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2016.03.12

カウントダウンあと3回

さて、あと3回。

今日の写真は、ホンモロコの炭火焼き。
先日、ホンモロコを食べる会に行ってきて、写真を撮ってきました。
ホンモロコは琵琶湖の固有種で、かつてより数が少なくなっていますが、
養殖もされています。

ちなみに美味しい!!


そうそう、昨日は東日本大震災から5年目となりました。
色んな人が色んな想いがあるかと思います。
そして、阪神淡路大震災からは、21年あまりが過ぎました。
40年ちょっと生きてきた中で、他にも新潟県中越沖地震など、
様々な大地震がありました。

記憶に残っているもの、残っていないもの、
そして世代によって異なる記憶・・・生きていく中で、色々な違いが出ていきます。

ふと思えば、今学生となっている年代の若者は、
阪神淡路大震災は知らず、東日本大震災も中学生ごろの記憶です。
語り継ぐべきこと、語り継ぐことができなくて消えていくこと、
色んなことが生じているなぁ、と。

そして、震災の記憶を最も長く残すシンボルは、フクシマの原発です。
震災直後から様々な手を尽くして安定させてきていますが、
廃炉まで、そして完全に解体されていくまで、まだまだ時間がかかります。
その間、震災の記憶は、消える事はないでしょうね。


そういえば、原子力発電所が良いかどうかは色んな話があります。
ただ、将来どうするのかを抜きに、原発はやめるべきだ、
という議論は、NIMBYに近い意識でしょうね。
NIMBYは、Not In My Back Yardの略で、
必要かもしれないが、近いところはヤダという事です。

原発自体は、都市部の電気を支えるために運用されてきました。
東電にしても関電にしても、電気の利用の多いのは都市部で、
その都市の利便性を支えてきたのが多様な発電施設です。

これからの社会の中で、スマートグリッドと言われるような方法が、
たぶん中心になっていきます。
インターネットは、分散されて処理されて、ネットワークのスピードを上げています。
これと同じように、電気も小規模発電を組み合わせて地域の電力を支える、
という方法が中心になっていくかと思います。

そうなったときに、消費と生産のバランスが取れないのが都市部です。
今後を考えていくときには、こんな都市の在り方を考えていく、という必要があるでしょうね。


という事で、そろそろ真面目に考えながら書いていたら疲れてきましたので、このへんで・・・
ではでは。
今後の社会の中で、何が必要になるかはわかりませんが、日本では、都市を維持する負担を、地域が負担し続ける事ができるのかなぁ、という疑問を持ちつつ、今週は3日続けて飲み会・・・多いなぁ・・・

2016.03.05

本年のブログ担当もあと4回(のはず)

さて、ブログのスタイルも、だいぶ定着して、
しかも忘れかけるのも定着して・・・

ではなく、最初に写真の説明から。

今日の写真は、昨年の12月に撮ったものですが、
蓮の写真。
草津にある水生植物園の温室の中で咲いているものです。

なんでこの写真かと言うと、

梅が満開だなぁ
  ↓
梅の写真?
  ↓
最近撮った写真では満開っぽくない・・・
  ↓
いっそのこと、蓮ではどうだ!草津つながりだし。

という思考の流れでした。

で、カウントダウンに入ったブログ担当ですが、
毎回テーマで苦労しています。
今回も、主な話題がなく・・・

そうそう、小ネタ。
スケジュールの調整を容易にするために、
私の仕事関係のスケジュールに関しては、
Googleカレンダーで、共有専用のIDを作って、
色んな人(関連部署の担当者・院生)が共有しています。

で、共有していると、院生が自分は時間がある・・・という自覚が出来て、
それはそれで良いのですが・・・ではなく、

スケジュールに「JC」と略称を書いているものがありました。
その時に、ある職員さんに、何?と言われました。

さて、この略称は、何の略称でしょうか??

正しくは、青年会議所(Junior Chamber)の事でして、
最近、草津市のJCと色々しているので、そのスケジュールが入っていたのですが・・・

ある人は、女子中学生・・・
確かに略称でありますが、なかなか・・・

ある人は、ジャパンカップ・・・
確かに、JC+競馬でググると出てきますが・・・

一体スケジュールに入っているワードを、どうしたら・・・


そういえば、スケジュール小ネタでもう一つ。

博士のゼミの院生に、「禿(かむろ)」という院生がいて、
人と会う事をスケジュールに書くときには、
基本的には人の名前を書きますので、
ただ、「禿」とだけ、スケジュールに書いていました。

そうしたら、言葉をそのまま読んだ別の院生がいて、しみじみ聞かれました。
「先生、ハゲって、どんな予定なんですか?」
確かに「禿」は「ハゲ」とも読みますし、こっちの方が一般的だと思うんですが・・・
さすがに予定に「ハゲ」はないだろう・・・と自分では思うのですが、どうでしょう??


しかし、自分でもスケジュールはたまに混乱する事があって、
予定に、「ゼミ生飲み」とだけ、一時期書いていて、
「ゼミ生」って、3回生?4回生?大学院??
どの飲みだったっけ・・・とわからなくなり、
その後、「○回生飲み」と書くようになりました(笑

今も見ていると、「○○飲み」と何の飲み会かちゃんと書いてあって安心。
「懇親会」とだけ書いてあると、また何の懇親会だか・・・と混乱したり・・・

いやはや、スケジュール管理って大切ですね(笑

特に懇親会などは、何の懇親会だかわからないと、
詳細がやがて来るはず・・・と思いながら、ドキドキしたりしています。


ふむ・・・ネタ・・・スケジュールネタで今回終わってしまった・・・
ここのところ、固い文章が続いていたのですが、残念?です。

ではでは。
みち
さてこの雑記帳もあと3回。楽しく読めるコーナー、そしてちょっとだけためになる(かもしれない)コーナーを目指してきましたが、どうでしょう??なんとなく見えない字も定着したので、それはそれでいいかと思いつつ・・・そもそも4月当初に何を書いていたのかも覚えていません・・・

2016.02.27

公と私

今日の写真は、くまもんの足跡。
先日行った飲食店で見つけましたので、写真を撮ってきました。

・・・写真ネタが少なくなっています・・・

そういえば、この頃、このあたりの飲食店で、くまもんの絵入りのお菓子もらったっけ・・・


で、今日のテーマは、「公と私」

うしろの方は、別に私の話ではなく、公領域と私領域です。
このテーマは、先週書き終えたあたりから、ずっと書かなければ、と思っていました。

そう思ったのは、よく「昔は・・・」と聞くからです。
おそらく、社会の変化の中で、大きく変わっていったのは、
「公」の意識と、「私」の意識だったと思います。

たとえば、50年前には、歩きながら飲み物を飲む、
という事は全くありませんでした。
それは、公けでできること、が強く限定的に意識され、
一種の公けでできる・すべきことの美学がありました。

それが、徐々に変わっていきます。
例えば、食べるスタイルなどを変えたのが、アメリカからのチェーンでした。
マクドが日本に出てきて、立ち食い、歩き食いのスタイルがかっこいい、という事で、定着をしていきます。
その後、コンビニが出て、さらに食に関しては意識が変わっていきました。

要は、私領域が公領域に出ていった、という事です。

他にも、音楽では携帯型の音楽機器として、
ウォークマンが登場する事により、動かせなかったステレオが動かせるようになり、
私領域で聞かれていた音楽が、公領域でも同じように聞く人が増えました。

で、実際にこれを書こうと思ったのは、
公領域で、公人としてふるまえる人が減っていて、
公領域で、私の考えや意識を大きく出していく人が増えているなぁ、
と思ったからです。

要は、みんながどうか、公けでどう思われるのか、という事をあまり考えずに、
私はこう思う、こうしたい、という意識を強く持っている人が増えていると思います。
一時期、道端に座り込んでいる若者が話題になりました。
従来、座るとしたら、公けでは座ってよいスペース、椅子など、に座っていましたが、
家の中で座るのと同じように、外でも座るようになった、という事です。

他にもいろいろと公と私の境界が低くなっていて、社会が変わっていっているなぁ、
と思っています。

それが良いのか悪いのかは、
何十年もかかって、どうなのか、という評価がわかっていくとは思いますが、
社会は、どんどん変化していくなぁ、と今更のように思いました。


本当は、もっと書かなきゃいけないことがあったような気もしますが、
なんとなく、疲れが溜まっているようで、頭が働いていないので、この辺で。

ではでは。
みち
話を聞きながらブログを併せて書いていますが、両方同時作業が今日はできません。きっと疲れているから・・・年を取ったからでないはず。さもなきゃ今週3回飲み会があったからかもしれません・・・

2016.02.20

少子化

今日の写真は、先日高知の小学校に授業見学に行った時のウェルカムボード。
ちゃんと仕事に行っています(謎

でも、最近ブログ更新が遅れ気味。
なんとなく、忙しすぎる・・・という気がしています。
・・・自由に出張したい・・・


さて、今日の話題は、少子化。
そうそう、高知に行くと、つい少子高齢化の事を思ってしまいます。
そのうちの、子どもが少ない少子化・・・

見学した小学校は、生徒数100名ぐらい。
話を聞いていると、高知県内は、100名前後の小学校が多いとか。
1学年1クラス、15名平均という少人数教育です。
でも、15名だと・・・体育の授業で、チーム競技で試合ができるかどうか、
という人数で、なかなかしんどいかも・・・と思います。

遊ぶにしても、近所に同じぐらいの年代の子どもがいるとも限らず、
特にみんなで遊ぶ、と言う事がやりにくいだろうなぁ、とも思います。

これから日本の少子化が進んで行くと、日本全国で同じような状況が拡がり、
都市部以外では、子どもの成長が、とても限られた範囲で進んで行く、
という今まであまり表に出なかった事が進行して行きます。

今までも、過疎、と言われるような地域では、
子どもの減少の中での発育発達の事がありましたが、
これが日本全国に拡がって行って、
さらには、コンパクトシティという号令のもとで、
さらに子どもが街中に集中し・・・となっていくのでは、と思います。

そうそう、コンパクトシティという発想が個人的には嫌いで、
今後の社会を考える上で、全く納得していません。
コンパクトシティの発想の源は、単純に言えば、
人やお金の資源が限られていく中で、
都市に人が集中した方が効率がいいでしょ、
というものだと思っています。

確かに、集中した方が効率がいいのですが、
人が生きていく、と言う事は効率だけで語られる事でもなく、
むしろ、冗長性の方が重要では、と思っています。
以前、多様性について書いてもいますが、
やっぱり多様性を保つ、と言う事が、
文化の発達や人としての成長を促す、と思っています。

それは、「違う」と言う事を身を持って知る事によって、
違いを理解し、違いを受け入れる、そんな社会が出来ていくのでは、
という考えからです。
違いを受け入れない、と言う事は、ナチズムと通じる部分もあって、
あるものが優れているから、それだけで良い、
優れていないとレッテルを貼ったものは、いらないんだ、
という思想につながります。

こういう事を考えていると、
こんな思想って、どうだろう?
正しいのだろうか?
自分の考えさえ満たされれば良いのだろうか?
など、色んな事を思います。

そうそう、日本で言えば、自己実現、っていう怪しい言葉も、
けっこう信じ込まれていて、また誤解されています。
自己実現=自分のやりたい事をやる、
と思っている人も多いですが、
マズローさんの言った事は違っていて、
他人から認められて、社会の中で自分として生きる場が出来た上で、
他人のために自らが実現しなければいけない、と思う事をしていく、
というようなものです。

最近、色々事件などを見ていると、
自分さえ良ければ・・・
自分さえ幸せならば・・・
など、「自分」が世界の中心、と言うものが多くて、
なんかなぁ、と思います。

ただ一方で、自分と社会と重ね合わせて、
自分が出来る事をして、より良い社会を・・・
という人も増えていて、特にいわゆる田舎、と言われるようなところで、
がんばっていたりします。

そういえば、少子化がテーマだったっけ・・・
ずいぶん遠いところに来たものだ(笑

で、少子化に話を戻すと、
子どもの間の社会化が、その後の世界観・社会観に影響を与える、と思うのですが、
子どもが少ないと、そんな世界観・社会観の変化が起こっていき、
その変化が世界や社会を変えていきます。
変化が人間のためのより良い社会を作るのか、
それとも悪くしていくのかはわかりませんが、
世界観・社会観を形成して行く上で、今の大人の役割が大きくて、
そんなこんなで自省しなければ・・・と思う今日この頃でした。

さて、今日は長くなりましたが、このあたりで。

ではでは。
みち
土曜日に来て書いていると時間があるので長文に(笑)。でも、なんとなく忙しくて体がちょっと弱っているらしく、目が腫れぼったく痛いです・・・昨日抗菌目薬を買って帰って説明の文章を読むと、目薬は菌を抑えるけど休養がないと治らないよ、と書いてありました(笑)。休養ねぇ・・・

2016.02.13

やわらかあたま

今日の写真は、先日食べた近江牛。
3人分の量ですが、けっこう食べがいがありました。
みんな、お肉でお腹いっぱい・・・

で、こんな写真を上げるのは、これ以外に写真がないから。
最近、BKC、KIC、朱雀をウロウロし、
休みはイオン、A-squareをウロウロし、
なんとなく、ウロウロしている範囲が狭くなっています・・・
・・・旅したい・・・


で、まだテーマを考えないまま書いているのですが、何がいいでしょうねぇ。
ふむ・・・なんでしょうねぇ・・・ここのところ作文しすぎていて、思い浮かばない・・・

そうそう、近江牛を食べた時、食品衛生の方と一緒でした。
で、安全と安心は違う、とか、いろんな話をしました。
って・・・これではつなぎにくいな・・・

そうそう、地域とつながる、という話もしていますが、これも話しにくいなぁ。
ネタが決まれば書けるのだけれど、ネタが決まらない。

そうそう、そろそろ定期試験の採点も終わりました。
今年はできがけっこう良くて、なんでしょう・・・・真面目すぎる、という感じの答案が多かったと思います。
はっちゃけた答案があまりなく・・・もっとはっちゃけても良いのですが。

きっと、期待に沿った真面目な回答以外は点数が出ない、と思っているのでしょうね。
論述形式の試験で、思考を中心としたものですので、
回答も多彩で、オリジナリティがもっとあって良いと思うのですが、
そういうものがなかなか出てきません。
想像力をもっと持って、ユニークな回答がほしいなぁ、と思っています。

発想力と言ってもいいかもしれません。
発想が拡がりがないと、新しいものも、新しいことも、何も出てこなくなります。
拡がりがイメージできれば、自分の考える事を実施していくときにも、
色んな拡がりをもった関連が出ていくと思います。

昔々、やわらかあたま、というCMがあったと思うのですが・・・
Web検索で、DSソフトしか出てきませんが・・・
柔らかいアタマがあれば、拡がりができていくかなぁ、と思います。

アタマを柔らかくするには、どうすればよいのかは・・・なかなか謎ですが、
色んな角度でモノを見る、という事も一つかなぁ、と思っています。

とりあえず、いつもよりとりとめがないですが、このあたりで。
ではでは。
みち
先週が長かったので、今週が短い・・・というわけではなく、体力が尽きてきました(笑)なんで尽きているのかわかりませんが・・・そうそう、写真の近江牛は美味しかったですが、量が多く飽きてしまいました。で、しばらく肉はいらない気分です・・・

2016.02.06

イノベーションと多様性

今日の写真は、北野天満宮の写真。
学問の神様と言われる菅原道真をまつる天神さんです。
梅がちらほら咲きつつあるようで、ちょっとずつ、春っぽくなっています。

今回は、ブログ内容とはまた関係なく、入試シーズンと言う季節感と併せてみました。


で、ふと思うと、今日を含めてあと8回の担当となりました。

土曜日は、落ちがどうなるのかわからないブログですが、
3月26日の最終担当(のはず)の日には、一年間の大団円を迎えられるはず、です。
たぶん・・・ですが・・・


で、内容を何にしよう・・・と思いつつ・・・ちょっと前に何かアイデアが生まれて、
ふっと過ぎ去ったなぁ、と・・・

そうか、昨日、経営の先生と話をしていて、
多様性の大切さ、について話をしていたから、この話しにしようっと。

タイトルに「イノベーションと多様性」と入れて・・・


さて、タイトルが決まったところで、本格的に書き始めます。

「イノベーション」とは、聞いた事がある人や、内容について詳しく知っている人も多いと思いますが、
説明から始めていきたいと思います。

イノベーションとは、技術革新と昔は教えられましたが、
近年は辞書も変わったようで、オンラインで見てみると、「革新・刷新」となっています。
つまり、何か新しいモノを生み出す事をイノベーションと呼びます。
検索すると、あちこちで引っ掛かりますが、
元々はシュンペーターというオーストリアの経済学者が、
『経済発展の理論』と訳された本の中で提唱したものです。

(・・・今回は、教員っぽい内容だぞ・・・自分で感心してどうする・・・)

私の理解では、経済成長が成し遂げられていく中で、
何がその成長の中心となるのか、と言う事から生み出された概念だと思っています。

その上で、良く言われるのは、
イノベーションとは、全く新しいモノを生み出す、と言う事を目標にするのではなく、
新しい組み合わせを生み出して、その結果として新しい価値を生み出す、
と言う事です。

この違いは、出発点の違いです。
何もない中で、全く新しいモノを生み出そうとしても、生み出すことはできません。
むしろ、今あるモノの新しい組み合わせを生み出す事によって、
結果的にイノベーションが生まれる、という事です。

私自身が良く例に出すのはコンビニですが、
コンビニは、社会を変えるようなインパクトを与えました。
営業時間にしても、中食にしても、ペットボトルにしても、
コンビニの影響で定着したと言っても過言ではありません。
結果的に、冷蔵庫をもたずに生活をする、という人も増えました。

この誕生には、諸説はありますが、社会的な制約が大きかったのだと思っています。
コンビニが誕生した1980年前後には、大規模小売店舗法という法律があって、
規模の大きな小売のチェーン店を出店しようとすると、地域の同意を得なければ出店できませんでした。
その過程として、地域の商店街が大型店の中に出店するようなスタイルも生まれています。

で、コンビニのサイズは、この大規模小売店舗法の対象とならないサイズで、
自由に出店できるものでした。
アメリカのサウスアイランド社が、セブンイレブンというブランドのチェーンを出していて、
それを導入したのですが、日本に合わないようなスタイルのソーダを売るような店で、
しかもチェーンとしては、いまいちな状況でした。

そこで、法律に引っ掛からずに自由にできるという事を利用して、
長時間営業・・・当時は10時~17時ぐらいの営業時間が小売店では普通でしたが・・・を始めました。
セブンイレブンも、元は7時~23時まで営業しています、というものです。
その中で、消費者のライフスタイルの変化・・・労働時間の変化や若者の生活時間の変化など、
に支えられて成長して来ました。
当然、出店して、色んなニーズに合わせていく中で、現在のような品ぞろえに落ち着いたのですが、
コンビニの根本は、
法律外+長時間営業+若者に特化
という単純なものです。
その後、POSレジの導入などをして、
仮説→検証というニーズを先にかなえようとするモデルを作っていきます。

つまり、イノベーションとは単純な事です。

他にもヤマト運輸もイノベーションで出されますが、
当時、どこも郵便局ぐらいしかしていなかった個人宅への小口荷物の配送、
に特化する事で急成長を成し遂げました。
運輸で言えば、大口の取引先の荷物でトラックを満載する、と言う方が、
金額としては大きな金額が一定入りますが、
そうではなく、単価の高い小さな荷物を集める事で、
売上を伸ばしていこう、としたのがヤマト運輸です。
元は、三越の配送を中心的に担っていたのですが、それだけでは下請けとして、
将来がない、と思ったのもあるとは思いますが・・・

しかし、イノベーションで長くなってきたな・・・まあ、あと8回だからいいか・・・


で、タイトルの「イノベーションと多様性」に話を戻すと、
コンビニにしても、ヤマト運輸にしても、新しい発想がなければ、生まれなかった、
というものです。

つまり、小売にしても、通常の発想では、

品ぞろえが豊富な方がお客さんが喜ぶ
そのためには、陳列するスペースが必要
地域に納得してもらって、ある程度の大きさの店舗を出さなければ、

となりますし、

文中で書きましたが、運送にしても、

トラックを満載しなければもったいない
満載して届けられるような荷物を取らなければ
大口の荷物を出してくれる先に営業して契約をしよう

という発想になります。

で、新しい発想を生み出すためには、あえて新しい刺激を受けるしかありません。
つまり、同一業界で同じ仕事をしている人同士で話をしていても、
なかなか新しい発想にたどり着かない、裏返せばやはり同じような発想をしてしまう、と言うことがあります。

これを変えるためにも、違った人から新しい刺激を受けて、違った発想をしていく、と言う事が重要です。
そのための多様性が必要だ、と言う事に尽きます。

ただ、新しい刺激を入れても、受け手が受け入れる素地がなければ、
結局、同質化した集団から刺激は排除されて、何も起きない、と言う事もよくあるのですが・・・


で、そうそう、最初に戻ると、元々経営の先生と会話していたのは、学生の話で、
やっぱり、
違った学びをしている、
違った考え方を持っている、
違ったものの見方をしている
こんな集団を作って刺激がないと、
新しいものは生まれないよね、
と言っていた事から、こんな話になったんだった・・・


さて、ここまで飽きず読んだ方は、ぜひ、自分自身に問うてみてください。

同じ考えに固執していないか、
同じ考え方の人とばかり話をしていないか、
違う考えの人と積極的な対話をして刺激を受ける機会を失っていないか、

です。
このあたりの刺激が良いと考えるのは、私自身の好みもあるのですが、
毎日が同じ日々で、10年間同じ考えで、同じ事を反復しているのでは面白くない。
むしろ、今日と明日と、少しでも自分自身を変えて、
ちょとでも成長しつつ、なんか新しい事をやって生きていきたい、と思っているからです。

平穏な日々を望む人がいるのは、充分わかりますが、ただ、20年経って振り返ってみた時に、
日々同じで、新しい事が周りで何も生まれていない、というのは、
ちょっとさみしいかなぁ、とも思います。

そんなこんなで、日々楽しく、忙しく、人生は遊び!と割り切って活動している私でした。

ではでは。
みち
今回は、長いぞ・・・これだけ長ければ、2週間分ぐらいあるんじゃないだろうか(笑)来週は、とても短縮バージョンになったりして・・・ただ、スケジュールを見ると、長く書けそうな気もする・・・会議中に(笑)

2016.01.30

未来を志向すること

今週の写真は、草津のとある場所。
ここが、今後面白く変わっていく予定です。
どう変わっていくかは、お楽しみにしていてください。

ところでふと思うこと。
・・・なんだかわからない写真を掲載して、次報を待て!でいいんだろうか・・・
いや、たまには、謎かけみたいな写真があってもいいじゃないか(笑

そんな開き直りの今日この頃。


さて、本題。
(・・・実は本題に入ろうとして、何を書くべきか考えています・・・)
お、思いついた!
と言う事で、ブログのタイトルが「未来を志向すること」に決まりました。
(・・・実はさっきまでの打ち合わせの方向性がこの内容だったり・・・)

そう、自分自身の経験で言えば、未来を志向して、
自分自身の行動を変える事を意識し始めたのは、
やっぱり子どもが出来てからでした。


理由は単純。

1.社会は連続して作られている
2.自分がすること、していく事によって未来が一部でも作られる
3.子どもが生きていくのは未来の世界
4.この未来の世界を作っていくのは、今の私の責任

という構図を、ふと強く認識したからです。

言い換えれば、親の背を見て子は育つ、と言うやつですね。
・・・ちょっと飛びましたが・・・

自分自身がきちんと責任を持って行動をし、
子どもの良き手本として、
また未来を作る事を意識して行動していく事で、
子どもから見た社会も変わっていくのではないか、
と思っています。

で、「未来を志向すること」に戻っていきますが、
結局のところ、ビジョンをどう持つのか、
また子どもが大きくなった時に、どんな社会であってほしいと思うのか、
そして、そのために何をするのか、
によって構成されると思います。

(・・・今日は飛び気味かもしれない・・・そういえば、シューマンの飛翔という曲、好きだなぁ・・・)

一時期有名になったバタフライ効果ではないですが、
ちょっとした事でも取り組んで行く事で、大きく変わっていくかもしれない、
いや、変えなければ、と思うのであれば、行動しなければならない、
と思いました。

自分自身が子どもが生まれて、今まででずいぶん変わったなぁ、
と思うのが、この行動の部分です。
結局、思ったとしても変化は起きず、
行動する事によって変化は生まれていきます。

なので、「未来志向」というのは、
未来を想う事ではなく、
未来に向かって行動する事なんだなぁ、と考えています。

「ない」と不満を言うのではなく、
「なければ作ろう!」と思わなきゃね、
という今日この頃でした。

・・・でも、作る事に関わり過ぎると、量が多すぎて回せなくなりがちなので、
そこは気を付けましょう・・・

今日はこの辺で。
ではでは。
みち
飲み会も数が増えると酔いやすくなるようで、最近酔っ払うのが早くなっています。ついでに酔っ払っていると、時間の経つのも早く、あっという間にモノゴトが過ぎ去っていくような気もしてます(笑

2016.01.23

大学の最近

今日の写真は、さて、どこでしょう?
このクイズに答えられる人は、ほとんどいないのでは・・・と思いつつ・・・

今日の写真は、BKC国際寮のエントランスロビー。
けっこうマニアックなところです。

駐車場の奥から行くのが一番近いのですが、ゲートはカードで管理され、
寮生と関係する職員しか通れません。
で、山を越える階段が、片側108段。
先日越えた際に、「煩悩階段」と、こっそり名付けました。
登っている間に煩悩が薄れ、降りて来る間に煩悩が元通りになるという・・・

で、行った理由は、1/30(土)に地域の方を招いて、
国際寮でイベントをするので、そこで野菜販売をしてほしい、
という関係でした。

最近、何をしているのやら・・・としばしば振り向いたら思います。


そういえば、先々週あたりに、暖冬ネタをしましたが、
あっという間の今週は、冬らしい冬。
そうか・・・比叡や比良の雪景色を写真ネタにすれば良かった・・・


で、本題。
本題が何かと言うと、まだ本題のタイトルすら思いついていないのですが・・・

そういえば、大学は試験シーズンに入りました。
(よし、タイトルは「大学の最近」で・・・)
21日から定期試験に入り、これが終わると入学試験が行われます。
教員は、定期試験には関わるのですが、入学試験の監督は、職員の方が全国に行って、
入試の様々な仕事をしていきます。
なので、大学内の様々な仕事も、入学試験時期になるとストップしたりします。
会議もほとんどなくなり、ちょっとした平穏な時間がやってきます。

ただ、定期試験の採点やら、成績をつける作業やら、
セメスター終わりのやらなければならない事も出てきますので、
なかなか落ち着きません。

ふと自分自身を振り返ってみると、
大学の教員って、外から見ていると、なんとなく時間がゆったりしていて、
マイペースで仕事ができる、と言う事からも教員と言うキャリアを選んだ覚えがあるのですが、
さて、そんな優雅な商売ではないな、という事に数年前から気付きました。
特に、様々な営業を(大学教員の営業って想像しにくいと思いますが)するようになってから、
なかなかハードですね・・・

ただ、色んな人と関わる事が多くなったので、色々と楽しい事?も増えています。
地域の元気なお母さん方と、今日、草津市の男女共同参画の講演会のフィナーレで、なぜか踊ります。
そして火曜日の午前中は、地域の就学前の子どもたちと遊んできます。

最近、何をしているのやら・・・ですね(笑

なんとなく、雑記帳っぽくなっていますが、
そんなこんなの今日この頃、でした。
みち
定期試験と思いつつ、その写真を撮ってあげれば、写真に困らない・・・と一瞬血迷った考えが試験監督中に出たのですが、それはやっぱり話題になり過ぎるな・・・と思いやめました。やったら、たぶん悪い話題で取り上げられるはず・・・

2016.01.16

後期の講義の振り返り

さて、今日の写真は、雪を撮りに行ってきた?ので、その写真です。
場所は、岐阜の高鷲スノーパーク。
奥伊吹のあたりが近くて良いのですが、
雪がないので、ちょっと遠くまで、です。

ついでに、携帯をアクションカメラ代わりにムービーを撮ろうとして、
うまく撮れませんでした。
アクションカメラ、欲しいなぁ・・・


それはさておき、本題に。
本題と言っても、何を書こうか、とはあまり考えていないのですが、
そろそろほぼ講義も終わったので、講義の振り返りでも。

今年は(も?)多く講義を持ちましたが、
後期になると、後期の印象しかありません・・・

で、その中で、色々考えるきっかけになった、
また、普段何気なく接していたものを考えるようになった、
という感想を聞きました。

良かった、と思います。


今後の社会で見れば、情報は、よほど限定されたものでない限り、
あまり意味をもたなくなります。
情報よりもむしろ、その情報をどう読み解いて、考えていくのか、
の方が重要です。

良く分からないことがあったらGoogleさんにキーワードを入れて尋ねてみれば、
何か答えが出てきます。
ただ、その答えも含めた情報をどのように他に活用するのか、
においては、思考力が必要となります。

今の学生を見ていると、こんな情報を集めて知ることは得意ですが、
その情報を活用して思考していく、そんな事が苦手なように感じます。

例えば食べログ。
食べログに掲載されている評価は、主観でしかないのですが、
その主観が、どんな人の主観か、それは自分に合うのか、
合わないとすればどうなのか、まで見ていないように感じます。

このように思考して、自分としての評価をする、
その上で選択をしていく、と言う事まで教育できればいいなぁ、
と思っています。

ん?なんとなく、タイトルからもずれていますが・・・まあいいか。

そうそう、そんなこんなで、様々な講義で学生の成長を見れた2015年度でした。
後は、評価が残っていますが、評価は評価で考えないと。

そうそう、評価と関わる試験にしても、
この試験が何点分なのか、
そのためには、どれぐらいの事を書かなければならないのか、
という期待を理解していない学生も一時期から増えたなぁ、と思ったり。

またずれた・・・

このまま行くと、またずれ続けるので、この辺で。

ではでは。
みち
最近、Amazonプレミアムの仕組みに、すっかりはまりました・・・Fireタブレットが5000円を切っていたので買って、それでアメリカのテレビドラマを見て・・・音楽をダウンロードして・・・です。小学5年生の娘が一番なじんでいます・・・

2016.01.09

暖冬という今日この頃

さて、今日の写真は、年末に草津市立水生植物園みずの森に行った時のもの。
ここでは、毎年、年末になると干支の飾りを作っていますが、
そこにあったサルの干支飾りです。

そういえば、サルが入る温泉が、海外の観光客に人気とか。
なんか風情があるらしいですね。

では、本題に・・・とは言っても、今日は全くテーマが思いついていません。
どうしよう・・・

初詣で10年ぶりぐらいでおみくじ引いたら、全てが叶うという大吉を引いた、
と言う話はどうでも良いでしょうし・・・

そうそう、マニアック?な人気のあるらしい私の担当回も、これを含めて12回。
もう少し、ですね・・・

最近の時事ネタも年末年始を挟んでいたので、あまりないですし・・・ふむ困ったぞ・・・


そうそう、今年は暖冬がすごいですね。
(困った時は気候ネタ・・・)

正月から、15度を日本の各地でこえて、観測史上の最高気温を記録したとか。
雪が少なくて、スキー場がしんどいとか。
衣類の冬物の動きが悪くて、けっこう在庫が溜まっているとか。
鍋野菜が余って値崩れしそうだとか。
インフルエンザの流行の立ち上がりが遅れているとか。

色々と寒い事を前提にした商売がしんどくなっているようです。
とは言っても、気候は完全な予測はできませんので、
見込みで生産計画を立てて、事前生産していくので、
なかなか大変そうです。

さて、春までに2月はどうなるのやら・・・
とりあえず、気象庁の1カ月予報では、
平年より暖かい確率が40%ぐらいは、ほとんどの地域で出ていましたが・・・

ふむ・・・落としどころが思いつかない・・・話題を変えて・・・

そうそう、気候つながりで、世界的な気候変動・・・温暖化・・・がけっこう話題になります。
ただ、地球の動きとして、良く分かっていないところも多いらしく、
年末ぐらいに、南極で氷が増えている現象が話題になっていました。

北極では氷が溶けて、新しい航路ができるだろう、と言われています。
世界的に見た時に、北極の氷は海上に浮かんでいる氷ですので、
海面上昇には、あまり影響を与えませんが、
南極やグリーンランドのような陸の上の氷は、海面上昇に影響を与えます。

そんな中で、南極で氷が増えている、と言う事は、結局どうなるんだろう??
と温暖化との関わりで思いました。
世界的に見れば、暖かくなって温暖化が進む、と言う事は可能性が高いが、
局地的に見た時には、地域によってその影響が全く異なるんだなぁ、
と思った次第
・・・そしてついでに、わかっているようで分かっていないことも多いんだなぁ、
と思った次第です。
つまり、まだまだ未知のことが多いのね、という事です。

こんなことを書きながら、竜安寺にある「吾唯知足」を思い出しました。

落ちているようで落ちていませんが、この辺で。
ではでは。
みち
おみくじは、本当に良くてびっくり。ただ、仕事が増えそうなくじでした・・・今年も「仕事はもういりません。暇にしてください。」と神様にお願いしてみましたが、叶わないかなぁ・・・と思っています・・・ちなみに現在新年会9回・・・3分の1・・・