMCAで行われました健康運動指導士講習会でした。
今回の講演は「包括的運動プログラム」と
「ロコモティブシンドロームと運動器退行性疾患」の2コマを担当しました。
参加者は120名程度で、老若男女を問わず学生から医療関係者まで
様々な職種の皆さまが参加されていました。
今回は120単位習得の健康運動指導士養成講習会の一部で
全ての方々が、これから3月の資格認定試験に向けて勉強されています。
3月試験はスポ健の学生も数名ですが受験する予定となっています。



2コマともに90分間で、包括的プログラムは健康関連体力と運動処方の実際、
ロコモと運動器退行性疾患は、サルコペニア、ロコモ、介護予防の話をしました。
受講生は120単位の取得が必要で、およそ3か月間をかけて講習を受けていきます。
1週間連続の授業が合計3回と、かなりハードな講習となります。
今回受講された方は、主にスポーツ施設のスタッフ、保健師、管理栄養士、
介護福祉施設、高校教諭、一般企業とかなり多岐にわたっていました。
どの分野でも健康づくり事業や健康経営が注目されているためと思われます。

サルコペニアは今回の大きなテーマでしたが
ウィキペディアでなんと私の論文が紹介されていました。

⇒リンク先はこちらから
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%9A%E3%83%8B%E3%82%A2

この論文は、握力や腹囲でサルコペニアを簡易に評価するものです。
2010年に体力科学に掲載された論文で、その年の学会論文賞を受賞しました。
まだ今後検証が必要と書かれていましたが、
前回にもご紹介したハワイでの研究データベースを使用し
日本人を対象とした疾患発症や総死亡との関連を縦断的に検討する予定です。
興味のある学生の皆さん、大学院を受験して是非ハワイで研究しましょう!

Good day!

sana

2017.01.01

Happy New Year 2017!

あけましておめでとうございます。
本年も皆様が健やかで明るい年をお迎えいただけますよう
お祈り申し上げます。



昨年は、立命館大学のサバティカル制度を利用いたしまして
ハワイ大学での学外研究を半年間させていただきました。
初めての海外赴任ということで新しいことの連続ではありましたが
とても貴重な経験をさせていただくことができました。
お世話になった皆様に深く感謝申し上げます。



一年の計は元旦にあり、と申しますが
皆様の今年の計画はいかがでしょうか。
私事ですが、今年こそはしっかりと生活習慣を改め
目標体重は75kgとさせていただき
健康的な生活を送るよう努めてまいりたいと思います。
極寒の候ではございますが、
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年も変わらぬお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。



Good day!

sana

2016.12.25

最近のsanaゼミの活動報告

We Wish You a Merry Christmas♬

今週は長時間の濃霧でほとんど日照時間がなかった日がありました。
早朝から夕方までこのようなことは初めてでした。
大津市の方がひどかったようですが、ひと山を越えて山科までいくと
まったくなくなってしまいました。琵琶湖の水が影響しているのでしょうか。



今回は、専門演習でのsanaゼミの様子を紹介したいと思います。
3回生は12名で、現在卒論のテーマ決めを文献ベースで進めています。
来年度の測定に向けて、3Fスポーツ健康科学実験室の測定装置の
使用方法の習得と測定練習を行っています。
来年度は、肥満者測定に加えて、小学生の体力測定も予定しています。
測定方法は大学院M2のTaishi君にも協力していただき進めています。
教室での授業とは違って、体を動かすので
3回生の皆さんも表情豊かに実習に取り組んでいます。



4回生は、無事卒業論文を全員提出することができました。
4年間の集大成ということで早い時期からスタートはしていたつもりでしたが
やはり、おしりに火が付くまではなかなか本格的に進まず
いつもぎりぎりの提出となってしまいます。
提出が終わると皆、朗らかな様子でしたが、
1月17日の口頭試問が最終試験ですので
気を抜かずに、最後の準備をしていただきたいと思います。



4回生はすでに全員のキャリアが決まっています。
今年の4回生の就職先は、全日空、山崎製パン、滋賀銀行、大津市役所など
例年同様、多種多様な職種についていきます。
社会人となっても卒業論文で一生懸命取り組んだことを時々思い出していただき
新たな壁を次々と乗り越えていってください。
応援しています!

Good day!

sana

2016.12.18

学会のサブプログラムでスポ健をアピール!

2016年12月10日(土)~11日(日)の日程で
近畿大学東大阪キャンパスにてスポーツマネジメント学会が開催されました。
テーマは「大学スポーツのマネジメント―実学志向の学びと研究の可能性」です。
この学会は、早稲田大学の原田宗彦先生が会長を務められています。
初日目の基調講演は「大学スポーツの未来像」、シンポジウムは
「大学スポーツのマネジメント」、2日目に
「ラグビーワールドカップ2019とラグビーの持続的成長」、
「関西ワールドマスターズゲームズが日本の生涯スポーツに
果たす役割とそのレガシー」をテーマにプログラムが組まれました。



スポーツマネジメント学会のサブプログラムでは
【第9回スチューデントセミナー】が大会前日に開催されました。
テーマは「研究成果の商品化とスポーツコンテンツの商品価値」で
宮地元彦先生(国立健康・栄養研究所 健康増進研究部部長)、
宮本和幸先生(株)TBSテレビ メディアビジネス局ライセンス事業部担当部長)
コーディネーターは永松昌樹先生(近畿大学経営学部教授スポーツ産業論)
が担当しました。全員が鹿屋体育大学の同級生でした。



宮地元彦先生は、Wii fitの開発に携わり、健康増進分野の研究成果と
企業とのコラボレーションについてお話しされました。
任天堂は、研究エビデンスベースの広告を大々的に取り上げ
Wii Fitの商品価値を高めたと述べられていました。
また、TBSの宮本和幸先生は、過去のTBSの人気番組を取り上げながら
テレビ視聴率がなぜ重要かという話をされました。
80名の学部生を中心とした参加者は熱心に聞き入っていた様子が印象的でした。
サブプログラムの最後に、立命館大学スポーツ健康科学研究科主催の
大学院案内「Mの力」を紹介しました。
JIN先生とJO先生の熱い語らいに、大いに盛り上がりました。
スポーツマネジメント領域で大学院を目指す皆さん、
是非、立命館大学スポーツ健康科学研究科でお待ちしております!


Good day!

sana

2016.12.11

みなくさまつりでイベント開催!

12月4日(日)にみなくさまつりが開催されました。
朝の10:00からJR南草津駅西口前広場およびロータリー等で行われました。
テーマは「えんでつなぐみなみくさつ」です。
住民どうしの繋がり、老若男女を問わない温かな人の輪を、
このまつりを通じて培おう、との思いがこめられているそうです。



このみさくさまつりも今回で6回目です。
年々参加者も増えているようで、
地域に根付いたお祭りとして定着してきています。
飲食ブースでは、地域の産物を生かしたフードが出展され
みなくさステージでは、立命館大学の学生も含めた
音楽イベント等が開催されています。
また毎年、立命館ブースが設けられており、
立命館大学の学生が中心となって、様々なイベントが模様されています。
例年、スポーツ健康科学部の自主活動チームである
「ヘルスポ+R」が健康イベントを開催していますが
今年は「サルコペニアチェックイベント」を実施しました。
参加者数は地域住民の皆様80名でした。



サルコペニアは筋肉の老化でこれが進むと様々な健康障害をもたらします。
通常は大掛かりな機器を使ってサルコペニアを判定しますが
今回は、握力と腹囲、簡単な体力測定でサルコペニアかどうかを判断します。
参加者からは、「今後も定期的に運動に取り組みたい」との声も多く聞かれ
サルコペニアや健康への関心を高めるきっかけともなったようです。



話は変わりますが、
先日、高知県で食生活改善協会の中国四国ブロック大会で
およそ200名の推進委員の方を対象に講演をさせていただきました。
200名のほとんどが女性で、皆さんピンクのTシャツを着ており
壇上ではその活気に圧倒されてしまいました。
いつもよりも非常に楽しく話すことができ
有意義な会となったかと思います。
食生活改善協会の関係者の皆様、ありがとうございました!


Good day!

sana

2016.12.04

キャンパス禁煙キャンペーンを開催

現在、3キャンパスすべてで全面禁煙となっています。
数年前よりは学生の喫煙率が減っているようですが
まだ校舎のすみ等で喫煙しているものが後を絶ちません。
喫煙場所によっては火気厳禁の施設もあり
火災の原因ともなりかねません。



本学では、2008年4月に
『立命館学園キャンパス全面禁煙に向けた指針』を策定しており、
喫煙者の多くが大学時代に喫煙習慣を身に付けている実態をふまえて、
大学の社会的責務のひとつとして
受動喫煙の防止とキャンパス全面禁煙化を図ってきました。
2013年4月1日から「キャンパス全面禁煙」の実施が決定されました。
現在、「キャンパス全面禁煙化」に向けて、
①学園構成員の当事者意識を高める工夫、
②モラル・マナーの向上を図る取り組みの実施、
③禁煙教育の継続的実施(新たな喫煙者を生まない工夫)、
④近隣住民、学生との連携した取り組みを中心に、
学生・教員・職員等、真の意味での学園の全構成員を挙げて活動を行っています。

今回はその一環として、教員と職員、学生によって
キャンパス内を回り、禁煙キャンペーンを展開しました。
今回は学生主事のAtsushi先生と学生たちで
プリズムハウスからエポック21までの区画を担当し
禁煙の指導を行いました。
たばこは百害あって一利なし。
自分のため、社会のために禁煙を進めてまいりたいと思います。



話は変わりますが、
先日、健康運動科学コースのスポ健教員が初めて集まり
懇親会を開催しました。以前は良く交流していたのですが
最近は、忙しさに感けてすっかりご無沙汰でした。
先生方、楽しいひと時をありがとうございました!


Good day!

sana

2016.11.27

健康運動指導士の資格認定試験

第134回の健康運動指導士認定試験が
11月23日(水・祝)に行われました。
会場は東京、大阪、福岡で同時に行われますが
スポ健生は大阪の南港・コスモスクエアの
大阪アカデミアで行います。



問題は択一式試験で75問、4肢択一式で
解答用紙は、マークシート方式により行われます。
多くの問題は正しい記述を4つの中から1つ選ぶという感じです。
会場には13:30より入室が可能で、
試験は14:30から2時間となります。
1問の問題に対して解答時間は平均で1分30秒しかありません。
60%以上の回答率で合格となります。



今回の受験生は7名でした。
3月試験も同様の人数が受験しますので
受験生は年間15名程度となります。
毎年の健康運動指導士の現場実習に参加する学生は
50名程度ですので、もう少し受験人数が増えてほしいものです。
受験生が減ってしまうのは、受験時期が4回生のこの時期ですので
大方の就職先が決まってしまっていて
受験する意欲がなくなってしまうようです。

通常の健康運動指導士養成コースの受講料は
体育系大学卒業者は51単位取得に145,000円がかかりますが
スポ健での所定の単位を取得すると無料になります。

http://www.health-net.or.jp/shikaku/shidoushi/youryou.html

認定試験を受けないで卒業すると、この資格は数年で失効します。
健康運動指導士の資格をもっていると、
運動指導者等への再就職の際に非常に有利です。
受験前には過去の受験生からの膨大な情報を基にした
試験対策勉強会を開催しています。
就職先に関わらず、迷っている学生は
是非受験をしていただきたいと思います!


Good day!

sana

2016.11.20

多賀町・近畿健康管理センター共催の「いきいきライフ体験塾」

いまさらですが、南草津と立命館大学を往復する
近江バスの2車両連結の黄色いバスに初めて乗りました。
運転もスムーズで運搬能力も半端ないですね。



さて先日の10月30日(日)に多賀町健康づくり推進協議会と
近畿健康管理センター(KKC)、スポ健学生が中心となって運営している
ヘルスポ+Rとの共同で「いきいきライフ体験塾」が開催されました。
KKCは栗東にある健康センターで主に健康診断を行っている会社ですが
地域貢献のためのイベント活動も行っています。
ヘルスポ+Rは立命館大学の学びのコミュニティ形成のための+R奨学金を得て
健康運動指導士の普及活動と地域貢献を行っています。
sanaゼミの4回生H君と3回生Tさんや他の研究室、他学部の学生さんも参加しています。
H君は今度の+Rな人に選ばれていて、大学のホームページにも紹介されるそうです。



今回のイベントは町民の方の健康意識の向上と、
一次予防としての運動習慣の定着・食生活の改善などを目的に開催されました。

http://blog.livedoor.jp/zai_kkc/

KKCでは地域住民を対象とした骨密度測定会が行われ
ヘルスポ+Rはロコモチェックとサルコペニアチェックを担当しました。
サルコペニアは加齢による筋肉の老化でロコモは歩行能力の低下を意味します。
いずれも介護予防には重要な要因となります。
サルコペニアチェックは2010年に体力科学に掲載された論文をベースに開催されています。
滋賀県の皆さんは非常に健康意識が強く熱心に質問される方が多かったようです。
KKCのTakarikiさんをはじめ開催関係者の皆様お疲れ様でした。
ご参加いただいた多賀町の皆様、ありがとうございました!

Good day!

sana