[ Fri ] の記事一覧

2016.10.14

あざい お市マラソン


naoです

マラソンシ-ズンが始まりました。
来年の5月まで、いろんな大会が開催されます。
私にとって、シ-ズン最初の「あざい お市マラソン大会(10月9日)」に参加してきました。




参加した種目はハ-フマラソンです(ハーフ、10㎞、2㎞、エンジョイ2㎞の4種目)。
ハ-フマラソンのコ-スは、信長の妹であるお市の方が嫁いだ浅井長政が信長と戦った合戦場近くに位置する浅井文化スポ-ツ公園をスタートして、草野川(姉川に合流)に沿って走り、合戦場近くの田園の中を走るというコ-スです。
ランナ-にとっては、戦国ロマンを感じながら走る人気のある大会です。
公園内には、子ども遊具はじめ浅井歴史民俗資料館もあって、家族でゆったりと過ごせる場所です。



全国マラソン100選にも選ばれており、更衣室やトイレなどしっかりと用意されています。
また長浜駅からのバス輸送が充実していることから、北海道や沖縄をはじめ全国からランナ-たちが集まってきており、約3900名がハ-フマラソンに参加していました。



ただアップダウンを繰り返すコースではないのですが、7㎞ほど緩やかな登り坂で、折り返した後5㎞ほどの下り坂を走ります。
私にとって、この下り坂が膝に負担をかけ厳しかったです。
また今年は田園付近の風がきつく、カブトムシ体型の私の後ろに何人かの方がピタッと付いて走っていました。

この大会のもう一つの人気は、参加賞品がとてもいいのです。
今回は、ブランドメ-カ-の長袖Tシャツでした(冬の練習や、大会には必要です)。
それと毎年恒例のお米を頂きました。
長浜の「お市米(新米)」です。
ランナ-の中には、この「お市米」を楽しみに参加しているという方々も大勢おられます。





大会に参加して感じたことは、中高年の女性のランナ-が非常に増えており、10㎞過ぎから私を抜いていく方が大勢おられました。
けしてマラソン向きとは思えない体型なのですが、簡単に1時間50分を切る走りをしているのです(1キロ5分30秒での走り)。
驚きと抜かれる悔しさで一杯でした。

また、こうしてブログでマラソン情報を書いていると、刺激を受けて「今度○○○マラソンに出ます~」と話しかけてくれる方が多くなってきました。
「+Rマラソンあいこあ会」を作ろうかな~


2016.10.07

立命スポーツ編集局の活躍

naoです

体育会のリーグ戦(秋季)が中盤を迎え、各チ-ムとも必死で練習し、目標に向かって頑張っています。
既に大会を終えて、全国大会(インカレ)に入っているチ-ムもあります。
球技は、今が一番の頑張りどこかと思います。
特にリーグ戦の場合、勝っていると選手らの顔も明るく次の試合も波に乗れていい結果を出すことができます。

しかし逆に負けが続くとチ-ムの雰囲気が暗く、何をしても上手くいきません。
それによって、選手同士のぶつかりや、場合によっては敗戦の責任を仲間に押し付けてしまうこともあります。
時にはOBらがやってきて「気合が足りない」といった小言を言いに来る場合もあります。
選手にとっては、まずは敗戦の原因を分析しなければなりません。
でも負けた試合の録画画像を見て反省会をする雰囲気にはなりません。
選手らは、負けに向き合い、チ-ムの状況を丁寧に分析しなければ、次の勝利を勝ち取ることはできないと分かっているのですが・・・。
こんな、厳しい状況のチ-ムを引っ張るのが主将や副主将なのです。
不眠症になる仲間もいれば、胃が痛くて胃薬を飲み続けている仲間も大勢います。



このように、勝ち進んでいるチームの主将やコ-チ、負けが続き暗い表情の主将やコ-チに毎試合後に感想など聞き、記事を書くメンバ-たちがいます。
それは、「立命スポ-ツ編集局」の記者たちです。
大学スポ-ツ新聞の記者です・・・という軽いノリで取材すると、負けたことから「話したくない」と怒られることもあると言います。
やはり、取材するうえでチ-ムの戦績の状態、日頃の練習実態等を把握しておく必要があるそうです。

写真の成澤郁美記者(国際関係 3回生)にお話を聞くと、記者の数が少ないので12種目を担当しているそうです。
ル-ルを覚えることだけでも大変ですね。
成澤さんはヨット、ボ-ト、カヌ-といった湖上スポ-ツをはじめボクシングやバドミントン、そしてバスケット男女を担当しているそうです。
そしてアメリカンフットボ-ルやアイスホッケ-なども応援部隊として関わっているそうです。



男子バスケットボ-ル部の部員たちは、成澤さんの姿を見て、アメリカンやラグビ-といった大学メジャ-スポ-ツは4新聞(読売、朝日、毎日、日経)に結果が出るけど、バスケットは試合結果すら記事にしてもらえないことから「立命スポ-ツで、記事にしてもらえる~」と喜んでいました。

お話を聞き残念なのは、スポ-ツ健康科学部の学生が「立命スポ-ツ」の記者にいないという現状です。
スポ-ツ健康科学部1期生の先輩には、ラグビ-やアメリカンの取材で活躍された方がおられます(現在デイリ-スポ-ツで記者として走り回っておられます)。
その先輩は、スポ-ツ健康科学部で学んだ視点で取材してみると、チ-ムの様子を上手く引き出すことが出来るんだと語っておられたことを思い出します。



スポ-ツ健康科学部の方々は、選手やトレ-ナ-といったポジションで活躍されていますが、私は大学スポ-ツの様子を学内に発信する広報の役割でも活躍してほしいと願っています。

努力したけど負けてしまう選手ら沢山います。
また沢山の回り道をしていている選手らもいます。
大学スポ-ツを応援するということは、そんな選手らの汗や涙を理解することです。

そんなことを熱く語っていたスポ-ツ健康科学部の先輩方が、TBS、関西テレビ、東海テレビはじめ新聞社の様々な部門でスポ-ツ報道や企画に関わっておられます。
また少子高齢化時代「スポ-ツをする」ばかりでなく、「スポ-ツを見る」ことも大切だと・・・。


2016.09.30

いわて国体開催中


naoです

先週、第71回体力医学会大会への参加のため岩手県盛岡市に行ってきました。
まず新幹線ホームを降りて目についたのが、「2016希望郷いわて国体」の歓迎看板です。
東日本大震災復興の架け橋 第71回国民体育大会が行われています。



盛岡駅のいたるところに、「よくおでんした盛岡さ!」というのぼりが掲げられていました。
既に水泳競技は、終わっていますが、10月1日から11日まで国体が開催され、同時に障害者スポ-ツ大会が10月22日から24日まで開催されます。



多くの方は、陸上競技、サッカ-競技、バレ-競技・・・・という競技種目の開催と理解されていると思います(正式競技)。
実は、そればかりでなくデモンストレ-ションスポ-ツというのが行われます。
今回の岩手では29種目が開催されています。
インディアタ、エアロビクス、オリエンテ-リング、スポ-ツ吹矢、タ-ゲット・バ-ドグルフ、ペタンク、室内雪合戦といったニュ-スポ-ツなどが多くの市町で開催されています。
私は、今回興味を持ったのが、大船渡市で開催されますウォ-キングと8月に開催されましたマラソンです。
東日本震災により被災した地域がコ-スに組み込まれており、復興の歩みを進める街の様子を見学しながら歩き、また走りながらゴールを目指します。
まさしく今回の岩手国体は、県民が一丸となって東日本震災津波被害からの復興を「希望」を持って目指すという想いから「希望郷いわて」と愛称を決めたそうです。
県民は、自分たちの復興もありますが、全国から集まってくる方々のおもてなしを精一杯致しますという岩手県民の感謝への強い意志を感じます。



学会会場として用いられた いわて県民情報センタ-(アイ-ナ)では、「希望郷いわて復興写真館」が開催されていました。
その中で、スポ-ツが人に勇気を与えると言ったコンセプトで多くの選手(岩手出身)らのメッセ-ジも掲示されていました。
また多くの国から寄せられた復興への激励文も掲示されていました。





今回の国体は、全ての種目(冬季大会も含む)が岩手県で開催されます。
完全国体であり、被災地域で開催される初めての国体でもあります。
残念なことに岩泉町で開催される予定であった軟式野球の会場が、台風10号の豪雨の被害を受けたことから、葛巻町の総合運動公園野球場と軽米町のハートフル野球場に振り分けられることになりました。



岩手県では、人をおもてなしする象徴として「わんこそば」と言われているそうです。
そして豆腐、雑穀、おもち、うに という名産も岩手の漆器でおもてなし。
それがマスコットキャラクタ-の「こくっち」「とふっち」「そばっち」「おもっち」「うにっち」の[わんこきょうだい]なんです。

2016.09.23

2024年 第79回国民体育大会・第24回全国障害者スポ-ツ大会の広報活動


naoです

2024年に第79回国民体育大会・第24回全国障害者スポ-ツ大会が滋賀県で開催されます。
滋賀県内では、まだまだ認知度は低いため、広報活動が様々なイベントを通して行われています。
その広報事業の一つとして、募金活動が9月15日午前8時から石山駅で、三日月滋賀県知事と東レアロ-ズの10名の選手らはじめ滋賀県で活躍する選手らの協力を得て行われました。
選手らの積極的な声掛けによって、大勢の方々が「頑張ってね!」と募金に協力してくれたようです。



本企画は、募金活動をすることで、県民に国民体育大会が滋賀県で開催されることを知ってもらうことです。
選手らの姿を見て「滋賀県で8年後に国民体育大会をするのか」という反応が沢山あり成果があったようです。
その選手らに、男子バスケットボ-ル部の部員も仲間に入れて頂き、立命館代表として募金活動に頑張ってくれました。



竹村蓮君(スポ-ツ健康科学部3回)は、10月から岩手行われる国体に滋賀県代表選手として出場します。
募金活動に集まった関係者の方々から、期待の声掛けをしてもらっていました。
バスケットボ-ル部の選手たちは、三日月知事やアロ-ズの選手たちと一緒にボランティア活動できたことに感激しています。
記念に、アロ-ズの選手らの方々と写真を撮ってもらいましたと・・(良かったね)。

選手らにとって「滋賀県で活躍している選手たち」と紹介してもらうことで、「日々の練習に、試合に頑張ろう!」と士気が高まってくるものです。

2024年に開催される国民体育大会ばかりでなく、2020年のオリンピック向けて、様々なイベントが滋賀県内で開催されます。
われわれも立命館人として、積極的に協力していきたいですね。

2016.09.16

第71回国民体育大会 滋賀県選手団 結団壮行式


nao です

9月15日木曜日、ピアザ淡海ピアザホ-ルで第71回国民体育大会『希望郷いわて国体』滋賀県選手団 結団壮行式が行われました。
選手総勢285名の高校生、大学生、社会人らの選手団です。
選手らは、ド-ピング防止研修会を受けた後、結団壮行式に参加しました。
団旗が三日月大造滋賀県知事から河本英典滋賀県体育協会会長に手渡され、そして峯村沙紀旗手(東レアロ-ズ)にしっかりと引き継がれました。
会場に集まった選手たちの顔が一瞬にして引き締まりました。



その後、滋賀学園チアリ-ディングチ-ム レイカ-ズの激励演技で元気を貰いました。
既に水泳競技は9月4日から11日までの期間に行われました。
10月1日に開会式、11日に閉会式が行われます。



立命館から以下に示す16名の選手たちが滋賀県代表に選出されています。

[敬称省略]
<陸上競技>
  山中日菜美(2回生)
  壹岐いちこ(1)
<ボ-ト>
(写真の5人です。会場で声をかけてくれました。ありがとう。)
  藤井香菜(3)
  高野晃帆(1)
  伊関法子(1)
  佐野ゆりな(2)
  奥井悠子(4)



<ホッケ->
  畑野修平(2)
  杉山惇士(1)
<バスケットボ-ル>
  竹村蓮(3)
<レスリング>
  桝田智広(2)
<セーリング>
  板庇雄馬
<ソフトテニス>
  澤井明子(4)
<卓球>
  中村圭介(4)
<ゴルフ>
  柴田将弥(3)
  億田真琴(3)

種目によって選手らの選出方法が異なります。
滋賀県の代表選手として近畿ブロック大会で勝利しないと国体に参加できない種目も沢山ありますので、上記以外に多くの学生らが滋賀代表で頑張っています。
また京都・大阪・兵庫の代表選手や、出身都道府県から出場する選手(ふるさと枠)も大勢おられます。
立命館大学の選手の方々の活躍をお祈りしております。

2016.09.09

体育会のリーグ戦運営を考える


naoです

8月下旬から各運動部のリ-グ戦が始まりました。
試合日程や試合結果は、各種目の学生連盟HPで知ることができます。

リ-グ戦を管理運営しているのが、各チ-ムが所属する学生連盟(学連)という組織です。
各大学の運動部は、この学生連盟(学連)へ加盟料を支払い、組織の運営をサポ-トしています。
場合によっては、リーグ戦パンフの広告費を負担することもあります。

多くの競技における学連の運営は財政的には厳しく、ビジネスとして成功しているところはほとんどありません。
大きな理由は、広報しても観客収入が見込めないからです。
例えばアメリカンフットボ-ルは、関西の大学スポ-ツの中で興行が唯一成り立つ競技と考えられていますが、関西学生連盟に登録しているすべてのチ-ム(2部や3部)の試合が興行として成り立つものではありません。
広報の仕方が問題だというスポーツビジネスの専門家の意見もありますが、学連は試合を運営することに7割、8割の力を注ぎます。

バスケットボ-ルについてみると、関西で75大学が学生連盟に加盟し、1部から6部までグレ-ドに分かれています。
そして現在行われているリ-グ戦の443試合を、91会場で実施します。
これだけの大会を実施するためには、学連はじめ、各チ-ムが大変な苦労をしています。



観客のほとんどは選手らの友人と父母や各大学のOBですので、1部リ-グの1会場で150~200名程度(チ-ム関係者以外)の観客しか集まりません。
観戦費を徴収すれば収入になると簡単に考えますが、会場の使用料が無料試合と有料試合で異なります。
府県や市の体育館を一日借りると(無料試合)、4~7万円の使用料を必要とします。
ところが、有料試合を実施するとなると25~40万円と6倍以上の使用料を支払うことから、結果として赤字になってしまうのです。

そればかりでなく、試合を実施するにあたり、各協会が認定する高いレベルの審判資格を有する方に審判を依頼することから、謝金(交通費含む)を準備しなければなりません。
よって、連盟としてはできるだけ試合運営に費用をかけないために、各大学の体育館を借りています。
ところが、各大学ともバレ-ボ-ル、バドミントン、ハンドボ-ルや卓球等のチームと共同で体育館を利用していることから、バスケットボ-ル連盟に簡単に施設を貸与することはできません。
そのため、各大学のバスケットボ-ル部は、学内の担当課を回り、さらに共同利用しているチ-ムにお願いし、試合運営するための会場を確保しなければなりません。
そのため各大学の監督や部長らの後方支援は重要になってきます。



リオ・オリンピックで日本選手団の活躍がテレビで取りあげれられています。
選手の多くは、大学選手であったり、大学を卒業し企業スポ-ツで頑張っている選手たちです。
すなわち、日本の競技スポ-ツを大学が支えているから、競技人口を一定数確保することができるのだと思います。
東京オリンピックに向けて、さらに競技力向上が重要だとマスコミ等は簡単に言います。
しかし、大学が各競技団体を支えていることを当然の事とし、学生連盟で頑張っている仲間やその組織を支えている各大学の苦労や実態を報道されることはありません。
もし大学から体育会という組織がなくなれば、日本の競技力は一気に低下すると思います。



2020年の東京オリンピックに向けて、国のスポ-ツ政策はさらに加速していくことでしょうが、今後は各競技連盟をサポ-トしている大学の取り組みを重視する必要があると思います。
競技力の高い大学ばかりが評価されるのではなく、全ての大学がスポ-ツを支援していることを評価するべきだと思います。
私は、コ-チングを学ぶうえで、勝利の手法だけを課題にするのではなく、関わっている競技の組織をどのように発展させるのかも指導者として考える必要があると思います。

大学組織は学生らのマネジメント力に助けられますが、中学校や高等学校では、各競技組織で活動する先生方の支援がなければ、地区大会すら開催できないのです。

2016.09.02

御朱印ラン


naoです

スポ-ツビジネス関連の授業で「スポ-ツ・ツ-リズム」について学びます。
日本は2020年の東京オリンピックを迎えるにあたり、スポ-ツを活用した観光まちづくりを目指そうとしています。
特に全国の市町では、様々なスポ-ツイベントをスポーツ健康関連課と観光課が共同で企画しています。
以前にも報告しましたが、私が参加した福井県大野市マラソン大会の「おもてなし」は大変良かったと思います。
若者から中高年まで多くのスポ-ツ愛好者が参加する大会はマラソンばかりでなく、ロードレ-スなどにも広がっています。
1台50万円以上する自転車を車に載せ、全国の大会を回っている中高年が多いと聞きます。

もう一つ、旅行会社など積極的に企画しているのが、自然道を歩く「トレイル」です。
登山というより自然道を楽しいんでほしいというハイキング企画です。
京都では、東海自然道に標識を立て自然道トレイルをサポ-トしています。
またこのトレイルを発展させて「トレイルラン」の人気が高まっています。
既に多くの大会が全国で実施されています。
ランネット(マラソンサイト)でも、このトレイルラン企画を扱っており、かなりの人気があるようです。
旅行会社のサイトでも情報を見ることができます。



京滋地区で有名なのが、「比叡山International Trail Run」で、1200名以上を比叡山に集め、1200年の歴史を持つ修業の場(延暦寺)を走る大会(50km)です。
延暦寺(根本中堂)をスタ-トして、小野山、大尾山、仰木、横川、石鳥居、坂本(日吉神社)、根本中堂(ゴ-ル)へと累積標高3700mの過酷なコ-スとなっています。
私は、このような山々を登り降りする大会に出場する勇気はないし膝が壊れてしまうので参加しませんが、時々自分で選択したコ-スを走っています。



そこで今回、私の比叡山コ-スを簡単に紹介します。
阪本のケーブル駅の横にある山道を、急歩で根本中堂まで登ります(約40分程度)。
そこで、根本中堂をはじめいくつかのお寺を(東堂)をお参りした後、ジョックで西堂まで行きます。
お参りを済ませた後、東海自然道を使って横川までの約5㎞をジョックで走ります。
そこでお参りを済ませ、ケーブル乗り場の坂本駅(日吉神社)までの約7㎞をジョックで50~60分程度で走り降りるというものです(急ぐと膝を痛めますので、ゆっくりゆっくりと降ります)。
紹介したコ-スは、ハ-フマラソンを2時間30分程度で走れる方なら、休憩を入れながら4時間~5時間で十分楽しむことが可能です。
横川から阪本ケ-ブルまで一本道なんですが、一カ所だけ分岐点があります。
標識がないので不安になりますが、川に沿って走れば戻ってきます。



ここで、特にお薦めするのが東堂、西堂、横川の主なお寺で御朱印を頂くことです(一回300円)。
近年、御朱印集めは若者にも人気が出始めています。
トレイルランとして記録を問うのではなく、朱印帳と水筒をリックに入れ自然道や古道等をできるだけ選んで走り、寺社をお参りしながら御朱印を頂くのです。
特に滋賀県は、有名な寺社が沢山ありますので、1回のランニング(10㎞)で3ヶ所程度の朱印を頂くコースを作ることは可能です。





これを私は「御朱印ラン」と名付けたいと思います。
京滋地区の地図を見て、貴方の「御朱印ラン」のコ-スを作ってみませんか?
日本史の勉強が面白くなるかも・・・


2016.08.26

第1回アテネオリンピック大会で実施された種目

naoです

【ken】さんに続きオリンピックについて書かせて頂きます。

8月22日にリオデジャネイロオリンピックが閉幕し、日本は41ヶのメダルを獲得しました。
そしてテレビを通じ多くの挑戦する力と耐える力を学びました。
また本学出身のシンクロの乾さんの活躍には涙が出ました。
本当にご苦労様でした。

テニスの錦織選手の銅メダルの獲得の時、「第一回から実施されたテニス競技」というコメントがあり、教科書やHPを見てみました。

たしかに、第一回アテネオリンピック(1896年)では、陸上競技、競泳競技、体操、ウエイトリフティング、レスリング(グレコロ-マン)、フェンシング、射撃、自転車、テニスの9競技が行われたそうです。
テニス競技は男子シングルスとダブルスが行われましたが1928年からはプロ選手を除外する方針からオリンピックから除外されました。
しかし1988年のソウルオリンピックからアマチュア憲章の放棄とプロフェッショナルの解禁から復活したそうです。

スポ-ツ史をご専門に研究されていた、岡尾恵一先生(立命館名誉教授)から頂いた資料を見てみると、当時の体操競技は屋外で行われていたそうです。
鉄棒、平行棒、あん馬、つり輪、跳馬、綱登り、平行棒団体、鉄棒団体が実施されたようです。
岡尾先生は、イギリスの図書館で閲覧したスポ-ツ史の図書から体操競技の写真を入手されていました(出展はわかりません)。
団体平行棒は、写真から見ると20名程度の選手が合わせて演技をしていた様子がわかります。



また体操競技の中に、綱登りが実施されたようです。
優勝者はN.アンドリコポロウス選手(ギリシャ)でした。
この時はフォ-ムとスピ-ドを競ったそうですが、正式種目として4回実施されたそうです(~1932年)。



重量挙げについてみると、現在のようなバ-ベルを用いるのではなく、写真にみられるような重量物を持ち上げたようです。
写真の種目は片手ジャ-クで、他に両手ジャ-クが行われたようです。



競技場についてみると、第1回アテネオリンピックでは、写真に見られるようなカーブの距離を短くしたトラックで開催されたようです。
400m、800、1500mが行われましたが、選らはカーブをどのように走ったのか興味があります。
小学校の運動会のようなコ-ナ-だったと思います。



今回の日本選手団の活躍と東京オリンピックへの期待で、華やかな4年間となると思います。
勝敗のことが大きく取り上げられとは思います。
日本サッカ-がメキシコシティ-で銅メダルを獲得できたのはなぜ? 女子バレ-の「東洋の魔女」とは? 男子バレ-がミュヘンオリンピックでなぜ優勝できたの? といったことを考えることは、コ-チングで重要なことかと思います。

またオリンピックの歴史(経済、宗教、文化等の視点から)を勉強してみることは、ken先生も書いておられたとおり大切だと思います。
できれば、ミュンヘンオリンピックで不幸な事件があった事をスポ-ツ科学の領域から越えて自学してほしいと思います。

2016.08.19

近江富士(三上山)登山


naoです

山の日(8月11日 新設)に、三上山を登ってきました。
地元では、近江富士として親しまれています。
一度は登りたいと思っていたのですが、いつでも登れると思うと行動に移せませんでした。

この山は、BKCからは見えないのですが、南草津駅から少し東へ進むと、しっかりと富士と言われる優雅さを見ることが出来ます。
なんといっても新幹線から見える山として有名です。
また三上神社の御神体となっている神聖な山です。
神社の本殿は、国宝です。

富士と名のつく山は多く、滋賀県内でも甲西富士(湖南市 甲西)、杉野富士(木之本余呉)お含め3ヶあります。
京都では10ヶの富士があるそうです。
その一つに都富士(比叡山)があります。
今回紹介する近江富士は、小学生でも40分ぐらいで登れる山と言われていますが、楽なことなくて、険しい岩石道がかなり続きました。



登るためには、表登山道と裏登山道の2コ-スがあります。
私は、表登山道から登り、裏登山道で下山するコ-スを選びました。
登りの途中で、幼児を連れたご家族が「表登山道では子どもは無理で、裏登山道に変更します」と降りてこられました。



檜、杉、樫、楠、松(松茸が出そうな箇所がいくつもありました)といった木々の山道を登って行くと、シダ植物で覆われた箇所があり、表現できない緑色と檜の赤色(檜皮・ひわだを外した箇所)が重なって癒されました。
夏の強い直射日光が全く地面に入らないぐらい木々が茂っており、暑さを感じませんでした。



ある場所では、大きな岩石を鎖を持って登るところもあり、足を滑らさないように注意をしました。
この岩石の中に「割れ岩」がありましたが、カブトムシ体型の私は挟まったら出れなくなるため迂回しました。
大学生にとっては、楽しいかもしれません。





山頂には、奥宮が鎮座し、奥宮前にある磐座付近で休憩をさせて頂きました。
BKCが見えなかったのが残念ですが、山頂からゆっくりとお茶を頂きほっこりした気持ちになりました。
下山は楽かなと思いましたが、光が届いていなく、地面の湿気によって足を滑らせる方々がおられました。
実は、私はランニングウエア-を着てランニングシュ-ズを履いていましたでので、膝や下腿部分に多少の切り傷がありました。
初心者の山でしたが、ハイキング感覚ではケガをするなと反省しております。

登山を終えて、「いつかは登るだろう」、「いつかは訪れるだろう」という発想は止めて、時間があればゼミの仲間たちと滋賀や京都の名所を訪れたいと強く感じました。

2016.08.12

学生の街 BKC


naoです

BKCでは、約13700名の学生が学んでいます。
そのうち6割近くの8300名の学生が、キャンパス周りで住んでいます。
地域の方々の協力もあって、学生たちは安心・安全なキャンパスライフを送ることができます。
また地域の方々(野路や笠山をはじめ多くの自治会)は、学生らと共に様々なことに取り組んでおられます。

その一つに、恒例の夏祭りがあります。
8月6日に「2016野路サマ-フェスティバル(蓮池グランド)」が1200名以上の住民を集め、盛大に開催されました。
打ち上げ花火で祭りが開催しました。
幼児はじめ、多くの小学生や中学生らが集まり、お好み焼き、焼きそば、たこ焼き、焼き鳥、アイスクリ-ム、かき氷、綿菓子などの出店に行列を作っていました。
多くの自治会は高齢化が進み、様々な行事が縮小されていますが、BKC周りの自治会イベントは本当に元気です。
やはり本学の学生の力があって、盛り上がると言っても過言ではないです。





滋賀の夏祭りといえば最後に行われる江州音頭(盆踊り)ですが、それまでの時間に保育園児のおどり、日本舞踊、子どもたちの「けん玉」披露、そして玉川中学校の吹奏楽部の演奏などで参加者らが楽しみました。
そして本学のPEACEによる演奏が、夏祭り会場を最高レベルに盛り上げてくれました。
演奏者全員が浴衣を着てのパフォ-マンスに、演奏を終えた中学生たちが、「私たちも大学生のように体を動かしながら演奏したい。」と言っている事を聞き嬉しく思いました。
メンバ-らは、日頃からお世話になっている地域にお礼がしたいと気持ちと、第二の故郷の祭りを盛り上げたいという気持ちだと言います。





また教職員(地域連携課)のところも、商工会議所青年部や草津市と協力し金魚すくいのブ-スを出していました。
子どもが、紙を破ってしまって一匹もすくえなかった時、「金魚に負けるな~!根性や!」というかけ声を出した職員さんに対し、子どもが「お姉さんの声が、でかいから金魚が驚いたんや!もっと静かにして!」と~。
確かにBKC地域連携課の方々は声が大きいかもしれませんね。



8月20日には、学生が最も多く住んでいる笠山町内会の夏祭りが、笠山ふれあい広場で開催されます。
立命館からも多くの学生らが参加し、ステ-ジでパフォ-マンスをしてくれますが、特に和太鼓ドンが中心となって、日本各地の伝統芸能を実演してくるそうです。

夏祭りに参加していた小学校や中学校の先生方は、「立命館の学生らが様々なことに関わってくれるから、小学生や中学生も元気になる。もっと学生らと交流をしたい。」とおっしゃってくれています。
このような自治会との交流を見ていて感じることは、京都市がマネのできない「学生の街 BKC」を作っていることが立命館大学(BKC)の誇るところかなと思います。