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2016.05.21

学校におけるスポーツ教育学的課題とその解決:その1

学校におけるスポーツ教育学的課題とその解決:その1

 現在の我が国の小・中学校には多様な課題がありますが、その中でも、子供の体力向上に向けた取り組みは、極めて重要な課題となっています。
 スポーツ健康科学部の先生方の所には、様々な所から様々なご依頼が来ていますが、【 智 】の所には、学校教育に関する多様な依頼が来ます。その中で、2015年12月から依頼を受けているのが、北九州市教育委員会です。人口約100万人、小学生約5万人、中学生約2.5万人、小学校131校、中学校63校の大都市、政令指定都市です。同市の小学生の体力は全国的に見て大変低い、これが発端となり、子供達の体力を3年間で全国水準に高めたい、これが昨年12月に寄せられたご依頼です。
 早速、立命館大学スポーツ健康科学部スポーツ教育学研究室の【ken】先生と【Summer Princess】先生で作戦開始です。情報の分析から体力を高めるための提案等、一気に構築していかなくてはなりません。2016年4月に着任された立命館大学スポーツ健康科学部スポーツ教育学研究室の【T草】先生も、その豊かなご経験を存分に活かして頂くべく参画されています。立命館大学スポーツ健康科学部スポーツ教育学研究室では、様々な市を対象として、全市を挙げてのこのような改革に関与しています。私たちが関与している多様な取り組みについて、お伝えしていきたいと思います。

 さて、北九州市の取り組みは、直接推進を図っている北九州市教育委員会、その取り組みを支えている校長先生方、そして、多数の先生方等々の力によって、凄まじい勢いで進んでいます。

 着手から半年。
 この写真は、同市の子供達の体力の状況について、小・中全ての学校における代表の先生方と共有を図っているところです。



 これらの写真は、新体力テストの実施方法の確認している所です。正確な体力を測定しよう、ということから、小・中全ての学校における代表の先生に対して、2日間に分けて実施した新体力テストの測定方法に関する研修の様子です。






 私たちは、数回提案をしました。同市はそれらの提案を熱心に聞いて頂き、柔軟に対応させて取捨選択し、即座に実行されている、本当に頭が下がる思いです。
 3年後に、子供達が、一層学校が好きになった、運動・スポーツに親しむようになった、こんな声が子供達から、先生方から、保護者の方から聞くことができるように、全力を挙げて取り組みたいと思っています。


[今日のおまけ]
先週の5/14(土)に、本学への爆破予告がありましたが、その日のBKCキャンパスの正門の様子です。もう、二度とこんなことが起こらないように、願わずにはいられませんでした。



【 智 】

2016.05.14

5月14日(土) 本学への爆破予告への対応について

5/14(土) 本学への爆破予告への対応

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2016.05.09 NEWS
【重要なお知らせ】
 5/14(土)本学への爆破予告への対応について

 インターネット掲示板に、本学に対する5月14日(土)15時34分の爆破予告に関する書き込みが見つかりました。
 本学では、学生・関係者及び教職員の安全確保を最優先と考え、本事案への対応措置を以下の通りとします。

 5月14日(土)の学部・大学院の授業を全て休講とし、下記キャンパスへの立ち入りを禁止します。また、当日のイベントや行事等について、キャンパス内での実施を中止します。あわせて、図書館、体育館、スポーツ施設等、キャンパス内外の本学施設の使用を中止(閉館)します。

・衣笠キャンパス
・びわこ・くさつキャンパス
・大阪いばらきキャンパス
・朱雀キャンパス
・大阪梅田キャンパス
・東京キャンパス

 本学は、今回の事件を威力業務妨害として所轄警察と連携し、必要な措置を講じてまいります。

 なお、5月15日(日)以降については、通常通りの運営を予定しています。




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【 智 】

2016.05.07

スポ健な…人々(1)

スポ健な…、という名前で、我がスポーツ健康科学部を大切に思っている人・人々・物・事を、時々、紹介したいと思います。いくつかのシリーズのうちの一つにしたいと思っています。取材を受けた方、どうか、優しくご対応くださいね!

さて、今日は、スポ健な…「人々」、として、スポーツ健康科学部事務室で仕事をされている段野真那(だんのまな)さんを紹介したいと思います。
[写真]



愛称は、「だんちゃん」です。だんちゃんは、スポ健事務室で、昨年一杯、学部教学関係の仕事をしていました。私は教学担当であったため、だんちゃんと本当にたくさん話をしたなぁと思います。そうそう、学生をサポートしたい、その想いで、この職を選んだと話をされていた記憶があります。

本学部では、就職した学生が大学に戻ってきた時に、必ず最初に立ち寄る場所が、「スポーツ健康科学部事務室」です。

[写真] 



学生は、「戻ってきました~。」と元気よく事務室に行きます。もちろん、教員の所に行くのは、後回しです!? このブログは、連休の中日の授業日に書いていますが、私が事務室に行ったときにも、卒業生の〇〇君が、「東京から、戻ってきました~」とドアを開ける、すかさずだんちゃん、「どう?元気にしてる~?」、〇〇君「ちょっと疲れています~。」、だんちゃん「スポ健で英気を養って、GW明けから、頑張ってね~。」と、とても温かな会話がありました。そんな、温かな優しい雰囲気を漂わせているのが、だんちゃんの良いところと思います。そして、極めて仕事熱心です。これも、学生をサポートしたい、という想いからの行動なんだろうな、と思います。だんちゃん、体を休めて、また、頑張ってくださいね。

今日は、だんちゃんのことを書きました。心で深く強く思っていることが、顔や行動に顕れる、人間とは、そんな存在かも知れません。そんなことをだんちゃんから学んだ一日でした。


良い週末を!


【 智 】

2016.04.30

昔、スポーツマネジメント領域、今、スポーツ人文社会科学領域

昔、といっても、6年前ですが、我がスポーツ健康科学研究科博士課程前期課程は、

・スポーツ科学領域
・健康運動科学領域
・スポーツマネジメント領域

の3領域から構成されていました。

当初のスポーツマネジメント領域所属教員が、以下の5名である。この写真、最近、撮りました。

写真


それで、この5人は、今でも、結構仲が良い。

例えば、こんな風に。。。

写真



左側の人は、目がないのではない。細いだけ。。。

あるいは、こんな風に。。。

写真

 

決して、娘と父親ではない。年のため。。。

たまには、こんな人もいる。

写真

 

。。。怯えている、何かに。。。


さて、この後、何を話したかは、残念ながら、ここでは披露できない。(ごめんなさい。忘れました。)
開学当初は、学部生1期生と院生1期生のみであったので、時間が少しはあり、よくいろんな所に行き、研究の話も含めて、5人で懇親を図っていた。

その後、研究科の改革が有った。スポーツマネジメント領域をベースに、スポーツ教育学領域が新たに加わり、現在のスポーツ人文社会科学領域ができあがった。
研究科の改革の中で、従来から、スポーツ人文社会科学に関する研究を進めておられた海老先生、岡本先生、佐久間先生がスポーツ人文社会科学領域に所属されることになった。加えて、スポーツアダプテッドの研究を進めておられる永浜先生、そして、一昨年にはスポーツ教育学・スポーツ哲学・発育発達学の研究を進めておられる上田先生、本年4月には、スポーツ教育学・体育科教育学・教育行政に関してよくご存じの友草先生及び産業心理学の研究を進めておられる杉浦先生をお迎えして、スポーツ人文社会科学領域は、総勢、12名の陣容を構えるまでに成長した。

スポーツ人文社会科学の学問分野に関する守備範囲は極めて広い。そのため、全学問分野はカバーできず、まだまだ、不十分な陣容である。だが、ここに集った教員は、とても誠実で、温かな人間である。学部生、院生の期待に必ず応えてくれます。

現在のスポーツ人文社会科学領域所属教員の懇親会が、今週予定されている。とても、楽しみである。ますます、パワーアップしそうな感じがしている。

スポーツ人文社会科学に関わる学問に関心のある高校生、大学生、どうぞ、スポーツマネジメントコース、スポーツ教育学コース、そして、スポーツ人文社会科学領域に、おいでませ~。

【 智 】

2016.04.23

慣れましたか?


 4月当初に咲き誇っていた桜が、葉桜になりつつあります。【写真】





 それから、「もう、3週間!」、「まだ、3週間!」、皆さんは、どちらの感想を持ちでしょうか。


 実は、スポーツ健康科学部・同研究科のインテグレーションコア6階から、琵琶湖が見えるんですよ。写真の中央に、堂々と横たわっています。




 私は、着任して、7年目に入りました。インテグレーションコア6階から琵琶湖が見えることに、大変驚いたことを覚えています。
 皆さんは、新しいクラス、新しい後輩・先輩、新しい環境に驚いたことがあったでしょうか。もう、新しい環境に慣れたでしょうか。

 この「慣れる」というのは、良くもあり、悪くもあるかな、と思います。
 さて、良い面ですが、慣れていくことによって、仕事がはかどったり、ドキドキしなくなったりしますね。安心して、様々なやりたいことに没頭できます。
 悪い面、は如何でしょうか。ルーティンワークとなってしまい、新たな創造や新たな発見ができにくくなる、ということもあるでしょうね。
 人間は、場所や人間関係などの新しい環境に入った時には、素晴らしい感性を発揮して、その新しい環境を注意深く見ます。そして、それが新たな創造や発見を生み出します。でも、ずっとその環境にいると、「慣れて」しまい、新たな創造や発見を生み出すことを停止します。そのような特徴を持っています。
 同じ場所や人間関係であっても、常に注意深く見る人は、新たな創造や発見を生み出すことが可能です。
 さて、皆さんも、新たな環境で気づいたことを心に刻み、そして、常に注意深く物事を観察して、新たな創造や発見を生み出してくださいね。

 写真は、インテグレーションコア6階から臨む夕暮れの琵琶湖

【 智 】

2016.04.16

やっかいで複雑なスポーツ人文社会科学領域!?

 写真は、スポーツ人文社会科学領域の教員と前期課程の院生である(全員ではありません)。立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科には、スポーツ人文社会科学と身体運動科学の2領域がある(先週のおさらい)。

 実は、この「スポーツ」に関連する考え方や言葉は、「人文社会科学」を基盤として成立している。それは、スポーツは、人間がいることを前提にした文化だからです。スポーツ人文社会科学領域は、人間、すなわち、漢字の「人」を対象とする学問領域です。




 人間は、とても「複雑」です。例えば、好きな人から、「ディナー」に誘われたら、すっごく嬉しいですよね。私だったら、俗に言う「有頂天!」になりますね~。けれど、もし、その人が次の瞬間に、「うっそ~。」って言ったら、どうでしょうか。。。私だったら、「ガックリ」して、泣いてしまいます。


 写真の中の人達を見てください。

 上の写真は、「ブログですよ~。」と、一言話した直後にシャッターを切った写真です。下の写真は、私が自分たちの座っている所を、自撮りした所です。 皆さん、結構、にこやかでしょ? 

 でも、次の瞬間に、私が、「廊下に幽霊がいるっ!」と、叫んだら、恐怖におののく、かも知れません。つまり、スポーツ人文社会科学領域が扱う「人」は、一瞬で喜んだり、一瞬で悲しんだりする、とってもやっかいで複雑、なんですよね~。




 そんなやっかいで複雑な「人」が、スポーツや会社経営や起業したり、同輩・先輩・後輩や同僚・上司・部下になったり、スポーツ集団・企業集団を形成したり、教育や法律や行政を担ったりしているんですね。そのやっかいで複雑な「人」がやっていること、具体的には、スポーツ、教育、行政、会社、「人」そのもの、等々を研究対象としているのが、スポーツ人文社会科学領域です。

 やっかいで複雑な「人」がやっていることを対象としているので、課題を解決する方法も、当然、複雑で多様になりますよね。そして、答えも、たった一つ、に決まることは、なかなかありません。


 やっかいで複雑だから、一筋縄でいかないからこそ、面白い! この領域の特徴かも知れません。


 このような特徴を持つ本研究科のスポーツ人文社会科学領域は、極めて広範な学問領域を扱っています。

 スポーツという名を冠した学問領域に関しては、スポーツ教育学、スポーツ心理学、スポーツ情報処理・統計、スポーツコーチング、スポーツ栄養学、スポーツマネジメント、アダプテッド・スポーツ。

 基盤的な学問領域に関しては、経営学、産業・組織心理学、精神生理学、健康心理学、発育発達学。

 学校教育に関する学問領域に関しては、体育科教育学、栄養教育論、学校保健学。


 結構、多様でしょ?


 さて、やっかいで複雑な「人」について、極めたい「人」、どうぞ、スポーツ人文社会科学領域に、お出でください~。


 因みに、2016年度のこのブログ、火曜日「ken」、水曜日「ippo」、金曜日「nao」、土曜日「智」の4人が、スポーツ人文社会科学領域の教員です。


写真は、スポーツ人文社会科学領域の教員と大学院生(一部です)。


2016.04.09

スポーツ健康科学研究科 ガイダンス

立命館大学スポーツ健康科学部と立命館大学スポーツ健康科学研究科
似た言葉だが、実は異なる。

立命館大学スポーツ健康科学部は、いわゆる大学生。学部生と言われたりする。
1学年220人定員で、4学年まであるので、880人定員。

立命館大学スポーツ健康科学研究科(以下、研究科)は、いわゆる大学院生。院生と言われたりする。
研究科は、2つの組織から構成されている。
第一に、博士課程前期課程。修士課程と言われたり、マスターと言われたりする。
正式には、立命館大学スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程、である。
修了すると、修士(スポーツ健康科学)と名乗ることができる。

第二に、博士課程後期課程。単に、博士課程と言われたり、ドクターと言われたりする。
正式には、立命館大学スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程、である。
修了すると、博士(スポーツ科学)と名乗ることができる。

大学院を卒業すると、高度専門職業人として社会に羽ばたく者や研究者になる者もいる。
人生の中で、極めて貴重な時間であったことに、後で気づく。その時に、「あれ以上はできなかった」と思える位に、
精一杯の時間を過ごして欲しい。

写真は、ドクターの学生さん達のガイダンスとマスター(スポーツ人文社会科学領域)の学生さん達のガイダンス。


2016.04.02

新入生歓迎式典

4月1日(金)は、新入生歓迎式典一色であった。

教員は、大会議室に、8:40集合。



その後、大教室(R101教室 注「R」というのは、ラルカディアという建物の略称)へ大移動。
新入生は、大渋滞に巻き込まれているという一報。開始を、9:05にする。

学園紹介DVD・新入生歓迎ムービーの視聴(これは、とてもよい)。
学部長からご挨拶、伊坂新学部長。
田畑前学部長から、バトンを受け継いでスポ健を率いる。

新入生代表者が、以下を声高らかに宣言。そして、教職員も以下を宣言。
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『スポーツ健康科学プロフェッショナル』宣言

立命館大学スポーツ健康科学部・大学院同研究科の一員として
ヒト・ひと・人を科学し
人々の健康と幸福 世界の平和に貢献するとともに
未来を拓くプロフェッショナルになることを
ここに宣言いたします

2016年4月1日

氏名 ○○ ○○
見届け人 ○○ ○○
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続いて、パネルディスカッション。
4回生1名、3回生2名、大学院生1名、計4名が、エールを新入生に送る。
その後、学生団体の紹介。オリター、AA、自治委員会、学生委員会、ICナビ。

246名の新入生と教職員の写真撮影。

この後、クラス分けテスト、クラス懇談会などがあり、きっと、新入生は、疲れたことでしょう。

4年後、
立命館大学スポーツ健康科学部・大学院同研究科の一員として
ヒト・ひと・人を科学し
人々の健康と幸福 世界の平和に貢献するとともに
未来を拓くプロフェッショナルになって
卒業されることを切に願う。

【 智 】

2016.03.26

一年の最後となりました

ブログも今年担当として、最後となりました。
なので、写真も贅沢に4枚加えてみました。

初なので、どの順に見えるのかわかりませんが、
色んな写真を出してみました。
何の写真かの説明は一気にはしにくいので、好きに想像をしてみてください。
こんな説明で良いのかどうか、わかりませんが・・・


さて、一年が過ぎましたので、このあたりでまとめ、でもしていきたいと思います。

2016年度の活動の方向は、先週書きましたので、
今回は、自分自身の行動の指針でも書いておこうと思います。
色んなことをしていますが、なぜこんな事になるのか、という理由です。

きっと誰も読みたくないと思いますが・・・


基本は、仕事を断らない、に尽きます。
何でも振られたものは、受けます。
できるかどうか、というよりも時間があるかどうか、で相手に断りを入れつつ、
仕事は受けます。

時間は、いかに作るのか、が重要です・・・

で、コミュニケーションの機会も断らない・・・飲み会は誘われれば行く、という事です。
かぶると、人のつながりの少ない方を優先しますが、誘われれば行きます。
お金は天下のまわりもの、なので、いずれ返ってくると思いますから、
お金は気にしません(笑

そして、行動の基準としては、社会的に正しいことをする、という事です。
自分のため、自分の周りの近いコミュニティのため、ではなく、
より大きな社会から見た時に、正しい行動か、という事を考えます。
なので、どんな依頼でも、社会的に正しく見えるのか、自分への利益誘導に見えないのか、
を自分に問います。
なので、自分への利益を考える人からは、よく誤解をされますが・・・

最後に、思考の基本は、いろんな断片的な情報や知識を組み合わせる、
そして組み合わせる時には、その組み合わせを受ける人、を意識的な対象とします。
単純に言えば、顧客の事を考えて、発想をしようとする、という事ですね。
利用する顧客が楽しんでくれたり、満足してくれたりしないと、
こちらもさみしいので・・・


そんなこんなの方針で動いていきます。
毎年忙しくなっていきますが、とりあえず、今後ともがんばります。

みなさん、1年間読んでいただいた方、ありがとうございました。
肩の力の抜けるブログだったと思いますが、
また、機会があれば、お願いいたします。

ではでは、またね~♪

みち
さて、一年過ぎて、長いようで短く、短いようで長く、微妙ですね・・・ただ、その場でネタを考えるのは、なかなかしんどく、どうしようか、と思いつつ挫折しませんでした。あと、このコーナーも作りましたし。応援?ありがとうございました。

2016.03.19

何を書こうか悩みは大きい

さて、残すところ、後2回。
今回の写真は、先日滑り収めにスキーに行った時のもの。
あいにくの雨で、身体の芯まで冷え切りましたが、思う存分滑ってきました。
たぶん半日で20kmぐらいは滑ったはず。

で、雲が出ていて、雲の海の中に山が見える、という、
ちょっと良い雰囲気だったので撮った写真ですが、いまいちですね・・・


今日のテーマは、何にしよう・・・色んなことをしていて、
で、何も成果が最後まで達していないような気がして・・・
はてさて・・・という今日この頃です。

・・・まだ1年を振り返る、と言うネタは1週残っているしな・・・
・・・そうか、次年度の予告をすればいい!(笑)

と言う事で、次年度に決まっている仕事ネタ(笑

教員は、授業をする、と言う事、そして研究をする、と言う事はありますが、
それ以外にも、多くの仕事があります。
私は、それ以外の仕事が多いパターン。

すでに決まっている事。
(以下、順不同)

(1)大津市の保健所と、リスクコミュニケーションの講座をすること
昨年、保健所と共同提案して通ったのですが、
食品の安全について、リスクをどのように一般の方に知って頂くか、
という講座を2016年度には、募集をして、はじめていきます。
けっこう食の安全、ってデマも多くて、統計的な安全性以上に過敏であったり、
無関心であったりします。
例えば食中毒は、どんなものでもリスクはありますが、
温度管理も含めて一般家庭ではリスクについてそこまで考えられていないですが、
一方で、添加物や農薬等の事については過敏すぎたりします。
いつも気になるのは、農薬がいやだ、と言いながら、
見映えの良い野菜しか選ばない人、とか・・・
だって、農薬を使う量を抑えれば抑えるほど、虫がつきやすく、
見映えは悪いモノが増えるんだけど・・・
手間暇を考えて、値段が高くなると、もっと安くするのが農家の努力、
と農家に押し付けて、正当な対価を払う事を嫌がる人も多いですが。

それはさておき、食品の安全に関するリスクコミュニケーション事業をします。

(2)住みやすさについて研究をしていくこと
草津市と色々と関わっていますが、その研究所で、私が担当するのが住みやすさ。
2015年に市民へのアンケートを取って、利便性が草津市に住んでいる理由、
というところまでは、数字で把握しました。
ただ、利便性だけだと、もっと利便性が高いところに、居住地を変えていきます。
そこで、利便性よりも、草津市に住んで良かった、と思えるようなポイントはどこか、
を探っていきます。

(3)プロ野球の独立リーグに加盟申請をしている滋賀のチームをサポートすること
なんとなく、巻き込まれたのですが、滋賀のチームのサポートをします。
すでに始まっていて、NHKなどで報道もされたのですが、
やっぱりプロチームが大学のある滋賀にあって、
大学と関わりながら強くなっていく、と言う事ができたら面白いでしょ、
というようなところから、サポートして行きます。
楽しそうでしょ!
加わりたい人がいたら、ぜひ!

(4)淡水真珠の市場調査をすること
前にも書いたと思いますが、びわ湖で養殖されていた淡水真珠を、
もう一度復活させよう、という動きがあります。
その関係で、市場調査をしていきます。
今年度は、深堀か、事業者での取り扱いか、どちらかですね。

(5)地域に住んでいる方と組んで地域の元気を生み出していくこと
これは、まだ方向性も含めて、別途考えている人がいますが、
やっぱり、BKCの近辺を、学生が住んで良かった街にしていく、
と言う事が必要だと思っています。
そして、当然学生だけでなく、住んでいる方も、
そして勤務している人も含めて、ここに来て良かった、という実感を持てるようなこと、
が必要になります。
そこで、地域の元気を生み出していくこと、に色んな面から関わります。
第一段が、街づくり団体である青年会議所のワークショップのコーディネーターかな・・・

(6)地域の農と関わりブランドを作っていくこと
ブランドがあるかどうか、で農作物の価値は変わります。
魅力的な食べ物の生産のためには、安定した収入が必要で、
その収入を支えるのは、買ってもらえる価格です。
その価格づくりのためのブランドづくり。
これは一年では終わりませんので、気楽にやっていきます。

(7)近江牛を使った学食メニューを出すこと
これは、話が詰まりつつありますが、BKCの生協の学食で、
近江牛を使ったメニューを出します。
さて、何になるかは、今後の話し合い次第ですが、
学食で近江牛、しかも学食価格で、ってなんかわくわくしません?

(8)より良い立命生協を作っていくこと
前の近江牛とも関わりますが、立命生協の副理事長として、
(今度の総代会でクビになったら、関われませんが・・・)
よりよい生協を作っていく事をします。
なんとなく、わくわくする、何か新しいものがある、
そんな生協を目指したいなぁ、と思っています。

(9)留学生向けのお寿司の教室をすること
これは、ほとんど人任せですが、留学生のために、
お寿司屋さんに来てもらって、巻きずしを作ってみるとか、
そんな事をしていきます。
とりあえず、もうちょっと詰めなきゃ・・・

他にもまだまだあるような気がしますが、とりあえず大きなこと、
決まりつつあること、はこんなものかな・・・

なんか、急に気が重くなってきましたが、とりあえず、楽しい事をやる!を目標に、
楽しく過ごそうっと。
そういえば、ここに書かなかった副のつく役職の仕事・・・やらなきゃ・・・


ではでは
(なんとなく気が重くなりつつ・・・)

みち
次回は総決算として、1年間の飲み会回数と、そこで使った金額がいくらなのか、ざっくり計算してみようっと。絶対に計算しない方が自分の心と財布を考える時に良いのですが。しかし、飲みで領収書をもらうけど、使い道がない・・・