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2016.05.27

越前大野名水マラソンに参加して

naoです

5月22日に福井県大野市で開催された「2016越前大野名水マラソン(ハーフ)」に参加してきました。
気温が28度と高く、熱中症に気をつけて走ってきました(1時間59分)。
しかしカブトムシ体型(体表面積が大きい)であるため、やはり軽度の脱水症状が出ました。
折り返し地点でスポーツミネラルを補充しましたが、18㎞地点で足が前に出ず、「エイ!エイ!」と気合を出しながらゴールしました。
走り終わってGPS時計で区間タイムを調べてみると、ゴール前の約3㎞を無理して走らなくても歩いてもタイムは変わらなかったのです~涙。



この大会は、約2㎞毎に給水ポイントがあって、私は折り返し地点から約1ℓ以上の水分を摂取していました。
この大野の水は名水100選に選ばれており、水道水が日本一おいしいと言われています。
給水ポイントでは、冷たくて、本当に飲みやすくさっぱりした水を提供してくれました。
走り終わって、すぐ御清水(おしょうず)に行き、脱水症状を癒してきました。
この城下町は、地下水が豊富で、湧水地がいたるところにあります。
その中でも、写真に示した場所の水は、大野城の城主のご用水として使われていたことから御清水と言われたそうです。
足を冷やす場所も設けられており、暑い日のマラソン後には最高の場所です。



また大野市の雰囲気がとても落ち着いており、実行委員会はじめ関係者の方々の「おもてなし」が最高の大会でした。
特にスタートと折り返し地点で、地元の中学生が吹奏楽とダンスで盛り上げてくれました。
また、給水場所でも多くの中学生がボランティアとして頑張ってくれていました。
スタート地点の市役所前の広場が広く、芝生の上でゆったりとスタートまでの時間を待つことができました。



大きな都市型マラソンとは違う、楽しみを味わえる大会です。
できれば、前日から大野市に泊まりお城(天空の城)など観光できればいいのですが、宿泊所が少なくて泊まれないのが残念なところです。
でも来年もまた参加しよう思う大会でした。


2016.05.20

源内古道を走って~(ファルトレクトレーニングコースの紹介)

naoです

野山など起伏のある不整地を走り、ランニングスピードを変化させながら持久力を向上させるBKCファルトレクトレーニングコースを紹介します。
BKCの正門から京都方面に向かって約2.5㎞の場所にびわこ文化公園があります。



その公園の南西角に位置する源内峠遺跡の横に源内古道の入口があります。
この古道は、瀬田丘陵から信楽へ繋ぐ奈良時代からの街道であったそうです。
昭和の初期まで、人や牛による物流道路として重要な役割を担っていたそうです。



現在、保存会の方々のご苦労によって田上川(大戸川)近くの金毘羅神社常夜燈まで復元整備されています。
びわこ文化公園(源内峠遺跡)から源内峠を越える約2㎞のコースですが、落ち葉や小枝などによるクッション性に優れたコースだと思います。
木々の緑がとても新鮮です。
昔の物流道路として用いられていたこともあり、道幅も狭くなく十分走れる幅です。
写真で示すように動物画の看板が等間隔で設置されていることから、道に迷うことがありません。
大学から出発して約60~70分程度で帰って来る気分転換には最高のランニングコースです。



特に、古道を走るファルトレクトレーニングの楽しさは、登り坂や降り坂を一歩ごとに道を確かめながら走るところです。
疲れを全く感じることなく自然の景色を堪能できます。
個人的には、もう少し距離があればと思います。
ファルトレクトレーニングを実践したことがない方には、びわこ文化公園の起伏のある芝広場を走ることを組み入れた独自のランニングコースを作ってほしいと思います。

2016.05.13

2期生の同窓会


naoです
連休にスポ-ツ健康科学部2期生のゼミ生たちが戻ってきました。
この学年は、在学時代から懇親会(飲み会)が大好きで、いつも京都タワ-のビアガ-デンを会場としていました。
「フラガ-ルが京都タワ-にやってくる!飲み会開催~!!」なんていろんな理由をつけて集まっていました。
彼女たちの演技が終わると、総立ちしてアンコ-ル、そして会場で食事している子供たちを呼び集め、その子どもたちと一緒にステ-ジで踊り出す強者ぞろいです。
お店の担当の方も、曲を何度も流してくれたことを思い出します。



今回も、「恒例の勉強会を京都タワ-で開催します」という呼びかけで8名が集まりました。
軽トラで四国から来たと冗談を交えながら、支援学校で教える魅力を語る仲間。
小学校で、算数が苦手な児童にどのように教えていいのか~生徒一人一人の指導課題を話す仲間。
中学校陸上競技部の顧問をしているけど、90名の部員になると団体競技になってしまうと大所帯での指導の難しさを語る仲間。
野球が専門なんだけど、担当クラブがバレ-ボ-ル部で本当に戸惑った。でも三重県で注目される選手に育てている喜びを熱く語る仲間。
サ-ビス業の面白さや苦労を教えてくれる楽天社員。
ガス会社のサービス部門の業務内容を「教員連中にはわからんと思うけどな~」と自慢げに語る東邦瓦斯社員など。
こんな近況を沢山語ってくれました。
また、遠方で働いていることから参加できないけど、電話で参加してくる仲間もいました。
こんなところが新しい同窓会のスタイルかなと思いました(携帯電話は凄いな!!)。



そして、私はいつものように「そうなんか~」の連発。
四国から来た先生から、「俺は頑張ってるんだから、もう少し、凄いな~といった他の言葉で褒めてくれ!」とご指導を頂きました~笑。

私は、彼らに卒業したので先生と呼ぶのはやめてほしいとお願いするのですが、彼らにとっては先生と呼ぶ意味が個々で違うのだと教えてくれます。
東邦ガス社員は、単位ください~が現役時代の気持ち。今は、飲みに連れて行ってください~という意味だと皆の笑いを取っていました。
陸上部の先生は、私のことを先生と言った方が、職場の教員に相談できない悩みを話しやすいと言います。

すなわち、彼らにとって「同窓会=飲み会」はとにかく社会で働き流す汗をゼミの仲間と共有したい、そして明日からの励みにしたいというところだと思います。
その仲間の一人が私の役割なんだと思います。
そんな同窓会(飲み会)が、5月、盆、12月、1月に行われます。
私にとって、毎年集まっている同窓会が10学年はあります。
仲間から沢山のことを教えてもらっていることに感謝しています。

2016.05.06

新宮神社例祭

naoです
草津市 新宮神社例祭(南草津駅から1号線を越えてすぐ)が5月3日に行われました。
この神社は、西暦730年に草創されたと言われています。
1523年に建立された一間社流造(いっけんしゃながれづくり)の本殿は重要文化財として有名です。





今回の例祭は、新宮神社から4社の神輿が御旅所(玉川小学校隣)まで練り歩くものです。
大人ばかりでなく、約200名程の小学生が担ぐ子供神輿も元気に練り歩きました。
写真に見られる中央の一番大きな神輿は、京都の下鴨神社から約150年ほど前に譲り受けたものですが、1t以上あり60名以上の担ぎ手が必要なことから現在は台車に載せて移動させます。このような伝統ある神社が身近にあることを知りませんでした。



もう一方の神輿(右側)を住民の方や有志は、ワッショイワッショイというかけ声でジグザグに練り歩きます。
有志たちは、立命館大学の学生で16名の留学生(タイ、ベトナム、中国)とスポ-ツ健康科学部の玉川地区健康運動教室で指導してくれている仲間たちです。
御旅所までの間に数回休憩をするのですが、町内会の方々が様々なおもてなしをしてくれます(ビ-ル、お酒、ジュ-ス、つまみ、スイカ等)。
また御旅所で神様が休憩をされている間、担ぎ手らはお弁当+お酒を頂きながら楽しく交流していました。
そして、神輿が神社に戻り、ご苦労様会が行われました。

毎年参加している留学生もおり、日本文化を学ぶ最高の機会ですと感謝していました。
地域の方々も、「来年も来てくださいね」と暖かく接してくれていました。
この地区は南草津駅からBKCキャンパスの中間に位置することから、私たちの自転車やバイクのマナ-などでご迷惑をおかけしているのにもかかわらず、学生たちに今回のような交流の機会を設けて頂いておりますことに感謝しております。

今回見学して、スポ-ツ健康科学部の有志たちは、日頃から玉川地区の高齢者の健康運動教室を担うばかりでなく、地域のお祭りを盛り上げようと参加してくれていることに本当に感激しました。
草津市で一番元気な玉川地域を支えているのは、スポ-ツ健康科学部ですね。       

2016.04.29

体育会 主務&学連

体育会の活躍が、HPなどで紹介されています。
選手ばかりに注目が集まりますが、体育会という組織は裏方のメンバ-の支えがなくては、チームの運営ができません。
その裏方を主務とかマネジャ-と呼び、選手たちは頼っています。

男子バスケットボ-ル部の宮川航君(産業社会学部2回生)は、チ-ムのマネジメントを全て担う主務(マネジャ-)です。
温厚な性格なのですが、3回生や4回生に厳しく意見を言える存在です。
上級生らも、「彼がいなくなたっらチ-ムが回らない」と高く評価し、素直に意見を受け入れています。
また部長や監督が怠っている仕事に対しも厳しく指摘してくれます。



宮川君は、部員たちに大人として当たり前のモラルやマナ-を言うこと、一人マネ-ジャ-で仕事が回らないことに職務怠慢と部員から言われることが本当に悔しいと言います。
しかし、様々な企画等を計画し実施していく楽しさや、他大学はじめ多くの社会人の方々と接し、成長できることが楽しいと言います。

以前は、マネジャ-(主務)=雑用(水の用意)といった見方をされてきましたが、近年は「チーム運営の要」と高く評価されるようになってきました。
しかし、部員数の少ないチ-ムでは選手がマネジャ-を兼務しています。特に部費の管理運営は難しく、選手兼務では大変な仕事です。

続いて、全ての体育会運動部には学連担当(学生連盟)という仕事を担っている仲間たちがいます。男子バスケットボ-ル部の川内菜津美さん(情報理工学部2回生)は、週に3~4回程度、大阪の天満(学連事務所)まで通い、リ-グ戦はじめ多くの試合の準備に取り組んでいます。寄付や広告を集め、試合会場の確保から運営まで全て担うスポ-ツイベント会社の仕事をしています。特に1部リ-グに所属する学連担当者の役割は大きく、責任が重くのしかかってきます。ところが体育館で練習する選手と接する時間が短いことから、どうしても選手との関係が薄くなりがちです。川内さんが頑張ってくれているのから、公式試合に出場できることをチ-ム全体で理解する必要があります。



今回紹介した二つのポジションは仕事量が多すぎるし、注目されないことから、マネ-ジャ-になってもチームを辞めてしまうケ-スも多く見られます。
彼らの成長のためにも部長や監督は、主務や学連担当者の仕事内容、気持ちを十分に把握しアドバイスしなければならないと思います。
コ-チング等の授業で、多くの運動部のマネジャ-を紹介し、大学スポ-ツの実態や課題を議論したいですね。

2016.04.22

ジュニアコーチングNO1

暖かくなり、ジュニアスポ-ツの試合も活発に行われています。
先日、自宅近所の公園(グランド)で少年野球の試合を観ていました。
試合前にはしゃぐ子供もいれば、緊張している様子の子どもたちもいました。
子どもたちの緊張度は、ポジション毎に緊張度は違うのかな?それとも性格なんかな?と考えていました。

子どもたちの様子も気になるのですが、それ以上にご父母や監督・コ-チの動きが気になって観ていました。
全てのチ-ムに付き添いのご父母が来ておられます。
送り迎えだけでなく、チ-ムの集合場所にテ-ブルを置き飲料水やお菓子などを準備しておられるのです。
キャンプに来ているような雰囲気のチ-ムもありました。
特に監督やコ-チに飲料水を配っておられるご父母の姿に驚きました。
研究に戻って、ゼミ生に聞いてみると、このような監督やコ-チへのお茶出し儀式は高校でも同じだと言います。
強い高校になれば、OB会の役員にもお茶出しをするそうです。



また子どもたちの試合を観ていて興味を持ったのは、監督やコ-チの態度です。
写真のチ-ムは、監督やコ-チが生徒と一緒に立ってプレイする選手を応援しています。
この姿が普通だと思っていました。
ところが、ほとんどのチームの監督やコ-チは、選手を立たせ、自分たちはキャンピング用の大きな椅子にドンと座って厳しい口調で采配を振るっているのです。
「俺は、監督だ! 俺は偉いんだ!」と言っているように見えてしまうのは、自分だけなんかな? 

私は、ジュニアの指導においては、プロコ-チのような態度は慎むべきだと思っています。
少なくとも控えの選手を立たせるならば、自分たちも立って指導するべきだと思います。

また、禁煙場所で平気で煙草を吸っている監督やコ-チも少なくはなかったです。スポ-ツを通じて社会性を教えていくべきなのに、グランド横で喫煙する指導者は子どもらに社会性をどのように教えているのでしょう~。
「社会性=監督やコーチへの挨拶」と考えているのではないでしょうか?


2016.04.15

学生コーチという役割

大学体育会は、指導体制が各運動によってかなり異なります。
多くのプロコ-チを有するチ-ムから、学生主体で活動している運動部までいろいろです。

ほとんどの体育会運動部は指導体制が整備されていませんが、「勝つ」ために苦しい練習を日々行っています。
試合に負ければ、「根性がない」「甘い」「だらしない」などと外野から厳しい評価を受けます。これが体育会運動部の厳しさです。

このような運動部は、優秀な指導者に教わりたいと願っても、プロコ-チを雇用するだけの財政基盤が各運動部(OB会や父母会などの資金)ないため、結局は学生主体で取り組んでいます。
また仲間から学生コ-チを選び、活動している運動部があります。


そこで、本日紹介するのは、男子バスケットボ-ル部の松浦拓哉(スポ-ツ健康科学部4回生)学生コ-チです。
彼は、休日しか練習に参加できない監督の指導受けて、日々の練習から公式戦の采配までを担っています。
大学男子バスケットボ-ル連盟1部リ-グで、学生コ-チ主体で試合を戦っているのは立命館だけです。



松浦君は他大学の有名な指導者から試合前に揺さぶりをかけられ、頭が真っ白になったり、采配ミスで試合に負け仲間から厳しい叱咤を受けたり、仲間を試合に出さなかったことからお互いの関係がギクシャクしたりと様々な苦労をしています。
これが同好会的なサ-クルであればいいのですが、体育会立命館大学という看板が全ての面で彼の背中に重くのしかかっています。



チ-ムの準レギュラ-や補欠の仲間たちからみれば、レギュラ-と同様に松浦君を支えたいという意識はあるのですが、自分らも試合に出たいという気持ちが先行して、上手く支えれないという悩みもあります。

松浦君は、「仲間に厳しく言えない」「仲間にどのように厳しく接すればいいのか」といった監督心をもっと勉強をしなくては~と自己評価しています。
指導者は負けから学ぶと言いますが、負けを許さない体育会の厳しさと闘い続ける松浦君のような学生コ-チに拍手を送ります。

監督は、「選手と○○のように接するべきだ」と教科書に書かれていますが、選手のレベル、コ-チのレベルによって全く接し方が異なってきます。教科書通りの行動なんて絶対にできません。
私は松浦君のような大学チ-ムの若いコ-チは、コーチ業のしんどさを素直に選手に伝えることで様々な力(選手との関係)が生まれてくるのではないかと思っているのですが~どうでしょうか?


2016.04.08

部員の数はチームの力



学内は、新入生歓迎イベントで盛り上がっています。
そして上級生らは様々なサ-クルが色とりどりのユニフォ-ムを着て新入生に声をかける1年間で一番賑やかな時期です。



新入生らは、「体育会は厳しいから嫌だけど、週1~2回の活動をするところなら・・・」と体育会から逃げる学生もいれば、「俺は、テレビでライスボウルを見てパンサ-ズに入部を決めた」と受験に合格し士気高く自らアメリカンフットボ-ル部員に声をかけている学生もいるそうです。
一方、背広姿で統一のネクタイをして、「体育会ラグビ-部です。私と汗を流しませんか~」と勧誘する姿も。
ラグビ-部、格好いいな~。


体育会の学生にとってこの期間だけは、「先輩・後輩めっちゃ仲いいよ。・・・ほらこんなに~」と上級生とタメ口で話したり、お昼を食べに行く?といった甘い誘いなど盛り沢山の方法で勧誘しています。


知人に聞くところ、大手国立大学体育会では、1週間続けて晩御飯をおごるのは当たり前のようで、歩留まり率は10%以下だとか。
凄い出費だと思うのですが、選手の数は戦績に繋がってくるので当然のことだとか。


例えば、アメリカンフットボ-ルは11名で競技が行われますが、選手が11名だとオフェンスとディフェンスの両方を行うことになります。
また1名でも怪我人が出れば、それこそ大変~。
また1回生はル-ルも知らないし、体力もない。
よって最低60名以上の選手がいないと1部リーグでは戦えない。
パンサ-ズのように大学日本一になるためには、60名では足りない。
マネジメントスタッフはじめ、トレ-ナ-、アナライジングスタッフ(分析班)など多くの「影の部隊」も必要になってくる。
結果的には150名という大組織を作らなければならない。


だから団体競技の部員たちは必死に声をかけています。
写真に示すような1名の新入生に複数の部員が取り囲み、チームのいいとことを最高の笑顔で伝えることが出来るのがチ-ムの力。
やはりこういった積極性が女子ラクロス部の戦績に繋がっているのかなと感心しています。



一方、自動車部の松田君は衣笠(法学部)からの応援部隊(写真)。
自動車部は部員が少ないから、勧誘よりも自動車部のPRしかできないな~と。
昔は、理工学部の部員が大勢いた体育会。
頑張れ、体育会自動車部!



立命館大学体育会にとって厳しいのは練習拠点の分散化。BKC、衣笠、柊野、OICという4つのキャンパス(練習場)での活動です。
皆、「体育会」と一括りで言うけど、チ-ムによって文化も運営方法も異なってくる。
また指導体制も予算も異なります。
新入生の勧誘活動を観て、各体育会チームの戦績や運営体制(伝統)を左右するのは、スポ-ツを科学することよりも、まずは「部員(選手やスタッフ)の数」だと改めて勉強しました。


今回学んだこと:「立命館大学体育会の発展・競技力の向上は、部員の数を増やすこと」

2016.04.01

ご入学おめでとうございます

そろそろ満開、BKCキャンパスのクインススタジアム周りの桜の下を走りました。一年間で一番感動するBKCランニングコ-スです。「今日は新入生を精一杯お迎えしますね~」と言っているようです。

(写真 下)

ところで、毎週金曜日にお世話になるnaoです。このブログに登場させて頂くのは2度目です。宜しくお願い致します。以前は、頑張っている学生の方を紹介させて頂きました。
今年度は、二つの視点で書かせて頂こうかなと思っています。一つ目はスポ-ツコ-チングの視点で観たことや感じたこと、二つ目はご飯を美味しく頂くために取り組んでいる健康マラソンの紹介です。
ゼミ生からは、「お酒を飲むために走るカブトムシ」と言われています。滋賀の日本酒が大好きで、また体型が四角形で胴体が大きいからです(手足が短い・・?)。

ということで、今回は3月20日(日曜日)に参加してきました淀川国際ハーフマラソン(21.0975㎞)の紹介をします。京阪守口市駅から10分ほど歩いたところの淀川河川公園で開催されました。
河川敷なので走りにくいのかな?という不安がありましたが、平坦でほとんどがアスファルトで整備されている走りやすいコ-スでした。
オリンピックメダリスト(銀・銅)有森裕子さんの「頑張れ!」という激でスタ-トしました。有森さんってスタ-なのにスタ-ぽくないところがいいですね。
「・・初めて自分で自分をほめたいと思います」と言ったオリンピックの感動話を聞きたいな~。



記録を狙うというより、参加者のほとんどが、自分の目標で走りますという暖かい雰囲気でした。
私も、無理せず1㎞を5分半で走ろうと目標を持って参加しました。
タイムは1時間52分、15㎞ぐらいまでは予想タイムで走っていました。
しかし、残り5㎞ぐらいで、65~70歳ぐらいの方に簡単に抜かれてしまったことにショックで、「これは抜き返すしかないやろ!」と闘争心に火がついたのですが、腕を大きく振ってもスピ-ドが出ないのです。
結局追いつけなかった。呼吸などはしんどくはないのに~。
「・・初めて自分で自分のカブトムシ体系を恨みます・・・」。

そう考えると、先日行われた名古屋ウィメンズマラソンでの田中選手と小原選手のゴ-ル前3kmからのラストスパ-トの争いは凄すぎ! なんであんなダッシュができるのかと本当に不思議です。
日々スプリント練習しているとっても、フルマラソンの残り3㎞をほぼ全力で走るなんて~それがアスリ-トなんですね。

会場では、高校生の方々が一生懸命に受付業務をしておられました。
コ-スに設置された給水場所では、地域のボランティアの方々が必死でコップを並べてくれていました。感謝しています。



また出発前の男子便所が混まなかったのが良かったです(ランナ-にとって、重要なチェックポイントですね)。また来年も走りたいコースです(参加賞品のTシャツがかわいい)。


2016.03.25

卒業式

3月22日は卒業式でした。この日多くの4回生が巣立って行きました。大学院に進学した皆さんも今後の立場は社会人と同等です。今までとは異なる環境の中で幸せ多い人生を築いて行ってください。

といいつつ、大学生と社会人で何が違うか?と考えると、共通項は非常に多いと思います。例えば

・約束を守る
・時間を守る
・自ら考え、勉強する
・周囲に気を配る
・自分の行動に責任を持つ

といったことはどちらの立場でも重要です。守るべき規律や持つべき姿勢にはそれ程違いは無いと考えて良いでしょう。違ってくるのはその位置付けでしょうか。大学生で上記5項目をきちんと実行できる人は周囲から「しっかりしている」と評価されるでしょう。ですが社会人ではこれくらいは「当たり前」です。逆にコンスタントに遅刻を繰り返す様な人は周囲から全く信用されないと考えて良いでしょう。

世界は今後も大きな変化を続けるでしょう。皆さん個人にしても、皆さんが属する組織(会社等)にしても、常に向上心を持って勉強を続け、フットワーク軽く動き、効果的な一手一手を打ち続けなくてはなりません。その時に出遅れないように、余計な障害物に妨げられないように、無駄に不利な立場からスタートしなくて良い様に、折り目正しい責任感ある社会人としての日々を積み重ねてください。"God helps those who help themselves" です。

私が大学院を卒業したのは15年ほど前の事でした。その時に学長から頂いた祝辞を今でも鮮明に覚えています。学長曰く「世界で最も短い祝辞」で、たった 4 words からなります。今同じ言葉を餞に贈ります。
Keep learning. Help others.
今の若々しい気持ちを忘れず、存分に己を鍛え、周囲を助け、期待に応えてください。

皆さんの幸運を祈ります。お元気で。