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2015.10.24

知識と行動

今日の写真は,先日学会出張で北海道大学に行った時のもの。

クラーク博士の銅像です。
Boys, be ambitious!
で有名な方ですが,ちょっと調べて見ると色々とあるようで・・・

http://www.lib.hokudai.ac.jp/collections/clark/boys-be-ambitious/

↑北海道大学では,こんな公式の見解も出しています。

そういえば,縦写真,ブログでは,どうなるのだろう??


それはさておき,今日は何をテーマにしよう・・・
募集をしているのですが,誰もテーマ案の応募をしてくれない・・・


お,思いだした!

最近の話ですが,人と話している中で,
頭は良いのだが行動に結びつかない人が増えている,という話が出ました。
思考と行動が結びついていなくて,ユニークな事を考えるのだけれど,
考えた事は,現場の人がやるでしょ,みたいなタイプです。
知識もあって,賢いのだけれど・・・と,つい思ってしまうような人です。
(ようやくタイトルが決まった・・・)

それを聞きながら,なんとなく,学生でも,考える事は考えるけれど,
自分のわかっている世界から,知らない世界への一歩目,
つまり,行動に踏み出せない人も多いなぁ,と思いました。

しかし,ふと考えると,どんなところでもそうなのですが,
「成果」とは何なのでしょう??

私が思うのは,「成果」とは,
「思考の結果」として生まれるものではなくて,
「行動の結果」として生まれるものだと思います。
つまり,行動してナンボだよね,と思います。

当たり前すぎる当たり前の話なのですが,
組織の中を見渡すと,
限られた空間の中で話をして,
限られた空間の中で行動をして,
限られた空間の中で成果を出している,
と思っている人がけっこういます。

この「限られた空間」というのが曲者で,
誰がどんな人か,何をするのか,が見えやすく,
また結果も読みやすいので,思考だけで過ごしやすいところとなります。

一方で,新しいところへ出ていこうとすると,
誰が何を考えているのか,
どんな目で見られているのか,
何を期待されているのか,
から全てを把握して,ゼロから結果を出さなければなりません。

このわからないことに取り組むのを,こもりがちな人は嫌がっているのかなぁ,と思います。
知らない人と知り合って,良く分からないことに新しく取り組んで,
目標に向かって行動して,新しい成果を生み出していく,
と言う事は,私自身にとっては楽しい事なのですが,
他の人は,きっと違うのだろうなぁ,とも思います。

で,話を戻しますと,行動しよう!と言う事に尽きます。

そういえば,昔,寺山修二が「書を捨てよ,町へ出よう」というタイトルの本を出しました。
(昔,読みましたが,内容は忘れました・・・タイトルだけ印象に残っています・・・)
今は,「書」ではないですが,やっぱり「町へ出よう」は変わらないんだなぁ,と思います。

このあたりで。
ではでは。
みち
このコーナー,読み手をこの前一人いる事を知りました。偶然,全文反転させたら,文字が出て来たとか。今度は,隠し字コーナーを,あちこちに埋め込んでみようかなぁ。一種のゲーム??クイズを埋め込んで,全問回答者にはプレゼント,とか(笑

2015.10.17

忙しい・・・(こんなタイトルがいいのか)

さて,今日の写真は,15日に行った講演会の写真。
授業の合間に,話を聞きに行ってきました。

話している人は,馬路村の農協の方。
「ゆず」を使って商品を作って,売りまわって,有名になった方です。
やるからには,長い間かかる事を覚悟して取り組むことが必要,
とおっしゃっていたのが,印象的でした。
思えば,30年間「ゆず」を売り続けているとか。


で,今日ですが,あまり時間もなく,ネタもなく,どうしよう,
というところです。
金曜日には,ジュニア・スポーツ・フェスティバルという草津市との連携のプログラムをやっていましたが,
これはきっと誰かネタとして書いたでしょうし・・・

そうそう,最近,久々にレビュー論文と言うものを書いています。
院生に書き方などは伝えるのですが,
自分で書くのが久々過ぎて,楽しいと思う反面,どうすりゃ時間ができるんだい!という,
自分で自分をドツボに入れている感じがぬぐえず・・・

それはそれ,なんですが。


で,予告ですが,近々,イオンと立命と組んで,新しい事をします。
たぶん,どこかで報道されるかもしれません。
とりあえず,こんな予告でお茶を濁して・・・


そういえば予告で言えば,27日に食に関して面白い講演が立命であります。
分子ガストロノミー。
食材を分子レベルまで解体して,もっとも美味しい状態を考える,
というもの(簡単に言えばですが)ですが,
あまり聞く機会もないだろうなぁ,と。


こんなところで,今週はごめんなさい,です。

ではでは。
書いているのは,金曜日の14:28~14:33。40分から授業で,16:30から草津市役所で会議。その後懇親会・・・どうせいっていうねん・・・(T_T)

2015.10.10

ダイバーシティについて考える

今日の写真は、先日能登半島まで行った時の夕陽の写真。
きれいに撮れたので、使ってみました。

ちなみに撮った場所は、「世界一長いベンチ」という名所?
確かに、端から端まで歩く気にならないほど、長かった・・・


で、今日の本題は、能登半島ではなく、ダイバーシティ。
なんとなく、思うとことがあるので、書いてみます。
いつも通り、オチまで意識していませんが。

ダイバーシティ、多様性は、ちょっと前に流行った言葉ですが、
重要性は誰もが理解しつつ、行動のできないことの一つかと思っています。
Social Inclusionという日本語での社会的包摂と言われることとも関わるのですが、
違いを理解し、その違いを受け入れていく、と言う事がダイバーシティの主です。

最近の問題意識と関わるのですが、今までの社会の中では、
唯一の理想的な回答・社会を求めてきました。
理想として有名なのが、ユートピアという言葉です。
ユートピアは日本語では理想郷とも言われますが、
社会がこうあってほしい、人としてこう生活したい、と言う事を、
言語化・イメージ化していったものです。

このユートピアは、社会や技術の発展とも密接に結びつきつつ、
社会のあり方として、多くの声の大きな意見を受け入れつつ形成されてきました。
これが大きな声が偏ったものでなくなり、違ったユートピアもあるのでは、
というあたりからゆらいでいったような気がしています。

一方で、ディストピア(ユートピアの反語)として、
ジョージ・オーウェルの1984、動物農場など、
社会のあって欲しくない姿についても色々と出されてきました。
その多くは、管理・監視される中で、希望や自由がない社会、
または、差別が強く、生まれながらの違いが社会生活に影響を与える姿でした。

で、何が言いたいかと言うと、最近の日本社会を見ていると、
多様性とは正反対の方向に進みつつあるような気がしています。
国が「一億総活躍社会」というよくわからないテーマを掲げ、
枠をはめてモノゴトを進めようとしているように思えます。
たぶん「活躍したくない」という自由や意見は封殺されるのでしょうね・・・

なぜこんな事を思うかと言うと、
男女平等社会の実現=女性が働く社会
といつの間にか言い換えられているように強く感じているからです。

社会と関わり、社会を作っていく中で、企業で働くだけが全てではありません。
地域のために活動する、と言う事も社会を作っていく中で重要ですし、
家族と言うコミュニティを支えるために活動する事も重要です。
これは、別に男女のどちらかが担うわけではなく、
両方ともに担っていけばいいですし、
そんな姿を認めていく事も広い意味でのダイバーシティの一環だと思うのですが、
どうも違うようです。

そんなあたりが気になったので、今回のネタにしてみました。

なんとなく、独り言として、満足したようなしていないような・・・
また、どこかで続きを書くかもしれません。

ではでは。
みち
北海道出張に行くので、先取りブログ。今日は木曜日ですが、忘れませんでした。今週こそ。先週・先々週共に忘れかけていて、思いだして引き返して書くというなさけない状態・・・来週も忘れずにいくぞ。予告:来週の写真は北大。

2015.10.03

新しい事を考えるということ

さて、今日の写真は、先日、野菜収穫+お弁当づくり教室に行った時の写真。
と言っても、お弁当づくりではなく、野菜の収穫をしたハウスの写真です。

半分は仕事として、半分は楽しみとして参加。
当然、自費です。
そもそも参加するようになったのは、草津市のスクールランチ検討委員会に参加した事が縁です。
そこで、お弁当づくりの苦手な人向けのお弁当教室をやる話になって、
昨年が1年目・・・その中で収穫体験+お弁当づくりを提案してやってみたら好評で、
これが2回目の収穫体験+お弁当教室。

みんな楽しんでやっていましたし、生産者の方に好きなだけ持ってっていいよ、と言われたら喜んでいました。
特に、子どもがいっぱい収穫をしつつ・・・
「しばらくほうれん草ばかりご飯に出るね」と言ったら、
ちょっとへこんでいたりして、面白かったです。

と書きながら、まだタイトルを決めていない・・・決めずにブログを書き終わってからタイトルを考えようという実験(笑


何を書こう・・・
開講の話はきっと誰か書いたし、Jリーグによる授業の話は新聞に載ったし・・・
そもそも村井チェアマンが来て講義をした時の写真も撮ったけれど、写りがいまいち・・・

それに・・・ブログを読んでいる中心の人がどんな人だかわからずに書いていると、
誰対象の文章かもわからず・・・
グチッテイテモシカタガナイ


そうそう、思いついた!
よし、タイトルも決まったぞ!


で、新しい事を考える、と言う事の話。
昔からイノベーション(新しいものを生み出す)と言うと、けっこう限られた人が限られた範囲で考える、
と言う事が主でした。
要はコントロールできる範囲で、コントロールできる結果を生み出す、ということ。

それがここしばらくで、だいぶ変わりました。
色んな人を入れて、コントロールできない状況を作って、その中から意外性のあるものを生み出そう!
という事です。
実は、このコントロール可能かどうか、がけっこうな肝で、
昔ながらの人になればなるほどコントロールできないことへの恐れがあります。
一方で新し物好きの人は、コントロールできない状況の方が喜びがあります。

だってねぇ、予想できない結果や予想できない価値を生み出すのは、
やっぱりコントロールできない状況ですから。
こんなことを書こうと思ったのも、色々と提案する時に、
コントロールできないような事を提案すると、
中間管理職のあたりの人が怪訝な顔をする事が多い事を思い出したからです。

新しい事をやる時には楽しまなければならないですし、
多くの人の色んな意見を聞いて、より良いものを作っていく事が必要になります。
ところが、こんな楽しんで前に進める事よりも、コントロールする事でできた気持ちになる人が多いなぁ、
と思っています。
新し物好きで、自分でドツボにはまっていく私から見ると、不思議ですが・・・

最近、就学前の子どもと遊ぶ(に遊んでもらう)ことも多かったですが、
子どもとすぐ仲良くなれるのは、私が大きな子ども?かもしれません。

今日は、このあたりで。
ではでは。
みち
書いてほしいこと募集中!というのをここに長々書いていて、追記しなきゃいけないことをみつけ、反転して文字読んで書こうとしたら・・・当たり前ですが・・・書いたものが消えました(笑)ついでい追記しようとした事を忘れました(笑)

2015.09.26

ゼミ活動

本日の写真は、珍しく、学生活動。
しかもブログ中身と関係あり・・・

ゼミで先日のシルバーウィークの中の二日を使って、
スムージー販売をしましたので、その写真です。
場所は「道の駅くさつ」。

このために「道の駅くさつ」、道の駅で施設運営をしている「からすま農産」、
野菜の提供で「JA草津市」、施設運営を受託している「草津市コミュニティ事業団」、
の4者に協力していただきました。

草津の野菜を使って健康に、をテーマにしながら、
スムージーを販売していました。
最終の販売数は、まだわかりません・・・
教えてって、ゼミ生に伝えてきましたが、
どうなったことやら・・・もしかして赤字??


ちょっと前提を話すと、私のゼミは、プロジェクト型で活動してもらっていて、
行動をして何か成果を出そう!をテーマにしています。
いい加減なテーマですが(笑
ゼミ内でグループは二つあるのですが、
そのうちのグループの一つが、今回のスムージー販売をしました。

野菜の手配、場所を借りる事の交渉、保健所への届け出など、
普段の活動の中ではやらないようなこと、
やらないような経験ができたかと思っています。

実際の振り返りはまだ聞いていませんので、何とも言えませんが・・・
もう一つのグループも後期にプロジェクトを実施するはず。
そっちもそっちで、面白そうなので期待していますが、どうなることやら。


今回やってみて思ったことは、
協力していただいたみなさんが優しく学生の活動を見守っていただいたなぁ、
という事です。
社会人であればできないようなこと、できないような協力をしていただいて、
これで学生が成長してくれれば言う事なし!という状況です。
やっぱり、何かやって振り返って次につなげていく、
こんなPDCAをし続けることが重要です。

それではそろそろ、長くなってきましたので、この辺で。
ではでは。
裏でいろいろ手をまわしましたが、ポイントをおさえる重要さ、なぜ簡単にできたのかは学生にはわからないと思います。ただ、なんとなく色んなものを繋げられそうで、実際に繋がっていきそうな手ごたえを感じました。

2015.09.19

掲載忘れるところでした・・・

さて、今日の写真は、先日武蔵大学に行った時に撮ったもの。
江古田キャンパスに行ったのですが、その時に研究所の名前に「根津」が入っていて、
ん・・・根津・・・東武鉄道?
という疑問が湧き、ちょっと調べてみたら、
やっぱり東武グループの創業一族が作った育英会が運営組織でした。

ちょっとした小ネタ・・・


それはさておき、今日は本当に落とすところでした・・・
公開時間がいつもと違う・・・間違い探し見たいですが・・・と思いますが、
娘の運動会が終わってから慌てて大学に来て書いています。
職住が近いと、いつでも来れるのが便利なところ(笑


で、今日の本題は、安保法制かなぁ。
たまには、硬派でどうでしょう??

さて、安保法制が今日の未明に参議院で採決され、法律が変わる事が確実となりました。
みなさんは、賛成でしょうか?反対でしょうか?
民主党は、「戦争法案」と呼んでいて、マスメディアも同じように話していて、
社会的には、この法案が成立すれば、戦争が可能になると考えている人は多いですが、
法案そのものを読んだ人はどれぐらいいるのでしょう??

私自身はリベラルな立場で、右翼でも左翼でもなく、本当に「戦争に向かう」のだろうか?
という疑問があって、実際に改正の法案を読んでみました。
そうすると、「戦争法案」というキャッチコピーそのものに色々な疑問が・・・

大きいのは、武力攻撃を受けた時と存立危機事態の時に、
集団的自衛権としての武力行使を認める、という内容です。
存立危機事態とは、案文からそのまま引けば
「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態をいう。」

存立危機事態を単純に言えば、
泥棒がAさんのところに忍び込んで、その次に自分の家に同じ泥棒が来るのがわかっている時、
でしょうか。
今の法律で言えば、泥棒が敷地に入ってからでないと、対応できません。
それを、泥棒をつかまえるのに協力する、と言っているにすぎないように、私には思えます。

ただ、いくつか問題があって、
一つは憲法9条との関係です。
9条の1項で、
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
という事があげられています。
この「武力の行使」を認める、という法律ですので、
法律として最上位にいる憲法に矛盾します。

もう一つは、「存立危機事態」の認定基準です。
拡大解釈をすれば、
「近所のあいつは怪しいからやがて泥棒に入って来るに違いない」
と言う事で、何もしていないうちにつかまえる事が可能になります。
そんな事が起こらないように、コントロールしなければならないのですが、
それが案文を読んでも、わかりませんでした。

で、長くなってきたのでまとめますが、
私自身は、現行の法案では、例えばミサイルが飛んで来た時に領海に入るまで撃ち落とせない状況ですので、
それを公海上でも撃ち落とせるようにする、という意味では理解できます。
また、近年は、海賊の問題や、テロによる殺害など、様々な事象がおこっていますので、
こういった事を未然に防ぐために、一定の力の行使はいたしかたないかと思っています。

ただ、先の二つの問題、憲法とコントロールを解決しなければならない、と思っています。
ところで、皆さんは、どう考えるでしょうか??

ではでは。
なんとなく、その日ネタを意識して書いてみました。たまにはいいかなぁ・・・というよりも近いネタを書くのがブログか・・・スポ健っぽくないネタばかりですが(笑)そうそう、そろそろ写真が尽きます(笑

2015.09.12

多様性へ対応する、ということ

さて、タイトルと関係ない写真シリーズも長くなってきました。
今回は、最近の出張で撮ってきた写真です。
珍しく、新しい・・・

それはさておき、写真が厨房だということはわかる?かと思います。
で、どこの写真家と言うと、APUの生協食堂のバックヤード。
この写真のあたりが、ムスリム向けのハラルフードを出す専用スペースとなります。
そして、ハラル・フレンドリーの認証を受ける予定です。

実は、APUの生協では2000年に開学してから、多様な民族や多様な宗教の人のいろんな意見を受け入れて、
新しい取り組みをしてきました。
開学してすぐに、ムスリムの方から、食べるものがない、と言われ、
一緒にメニューづくりをしたりもしています。
ハラル対応では、だいぶ早い取り組みで、なかなか前例もなく、大変だったと聞いています。
これからは、ムスリムの方に、もっと安心して食べて頂くためのハラル・フレンドリーが始まります。

ここまで書きながら、ふと、これはいっぱい書ける、と改めて思いましたので、
タイトルを変えてみました。

珍しく?、写真と中身が一致した回になります(笑

世の中で、多様性(ダイバーシティ)がけっこう言われますが、
日本では、多くは性差(精神的部分も含む)への対応が中心で言われます。
しかし実際は、民族や宗教、慣習など色んな違いを受け入れて、
違いを理解した上でお互いを尊重し合う、と言う事がダイバーシティの中心だと思います。

日本では、民族の多様性がありつつも、単一民族国家、と言われ続けてきました。
実際には、古墳時代や飛鳥時代には、現在の中国や朝鮮半島から来た渡来人もいましたし、
その後も強制移民や国際的な出稼ぎを含めて、色んな民族が住んできました。
また、アイヌ系の人や沖縄系の人も、文化や慣習が異なっています。

こんな多様な習慣について、あまり考慮される事もなく、
また、日本らしいと思われる教育が共通かつ単一で行われ続けてきました。
例えば、現代の標準語と言われる日本語の成立には、マスメディアが多く関わりましたし、
同じような食事を摂るようになったのには、日本全体をカバーするチェーン店のスーパーや外食、コンビニなどが、
大きな影響を与えました。

地域や民族による違いを排除して、単一の姿を目指してきたのが、
経済発展、国家の発展と言われたものの中心だったと思います。
列島改造論も突き詰めれば、東京のような豊かな生活(この言葉が良いかどうかはありますが)を
日本全体で享受しよう、という現れであり、日本全国にミニ東京を作っていく事になったと思っています。
(これは色々と異論もあると思いますが)
その結果として、経済的な豊かさは、違いはあれど、ある一定の範囲で、日本全体で享受できるようになりました。

しかし、平成不況と言われるデフレの時期を経て見ると、
経済的な豊かさは再生産され、前よりも経済的に豊かな生活ができなければならない、という考えにはまり、
なかなかビジョンが描けない状況になったのかと思います。
デフレの中では、前の世代よりも次の世代の方が、経済的には豊かになれない、という事を意味しますので。

そんな中で、最近変わりつつあるなぁ、と思うのが、
多様なライフスタイル、多様な生活への希望を受け入れる動きが各所で出ていることです。
東京発の地方創生は、地方が東京までいかなくても、東京に近い豊かさを目指しているようにも感じますが、
そうではなく、地方は地方の生き方、豊かさがある、というところです。
最近、発表されましたが、農業の就業者の年齢が若返った、というものもありました。
また、地方にIターンで移住して、給料は低いけど、豊かな生活をしている人、が脚光をあびたりもしています。

日本と言う国家では、明治維新以降、欧米と同じ経済的・生活の豊かさを求めてきました。
高度経済成長を経て、経済的豊かさでは追いつきながら、ライフスタイルは別個の道を歩んだ、
という気がしています。
当然、欧米と言っても、ひとくくりにはできないですし、国によっても違いはありますが、
日本という国家を上げて目指してきた姿が現代に合っているのかどうか、
そんな事を問う時期に来ているのかなぁ、と最近特に考えています。


そろそろ長くなってきたので、終わりにしようと思いますが、
ハラル・フレンドリー→多様性→豊さって何?
というつながり・・・遠いところまで行ってしまった、と思う事と、
写真は入口の素材で、内容とは・・・だったなぁ、と反省します・・・

いつも、書きながら書く事を考えているので、遠くまで・・・ただ、この話は、最近の中心の課題なので、
またどこかで触れるかもしれません。

ではでは。
みち
何枚か写真が増えました・・・でも足りません(笑)そもそも写真が無くても良いのでは?という話もありますが、さみしいので、写真をがんばります!しかし、私のブログがたぶん一番スポ健っぽくないなぁ・・・(笑

2015.09.05

今年の夏季休暇期間

さて、今回の写真は、
昨年久御山にあるコカコーラのボトリング工場に見学に行った時の一枚。

書くネタには、そこまで困らないけれど、写真ネタには、とても困る・・・
全ては写真を撮る習慣がない私が悪いのですが、
来週こそは、何か写真を。

最後は、びわこ・くさつキャンパス内の施設を一枚一枚・・・
そうすれば、41週もつはず(笑)・・・ん?
41も建物あるのね・・・キャンパスマップで・・・
改めてびっくり。


それはさておき、今週は何の話しにしようか・・・

そういえば、手元に会った新聞に、医療費昨年40兆円突破、とありました。
高齢化が進んでいること、入院患者が増えていること、など色んな要因があると思います。
ただ、現在のままでいけば・・・保険制度の維持がどんどん困難になっていくでしょうね。

そういえば、そんな話を見ながら、以前話を聞いた保健師さんの事を思い出しました。
話を聞いたのは、長野県の山の中の村・・・市町村合併もしなかった村・・・です。
そこでは、保健師さんがビジョンを持って、制度づくりをがんばっていらっしゃいました。

その村では、1980年代の初頭には高齢化率(65歳以上人口比率)が20%を越え、
現在30%を越えています。
そして、現在の後期高齢者(75歳以上)が25%を越えて、
高齢化を越えた超高齢化、ともいうべき状況になっています。

ここでは、高齢者は自宅で最後まで住むことを前提に、様々なプログラムを組んでいます。
当たり前のように聞こえますが、在宅介護・在宅療養が最後まで貫かれることは、
他ではあまりなく、多くは最後は病院や介護施設で過ごすことになります。

保健師さんのやってきたことは、他ではあまり例を見ないことなのですが、
基本は、当たり前のことです。
高齢者の話を聞いて、どこで過ごしたいかを聞いて、
その過ごしたい、と言う事に対して、制度を作って仕組みで支える、と言う事です。
簡単に聞こえますが、社会の常識、やっぱり介護施設や病院の方が安心だよね、
と思う人が多い中で、自宅で最後まで過ごす仕組みづくりは大変なことです。

ただ、この当たり前のことを実行し続ける力、これがすごいですし、
こんな力を自分自身も持ちたく、また学生の多くにも持ってほしい、と思っています。

今週は、このあたり、で。
ではでは、また来週。
(来週の写真がBKCの建物写真になったら、41週続く、と思っていてください(笑))
さて、今週はAPUに行くので、写真を何枚かとってこよう・・・APUシリーズ・・・その次は・・・??お、関空まで見送りに行くぞ・・・その次は・・・ないなぁ・・・写真撮影の旅、風景シリーズでも作るか(笑

2015.08.29

今週の活動と日常

いつもどおりの今日の写真の解説から。
天井川であった(旧)草津川を国道1号線が抜けているトンネルです。
このトンネルは、戦前に開通して、80年ばかり経っているとか。

そしてこのトンネルは、撤去され、ここから西の方の草津川の跡地には、
公園などができていきます。
ただいま、撤去工事中で、このトンネルを見れるのも、あと少し。
ちなみに、元の草津川は、別の方に水を流すように付け替えられました。


そんなこんなですが、今週の活動を若干。

今週は、ちょっとだけ色々あって、その事から。
(そういえば、30分ぐらいの時間合わせに、車でコンビニの駐車場って便利ですね(笑))


火曜日の午後は、子育て世代の住みやすさってなんだろう?
という草津市のワークショップに行ってきました。
行った、というよりも講師の一人だったのですが。
今回、市の職員の方にがんばっていただき、台風の強い風が吹いているにもかかわらず、
事前申し込みをされた方の欠席がゼロ、というびっくりする状況でした。
特に、小さなお子さんを連れてこられたお母さん方も、欠席なしで参加。
皆さんがワークショップの中で、

自分の経験から大切なこと、
他のお母さん方にとって大切なこと、

こんな事を、市の職員と一緒にいっぱいアイデアを出していらっしゃいました。
アイデアを出していらっしゃる間は、私はグループに入っていませんでしたので、
子どもと一緒に遊んで(遊ばれて?)いました(笑

終わってから、色々と考えて、行動して、変えていかなければいけないこと、
って多いなぁ、とつくづく思いました。


そして木曜日は大津市の協働事業提案のプレゼンテーションをして、JHCへ。
JHCは前にも書いたかと思いますので、とりあえず、とばします。

大津市の協働事業提案のプレゼンテーションですが、
大津市保健所とリスクコミュニケ―ターを養成しよう、というプログラムです。
リスクコミュニケ―ターと言うのを聞き慣れない人も多いと思いますが、

簡単に言えば、
食品の衛生・安全に関わって、リスクを知り、それを人に伝える事ができる人、
のことです。

プレゼン10分、質疑10分でしたが、久々に評価されて、それで通るかどうかが決まる立場になって、
試験を受けている気分で、ちょっと悪い方の緊張をしました。

この後、東京に移動しなければならず、結果は新幹線の中で、
保健所の人からのLINEで、まず知らされました。
通った、と言う事で嬉しい半面、詰めなきゃならない事が増えた、
という思いもあり・・・です。

ただ、ゼロベースで考えて、実行していける企画ですので、
保健所で申請する予算が降りて、2016年度からやり始めたら楽しいだろうなぁ、
と思っています。

長さが、だいぶ長くなったので、このあたりで。
しかし、活動報告って、けっこう長くなる?
困ったら、このパターンが・・・(今週時間に余裕があってこれぐらいの長さだから・・・)

ではでは。
写真募集中!写真募集中!写真募集中!くどいって??今週も、おうみんちに行って、フェリエでワークショップ、保健所で打ち合わせ、大津市役所でプレゼン、東京キャンパスで講義・・・でも、写真を撮り忘れたまま・・・来週が山かもしれません(笑)、あ、あおばな館・・・休みのあおばな館・・・だめか・・・

2015.08.22

夏休みの就職活動

さて、本日の写真は、東京キャンパスの入口の写真。
JHCでお世話になっている場所です。

ちなみにこの写真を撮ったのは、22時半ぐらい。
なかなか遅い時間でした・・・


それはさておき、夏季休暇中ですが、みなさん、どう過ごしているでしょうか。
私は日々、遅くまで仕事をしています・・・
なぜか授業がないのに、仕事時間が長い・・・不思議です・・・
今もこのブログを書きながら、裏でエクセルのセルの置換。
空白を0にするのに、データ数が多いので、ものすごい時間が・・・
1時間ぐらいかかりつつ、まだ終わっていません。


そんな事もおいておいて、そうそう、違う話。
昨日、東京キャンパスで、就職に関わって、
お盆の期間中のキャンパス利用者がどれぐらいいたのか、聞いてみました。
けっこう多かったようで、今年の就職活動の傾向を示しているような気がしました。

先日、新聞で、誰も大変になっただけだよね、という記事を見ました。
ただ、1年で変えることはできないので、来年も継続させる、との事です。
期間が変わった事が、だいぶ影響しています。

また、OBの新卒採用担当者と先日会った時に、ちょっと会話しました。

「夏はどう?」
と聞くと、
「夏の間に休みは取れません」
と言われました。
夏季休暇は、9月に入ってからゆっくりとるとか。

4回生を含め、一部にとても負担がかかっているなぁ、と思います。
ただ、あちこちに行っていても、
昨年までのように、
「あ、就職活動!」
というフレッシュな感じをした人はほとんどおらず、
なんとなく、長期にわたると、4回生からもフレッシュさが消えるものだ、
と妙に感心したりもしています。

次に4回生ゼミ生と会うのは、9月の末ぐらい。
それまでに、良い結果が出ている事を期待しています。
とは言っても、前期中でほぼ全員が内々定をもらっていたりもするのですが・・・

なんとなく、いつも以上にまとまりがないですが、
このあたりで。

ではでは。
みち
見えない字コーナーで、最近良いネタがありません。このコーナーまで募集したらダメだろうなぁ・・・ちなみにブログテーマと掲載希望写真は、まだまだ募集中です!