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2016.09.12

JSB2016はいよいよ本日から

いよいよ第24回日本バイオメカニクス学会大会が、本日から始まります。
http://www.ic.fc.ritsumei.ac.jp/JSB2016/TOP.html



全国学会を受けて準備をするには、運営、実行する先生方のエネルギーと多くの協力なくしてはできません。

大学院生(M)の時に、この学会大会(8回大会)の運営に携わらせていただきました。恩師が大会長を務め、助手の先生、先輩院生の指示を受けながら手伝ったことを記憶しています。それから30年後に、組織委員長を引き受けることになるとは予想もしておりませんでした。

本学部の【AKNR】先生が実行委員長、【栗field】先生が事務局長に座っており、学内外の実力揃いの若手研究者の先生方が実行委員として勢揃いしていますので、有意義かつ素晴らしい学会になることを確信しています。今日から3日間(実は昨日からプレコングレスで一部スタート、写真下)、インテグレーションコア、エポック立命21を会場に開催します。興味のある方は当日参加も受け付けておりますので。


ただ、天候が少し不安です。こちらはお天道様しだいですが、小生の影響が出ないことを願っています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
写真は前日準備の様子です。ここにもMの力が発揮されています。【智】先生のブログにあるように、準備の段階から学外の先生より、本学のチーム力、まとまりを評価いただいています。そのような中で、大学院生は、Mの力、Dの力をつけてきています。


【忠】

2016.09.05

Harukoさん 来校

リオデジャネイロでのオリンピックの余韻が残る中、パラリンピックがスタートしています。

先週、本学の卒業生、平井晴子さんが、研究室を訪ねて来てくれました。晴子さんは女子7人制ラグビーの日本代表のアスレティックトレーナーとして、リオデジャネイロでのオリンピックに参加されてこられました。


オリンピックでの7人制ラグビーの採用は初めてであり、もちろん、女子7人制がオリンピックに出るのも初めてです。もちろん、オリンピックに出るには予選を勝ち抜いた国だけが出場できます。日本ではまだまだ馴染みのないこの種目で、オリンピックに出るまでには、選手の裾野を広げること、育成することなど多くの課題があったと思います。また、ラグビーというコンタクトスポーツゆえのケガ、故障も多くみられたようです。

晴子さんが関わった当初は、前十字靱帯の損傷が1試合にいくつもみられるような状況でした。もちろん、アスレティックトレーナーとして、トレーニングの工夫などのケガ予防に取り組み、現在サポートしている代表メンバーにおいては、その発生率は極めて低くなっているとのこと。今後の課題は、高校生などジュニア層へのケガ予防のアプローチが必要と、眼をキラキラさせて語ってくれました。

代表チームの合宿・遠征は、なんと年間200日以上にも及んだとのこと。「オリンピックでアスリートをサポートする!」という目標で、力の限り取り組んできた、その目標を達成したので、「今は少しゆっくりして、次のステージを模索します」と明るく語ってくれました。

新婚間もない時期に、彼女の活動を許し支えたご主人はすごね!と褒めると、「はい」とにっこりされていたのが印象にのこります。男女共同参画、女性活躍、ダイバーシティなど色んな言葉で表現されますが、それぞれが自らのビジョンをもち、ミッションを遂行するには、認めあえる家族、社会の環境が必要と改めて感じます。

晴子さんは、立命館宇治高校から立命館大学へ進学し、アメフト部のトレーナーとして活躍していました。その後、ATCになるとの強い決心のもと、学資を稼ぐために製薬会社に勤務の後、サンディエゴ州立大学を卒業し、ATCを取得されました。目的意識がしっかりしていて、行動力があり、いつも前向きで、キラキラしている彼女をみていると、「未来を拓く人」ということばピッタリ当てはまります。今後の活動にも目が離せないですね。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
写真映っているポロシャツはオリンピック参加者に支給されたものです。「先生、記念にもらっていただけませんか?」と晴子さんに言われましたが、もちろん、「もらえません」。着なくてもタンスの奥に仕舞っておいて、とお願いしました。このやりとりの中で、
『師は弟子に仕え 弟子は師を愛す』(猪飼道夫先生) の言葉を思い浮かべました。2つの主語と述語が逆で、通常は考えられますが、猪飼先生はこのようにお考えだったようです。
話は変わりますが、先日の体育学会で、ある有名な先生にお会いしました。その先生と直接お話ししたことがなかったのですが、学会前に、その先生より小生へ研究に関わって人をご紹介いただきました。そのお礼を申し上げたところ、「石井先生(小生の恩師)のところで鍛えられた先生と聞いていたので安心してご紹介した」とお話しいただきました。まだまだ恩師の力を借りているところが大であると感じた一幕でした。ちなみに、小生の恩師の石井先生は、猪飼先生の弟子でした。
 師の教えを受け継ぎ、次の世代の弟子の力になれるように、なお精進すべし、という素直な気持ちにさせていただきました。やはり、人に会うと学ぶことが多いです。
【忠】

2016.08.29

久しぶりの 富士山 スナップ写真

大学の業務の方は、先週あたりから本格的に稼働しはじめました。教職員のみなさんも、それぞれに思い思いの夏休みを過ごされていたようです。

想いでのつまった素敵な写真もたくさん見せてもらいました。もともと「写真」を撮るのも、観るのも好きな方なので、素敵な風景写真を観ると、みとれてしまい、行って撮ってみたくなります。


東京には、新幹線を使って何度も行きます。できるだけ、富士山が見える側の席を予約して、富士山の景色を眺めるが出張の楽しみであります。ただ、書類を読んだり、パソコンをぱちぱちなど仕事をしていて見過ごすことも多々あります。また、今日こそはと気合いをいれて、待ちかまえていても、天気が悪かったり、かすんでいたり、夜だったり、ということで、「バッチリ」な富士山を眺めることはそう多くはありません。

それから、やはり新幹線「のぞみ」は素晴らしく速いので、富士山を眺めたり、写真を撮ったりするには、慌ただしい時間となります。じっくりみるには、「こだま」がお勧めです。

というような話しの流れで、本日の一枚です。久しぶりに、新幹線から、「バッチリ」な富士山が撮れました。雄大さ、気高さ、優雅さ、・・・・形容詞がいくつも浮かびますが、圧倒される景色です。

いつも新幹線(静岡側)からみる富士山ばかりなので、今度は山梨側からも撮影してみたいですね。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週、日本体育学会が大阪体育大学で開催されました。これから秋、冬にかけて学会が目白押しとなります。私が関係するところで、日本バイオメカニクス学会(立命館大学びわこくさつキャンパス)、体力医学会(岩手)、日本トレーニング科学会(横浜)、日本バイオメカニズム講演会(富山)など。その他、国際会議も複数あります。暑い夏の仕込みが、秋に実るように、研究室の成果もたくさん発信できるようにと願っています。
【忠】

2016.08.22

Zipline in Biwako valley

残暑お見舞い申し上げます!

今年の夏は猛烈に暑い日が続いています。夏休みは如何お過ごしでしょうか?

受験生にとっては最後の追い込みの夏、アスリートにとっては実りの秋を楽しみに仕込みをかける夏、大学教員にとっては定期試験の採点、論文執筆、学会発表準備、後期の授業準備、実験・解析など、長期休暇を活用して熱心に活動しています。


もちろん、夏休みはしっかり休養し、家族との時間を過ごすことも大切です。こどもの成長に伴い、なかなか時間が合わなくなりましたが、今回は湖西のびわ湖バレイで、ジップラインを楽しんできました。このジップラインは、木や支柱をワイヤーのロープでつなぎ、そのワイヤーを滑車つきのハンドルを持って、勢いよく滑り降りていきます。びわ湖に面した山頂からの素晴らしい眺めもあり、“空中”からびわ湖を一望し、びわ湖を独り占めしているような、雄大な感じになります。


このジップラインツアーは、良く練られています。各班(約10名ほど)にガイドさんが1名つきます。もちろん、知らない同士ですが、最初に、隊長と副隊長を立候補で選びます。その上で、準備されたハーネス、命綱などを、参加者同士で装着させます。そして、全員でかけ声をかけて、出発、ランディングを励まします。隊長、副隊長は安全管理を任され、それ以外の参加者も着地エリアの整備などの役割が与えられます。お互いに協力する体制をとりながら、順次、難度の高いジップラインを過ごしていくと、不思議と参加者同士が連帯感を強め、「チーム」としてまとまっていきます。

やはり、チームづくりには、役割をもち、難度を超えて、そして協力する、という作業が不可欠であることを学びました。


秋までやっているようです。びわ湖の空中散策で、爽快な気分を味わいたい方にはお勧めです。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
BS11の『報道ライブINsideOUT』に出演してきました。大勢のお客さんの前ではなく、カメラを前にした司会者との掛け合いでしたが、「生放送」独特の緊張感がありました。うまく語れたかどうかは、今後の皆さんの反応で判断していきます。ご覧頂きました方、ありがとうございます。見逃された方には、下記のネットでみることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=20iYnL89h3g



【忠】

2016.08.15

ASB 40th

8月の1週目に、アメリカ・ノースカロライナ州のローリーで開催された、アメリカバイオメカニクス学会(America Society of Biomechanics; ASB)の40周年記念大会に参加してきました。

この学会は、昨年も参加しましたが、面白いことにプログラムのフォーマットが基本的に毎年同じです。初日に、チュートリアルがあり、2日目、3日目、4日目にプレナリ−のキーノート、アウォードレクチャー、ポスタープレゼンテーションがあり、その時間割配置も同じです。さらに、学会の日程もほぼ、8月の1週目となっており、参加者にとってみれば、いつも同じ時期に同じフォーマットで学会が催されるので、予定も立てやすく、運営する側にとってもメリットがありそうです。学会は、日程を決めるのが一苦労なので、日本でもこのような形式を採用するのも一考の価値ありです。


今回、本学部・研究科から、教員の【aknr】先生、【F本】先生、院生は【aknr】先生のところの【若Mさん】、【spring井君】、【red熊君】のポスター発表がありました。ポスター発表は、2日目、3日目の午後にそれぞれ、1時間プレゼンテーションタイムがあります。ポスターは大会期間中に掲示されているので参加者はいつでも見られ、ディスカッションも非常に活発に行われています。院生諸君も必死になってディスカッションしていました。


学会では、私がアメリカのジョージア工科大学で在外研究をしていたときのDr.Gregor先生にも会えました。ASB40周年の中でも重鎮的な役割を果たされておりますが、まだまだ元気です。会うたびに、元気をもらっています。Dr.Gregor先生とのつきあいも、早いものでかれこれ21年経ちました。アメリカとのネットワークを考えると、若い折に出会えて、非常に大きな礎となったといえます。若い院生、研究者のみなさんも是非、若いときに多くのネットワークを気づいて欲しいと考えています。


上の写真は、学会会場の入り口です。禁煙については分かりますが、その下の、禁止マーク(おそらく、銃の持ち込み禁止)は、初めて見ました。もちろん、持ち込んで欲しくないですね。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>


今週の火曜日、8月16日 午後9:00−9:45 に、BS11というBS放送の『報道ライブINsideOUT』という別所哲也さんがキャストをつとめる番組に、出演することになりました。初めての生放送出演です。お時間があればご覧下さい。COIで進めている研究内容を含め、10年後の暮らし、について語ることになります。生放送を見逃された方には、ネットで再放送もあるようです。詳しくはHPをご覧下さい。
http://www.bs11.jp/news/5840/
【忠】

2016.08.08

Mの力

立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科 で「Mの力」 というリーフレットを作成しました。
 PDF版表      PDF版裏   (下記の画像が見づらいときはpdf版をご覧ください)



Mとは、“Master” のことで、修士号のことを指します。
学部を卒業して、修士課程(本研究科では、博士課程前期課程)の2年間学修を修了すると与えられる学位です。

その修士の力、言い換えて、「Mの力」を身につけることで、どのようにその後のキャリアが変わるのか。なぜ、我々の研究科では、Mへの進学を勧めているのか、について理解してもらうためのリーフレットです。


今年の日本体育学会第67回大会は、大阪体育大学で開催されますが、その2日目の昼休みに、次のようなランチョンセミナーを開催します。内容は、本研究科が、「Mの力」をどのように養成しているかを報告いたします。お弁当もでます(数には限りがありますが)。是非、学会に参加される方はお聴きにお越しください。

日 時:8月25日(木)12:15~12:45 
会 場:大阪体育大学(大阪府泉南郡熊取町)D203
テーマ:立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科の挑戦:「Mの力」の創造
座 長:田畑 泉(立命館大学スポーツ健康科学部・同研究科 教授)
演 者:大友 智(立命館大学スポーツ健康科学部・同研究科 教授)
     山浦一保(立命館大学スポーツ健康科学部・同研究科 教授)
内 容:本セミナーでは、参会者の皆様に、本学部・研究科が行ってきたカリキュラム改革、ならびに、具体的な教育実践に関する情報を提供し、特に博士課程前期課程学生に求められる力(Mの力)およびそれを支え、創り出す教学システムの在り方について意見交換ができればと考えています。教育実践としてM1必修科目「リーダーシップ特論」を例として紹介していきます。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週は、ASB (America Society of Biomechanics)へ行ってきました。
この報告は、また後日に行います。
暑さに気をつけて、それぞれの夏をお過ごしください。
【忠】


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/file.jsp?id=282191

2016.08.01

前期総括

今日から8月になりました。
定期試験も終了し、ほぼ前期の授業は終わりとなりました。

ただ、院生の皆さんにとっては、中間報告会が今週あります。まさにこれまでのまとめを行います。


クラブでも、部員総会が開かれ、前期の活動報告、総括が行われています。写真は、男子陸上競技部の部員総会の写真です。100名を超える大所帯のため、エポックホールを借りて行いました。

総括する、ということはこれまでの行ってきた活動内容と結果を照らし合わせ、課題を抽出して、次へ進んでいくための礎とすることです。

PDCAサイクルとよく言われるように、Plan Do Check Action のサイクルを回すときの、Checkにあたるのが総括です。そこで、しっかりとアクションプランを練ることが、成長発展につながります。


部員総会の時に、部員へメッセージしたことは、「トレーニングという身体負荷を与えることの適応を利用して、身体機能を高め、パフォーマンスを高めることをみなさんは、日常的に行っています。ただし、その適応の起こり方のテンポは、臓器によっても異なります。神経系の適応は早く、骨・人体などは数ヶ月かかります。シーズンに向けた計画的なトレーニングが必要な理由はここにもあります。暑い夏のトレーニングになるので、くれぐれも注意をしてください。思わぬトレーニングの中断が、のちのち効いてきます。逆に、上手くトレーニングできると数ヶ月後に大きな楽しみとなります。」

毎年毎年、例年以上に暑く感じる夏です。アスリートにとって、飛躍の土台となる夏になることを願っています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
今週末の8/6-7は、オープンキャンパスです。是非、スポーツ健康科学部に興味・関心のある方はお越しください。
http://ritsnet.ritsumei.jp/event/2016/opencampus/summer/b/faculty/sp.html
「受験前に立命館大学スポーツ健康科学部をみて、他大学と比較したので、ここに決めました!」という先輩が大勢います。来て、みて、触れて みてください。教職員・学生と直に話しをしてみて、魅力を実感いただきたいと願っています。どうしても来られない方のために、ustreamでライブ配信する予定です。決まればHPにアップします。

→2016/08/05追記
オープンキャンパスの様子をショートMovieにすることが決まりました。
完成次第、お知らせする予定です。もう暫くお待ち下さいませ。

※ブログ開設から8年目に入りました。皆さんのご愛読のおかげです。1日も欠かさず続いています。これからも続きますので引き続き、ご愛読のほどお願いします。
【忠】

2016.07.25

夏期体験セミナー2016 ひらめきときめきサイエンス&学部オープンキャンパス

昨日は、夏期体験セミナー2016 ひらめきときめきサイエンス&学部オープンキャンパス
を開催し、高校生ならびに保護者の方に集まってもらいました。

ひらめきときめきサイエンスは、「科研費」を扱っている日本学術振興会による企画で、大学・研究機関からの提案を審査の上、OKをもらって行います。有り難いことに、学部開設の2010年度から連続して採択してもらっています。

今回は、午前に生化学コース、スポーツ動作解析コース、午後に代謝測定・筋力測定コース、MRIによる体組成測定コースに分かれて行いました。

下の写真は、【AKNR】先生によるスポーツ動作解析コースの実習風景です。


この下の写真は【Hassy】先生による生化学コースです。


熱心に午前、午後の両方受講してくれた生徒さんもおられました。
受講修了後に、修了証「未来博士号(スポーツ健康科学)」を授与しました。


そのあと一人一人感想を述べてもらいました。
楽しかった  来年も来ます  説明が丁寧でわかりやすかったです  受験します 
などの感想をもらいました。企画・実施者として嬉しい限りです。

ひらめきときめきサイエンスと並行して、学部のオープンキャンパスも行いました。【仁】先生による、「オリンピックによる光と影」のミニ講義もあり、まさに総合・学際のスポーツ健康科学を、受講生ならびに保護者にも体験いただきました。


夏期体験セミナー2016のダイジェストビデオは、下記にあります。2分ほどですので、是非ごください。
https://youtu.be/QIFbXQwE0XY

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
本日は、下記の博士論文公聴会があります。どなたでも参加できます。興味・関心のある方は是非ともお越しください。
日 時:2016年7月25日(月)9:30~11:00
場 所:インテグレーションコア2F大会議室
講演者:笹塲 育子(立命館大学スポーツ健康科学研究科D4)
論 題:メンタルトレーニングに関する実証的研究-エリートアスリートの事例をもとに-

【忠】

2016.07.18

スポーツ健康科学サマースクール2016

 週末の土日にかけて、恒例の『スポーツ健康科学サマースクール2016』を開催しました。
 受講生からの満足の声を頂戴し、運営する側として、ホッとしております。
 https://www.facebook.com/rits.spoken/?fref=nf

 開講式で、「満足度120%です」とお話しをさせてもらいましたが、受講生の方より、
    「本当にその通りで大満足です!」と喜んでいただきました。
 その他にも
 ・気さくな先生ばかりで良かったです。人良し、顔良し、業績よしは事実ですね。
 ・院生スタッフが明るく、気配りが良くて、しっかり教育されているのを感じました。
 ・和気藹々とした雰囲気の中でしっかり学べました。
 ・最先端の機器をふんだんに使った実習が良かったです。
 などなど、お褒めの言葉、喜びの言葉を頂きました。


 運営に関わった先生方、院生スタッフ、そしてスーパー秘書の奥Villageさんのおかげです。みなさん、来年もお願いします。というのも、ある企業の方から、「当方ではこのサマースクールのプログラムの人気が非常に高いです。かといって希望者全員を一度に派遣できないので、数名に分けて送っています。」とのこと。既に社内で、順番待ちまでしているようです。さらに、内容、運営方法をブラッシュアップして、次年度に向けて進みたいと考えています。惜しくも今年参加できなかった皆さんは、是非、来年お越しください。もちろん、もう一回参加されたい方も。


 毎回感心するのは、2日間のプログラムならびに準備に、院生スタッフの頑張りと気配りです。そして年々その明るい気配りが洗練されていっているように感じます。本学部・研究科は、これまでに学会の受け入れも多数あり、この学会サポートの経験と、彼ら、彼女らのホスピタリティマインドと合わさった結果と考えています。このような運営スタッフの経験は、組織、チームのマネジメントを考える上で大きな財産になるでしょう。

 下記は、プログラム修了直後に、院生とポスドクがつくった動画クリップです。プログラムの様子がよく分かりますので、是非ご覧ください。
https://youtu.be/MfSR4LnXcJM

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
昨年、押しかけインターンシップに来てくれたテキサスから来てくれた高校生のTAZ君
https://www.ritsumei.ac.jp/page.jsp?id=120821&date=2015-08-17
が、今年も来てくれました。昨年のデータ解析の続きをするためです。凄いですね。データの解析が上手くいけば、来年、ACSMで発表してもらおうと考えています。TAZ君は、今年の夏から、アメリカのテキサス大学への入学が決まり、将来は医学部を目指しているので、良い機会になるでしょう。


写真で見ると、一年間ですっかり大学生の雰囲気になっています。積極的で、明るく、チャレンジ旺盛のTAZ君が益々発展して、将来の医学研究に貢献してくれるのを楽しみにしています。

【忠】

2016.07.11

やってみなはれ

 先週の水曜日で、基礎演習クラスの朝食実習が終わりました。基礎演習は9クラスありますので、9週にわたり、【ab】先生と【ab】研究室の研究員、院生のみなさんに大変お世話になりました。

 毎週、和食のしっかりした朝食を、1回生のみなさんと楽しく頂戴しました。生協さんの協力で100円朝食をベースに組み立てられており、スポ健の観点で栄養の追加もあります。このあたりは、毎回、【ab】先生から丁寧な解説があり、楽しく食べながらも栄養学の基本を学ぶことになります。

 
   「学部長と一緒に円卓を囲んで食べる」、ということもあり、毎回、『いただきます』の前に、一言だけ話をさせてもらいました。今朝の一言、としていろいろな話をさせてもらいました。最終回のクラスには、タイトルにありますように、「やってみなはれ」ということを話しました。関西弁で、何事にも前向きにチャレンジしましょう!という意味です。大学生という時期は、失敗して構わないから、思い切ってチャレンジできる時期です。そこで積み上げた実践経験、体験は貴重な財産になります。そして、友達に、どうしても尻込みしたり、踏み出せないでいる場合には、「だったらこうしてみたら」と励ませる関係もつくって欲しいということも申しました。学生時代に得た友は、一生の友であり、かけがえのないもので、そのような出会いと関係をこの基礎演習クラスで培って欲しいと願っています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>


   大学院博士後期課程の先端スポーツ健康科学特論Ⅰを【智】先生と共同で担当しています。後半5回分を行っています。博士後期課程1回生(我々はD1とよんでます)に、今後、5年間の研究構想をまとめてもらいながら、博士課程の3年間でどこまで研究を進めるのか、を研究申請書に落とし込みながらまとめてもらいます。まとめるだけでなく、申請書の審査員の立場になってもらい相互評価し、コメントをフィードバックします。このような審査員の視点を持つことでさらに研究内容、申請書を見直してもらっています。目標は将来、大型研究プロジェクトに採択してもらうことです。その日も近いことを願っています。
【忠】