ガイダンスも終わり、いよいよ今週から授業が本格的に始まります!
【忠】の3年生専門演習(ゼミ)では、『紙だけでできるだけ高いものをつくる』というグループワークを行い、「調整力や伝承力」獲得の取り組みをしていましたが、motoのゼミでは、『最大酸素摂取量をゼミ生同士で互いに測定する』ということを行っています。最大酸素摂取量とは、有酸素性(持久系)能力を表す指標で、この数値が高いと持久系パフォーマンスに優れていることになります。また、この数値が高いと生活習慣病(高血圧、糖尿病)のリスクが低いともいわれていますので、スポーツ・健康ともにとても重要な数値になってきます。
しかし!この測定、簡単ではありません。最大まで運動を継続してもらうため、測定される人は全力で自分の持っている力をすべて出し切ることが必須です。また、測定する側も正確な数値を出すために、機器の操作だけでなく、測定者間のお互いの協力が必要です。そのため、自分が何をすべきか、どうすれば運動している人が最高のパフォーマンスを発揮してくれるのか、こういったことを考えていくことで自然と「協調性やコミュニケーション能力」といった学びを経験します(下の写真)。また、何よりも、このキツイ測定を乗り越えることで仲間意識が高まります!(終わった後のこの笑顔もいいですね!)。
このように、いろんな測定・実践を経験しながら、仲間とともに少しずつ研究をスタートさせたいと思います!
最後に!スポ健大学院生の懇親会があり、新入院生を迎えました。それぞれが異なる分野ですが、スポーツ・体育の分野の若手研究者として活躍することを期待したいと思います!
moto