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2016.01.19

1年生の1年間の成長

先週、1年生の小集団授業で1年間通じてある基礎演習が終了しました。4月に入ってきた学生たちはこの1年間、学びや部活・サークル、バイトなどなど、今までの生活とは違う毎日を試行錯誤しながら、成長してきたように思います。11人に1年間を振り替えってもらい、一言話してもらうとほとんどが、「2年生はもっと勉強や多くのことにチャレンジしたい!」という気持ちに溢れていました。この前向きな気持ちを忘れず、自分の可能性を大きく広げられるようにしてもらいたいと思いました!また、この1年間、1年生の学びを先輩として多くのアドバイスをしてくれたAA(アカデミックアドバイザー)の2年生には感謝です!彼ら・彼女たちも後輩にアドバイスや指導することを学び大きく成長したと思います。

話は変わりますが、先週、オーストラリア・エディスコーワン大学(Edith Cowan University)の野坂 和則先生と國學院大學の林 貢一郎先生がご講演に来て頂きました。野坂先生は運動による筋損傷と筋損傷しない効果的な運動方法について科学的なデータを基に考案されている素晴らしいデータに感動しました!また、林先生には女性アスリートについてのお話をしてもらい指導者にとって必要な知識について分かり易く説明してもらいました!お二人の先生、ありがとうございます!


Moto

2016.01.12

スポ健4年間の道程の大切さ

先週、2016年最初の授業として1年生対象の基礎演習の中で「キャリア企画」がありました。これは1年生のときから大学卒業後のキャリアについて考えていこう!という企画です。就職内定・進学が決まっている学部4年生6名がどのような大学生活を送り、どのようなプロセスで内定・進学を決めたのかを話してもらいました!


内定先は、飲料系、フィットネス系、製薬系、公務員、教員、大学院進学など様々ですが、みんな自分の4年間の道程をはっきりしゃべれることができていたので、「自分のことを相手に伝えることができるコミュニケーション能力の高さ」はすごく感じました。また、4年間、自分の目標に向かって必ず試行錯誤をしていたことも印象として残りました。今の1年生にも是非後悔しない大学生活を送ってもらいたいと思います。

その後、基礎演習のクラスに分かれて、自分のキャリアについて何が大切かについて考えてもらいました。1年生なりに「責任感」や「決断力」が大切だと感じているようです。


Motoは「スポ健に入って嬉しいと思うだけでなく、卒業して社会人になったときにスポ健に来てよかった」と思えるようにしてもらいたいと考えています。そのためにも今回の企画によって、大学1年生時から自分の将来を考え、そのためにどのように行動すればいいのかを考える良い機会になったのではないかと思っています!

Moto

2016.01.05

プレゼンの重要性

 明日からいよいよ2016年の授業が始まります。この年末年始にあったことをご紹介したいと思います。1つは、12月に大学院生を対象とした「立命館大学大学院リサーチプロポーザルコンテスト」の表彰がありました。その大賞にMotoの大学院生:藤江隼平くんが見事受賞!!立命館大学大学院リサーチプロポーザルコンテストとは、研究や論文作成する際に自分の研究計画をきちんとデザインして、それを他の人に理解してもらえるようにプレゼンテーションできているかどうかを競うコンテストです。『研究の概要図』『研究目的・内容』『研究の特色・独創的な点』『研究の背景』について計画書を書き、見る人が容易に理解できかどうかの分かり易さやなどが評価されます。これは社会人として働く場合でも必ず必要な能力で、相手に自分の主張や意見を理解してもらうプレゼンテーション能力の向上は重要です。毎年、2030名が応募しており、大賞1名、優秀賞2名、敢闘賞12名の表彰があり、藤江くんは、図や絵を使って分かりやすいという点で高く評価を受けての受賞でした!写真は、授賞式での受賞講演の風景です。


  2つ目は、昨年末にMotoゼミのOBOGに会いました!スポ健、1期生と2期生の8名です。年末の忙しい時期なので、全員集まることができませんでしたが、みんなの元気な顔を見ることができたのは嬉しかったです!フィットネス、銀行、生命保険、建設、化粧品、製薬系の仕事の話を聞きましたが、みんなそれぞれ大変そうです。でも、社会人になってまだまだですが、自分の仕事についてちゃんとプレゼン(説明)できていることに、驚きました。大人になったなぁ~と感じました。


Moto

2015.12.29

1年生のゼミナール大会

 スポ健1回生の授業で中の「基礎演習」という小集団授業(1クラス25名程度×9クラス)が1年間通じてあり、その中のメインイベントとして「ゼミナール大会」があります。ゼミナール大会とは、各クラスで3~5名の小グループに分かれて、スポーツ科学分野、健康科学分野、スポーツ教育学分野、スポーツマネジメント分野について、チームごとにテーマを決めて、そのテーマについて、調査や実験などの研究を行い、論文を書き、その論文に基づいてプレゼンテーションを行い、最も優れた研究発表を行ったチームを決めるイベントです。前期後半からグループワークを始め、12月に約50以上のチームの予選大会があり、その後、日本語部門で8チーム、英語部門3チームでファイナル大会が行われ、日本語部門・英語部門の最優秀チームを1チームずつが決まります。先週、23日にファイナル大会が行われました(下の写真)。それぞれ、自分たちでテーマを決め、調査や研究を進め、結果に対して、議論し、1つの結論をプレゼンテーションすることは社会に出ても必ず必要な能力です。このような経験はきっと今後に役に立つと思います。


  さて、そのゼミナール大会、Motoが担当しているBクラスからは2チームがファイナルに進出し、堂々とした発表をしていました(下の写真)。


その結果、Motoのチームが見事最優秀賞を受賞!!!スポ健ができて6年目、基礎演習をずっと担当してきましたが、Motoのクラスのチームが最優秀賞を受賞したのは初めてです!!さらに、もう1チームも優秀賞を受賞し、ダブル受賞しました!今年は、最高のクリスマスプレゼントを頂きました!

Moto     

2015.12.22

スポ健OBの活躍!

 先週、Motoゼミ2期生のOBが研究入門という2回生の授業で中の「キャリア形成企画」で、スポ健のどのような学びや経験が活かされて、現在の企業に就職でき、活躍しているのかを在学生に向けて話をしてくれました!


 Motoゼミ2期生:曲谷地くんは「株式会社ディーエイチシー」にこの4月に入社しています。多くの化粧品・健康食品を販売している、皆さんもよく御存じの、「DHC」です。曲谷地くんからDHCの事業内容を説明してもらうと、「化粧品・健康食品の通販をメインとし、研究をつづけ、よりよい製品づくりに努めています。また、アパレル、ホテル・リゾート、医薬品、遺伝子、ペット、介護などさまざまな事業でQOL向上に貢献しています。」ということで、非常に広い事業を手掛けている企業で驚きました。今、CMで有名なゲルマニウム配合の「GEパワーセラム」やコエンザイムQ10を配合オールインワンジェル「薬用Qクイックジェル モイスト&ホワイトニング」などがTVで見られるほど、勢いのある企業だと思います。曲谷地くんが今、行っている仕事は、アロマで、おススメは「アクティブタイムアロマミスト」と「スリープタイムアロマミスト」で、夜と昼でそれぞれ異なるアロマミスだそうで、高齢者に認知機能改善傾向があるそうです!

 スポ健においても、健康科学系・健康食品系に関する研究も行われており、これらの最新の研究成果を学ぶことで、様々な企業で活躍することができる可能性を示してくれたOB1人でしたが、今後の活躍に期待しております!!

Moto

2015.12.15

卒論提出!

 先週、Motoゼミ4年生11名全員が無事に卒業論文を作成し、提出しました!卒業論文の実験を1年くらいから始め、試行錯誤しながらの実験、データを解析し、その結果の下、どんな結論が得られるのかを考えた日々を乗り越えての提出なので、みんなも喜びも大きかったと思います!


 スポ健は卒論が必修ですが、1つのテーマ(疑問や仮説)を自分で設定し、それを解明するために実験をデザインして、実際に実験した結果から自分なりの考察を考え、それを文章化して他の人に伝える、という作業は社会に出ても必ず必要になってきます。今回の経験を卒業後の社会人となった時に思い出してもらえればと思っています。

 ところで、Motoゼミのゼミ長はスポ健の卒論をだれよりも早く、一番に出す!というのを目標にしています。スポ健ができた1期生から今年で3期生となりましたが、今年もゼミ長が一番に提出!3年連続で一番に提出しました。その他のゼミ生も一斉に出しので、家光ゼミは提出受付開始初日に全員提出できました。みんな、よく頑張りました!


Moto

2015.12.08

女子ラクロスで得点王とベスト12に選出!

 スポーツ健康科学部4年生Motoゼミの梅田真理亜さんが2015年度関西学生ラクロスリーグ戦にて素晴らしい活躍を魅せ、「ベスト12」に選出! さらに、なんと、1部リーグで「得点王」にもなり、ダブル受賞となりました!


 関西学生ラクロスリーグ戦とは、3部リーグ15チーム、2部リーグ16チーム、1部リーグ8チーム、総勢400名程度の選手の中でベスト12に選出される快挙です!しかも梅田さんは2年連続の受賞で素晴らしい功績です。また、得点王はトップ1部リーグ7試合で14得点をあげ、得点王になりました。ラクロスは1試合50分間で1チーム12名で編成され、サッカーのラケット版みたいな感じです。写真のようにスティックに着いた網の中にボール入れ、相手ゴールに入れれば得点となり、その得点を争う競技です。ディフェンスはスティックでボール(ゴム製の硬いボール)を持っている選手のスティックをあててブロックするため、そのまま持ち込んだり、パスなどでコンタクトを避けながらプレーする激しいスポーツです。そんな中で14得点はすごいの一言です。勉強とスポーツの両立を行っているスポ健の学生のモデルの1人ですね。おめでとうございました!!


 話は変わりますが、11月の第三週目の木曜日は「ボジョレーヌーボーの解禁日」なのはご存知かと思います。Motoもその次の日に味わってみました。今年は非常にフルーティーで美味しかったです!


Moto

2015.12.01

地域とのつながり~みなくさまつり~

 立命館大学は、京都、滋賀、大阪の3か所にキャンパスがあります。滋賀にあるキャンパスは南草津駅が最寄りで、学生や社会人(大学の近くにはパナソニック株式会社があります)を含めれば毎日数万人が利用しています。そのため、南草津駅周辺などどんどん土地開発が進み、マンションや家が建つなど、人口も増えてきています。その南草津駅周辺で1120日に「みなくさまつり」が開催されました!

 みなくさまつりは、増える駅利用者や周辺の地域住民の皆さんと交流することを目的に数年前から始まり、今回で5回目になります。毎年、私もみなくさまつりに行っていますが、年々、規模が大きくなっている気がしますが、今年は地域の企業の展示やお祭りの紹介、地域を守る消防隊の企画、食べ物はスイーツが10店以上出店、それ以外にも地元の有名なお店が出店していて最高でした!立命館大学もロボット技術研究会によるロボット操縦の体験やデザインサークルの万華鏡づくり、あと、スポーツ健康科学部からは「ヘルスポ+R」が健康診断と体力測定を行うなど、地域に日頃お世話になっている方々との「つながり」をテーマにブースを出していました!このような大学と地域のつながりは大切だなと思える、いいお祭りでした!


 話は変わりますが、先日私の大学の母校の先生から岡山のソウルフード、キムラヤの「バナナロール」を頂きました!岡山県民ならだれもが知っているパンです。Motoの大好物で、最高の一品!おススメです。岡山に行かれた際は是非購入してみてください!


Moto

2015.11.24

国際学会の最新展示

 先週に引き続き、アメリカ・フロリダ州オーランドで開催された「American Heart Association Scientific Sessions 2015:アメリカ心臓病学会」でのお話をしたいと思います。


学会に参加するとその学会に関連する機器や展示などがあります。AHAのように非常に大きい学会ともなると展示会場も大きく、100社以上の展示があります。製薬会社や医療機器だけでなく、栄養食品や運動機器など様々でした。その中でおもしろかった最新展示を紹介したいと思います。

 まず、心臓病学会ですので、救命救急に関する展示がありました。これは体験型の展示で、心肺停止になったときにどのような処置をすべきかを説明を受けて、実際に人形を使って救命救急法を実習します。私たちが以前行った人形はヒト型でしたが、写真のように、最近のは非常にコンパクトになっていました。アメリカらしく?みんなで「UP!UP!, Save a Life! Save a Life!」と歌を歌いながらの胸腔圧迫のリズムを教えてもらっていました。


 次に、最新テレビゲーム?の展示がありました。画面に出てくるイヌにフリスビーを投げて上手くキャッチさせるゲームで、リアルな大型画面で家でも運動を気軽にできるゲームがありました。最近のデータではテレビゲームで身体活動量を増やすようなソフトが開発され、実際にその効果も認められている、というデータもあります。


 年々、高度な技術で開発された展示を見て、驚くことばかりですが、スポ健も最新の情報が提供できるように頑張りたいと思います!

Moto

2015.11.17

アメリカ心臓病学会

 先週、アメリカ・フロリダ州オーランドで「American Heart Association Scientific Sessions 2015:アメリカ心臓病学会」が開催され、motoの大学院生が発表しました!心臓や血管といった循環器系の国際学会としては最も大きい学会といってもいいくらいの規模です。レベルも非常に高く、約20,000演題が登録され、採択され、発表できるのは約20%4,000演題です。参加者は、医師やコメディカルを中心に20,000人程度が参加することから会場もかなりビックです。写真にあるように、ポスター会場も広く、ちょっとした迷子にもなります。学会に参加するだけで、115,000歩を超えていました。。。カラダにも非常に健康的な学会です。

 

 その選ばれし研究演題の1つになるのは大変なことですが、よく採択されたなと思います!!研究内容は、体脂肪率が30%もあるような肥満体型の人は動脈硬化が進行しています。その人たちを2か月間有酸素性運動(自転車運動)を行った結果、動脈硬化は改善しますが、そのメカニズムに血管拡張作用のあるホルモンが出ていることを解明した内容です。これは高齢者でも同じ結果で、運動は単に脂肪を燃焼するだけでなく、カラダにメリットのある物質も分泌させる効果あるので、皆さんも是非、運動を!!

Moto