学部個別配点方式の入試日です。
明日 2/8 と 明後日2/9 は、センター併用方式、
3/5 が後期分割方式の受験が待っています。
http://ritsnet.ritsumei.jp/admission/general/schedule.html
受験生の皆さんが、悔いの残らないよう
ベストの力を発揮されることを願っています。
今回、紹介したいスポ健なひとは、Tatsuki 君 (2回生) です。
今学期、私は彼の英語を担当していて、
実験の被験者として協力してもらった際に、話を聞きました。
Q:「Tatsuki 君が、将来目標としているものは何ですか?」
A:「卒業後に、オランダで 『フィジオセラピー (Physiotherapy)』 を学ぶことです。」
Q:「『フィジオセラピー』とは何ですか?」
A:「オランダで、アスレチックトレーナー (AT) を行う資格です。
オランダでは、スポーツ現場に関わる資格として、
開業することが認められています。」
Q:「なぜアメリカの AT ではないのですか?」
A:「自分の希望として、サッカーの現場に関わりたいというのがあって、
サッカーが盛んなヨーロッパで、AT として働きたいと思ったためです。」
Q:「他のヨーロッパの国ではなく、なぜオランダなのですか?」
A:「『フィジオセラピー (Physiotherapy)』の資格自体は、
ドイツやスペインにもあります。ただオランダでは、
学部レベルで『フィジオセラピー (Physiotherapy)』を学んで、
大学院で「スポーツフィジオセラピー (Sports Physiotherapy)』という
上級資格を取れるのも魅力だったので、オランダで学ぶことを考えています。」
Q:「オランダ語の勉強はどうしているのですか?」
A:「これまでは教科書を中心に勉強してきました。
最近オランダ人と知り合いになったので、
オランダ語を教えてもらおうと思っています。
卒業後は、まずオランダの語学学校に入学して、
オランダ語能力テストに合格して、
向こうの大学に編入することを考えています。」
Q: 「オランダの大学なら、英語で学べるのでは?」
A:「確かに英語コースもある大学が多いので、そこに行けば
英語で学位が取れますが、サッカーの現場や
クリニックで働く際には、オランダ語が必要なので、
オランダ語を勉強しています」
AT を目指す学生はこれまでに見てきたのですが、
フィジオセラピー (Physiotherapy)』という資格が
ヨーロッパにあるのを、不勉強なため知りませんでした。
今回、Tatsuki 君と話すことで、新しい視野が広がりました。
ぜひ彼には、オランダで「フィジオセラピー (Physiotherapy)』を学んで
ヨーロッパサッカーの現場で活躍してもらいたいと思います。
それでは、また。失礼致します。
敦