日本ではそろそろ蝉の賑やかな季節でしょうか?
アメリカでは、July 4 は、独立記念日 (Independence Day) です!
この日を迎えるに当たって、いつも以上に町中に星条旗があふれています。
ワシントン D.C. では、この日、様々なイベントが行われます。
パレードに始まり、コンサート、そして中心部のナショナルモールで
盛大に打ち上げられる花火!まさにアメリカらしく建国を祝う一日です!
(写真は、http://washington.org/DC-guide-to/independence-day-washington-dc より)
全米各地で、当日は、独立記念日を祝う行事が行われていますが、
D.C. は首都ということもあって、全米一の規模で行われます。
ぜひこの時期 D.C. に立ち寄られる方に見てもらいたいです。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を
敦
<<街でよく見かける英語表現#37>>
1776年7月4日に出された Declaration of Independence (独立宣言) は、
D.C. のNational Archives (国立公文書館) にオリジナルが展示されています。
今回は、(少々長いですが、) その中の有名な一節を紹介したいと思います。
"We hold these truths to be self-evident,
that all men are created equal,
that they are endowed by their Creator with certain unalienable Rights,
that among these are Life, Liberty and the pursuit of Happiness.
--That to secure these rights, Governments are instituted among Men,
deriving their just powers from the consent of the governed,
--That whenever any Form of Government becomes destructive of these ends,
it is the Right of the People to alter or to abolish it,
and to institute new Government,
laying its foundation on such principles
and organizing its powers in such form,
as to them shall seem most likely to effect their Safety and Happiness."
「我々は、以下の真実を自明のものと見なす:
人間は平等に作られており、創造主により犯すべからざる権利を有していること、
この権利には、生命・自由・幸福の追求があること、
これらの権利を守るために、政府が樹立されたのであり、
政府の権力は、統治される人の同意に依拠していること、
いかなる政府であれこれらの目的を果たさない場合、
政府を変え、廃止し、新たな政府を樹立するのは人民の権利であり、
安全と幸福を最大限もたらすような原理と形に則り、その基礎を置き、権力を組織すること」
これを読むと憲法は国家を制約するためであり、
国民の権利を保障するためであることがよく分かりますね。
(写真は、http://www.archives.gov/exhibits/charters/declaration_transcript.html より)