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2019.02.02

サービスラーニング 草津市教育委員会様への報告会

今週の水曜日、今年度サービスラーニングを受講していたNさんが
草津市教育委員様でサービスラーニングの実施報告会をさせていただきました。
サービスラーニングとは、地域社会のニーズと学生の大学での学びを
奉仕活動(実践活動)というサービスを通して融合させてることを目的とした学習法です。
また、この学習方では、「振り返り」も重要視しています。
報告会むけて何度も教員のアドバイスを受けながらスライドを作り直すことで、
「振り返り」ながら実践を通じた学びと経験を深めることができた捉えています。

草津市教育委員会様との取り組みは、今年で8年目になります。
教員を目指す学生が大学の学びを活かして、学校体育の授業や体育行事に関わりながら
教育現場でイベントの運営や児童への指導を実践するのが主たる内容になります。
受け入れてくださる学校側の先生方からも体育の授業が充実すると
評価をしていただいているようです。

サービスラーニングを受講する学生にとっては、限られた期間に指導内容を考えたり、
初めての場所に足を運んだりしながら、規定された時間をこなさなくてはなりません。
今年度サービスラーニングの担当となり、最初は不安な顔をしている学生をみながら
やや心配もしていました。
しかしながら、Nさんからの報告を受けるうちに、
教育委員会さまや教育現場の先生方の陰ながらのサポートをいただきがあり、
学生たちに対して学びの場をご提供いただく一方で、
期待をしていただいているようにも感じていました。

特に今年度は、自然災害が重なり、イベントの中止や延期がある中
各小学校の先生方や教育委員会の方々からのご尽力やご配慮をいただきながら
なんとか全プログラムの終了することができ、年が明けてからの報告会となりました。

(ゆ)2019020201
当初Nさんは、様々な事案を抱えながらサービスラーニングの
スケジュールをこなすのが精一杯という様子でしたが
徐々に手ごたえを感じてきたようで、報告会に向けて振り返りを重ねることで、
具体的の将来を描くことができる達成感を得たようです。
また今回の報告会では、Kenji先生のゼミ4回生のHさんも卒業論文の発表をさせていただきました。
こちらも実際に小学校に訪れ、児童に対してプログラムを介入した興味深い研究で、
報告会に参加されていた教育委員の方々から多くのご質問をいただくことができました。

多くの方々に支えられたサービスラーニングを充実した報告会で終えることができました。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
そして、今後ともよろしくお願いいたします。

写真は草津教育委員会さまでの報告会の様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#学内では、
#Kenji先生の陰ながらのフォローもあり、
#事務室の方々の手厚いサポートもあり、
#こちらも御礼申し上げます

2019.01.26

球春到来

寒い毎日が続いていますが、
プロ野球は来週から各チームがキャンプに入ります。
キャンプには選ばれた選手たちを含むチームメンバーに加え、
スタッフ、そしてメディアも一斉にキャンプ地に移動します。
キャンプが終わればオープン戦が始まるわけですが、
屋外球場を本拠地とする東北楽天ゴールデンイーグルスは、
3月は寒さ故にホームでオープン戦を開催しないため、
2月のキャンプ後、ホームに戻ることなく
オープン戦をこなしながら、開幕を迎えます。
選手たちも、スタッフさんも、そしてそれぞれのご家族にとっても
タフな2か月となります。
そういったわけで、1月末はプロ野球関係者にとっては、
さぁ今年もいよいよ始まるなぁ、と感じる時期なのです。


ところで、皆さんは、メディアでスポーツ観戦をする際、
解説者をどれぐらい意識されているでしょうか?
あるいは解説者にどのようなイメージを持たれているでしょうか?
キャンプには、各メディアが同行しますが、プロ野球の解説者たちも同じく、
取材をしにキャンプ地に足を運びます。
2月丸まる一か月をかけて、12球団すべてまわる場合もあります。
解説者たちもまた、十分に準備をしながらシーズンに臨むわけです。

私はこれまで、元プロ野球選手の方々が
メディアでプロ野球の試合を解説する際のお仕事にも携わってきましたので、
簡単にですが、プロ野球解説者というお仕事についてご紹介したいと思います。

プロ野球解説者は、
試合当日、球場に行って試合を観ながら
思いついたことを話しているわけではありません。

キャンプでの取材はもちろんですが、日ごろからの勉強も欠かせないのです。
担当する試合開始時間の約3時間程前には球場入りします。
中継のスタッフの方々との打ち合わせ他、両チームの練習をみながら、
監督や選手の方々とコミュニケーションをとり、
両チームの選手やチームの状態を事前に理解しておかなければなりません。

日ごろから様々な情報を収集すること、試合を観ておくことも必要です。
最近は全国どこにいても全試合の観戦が可能ですが、
以前は、担当する試合に先立ち、移動先や宿泊先で
野球中継がみられるかどうかの確認が必要でした。
今でも、メジャーリーグ(MLB)の試合を担当する場合は、
チームと直接コミュニケーションが取れませんので、
情報を得るために、担当しないMLBの中継を見られる環境の確保は重要になります。

試合中は、スコアブックをつけながら、
実況される方の問いかけにも適宜対応します。
生放送であり、当然ながら筋書きがないドラマですので、
近くで見てきて、判断、対応、語彙力など、
高いスキルが求められる仕事だなと思います。

(ゆ)2019012601


せっかくなのでもう少し、
解説者は、試合中はイニング間も含め、解説者席から離れることができません。
スタジアムによっては、観客席の中に解説者席があったり、
解説者席がお手洗いまで遠かったりします。
これまで私はマネジメントを担当してきた解説者が担当する試合を、
現地かメディアで観戦するようにしていましたが、
春先の野外球場での解説や延長戦で試合時間が長くなるときには、
私は暖かいところにいながら、寒さの中、大丈夫かなぁ..
と体調面が心配になったりするものなのです。
近頃は花粉症との戦いもあり、
個人的にオープン戦時の西京極のスタジアムは花粉がきついという印象を持っています。

「解説者」には様々なスキルが求められることが少しご理解いただけたでしょうか。
次のシーズン、メディアを通じてプロ野球観戦をされる際は、
是非「解説者」にも注目してみてください。

写真は昨シーズンのとある試合
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。


#写真は当日の解説者、Mさん 
#今シーズンからNPBのコーチになりました。
#解説者=(元)プロ野球選手 
#実況担当=アナウンサーさん 

2019.01.19

基礎演習 最終回

4月から繰り返しこちらのブログでご紹介してきた
基礎演習が最終回を迎えました。
基礎演習は1回生を対象にした小集団のクラスです。

一年間基礎演習Dクラスを引っ張ってきたAAさんたちのお仕事も最後になります。
最終回は、4月に記入したプロフェッショナル宣言を振り返ることが中心でした。
プロフェッショナル宣言を一人一人読み上げ、
一年間スポーツ健康科学部で何を学んだか、
2回生の目標と同じクラスで学んだ仲間達へのメッセージなどを語りました。

またAAさんたちからはみんなで一緒に撮った写真にメッセージを添えて、
2回生に向けてのエールを、
1回生からは、AAさんに対しての感謝の言葉をそれぞれ贈りあっていました。

(ゆ)2019011902

4月から半年間クラスを盛り上げてくれたオリターさんも途中から参加し、
久しぶりに前期と同じ状況になりました。

大きく違うのは、1回生、2回生ともに逞しくなったことです。
週に一度の授業ですが、それぞの学生が
様々な喜怒哀楽を一年間で経験する様子を見てきました。

いつも賑やかで、仲間思いのクラスでした。
時にじっと座ってられない時もありましたが、
最後に私からメッセージを伝えた際には、それぞれの学生が
真剣な眼差しでしっかり耳を傾ける姿がとても印象に残りました。

(ゆ)2019011901



写真は基礎演習Dクラス

撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。


#1回生があっという間に終わったとのこと
#ただ、その前に試験期間が待ってますよ
#まだまだBeyond Borders

2019.01.12

入門から専門へ、そして大学人半世紀

昨年末にご報告した2回生の小集団クラス、
「研究入門」は今週、終わりを迎えました。
大教室で検定試験が行われましたので、
2回生のJクラスの皆さんと個別に集合することもなく
解散することになってしまいました。

その後2回生全員は来年度から始まる「専門演習」
いわゆるゼミと呼ばれるクラスの懇談会に参加しました。
研究入門では、スポーツ健康科学の4領域を
網羅しながら研究とは何か、を学ぶ一年でした。
研究を学ぶことは、社会の問題解決に挑むことになります。
専門演習では、4領域の中から自分の最も興味のある分野を「専門」として選び
卒業論文という研究活動も行います。
私も来年度から本格的にゼミを持つことになり、
やや緊張しながら、同じ志を持つ若い仲間たちと集まりました。
既に、何かと連絡ごとも多く、
海外にいる2人のメンバーも含めて
既に昨年末から週に数回全体にメールを送るなどしていますが
実際に全体で顔を合わすと、責任もずっしりと身に染みました。

(ゆ)2019011201

そして、同日の4限に1限に研究入門が開催されていた大教室で
半世紀「大学人」として過ごされた佐久間先生の退職記念講義が開催されました。
先生の最終講義には各方面から多くの教え子の方々が集合されました。
佐久間先生が研究者として、大学人として歩まれた軌跡を拝聴すると
私が何歳まで生きても追いつくことはできないと実感するばかりです。

(ゆ)2019011202


秋学期が終わりを迎えるにつれ、
私のスポーツ健康科学部での1年目も終えようとしています。
スポーツ健康科学部に戻り、教員として
その領域のトップを走る素晴らしい先生方と再会し、
佐久間先生を代表するように、とても追いつかないと思うことばかりの初年度です。
それでも自分のできることに一つ一つに真摯に向き合っていくことしかないように感じています。

#佐久間先生とは朝一番のバスでご一緒でした。
#4月からお会いできないのはさみしいです。
#移動中、時々特別講義をしていただいておりました。
#佐久間先生、心から御礼申し上げます。


2019.01.05

ゴールデンスポーツイヤーズの幕開け

あけましておめでとうございます。

スポーツに関わる者として、特別な一年の始まりとなりました。
2019年は、ラグビーワールドカップ2019(RWC2019)が、
2020年は、オリンピック・パラリンピック大会(TOKYO2020)
2021年は、ワールドマスターズゲームズ関西2021(WMG2021)
が開催されます。
このような大規模な国際的なスポーツ大会は
通常メガスポーツイベントと呼ばれ、
メガスポーツイベントが3大会続く
2019年から2021年はゴールデンスポーツイヤーズと称されます。

(ゆ)2019010501


昨年11月、国際学会から羽田空港に戻った際、
まず迎えてくれたのは、TOKYO2020でした。
RWC2019は、今年の9月20日から東京を含む12会場で開催されるので、
ラグビー関係者とご一緒する機会が多い私としては、やや残念な気もしました。
また、海外滞在中にOOSAKA, KANSAIEXPO2025の開催が決定しまいた。
国際学会の参加者が非関西圏在住者ばかりでしたので、
私ひとりが喜んでいるように感じました。
WMG2021の認知度に関しては関西圏であってもやや苦戦中というも聞きます。
OOSAKA, KANSAI EXPO2025は
「いのち輝く未来社会のデザイン」
がメインテーマとして掲げられ、
「多様で心身ともに健康な生き方持続可能な社会・経済システム」
がサブテーマとなっています。

ゴールデンスポーツイヤーズの幕開けに
関西圏の大学でスポーツ健康科学部で学ぶ私たちは、
2025年に向けてどのようなレガシーが残せるのか
じっくりと考えていきたいと思います。

(ゆ)2019010502


写真は日本の玄関口と富士山

撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#本年もよろしくお願いいたします。

2018.12.29

研究入門Jクラス

12月24日のクリスマスイブに
2回生を対象にした研究入門の研究計画発表会が実施されました。
研究入門は、2回全員が前期、後期をかけて
スポーツ健康科学部の4つの領域の「研究」を学び
自分の最も興味のある領域の研究計画を書くことを目的とした授業です。
そのため、24日の研究計画の発表は、
4月から学んできたことの集大成ともいえるような授業です。

研究入門は、月曜一限に設定されており、
出席や評価物もそれなりにこなしていくにはそこそこハードな授業です。

毎回毎回、遅刻や欠席で単位を落とさないか、提出物は期日までに提出されるか、
内容は十分か等とても心配していました。
私は評価する立場なのですが、面識のある学生が、途中であきらめて
単位を落とすのはとても辛く、残念なことなのです。

(ゆ)20181229

研究入門もまた、小集団制をとっており、私はJクラスを担当しています。
授業の性格上、基礎演習と異なり、毎週毎週顔をあわすことがなく、
研究計画発表会でようやくクラス全体で何かを成し遂げた感じです。
残念ながら何人か欠席でしたが、全員無事に発表を終えました。
質問やコメントをしながらも、実はそれぞれの発表が
上手くいくよう、祈るような気持ちで発表を聞いていました。

発表を終え初めてクラスの集合写真を撮りました。
クリスマスイブだったこともあり、
かけがえのないメンバーたちと
プチパーティーでもすればよかったといささか後悔しています。

写真は研究入門Jクラスのメンバー

撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#みなさま、良いお年を。

2018.12.22

日本選手権大会 & 大学選手権大会

寒かった先週の後半は、
ラグビー、ラグビー、そしてラグビーでした。
東京に移動して、2つのラグビー関係団体とこれからの研究調査の打合せを行い、
土曜日は、秩父宮ラグビー場にて
日本選手権大会の3位決定戦と決勝の観戦者調査を実施しました。
今シーズン日本選手権3位となったのは、
ラストシーズンと宣言した清宮監督率いるヤマハ発動機でした。
スタンドには勇退する父の姿を見守るように
北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手の姿も見られました。

(ゆ)2018122204

今シーズン、日本選手権の頂点に立たのは、
サントリーを大差で下した神戸製鋼でした。
神戸製鋼が日本選手権で優勝するのは18シーズンぶりです。
18シーズン前もまた、日本選手権の決勝は神戸製鋼対サントリーで
最後まで勝敗がつかない名勝負で、同時優勝という結果に終わりました。
私は秘書として18シーズン前の日本選手権に立ち会っていました。
時間は流れ、同じ場所、同じ景色、同じカードであっても、
チームのメンバーは変わり、私のラグビーとのかかわり方も
随分と変わったことを実感する日本選手権となりました。

日曜日は、関西に戻り、大学選手権に一観戦者として足を運びました。
試合前に立命館大学のテントに立ち寄り、
チケットと応援グッズを受け取りました。
長い長いスポーツとのかかわりの中で、
スタジアムに自分が所属する組織のテントがあるのは初めてで
見慣れた景色ですが、不思議な気分でした。

(ゆ)2018122202


第一試合が京都産業大学対慶応大学、
第二試合が立命館大学対明治大学でした。
ここでもまた、月日は流れ、
かつて大学ラグビーで名を馳せた日本代表だった選手たちが
監督、コーチとして大学スポーツに関わっています。
それぞれの立場が変わり、彼らとまた新しい話ができそうです。


写真は日本選手権大会と大学選手権大会

撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。


#懐かしいようで新鮮なスポーツとの関わり
#「TRY」と書いた応援グッズをいただきました
#「TRY」、授業でも使いたい
#ラグビー部の皆さん、シーズンお疲れさま

2018.12.15

キャリア企画


11月の終盤から3回生を対象にスポーツ健康科学部独自のキャリアセミナーが開催しています。
第一弾として、NHKのM様と、JR西日本グループのT様とを講師としてお迎えしました。

(ゆ)20181215-01


NHKときいて何を思い浮かべるでしょか?
JR西日本グループと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?


今回のゲストのお二人からは、
この会社はこんなことも手がけていたのか、
という私たちが知らない事業をご紹介いただきました。

参加者からの質疑応答にも大変ご丁寧にご回答いただき
講演後も学生たちの輪の中に入ってコミュニケーションをとってくださいました。


業種の異なる企業の方にお話をいただきましたが、
内容を突き詰めてると、手段こそ異なるものの
どのようにして社会をより良くするのか、社会に貢献するのかという
共通の理念が見えてきます。


授業でもたびたび取り上げていますが、
1993年のJリーグの誕生は
「スポーツでもっと幸せな国へ」という新し概念をこの国にもたらしました。
今回は、あえてスポーツとかかかわりのない企業の方にお話をしていただきましたが
鉄道、電波、スポーツとプラットフォームが異なるだけで、目指す方向は同じだと感じます。

(ゆ)20181215-02


今回のお二人のお話からお仕事に対して、
大変だという言葉やネガティブな発想は一切見られず、
本当に楽しいというという思いが伝わってきました。
そして、人々の役に立つことが嬉しく、
やりがいにつながっていらっしゃるとおしゃっていました。

お話は少し変わりますが、
このセミナーのために東京でTさんと打ち合わせをした際、
面白いところがあると紹介された丸の内にある
「鹿屋アスリート食堂」で昼食をとりました。
スポーツ栄養学に則ったメニューが展開されており、
東京2020の影響が強いと推測するのですが、
ここ数年、東京にいるとメガスポーツイベントが開催されることを
関西にいるよりも実感することが多く、
アスリート食=健康というイメージが世の中ではやっている、
あるいは定着している印象を受けました。
また、産学間の事業展開にも様々な形がることを知り、刺激を受けました。

鹿屋アスリート食堂の詳細はこちら https://www.asushoku.com/index.php 


#Mさん、Tさんありがとうございました。
#京都駅辺りにできるといいな、
#「立命館アスリート茶屋+R」とか。


2018.12.08

「みるスポーツ」から「するスポーツ」へ


東京国際フォーラムで開催された
ワールドマスターズゲームズ2021関西(WMG2021)の
シンポジウムに参加してきました。
WMG2021関西は、2019年から始まる
ゴールデンスポーツイヤーズの最終年に
関西開催される世界最大の生涯スポーツの国際競技大会です。

(ゆ)20181208-1

シンポジウムは、まず、WMG2021関西の
木下博夫事務総長のご挨拶に始まり、
鈴木大地スポーツ庁長官による
「生涯スポーツ社会の実現について」のご講演、
Jen V. Holm国際マスターズゲームズ協会事務局長による
ワールドマスターズゲーズの紹介と続きました。
パネルディスカッションは、
上智大学の師岡教授がコーディネーターを務められ、
パネリストには、
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会から
伊藤学司財務局長、
元衆議院議員の杉村太蔵氏、
オリンピックメダリストの朝原宣治氏、
そして、百獣の王、武井壮氏が登壇されました。

(ゆ)20181208-2

我が国では、メガスポーツイベントの開催により、
スポーツ実施率の向上が期待が寄せられています。
しかしながら、シンポジウでは、
大規模な国際的スポーツ大会を開催するだけでは
スポーツ実施率は上がらない、ということが繰り返し強調されていました。
これは、メガスポーツ大会は
「機会を創出するだけである」(Preuss, 2015)
という学術的な視点と一致するものです。

東京2020など「スポーツをみる」ことで得る「感動」を「感動」で終わらせず、
「みるスポーツ」から「するスポーツ」にするための施策が必要で、
シンポジウムにご登壇された皆さんは、概ね30歳以上であれば
「だれでも選手として参加できる」というWMG2021の特徴を活かし、
選手として積極的にWMG2021に参加される意欲をお持ちのようでした。

ご登壇された日ごろテレビに出演されている方々は
「みるスポーツ」から「するスポーツ」へつなげること、
WMG2021関西の認知度を上げるために
ご自身の役割をしっかり果たしていこうと、
大変熱心に語られていました。

写真はシンポジウムの様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください


#周囲にWMG2021の参加希望者が増えてきました
#講演内容は日経新聞に掲載されます
#WMG2021


2018.12.01

SMAANZ at the University of South Australia

11月20日から25日まで、
Sport Management Association of
Australia & New Zealand学会(SMAANZ)に参加のため
オーストラリアのアデレードに行ってきました。

到着前日までは30度以上あったアデレードですが
到着日と翌日は暴風雨で、非常に寒かったです。

今回のホスト大学は、University of South Australiaでした。
アデレードの街の中心部には複数の大学が隣接しながら
集まっていました。

(ゆ)20181201-1


SMAANZは、規模こそ小さい学会ですが、
英語を母国語とする、あるいは英語が母国語の国で
博士号を取得している、研究をしている研究者が集います。
そのため、流暢な英語によるプレゼンテーションが続くというのが
特徴の一つです。

スポーツマネジメント系の学会は、
学会最終日にConference Dinnerが開催され、
開催地のランドマーク的なスポーツ施設が頻繁に利用されます。
学会の発表が終わり、ホッとしながら帰国前日に
その都市を代表すスタジアムを見学することができる、
とても楽しみな時間です。

(ゆ)20181201-2

今回は、Adelaide Ovalという、
主としてクリケットと
オールトラリアンフットボールの試合が開催される
アデレードを代表するスタジアムがConcerence Dinnerの会場でした。


最近スタジアム経営は多角化されており、
試合がない日に以下にスタジアムを有効利用するのか、とうことは
スタジアム系運営における一つのガキです。
Adelaide Ovalもまた、スポーツ以外のことで収益を得られるように
レストランやバーが運営されていました。
芝の質も素晴らしかったですが、施設そのものも大変快適で
お料理やホスピタリティーも
大変素晴らしく、国内外の研究者たちと充実した時間を過ごせました。

写真はアデレードの街とAdelaide Oval
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。


#帰国前には快晴に
#日本との時差は1時間30分
#来年の開催地はクライストチャーチ
#今年の学会発表はこれで終了