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2015.10.14

志摩のあかもくのプレッツェル。

<RecO だより132>

先週ご紹介した、志摩のあかもくのレシピ集、その中の一品をご紹介。

この前衛芸術のような、私の世代だと、つい「岡本太郎!」
と言ってしまいそうな形。志摩の海に漂う、海藻をイメージして作った
あかもくの粉とチーズとごまがたっぷり入っているプレッツェルです。

ポキポキした歯触りと、絶妙の塩味と深い味わい。
一本食べると癖になり、止められなくなるおいしさです。
おやつにはもちろん、ビール等のおつまみにもぴったり。
少し、砂糖を加えて甘くしても、いい感じです。

当初海老研M2のSさんが作った試作は、きれいに揃った棒状でしたが、
私のわがままでこんな形になりました(笑)。
カメラマンJeroさんの許可をいただいて、今回初公開!
レシピ集の完成、どうぞ、お楽しみに。

<今週の別腹>
先週末、自宅周辺は、湖国三大祭の1つである、大津祭でとってもにぎやかでした。
大津市京町三丁目ある天孫神社の例祭。江戸時代初頭から行われていた祭礼です。
本祭当日の、
豪華絢爛な13基の曳山巡行も素敵ですが、個人的には、前日の夕刻、
提灯が灯され、曳山が美しく浮かび上がる
宵宮が大好物です。

今年も、ごちそうさまでした。
ab


2015.10.07

「志摩のあかもく」レシピの撮影。

<RecOだより131>

 以前ご紹介した「志摩のあかもく」レシピ集。
この数週間、RecOが磯の香りになる位、海老研研究員、院生が、がんばってレシピを仕上げ、
10月2日朝からいよいよ撮影となりました。レシピの中には学部のゼミ生が考案したものもあります。

 まずは、表紙の候補となる、「志摩のあかもく」そのものの撮影。
志摩のあかもくをいかに魅力的に見せるか、
この数週間、編集担当Yさんは、ずっと頭を悩ませ考えた結果、
生のあかもくにお湯をサッとかけて、透明度を高めたあかもくを、
ガラスの水槽の水に入れ、動きを出しながら撮影する事に。



 「じゃまもく」とは言わせないきれいな志摩のあかもく・・・なのですが、
すみません、私の写真では伝わりにくいですね。
トライアスロン等、数々のスポーツシーンを撮影するカメラマンJeroさんの写真では、
もっと躍動的で、本当にきれいです。



 その間にみんなで料理の準備。
料理の撮影は、タイミングがとっても重要。
段取りの善し悪しが問われます。



 また、今回は「志摩のあかもく」の魅力を引き出すレシピにしたかったので、
「志摩のあかもく」として製品化されている、乾燥、茹で刻み、粉の3種が、
おいしく、栄養的意味を持ち、かつ、使いやすい量になるよう調整しました。

 例えば「志摩のあかもく(乾燥)1/2袋」「志摩のあかもく(粉)大さじ1」
というように、あかもくだけではなく、他の材料も合わせて切りの良い分量に揃えるように調整するのは、なかなか難しいところです。
調理行程、器具、材料、全てが、なるべくシンプルになるように、
何度も何度も試作を繰り返しました。



 その甲斐あって、「志摩のあかもく」炊き込みごはん(写真)を始め
お好み焼き、佃煮、酢の物、天津丼、プレッツェル・・・と、
どれもとってもおいしいレシピに仕上がりました。
Kさん、Sさん、Mさんお疲れさま!
これからも作業が続きますが、冊子の出来上がりが楽しみです。

 このレシピと写真は、冊子完成の前に、
11月18日から東京ビックサイトで開催される、農林水産省主催の
アグリビジネス創出フェア2015(Agribusiness Creation Fair 2015)
にて展示、試食が予定されています。

 このフェアでは立命館大学のブースもあり、そこでは以前ご紹介した
京都の老舗のみなさんと開発した、アスリートスイーツ「SOY DELI」を出品します。
RecOの研究成果の東京お披露目フェアとなります。

 RecOにも「実りの秋」がやってきた、という感じです。

 ちなみに「SOYDELI」、新聞の全国版に紹介されてから、ネットの注文・問い合わせが殺到し、一時、製造が追いつかなくなったとのこと。こちらもうれしい限りです。
ab

<今週の別腹>
 酢の物に登場してもらった志摩の地蛸。
「イセエビとアワビを食べて育ったタコ」と聞くだけで、贅沢品に思えますが、
香り、噛み応え、瑞々しさ・・・本当に贅沢なおいしさです!



2015.09.30

スーパームーン。

<RecOだより 130>
今週は「別腹」特集として、
RecOに届いたスーパームーンをご紹介。

その1


山形のM先生からいただいた、もも。
晴天に出て来た満月のような、きれいな黄金色の桃。
その名も黄金桃。別名、マンゴーピーチ。
果物王国山形は、桃の種類も豊富とのこと。
お月見の時期にぴったりな桃でした。

その2


石川県出身の研究員、kaiさんから「私これが一番おいしいと思います」
と、いただいた、周りのふちが、月のあかりでできる大きな輪、をイメージさせる、
餡のふくらみがたっぷりの、とっても豊かなどらやき。
関西では三笠、ということが多いようですね。
その名の由来は、諸説あるようですが、この形は大正3年、
東京上野の和菓子店「うさぎや」さんが考案したものが全国に広まったとのこと。
こちらも、お月見にぴったりですね。

その3


最後は、この9月末でご転出された、岐阜出身のKoji先生からいただいた、
月の表面のクレーターをイメージさせる、大垣のお菓子屋さんのブッセ。
ブッセはフランスでの意味は「一口サイズのオードブル」のようですが、
日本ではビスキュイ生地にクリームやジャムをはさんだお菓子。
「クレーター」の部分はサクサク、中はスポンジ部分はしっとり。
Koji先生には本当にお世話になりました。ご転出はお名残惜しい限りですが、
先生の益々のご活躍を満月にお祈りします。

皆様のお気持ち、ありがたく、おいしく、いただきました。
ごちそうさまでした(その分、しっかり運動します!)。
ab

2015.09.23

豪雨の撮影と晴天のインターンシップ成果発表。

<RecOだより 129>
 以前、RecOだより124でご紹介した、三重県志摩市の海藻「あかもく」の取り組み。
 ab研では現在、その魅力と可能性を市内外に知っていただくためのパンフレット作成のため、先週、2泊3日で撮影を行ないました!・・・が、この3日間、前半2日は豪雨、やっと晴れると期待された最終日は、その前日のチリの地震の影響による津波注意報が発令。
 色々な意味で、大変な撮影となりました。

 そんな状況でしたが、雨が弱まるのを待って、漁師さんのご好意で船での撮影を行いました。

 黄色の網はこの土地のの漁師さんが開発した、車エビ専用の網(残念ながらエビさんには会えませんでしたが)。船の揺れと風でカメラマンも大変な撮影になりましたが、無事終了。
 またこの日は、既にシーズンを終えている海女のみなさんに撮影をお願いしたところ、現在この地域にいらっしゃる海女さん15人全員が集まって下さいました!

 天候の悪い高波の海での撮影も笑顔で元気に対応していただき
「雨の中、ごくろうさま〜」「天気が良かったら潜ってあげたのに〜。明日また来れば?」「みんなで集まる事はなかなかないから、いい機会作ってくれてありがとう!」等々、優しい言葉をたくさんかけて下さり、感謝、感謝の撮影会となりました。
 ありがとうございました。
 この、あかもくのパンフレット、10月2日にはRecOにて終日、あかもくとその料理の撮影を行う予定です。近くを通ったら、ぜひ覗いてみてくださいね。

 そしてこの週は、同時にJAおうみ富士さんにて、新規スポ健のインターンシップが開講されました。
 この成果発表として、9月19・20日、晴天となった土日に開催された、立命館守山に文化祭にて、受講生が考案した地元野菜とメロンを入れたカレーを地元野菜と共に販売。

 文化祭では日曜日に私の食育講演会もあったので、その終了後、カレーを味わおうと狙っていましたが、既に完売。

 同時に販売した、野菜スープ、新米おにぎり、ジェラード共にお昼過ぎには全て完売となりました。
 個人的には残念でしたが、売りつくした学生の満足そうな笑顔を見てうれしくなりました。
 彼・彼女らのの報告書を、じっくり味わいたいと思います。
 ab

2015.09.16

「エネルギーを考える」夏期集中講座のその後。

<RecOだより128>
 先週もご紹介した、大学コンソーシアム京都で開催の夏期集中講座「運動と栄養と暮らしからエネルギーを考える」。

 2日目は滋賀県南部に暴風警報発令のため、急遽プログラムを変更、次の日に「運動と栄養」両面から「エネルギー」を考える講座となりました(真田先生、急な変更にご対応いただき、ありがとうございました(写真右上)。

 そして、最終日は京セラドーム横に完成した、大阪ガスハグミュージアムでの体験講座。
 最大100名が同時に調理ができる、広いきれいな調理実習室で、エコクッキングを体験。

 エコクッキングについての講座の後、各班に分かれて調理台の使い方の説明、そして点火(みんな少し腰が引けています/写真左下)。

 各班、エコロジーを考えながら、今日のメニュー(鍋で炊くご飯、味噌汁、野菜炒め、焼き春巻き、浅漬け、出し殻で作る佃煮)を作りました(写真右下)。
 火加減、鍋の選び方、ガスグリルの賢い使い方から、食器を洗うときの洗剤の使い方に至るまで、ちょっとした工夫がエコロジーにつながる事を体験。

「一人暮らしにもとても役立つ情報がいっぱい」
「ガスコンロで浅漬けを作るとは!」
「もう、スポンジに直接洗剤をつけるのはやめます」
「え?しいたけのここの部分(軸)って、食べられるんですか?!」
「就職活動中で、料理作ったのは多分一年以上ぶり」等等。
 出汁と鍋から炊きあがるお米の「幸せな香り」に包まれながら、受講生の楽しげな感想がたくさん聞こえてきました。

 実はこの調理実習室、各実習台で実習中に使ったエネルギー量、水の量を全て測定しています。
 ゴミの量(写真右上)も測定して、どの班が一番「エコロジー」か、を判定。
 各班多いに盛り上がり、多いに反省。
 その後、ハグミュージアムを見学後、今日の振り返り、レポートの作成で、最終日も無事終了。

 台風の影響で、集中講座がさらに密度を増して、受講生のみなさんも大変だったと思いますが、様々な角度から「エネルギー」を学体感してもらえたものと思います。
 みなさんお疲れさまでした!
 一緒に講座をお作りいただいた、大阪ガスの皆様、ありがとうございました。
 ab  

2015.09.09

「エネルギーを考える」夏期集中講座。

<RecOだより127>
今週はRecOを飛び出し、大学コンソーシアム京都に来ています。
今年から、RecOでの研究活動を広くご紹介する、夏期集中講座「運動と栄養と暮らしからエネルギーを考える」を開催することになりました(写真下右)。

人が生きていくためにはエネルギーが必要です。
脳や身体を動かすためにはエネルギーを消費し、その分のエネルギーを私たちは食べることで摂取しています。 また、生きるための暮らしの中でも、色々なエネルギーが必要であり、そのためのエネルギーを生産しています。
この講座では、これら人が生きていくために必要なエネルギーを、運動と栄養と暮らしという3つの視点から考えます。

立命館大学各学部と他大学から30名受講。
に、対して教室も30席、というパンパンの状態(写真上右)。
初日(8日)は大阪ガスさんによる「エネルギーについて考える」の3講座。
液体窒素の実験から始まり(写真下左)、カードゲームを使って暮らしのエコロジーを考えるグループワーク(写真上左)等、盛りだくさんの内容です。

本日9日はスポ健sana先生による「運動のエネルギーを考える」を一日びっしり4講座。
<↑の、予定でしたが、台風の影響が・・・受講生の皆さん、コンソのHPの確認を!>
明日10日は私から栄養の視点からの4講座の予定。
<↑も、場合によっては、一部内容を変更するかもしれません。詳しくはmanaba+Rで確認を>

さて、京都コンソの時間割には昼休みがなく、休み時間は一律20分。
受講者の皆さんは、期間中、限られた時間の中での「エネルギー補給の工夫」の実践にもなりそうです(笑)。

最終日(11日)は大阪ガスさんの施設、ハグミュージアムで、エネルギーの見える化の実習。料理の実習もあります。

エネルギーを色々な視点からじっくり考える4日間。
詳しくは講座終了後にまたご紹介します。
ab

2015.09.02

世界相撲選手権2015。

<RecOだより126>

 去る8月30日、大阪府堺市大浜公園相撲場において、世界相撲選手権が開催されました。
 今年は、第20回を記念して、9年ぶりの日本開催。世界25国の代表選手が参加。
 開会式では、土俵に万国旗(写真右上)。見慣れない風景ですが、勝ち負けのわかりやすい相撲は、現在、海外での人気も高く、ロシア、モンゴル、ウクライナ、ブラジル等の力をつけた国の選手が、日本選手を超す成績を収めているとのこと。確かに、男女共に、日本選手では考えられないような体格の外国人選手がたくさん出場していました。

 この記念すべき大会の、女子の部日本代表選手として、山中 未久さん(軽量級)、稲葉 映美さん(重量級)、スポ健からなんと2名が出場となりました。
 
 abゼミ生の山中さんについては、以前、ゼミ生の活動紹介として、あいコアの☆でも紹介しましたが、彼女のこの大会のチャンピオンを目指す意気込みと毎日の努力を、ずっとそばで見ていたので、当日は朝からドキドキしながらの観戦となりました。
 朝9時からスタートした予選、一度の取り直しの末、見事に勝利(写真右上)。その後かなりの時間をおいて16時半からの準決勝。残念ながら、相手より先に手をついてしまい、無念の敗退。しかしその後、気持ちを切り替えて、敗者復活に勝利し、3位となりました。

 一方、稲葉さん(写真右下)は、予選で敗れるも、敗者復活戦で勝ち残り、3位を勝ち取りました。
 団体戦にも出場した稲葉さんは、こちらでも大活躍。決勝まで進み、見事2位を勝ち取りました。
 団体戦の準決勝において、前の選手が破れ、後のない状況で、自分よりかなり重量(であろう)モンゴル選手に勝利した試合は圧巻でした。

 記念大会で、見事にメダリストとなった両選手。
 それぞれに、悲喜こもごも、感慨深い大会になったと思いますが、二人にとって他の人には絶対に得られない貴重な体験は、メダル以上の価値と重さになったことと思います。

 男女一緒に開催されるこの大会、試合の間の時間が長く、その間の気持ちを保つのがとても大変そうに感じました。選手控え室もなくオープンなスペースでの待機となるため、その間、応援に来てくれている人たちへのあいさつ、取材への対応等、常に周囲に心配りをしている二人の姿が印象的でした。
 個人的には、もう少し、選手が集中できるクローズな場所を作ってあげられないかな、と思ってしまいました(会場の環境から難しいのだと思いますが)。

 山中さん、稲葉さん、本当にお疲れさまでした。
 二人の美しい勇姿を見る事ができたこと、光栄に思います。
 あまりに試合に見とれてしまい、写真を撮るのを忘れてしまったため、いい写真がなくてすみません・・・。

<今週の別腹>
 学部長it's me先生、学生部長であり稲葉選手のゼミ担当でもあるHaru先生、早朝から応援の事務室Sさんと観戦(写真右下)。
 感動を分かち合いました!
 ab

2015.08.26

季節のたからもの。

<RecOだより125>

 残暑お見舞い申し上げます。
 台風の影響で少し収まった暑さですが、どうやら月末からはまた戻ってきそう、とのこと。

 今年の猛暑、食欲を落としてしまった人もいるかもしれません。
 アスリートの大切な夏対策の一つでもある「食欲増進」。
 その基本は「おいしそう、食べたい!」であり、その大きな力となってくれるのは、その土地の季節の食材、食文化です。
 
 関西に来て、夏の定番となったが、鱧(はも)。
 関東にいた時には、名前は知っていても、高級そう、というイメージばかりで、なかなか口にする機会がありませんでしたが、こちらでは夏場、湯引きしたものが、パックに詰められ、日常的にスーパーで売っているのを見て、感動しました(決して安価ではないですが・・・)。

 京都の祇園祭り、大阪の天神祭りには欠かせない、ということも、こちらに来てから知りました。
 関西では、歴史、風土に根付いた、夏には欠かせない味わい、です。

 豊な魚という字の通り、味わい豊かな鱧ですが、その「お顔」はなかなか鋭く、ちょっと驚きます。
 また、おいしくいただくためには、あの独特な「骨切り」が必要。
 古くから「三寸を二十四に包丁する」と言われ、専門の技術を要します。
 鋭い表情に屈せず(笑)、「骨切り」の技術があってこそ、いただける、あの味わい、ということです。

 たんぱく質が豊富で、うなぎに比べると低脂肪、脂溶性ビタミン類も含みます。
 湯引き(落とし)、白焼き、蒲焼き、天ぷら・・・どれもそれぞれに、捨て難いおいしさ。
 暑さのストレスから、そうめんにすいか、かき氷・・・と、食欲の減退と共に、たんぱく質源が不足しがちな夏には、とってもありがたい季節のたからものです。
 ab

2015.08.19

「御食つ国」は「新しい里海のまち」へ。

<RecOだより 124>
  緑豊かな海岸の風景(写真上左)、伊勢志摩国立公園横山展望台から見た、三重県志摩市の絶景です。
 昨年よりab研では、志摩市さんと一緒に新たな試みを始めています。

 来年のサミット開催が決まり、注目が集まる志摩市。先日の日本スポーツ栄養学会では、市のブースを出展していただき、市長を始め多くの市職員の皆様から、志摩市の食文化をご紹介いただきました(写真上右)。

 志摩市は古くから「御食つ国(みけつくに)」、その意味は「天皇の食料、神に供える御饌(みけ)を奉る国」、と呼ばれ、この土地の自然から得られる農林水産の豊かな恵みを利用し暮らしてきた地域です。
 しかし社会や経済の変化から豊かな自然環境を保つことが難しくなり、農林水産業の生産性が低下、それにともなう人口の減少と高齢化の進行により、この豊かな生産、食の文化までが失われる恐れが出てきました。

 今、志摩市は「新しい里海」のまちづくりを目指しています。
 「里山」に比べると「里海」という言葉、あまり聞き慣れないと思います。
 「里海」は「里山」が「農林業を通じて人と自然が共生している地域」と定義されてきたことになぞられ、「漁業を通じて人と自然がお互いを高めあって共生する地域」と定義され、漁業活動や日々の生活を通じ、人と海とが関わりながら豊かな自然環境が保たれてきた沿岸域のことを「里海」と呼び、現在は海外でも「Satoumi」というそのままの表記が使われているとのこと。
 志摩市ではその現状から「里海」を漁業の場としてだけでなく、観光業や海運、また海の環境を保全するための人材育成を行う場としても沿岸域を活用することを目指した「新しい里海のまち」づくりを始めています。
 
 その一環として、里海の食材の一つが、ab研に。
 「あかもく」地元での別名「じゃまもく」・・・。
 今、この海藻の可能性を探っています。
 この話はまた次の機会に。

<今週の別腹>
 大王崎灯台の麓のお茶屋さんで、別の海藻を発見!(写真下左)
 何でしょう? 天草、かんてんの材料です。
 絶品の出汁と地元の白ネギでいただく、ところてん(写真下右)。
 「箸は、割らずに一本のまま食べるねん!なんでかわかるぅ〜?」
 という、名物(たぶん)おぢさんの解説も味わいを深めてくれます。
 ごちそうさまでした!
 ab

2015.08.12

おいしいオープンキャンパス。

<RecOだより123>
8月2日のオープンキャンパス、RecOでは「アスリートのおやつを作ろう!」を開催。
多くの高校生とその保護者の皆様にお集りいただきました(写真左上)。
受付は、スポ健生が担当(写真右上)。
参加された方からは「学生さんのハキハキした対応に、感動しました」との声も。
ありがとう。

さて、多くのエネルギーを必要とする、アスリートにとっては、おやつも大切な食事の一部。
おやつ=スイーツではなく、それぞれの目的に応じた、おやつが求められます。
とはいえ、やっぱりおやつはおいしく食べたい。ということで
今回ご紹介したのは、昨年出版した、海老研監修、RecOで作成・撮影の『女子部活食』(ベースボールマガジン社刊)のレシピから「お麩のティラミス」。
エスプレッソのような濃いコーヒーに粉にしたお麩を浸し、蜂蜜を加えた水切りしたヨーグルトと層にして、季節の果物をあしらった、低脂肪高タンパク、高カルシウムのさわやかなティラミス。
ヨーグルトを水切りした際に出た乳清(ホエイ)に、レモンとしょうがと炭酸を加え、ジンジャエールも作りました。レシピ(写真左下)でぜひ、お家でも作ってもらえるとうれしいです。

<今週の別腹>
オープンキャンパスでは、先日、このブログでも紹介した、大豆のフィナンシェ「SOY DELI」を大学内ユニオンで販売。
素敵は特設コーナーを作っていただいた、立命館生協の担当者さんと(写真下右)。
ネットでの販売も開始しました。
こちらもアスリートのおやつとして、たくさんの方にしっとりしたおいしさを味わっていただけたらと思います。
ab