[ Wed ] の記事一覧

2016.03.02

食べて美しく。食べて逞しく。

<RecOだより 152>

 以前、ご紹介した食とスポーツを育む会第5回シンポジウム
「食べて美しく。食べて逞しく」 
 を開催しました。

 当日は、ab研M2Mくん力作の「食スポの軌跡」の動画に始まり



 第1部abのイントロダクションセミナーの後、
 第2部は中学、高校、それぞれの部活における食の違いについて、指導者の立場から、食スポメンバーのN先生、O先生にお話をいただきました。



 第3部は、成長期男女の食の違いとそれぞれの課題について、競泳、シンクロの指導者をゲストに招き、お話を伺いました(写真はRecOでの打ち合わせの様子です)。


 
 食スポシンポジウムは、スタッフとして、院生、学部生、OB OGが支えてくれています。
 今回、司会として見事な仕切りをしてくれた、N先生もスポ健院生OB。現在は京都府立高校の教諭であり、野球部の部長として活躍中です。



 また、写真にはありませんが、第1部のセミナーでは、先日紹介した栄養教育論で作成した媒体(すごろく)を学部4回生のHさんF君が紹介する時間も設けました。こちらも参加者の皆様から大好評。たくさんの感想をいただきました。

 地域の方々に、食スポと共に、スポ健の魅力も発信できたと思います。

 ご参加いただいたみなさま、講師、スタッフのみなさま、おかげさまで、今年も素敵なシンポジウムとなりました。
 ありがとうございました。

<今週の別腹>
 シンポジウムでは、食スポが自信を持ってお勧めする、SOYDELI、書籍、おうみんちさんの野菜、お弁当、スープ等の販売も行い、大盛況でした。
 食スポシンポジウムならではの「話で終わらず、即実践!」を、寒い廊下で実現してくださったみなさま、心より感謝申し上げます。

 今回のシンポジウムのために、おうみんちさんが作って下さったお弁当。



 写真では味がお伝えできないのが残念ですが、
 一つひとつの素材を活かした味わいが違います!
 「食べて美しく。食べて逞しく。」を凝縮したメニューの数々。
 これで800円は、本当にお買い得。
 
 ごちそうさまでした。
 ab





2016.02.24

R-GIRO【食糧研究拠点】の成果報告。

<RecOだより151>

 2月18日(木)立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)の研究拠点成果シンポジウム
「グローバル社会における特色ある研究拠点の創成を目指して」が開催されました。
 R-GIROは「持続可能で豊かな社会の構築」を理念とし、世界に誇れるサステイナビリティを追求する最先端の研究拠点を形成するとともに、それを通して世界に活躍できる若手研究者の育成を目的とし、2008年4月に設立された、立命館大学の研究高度化施策の一つです。

 今回のシンポジウムでは、この機構の【食糧研究拠点】農水産業の6次産業化による新食糧拠点の専門研究員であるkaiさんが、このブログでもご紹介してきた「アスリートスイーツSOYDELIの開発」「立命館守山中学高等学校の食育(二年連続文部科学省スーパー食育スクール(SSS)採択)」「三重県志摩市の食糧資源の活用〜「志摩のアカモク」レシピパンフレットの作成」他、ab研の研究成果の発表を行ないました。



分化会では、「SOY DELI」「アカモクのプレッツェル」他「きんこ芋」を使用したくずもち、大福の試食も。たくさんの方々にご参加いただきました。



会場外の廊下には研究成果の一つ「志摩のアカモク」レシピパンフレットをパネルにして展示。
大画面で見ると、さらにそのクオリティが引き立ちます。
「志摩のアカモク」、別嬪さんです。
このパンフレットは、サミットが開催となる新年度、志摩市活用され、今後、その効果の評価も行なう予定です。

この間、食糧拠点の研究に携わっていただいた、たくさんの皆様、
本当にありがとうございました。
今回の結果からさらに研究を深め、広げて行きます。
引き続きどうぞよろしくお願い致します。

<今週の別腹>
週末の石山寺。梅が咲き始めました!



山門近くにある和菓子屋さん「茶丈藤村」を覗いたら
「梅ふくらむ」というお菓子が(左)。
ふんわりしっとりの蕎麦薯蕷(じょうよ)饅頭です。



右は、このお店の一番人気「たばしる」。
柔らかい求肥に包まれた、たっぷりの大納言小豆と胡桃が他にはない、独特の食感です。

石山寺の春。
ごちそうさまでした。
ab

2016.02.17

RecO、地元テレビ局に出演。

<RecOだより 150>

昨日、RecOにびわ湖放送の皆さんがご来訪。
RecOの活動を含むab研の研究内容の取材です。

食品サンプルを選択して栄養評価のできるおなじみSATシステムを紹介するM1のMさん。
なかなか余裕の笑顔です。



夕刻になると、Mさんの研究の対象者をお願いしている大津市のH高校ソフトボール部の皆さんがご来校。
選抜大会に向けての食事の取り方を中心としたセミナーです。
試合期の糖質、たんぱく質の効果的な補給法として、アスリートスイーツ「SOY DELI」の試食も。



セミナー後、SATシステムを使って、ビッフェスタイルの朝食を選ぶ実習を通じ、セミナー内容をどれだけ理解できているか、セミナーの評価測定をします。

選抜出場はとてもうれしい事ですが、ソフトボールのこの時期の試合は、アクシデントも多いため、しっかりとコンディションを整えて準備し臨まないと、彼女たちの本番である春、夏の大会にダメージを与える結果となりかねません。
食事もしっかり味方につけて、ベストコンディションで夏の大会のためにも貴重な経験を積んできてくださいね。

この様子は、今月末の 、BBC「滋賀経済NOW」
(2月27日(土)22時〜・再放送28日(日)8時〜)
にて、放送される予定です。

<今月の別腹>
撮影用に、以前にもご紹介した「志摩のあかもく」のプレッツェル。あかもくの磯の香りとごまとチーズがたっぷり味わえ、サクサクポリポリとした食感も楽しめる、栄養密度の高いスナックです。

今回は、このプレッェルの材料の小麦粉の代わりに、SOY DELIで使用している、京都の老舗、松尾商店さんの「丸ごと大豆粉」を使って更に栄養密度を高め「アスリートスナック」にする試みを、研究員Kさん、M2のSさんに伝え、試作してもらいました。



「2/3」「全」は大豆粉の割合。
(ちなみに後ろに控えるのは、冷凍あかもくの固まりです)

写真でみると色合いは、どちらもいまいちですが、それぞれ違った味わいでとても美味しくし上がりました。
個人的には、全部大豆の粉で作った、グルテンフリー「全」の、「あかもく感」がやみつきになりそう!
おいしくソイプロテインがしっかりとれる「アスリートスナック」の誕生です。
「地元の食材をスポーツの食卓に」。このワクワクする私の研究テーマも、やみつきになります(笑)。

ごちそうさまでした。
ab

2016.02.10

立命館慶祥高校栄養学講座。

<RecO だより 149>

先週の木曜日は高大連携講座として、クラブ生を対象とした「スポーツと栄養」の話をしに、立命館慶祥高校に行って来ました。


雪景色の中の校舎。でも今年は例年になく雪が少ないそうです。
手前は今回お世話をいただいた、慶祥高校陸上部のH先生。



今回の講座のために、こんな素敵なポスターも作って下さいました。



今回の参加者は、運動部に所属する1、2年生。
みなさん熱心で、セミナー後はそれぞれの部活動の食事について具体的な質問をたくさんいただき、私の方がとても参考になりました。
セミナー終了後にも質問は続き、中には文部科学省指定事業のSGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)の採択を受けている、慶祥高校らしく、現在アメリカンフットボールのチームに入っているというドイツの留学生からの興味深い質問もありました。

また、来年度スポ健に入学予定の6名の3年生も、全員会いに来てくれました!
一人ひとりと挨拶しましたが、それぞれにとても素敵な6人です。
みんなと写真を撮ればよかったと、後で後悔しましたが、
来春、再会した際の楽しみにとっておくことにしますね。

皆さんの素敵な笑顔とたくさんの質問、ありがとうございました。
それぞれのご活躍をお祈りしています。

<今週の別腹>
北海道の冬の海の幸。
この大胆な切り方が美味しさを引き立ててくれますね。

「魚離れ」という言葉は似合わない北海道ですが「意外に・・・」というご意見もあり、なんてもったいないと、思ってしまいます。
n-3系脂肪酸を始め、魚特有の「滋味」を地元の子ども達にはしっかり味わってほしいと思います。
ごちそうさまでした。
ab

2016.02.03

卒業生の活躍。

<RecOだより 148>

豆まき、恵方巻・・・今日は節分。はみなさんどのようにお過ごしですか?

さて、先週末、山口県徳山市に行ってきました。



 写真左、現徳山高校野球部監督H先生とは、20年来のおつきあいで、先生の前任校の時代から、色々な形で、選手や保護者の皆様へ栄養サポートを行なって来ました。
 今は、年1回のペースですが、H先生が近隣の野球部に声をかけて下さって、栄養講習会を開催しています。
 最近は、当時の選手の皆さんが先生となり、野球部の監督、部長として、参加して下さるOBも増えてきました。
今回、その一人の先生が、実は私のゼミ一期生OBの恩師だったことがわかり、いろんな人のつながりを感じて嬉しくなりました。

 写真右は、そのゼミ生の一期後輩になる、abゼミOBのNatsuo君。
 食品会社(日本食研)に昨年春就職。現在山口支店に配属となり、今回、会いに来てくれました!
 在学中からとってもいい笑顔のNatso。社会人になって、ますますその笑顔に磨きがかかったようですね。
 同じくとても優しい笑顔のH先生も「柔らかい素敵な笑顔の卒業生さんですね〜」とおっしゃっていました。
 慣れない土地での社会人1年生。戸惑う事も多いと思いますが、きっとその笑顔で乗り切っているのだと思います。Natsuoのこれからに期待します。


<今週の別腹>


 おみやげにいただいた、山口銘菓、ういろう。「外郎」とも書きます。その名前の由来は、「外郎」という黒い色をした口中清涼剤に似ていたたため、と言われています。ういろうは米粉と砂糖を蒸したものに色々な材料が加わります。

ちなみに羊羹(こちらの名前の由来は「羊の羹(あつもの→スープの事)のにこごり」との事)の材料は小豆あんと寒天、となります。

ういろう、というと関東出身の私は名古屋をまず思い浮かべてしまいますが、京都、そして山口でも有名。こちらでいただくういろうは、小ぶりで柔らかいのが特徴。今回いただいたのは、小豆、抹茶、夏みかんの3種。

ごちそうさまでした。ab

2016.01.27

「食スポ第5回シンポジウム」開催のお知らせ。

<RecO だより 147>

 以前にもお伝えした、滋賀県・京都府のジュニアアスリート指導者が自主的に集う勉強会「食とスポーツを育む会」の第5回シンポジウムを開催します。



今年のテーマは
「食べて美しく。食べて逞しく。」
第二次性徴期にある中学生アスリート、高校生アスリートの食について、
性別、競技別にそれぞれの現場の課題について、登壇者と参加者の皆さんで考えます。

日時 2月27日(土)14時から16時半
場所 立命館大学びわこくさつキャンパス(コラーニング)

食スポシンポジウムも今年で5回となりました。
毎年たくさんのジュニアアスリートの保護者、指導者の皆様にご参集いただいています。
参加費は無料。事前連絡も不要です。
今年もご参加をお待ちしております。

<今週の別腹>
 今週の学生生活会議のお弁当。
 「食スポ」でもいつもお世話になっている、
 「おうみんち」さんのお弁当、初お目見え。



 座りっぱなしで不活動になる会議前のお弁当は、胃腸に重くないもので、できれば塩分以外の微量栄養素もしっかり取りたい。
 その点、地元野菜たっぷりのおうみんち弁当は、ぴったりだと思い、前から「一度いかがでしょう?」と提案していました。



 いつもの「会議弁当」に慣れていると、もしかしたら、ボリュームにちょっと物足りなさを感じた方もいたかもしれませんが、会議の能率と、会議参加者の皆さんの健康管理には、とっても有意義なお弁当だと思います。

 この日はとても寒い日で、お弁当もかなり冷たくなっていたのが残念でしたが、菊菜の胡麻和えや大根とにんじんのなます、炊き込みご飯にもたっぷりの野菜。滋味を感じる幸せなお弁当でした。
 ごちそうさまでした。
  ab

 追伸
 おうみんちさんとのイベントについて、立命館グローバル・イノベーション研究機構研究員であるF先生から以下の情報をいただきましたのでご紹介します。

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 このたび国際課と協働して旬菜マルシェ出張編として「おうみんちプチマルシェ@BKCインターナショナルハウス(国際寮)」を開催することといたしました。

毎年恒例の立命館大学インターナショナルハウス地域交流イベント(各国立食パーティー・異文化体験など)と同時開催にて、JAおうみ冨士様によるプチマルシェを開催します。

国際寮にお住まいの留学生の方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介いただければ幸いです。開催概要は以下のとおりです。

日時:1月30日(土)12:30~15:00
場所:BKCインターナショナルハウス1階
主催:JAおうみ冨士・立命館大学R-GIRO 食料拠点 六次産業化グループ
内容:JAおうみ冨士による、滋賀県産を中心とする農産品や加工品の販売・紹介
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2016.01.20

2015年度後期五者懇談会。

<RecOだより 146 >
  1月19日18時より後期の五者懇談会が開催されました。



 五者懇談会の五者とは、学生自治委員長、学部長、副学部長、学生主事、事務長を指します。前後期一度ずつ開催される懇談会ではこの五者が参集し、スポーツ健康科学部自治委員会が学生の意見を集約した議案書をもとに議論を行ないます。

 スポーツ健康科学部自治会は、新入生の学習支援を通年に渡り担当するAA(アカデミックアドバイザー)、スポーツ振興を担当するSPOCHA+を有し、他学部にはないスポ健ならではの活動を行っています。

 五者懇談会では、各部署の代表が参集します。



 今回の議案は、前期に引き続き、教学課題(ゼミ選択について、履修登録について)、施設・課外課題(学部ラウンジ設置について)を中心に、予定時間を超過する熱心な議論が行なわれました。

 内容については別に紹介があると思いますが、この熱心なスポ健自治会の活動が、まだ十分に学生全体に伝わっていない事も課題としてあげられました。
 自治会では来年入学する新入生を迎える準備も始まっています。
 今後もスポ健自治会の活動にご注目ください。


 さて、今日は一日かけて、M1(大学院前期課程1回生)の中間報告会。
 入学してから一年間の彼ら彼女らの成果を、じっくり味わいたいと思います。


<今週の別腹>

 奈良県明日香村産野菜のワンプレートランチ。



 メインの煮込みハンバーグ(右奥)がかすんでしまう程、たっぷり盛りつけられた野菜一つひとつの力強い滋味に、飛鳥大地のおおらかさを感じました。
 ごちそうさまでした。
 ab

2016.01.13

就職活動決起集会。

<RecOだより145>
1月12日(火)18時から、スポ健就職活動決起集会が開催されました。
参集した141名の学部3回生・修士一回生は、みんなスーツ姿。

第一部のゲストとして、カルビー株式会社人事総本部本部長 江木 忍さんにお越しいただきました。
江木さんがスポ健にいらっしゃるのは今回で2回目、昨年は、このブログでも紹介した、世界相撲大会の応援にも駆けつけて下さいました。


 江木さんご自身のキャリアの話、カルビー株式会社の企業理念、求める人材等について、「カルビーの成長は社員一人ひとりの手にある」「自主的な実行力」「成果主義。会社は学ぶ場ではない。学びから成果を出す場」「終わったら帰れ! 個人の成長なくして企業の成長はない」「カルビーはワークライフバランスではなくライフワークバランス」「人のやる気スイッチを入れる人事でありたい」等々、ここでは書ききれない珠玉の言葉があふれるお話でした。

 カルビーの「ダイバーシティ推進」は有名ですが、2015年現在で女性管理職の割合は19.8%(松本晃CEOはこの割合を、2020年までに30%にすると明言)。女性社員の出産後の復職率は約97%。
 わくわくしました。

 セミナー後、学生からも積極的なたくさんの質問が。

 本当に貴重な機会となりました。
 参加の皆さん、江木さんのお話にもありました、カルビーの「挑戦者を応援する人事制度」、再度チェックしてくださいね。
 江木さん、本当にありがとうございました!

 第2部では第3回の進路就職ガイダンスを開催。企業への就職が内定した4回生や先生方も参加してのディスカッションも行なわれました。


<今週の別腹>


ご存知、カルビーサッポロポテト。
「つぶつぶベジタブル」にしたのが、江木さん。
工場に出向き、サッポロポテトの原料に、たくさんの野菜とほくほくのじゃがいもが使われていることを目にして「こんなに野菜を使っている事なんて誰も知らない。もったいないと思った」と、おいしそうに語ってくださった江木さんの笑顔がとても印象的でした。
私の研究テーマ「美味しさを伝える」の意味をまた一つ教えていただきました。
ごちそうさまでした。
ab

2016.01.06

湖岸のお正月。

<RecO だより 144>
 今日から後期授業が再スタートです。
 改めまして、あけましておめでとうございます。

 年末年始はRecOを離れ、自宅での年越し。
 滋賀に来て6回目となりましたが、私はこの湖岸のお正月が大好きです。

 今年は初日の出がとてもきれいでした。


 元旦は自宅の裏の船着き場から出航する船に乗っての初詣が恒例となりました。
 建部大社と石山寺へそれぞれ船が出るのですが、今年は建部大社へ。


 道中は必死に並走するたくさんのカモメと一緒。これも恒例行事。
 走る船から手渡しする餌を、全てみごとにキャッチ!


 二日は自宅近くがコースとなる「新春びわ湖健康マラソンIN大津なぎさ」に参加。
 これも恒例となりました。

 
 開催回数37回となる、歴史ある市民大会。 
 昨年は雪で中止となったため二年ぶりとなりました。
 今年は穏やかな天気も手伝い、一昨年の1000人を超える参加者だったと思います。


 それにしても今年は、暖かく、晴れやかな年明けになりましたね。

<今週の別腹>

 湖岸の年末の恒例は、浜大津の商店街にある老舗の漬け物店「八百与」の店先にずらっと並ぶお正月料理の買い物。好きな物を少しずつ。少人数家族にはうれしい限りです。


 今年の元旦のお雑煮は、三重県志摩市の鰹節に昆布、どんこしいたけがベースのすまし汁。
 東京から実家の母が持参した、地元のお米屋さんの「のし餅」を四角に切って焼き餅で。
 椀に一緒に入れる野菜は、滋賀県、京都府産を中心に揃えました。


 今年も、美味しい出会いが、いっぱいありますように。
 ab 

2015.12.30

栄養教育論成果発表会(後半)。

<RecO だより143>

 先週お伝えした栄養教育論の発表会後半。
 セミナーの資料として、ということで実際のセミナーシーンを再現しながら発表した班。


 さわやかな表紙を開くと


 飛び出す絵本のような仕掛けを作った班(写真、ピンぼけごめんなさい)など、今週もなかなかの出来映え。


 その中で、中間発表会から、いい意味で異彩を放っていた班がこちら。


 ケガをした中学生アスリートを食から元気づける「すごろくを提案」。

 まず、裏面で、ケガをしている時点での消費エネルギーを概算してからゲームスタート。


 ぐるっとびわ湖を一周する内に、進んだ駒の色によって、食材を取得し、ゴールまでに献立を考える、というしかけ。

 
 途中「夜更かしをした」とか「告白された」など、中学生らしい項目もちらほら。
 また、余白にはケガの原因、予防、対処に関する様々な情報が。
 面と向かって大人と対峙しにくい思春期真っ盛りの中学生の食育にはぴったりの教材かもしれません。
 
 みなさんのアイディアと感性、ごちそうさまでした。 
 さらにブラッシュアップしたものを、別の機会に発表してもらおうと考えています。

<今週の別腹>
 クリスマスイヴは、嬬恋村から届いた少し酸味が感じられるじゃがいもに、先日、香川でいただいた小豆島のオリーブの浅漬けと滋賀県産のあいこ(トマトの品種です)をのせて。クリスマスカラーのチーズ焼きに。



 今年も一年、たくさんの地域の宝物、ごちそうさまでした。
 みなさま、よいお年をお迎えください。
   ab