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2018.09.05

スポーツビジネス新規事業創造ハッカソン!!

こんにちは。


先週、大阪・梅田のグランフロントで、スポーツビジネスジャパン2018が開催され、
その企画の一つとして開催された「スポーツビジネス新規事業創造ハッカソン」。


オリックスバッファローズとコラボして、大阪を元気にする!!


木金、二日間に及ぶイベントで、一日め、最初に兵庫県立大学の川上昌直教授のマーケティングに
ついての、様々なタイプごとの実例を交えた、とてもわかりやすい講義の後、二日め、15時からの
チームごとのプレゼンテーションまで、チームでディスカッション、資料・情報取集、作業。


一日めの夜は、オリックスバッファローズの京セラドーム大阪でのゲームを直に観戦し、オリックス
バッファローズのゲームデーという商品を消費し、その魅力を体感しました。


関西を中心にいろんな大学から多くの大学生が参加し、ゼミ単位で参加しているチームもあります。


立命館大学スポーツ健康科学部からも我がゼミ生、草野正輝君と新進気鋭の1回生、「種子田塾」の
塾生、沼田舞樹君、ヤル気の2名が参加!!



沼田君の1班が敢闘賞。
そして、草野君の2班が最優秀賞を獲得しました!!


ハズレなしではありません。
全部で13班あるんですよ。
よく頑張りました!!





ビジネスプランを描く時、いつも彼らに話しているのは、決して思い付きのアイデアで終わらせないこと。
マーケティングをはじめ、経営学の知識を踏まえて、まず、主体を取り巻く環境を知る。主体の持つ
強みを知る。先行事例に学ぶ。そして、何ができるかを考える。
常に実現することを前提に考えること。


最優秀賞を獲得した草野君の2班は、11日、スポーツで大阪を元気にすることを目指した大阪商工会議所の
ビジネスマッチング事業、「スポーツハブKANSAI」で参加企業に対して、プランの実現のためのプレゼン
テーションを行います。
これは凄いことですよ!!
関心を持つ企業が実現のパートナーとして手を挙げてくださることを期待しています。


スポーツ健康科学部の学生たちは、日ごろの学びの成果をこのような形で生かし、また他大学の学生たち
とも交流しています。


私は会場で、日本独立リーグ機構事務局長の坂口さん、滋賀レイクスターズの西村さん、パシフィックリーグ
マーケティングの森田さん、そして、このハッカソンを事務局として支えてくださったSESの鈴木さんにも
お会いできて、とても有意義な時間を過ごせました。


生き生き伸び伸びした発想に溢れる学生たちのプレゼンテーションを聴くことができて、とても楽しい
一日でした。


Apollo

2018.08.29

USFスポーツキャンプ!!

こんにちは。

私は、一般財団法人ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーション(USF)の役員をしています。

USFは東北地方太平洋沖地震の際、子供たちが外に出ることができず、運動ができないために、
肉体的、精神的な健康を損なう状況が生じる中で、子供たちがみんなで運動やスポーツをする
機会を提供しようとしたことを契機に設立された財団です。
USFは、スポーツを通じた社会貢献を目指しています。

スポーツ健康科学部の教員は、私に限らず、様々な形でスポーツに関わる社会活動に取り組んで
います。

USFのメインの活動は、「USFスポーツキャンプ」です。
USFスポーツキャンプは、小学校3年生から6年生を対象に、いわゆるメジャーなスポーツ、マイナー
なスポーツなど、様々なスポーツを経験することを通じて、スポーツの楽しさを子供たちに知って
もらうとともに、仲間を思いやることや力を合わせること、みんなをまとめることなど、これから
必要とされるような基本的な力を養うこと、その結果、たくさんの友達をつくることを目標に
しています。



スポーツクリニックの講師は、元や現のプロ選手や日本代表です。

USFスポーツキャンプは、日本各地で年間10回程度開催されていますが、先週の金曜日から日曜日の
二泊三日、奈良県天理市で行われ、そのキャンプに参加してきました。

子供たちにとっては、ご家族から離れてのキャンプは初めての経験であることも多く、初めて会った
子供たち同士のグループで、スポーツも上手くいったり行かなかったり、子供たちにとっての
小さな壁がありますが、みんな、それを乗り越えて、笑顔で張り切って頑張りました。

12月には、スポーツ健康科学部の後援も得て、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)でUSF
スポーツキャンプを開催しますが、スポーツ健康科学部では、このBKCでのスポーツキャンプを
学生たちが企画から運営までを担うインターンシップの場として位置づけ、現在、USF事務局の
指導の下、インターンの学生たちが準備に取り組んでいます。

このインターンシップに参加するとスポーツイベント開催の全ての要素を学ぶことができます。

この奈良でのキャンプに、その滋賀でのキャンプをインターンとして準備中の、美南さんとタカ君が
運営の勉強に来ていました。


また、12月のキャンプでは、留学生を含め、約20人のスポーツ健康科学部の学生たちがボランティア
として、キャンプの運営に当たります。

12月の滋賀キャンプも期待大です。

大勢の子供たちを一緒にいると、いろんなことが起こりますから、疲れないと言ったら噓になりますが、
心の凝りはすっかり解れましたよ。


みなさんもぜひ、スポーツ健康科学部でこんな実践型のインターンシップに参加してください!!


Apollo

2018.08.22

女子プロ野球、京都フローラインターンシップ

こんにちは。

今、スポーツ健康科学部の元気いっぱいの女子学生3名が、この夏休み、
日本女子プロ野球リーグ、京都フローラでのインターンシップに取り組んで
います。


今月初め、三条商店街での地域交流イベント、「ブルーベリー祭り」での
実習に続き、17日には、京都フローラ vs 愛知ディオーネのゲームを視察。


9月29日に行われるシーズン最終戦での「立命館×フローラ動員大作戦」
(名称考え中・・・)に向けていろいろ勉強してきました。


そして、彼女たちはこのインターンシップを通じて、女子プロ野球ならではの
魅力を提案するべく日々、努めています。


京都フローラ、シーズン最終戦は、9月29日13時、伏見桃山球場でプレイボール!!


彼女たちの活動に呼応して、私のゼミ生たちは、公共交通機関を利用して
球場に行き、試合や球場の雰囲気も体感して、アクセスも含めて、ゲームデーの
クォリティを上げるための提案を行う予定です。


みなさん、
是非ぜひ、お越しください!!



Apollo

2018.08.15

ボート競技の関西選手権!!

こんにちは。


先週の土曜日、日曜日はボート競技の関西選手権、
平成30年度関西選手権競漕大会でした。


ボート競技は、一人ひとりが鍛錬して磨いた技量を、チームで協調して発揮
しなければいけません。


舵手は、レースの展開を読みながら漕手たちをリードします。


そういう点で、ボート競技は個人の技量が高度に協調することを求めるスポーツです。


立命館大学ボート部は、出場した全てのクルーが、最終日の準決勝、決勝に
進出しましたが、女子舵手付きクォドルプルが優勝、男子ダブルスカルが準優勝を
果たしました。


優勝した女子舵手付きクォドプルにはスポーツ健康科学部で学ぶ学生が二人。


舵手の佐藤みずき君は山浦ゼミで組織心理学を学んでいます。
舵手として漕手のみんなの気持ちを理解してリードし、勝利を掴みたいというのが
山浦ゼミを志望した動機。
漕手の佐野ゆりな君は海老ゼミで栄養学を。
ベストパフォーマンスを発揮するための食事を勉強しています。


スポーツ健康科学部での学びは彼女たちのボート競技に生かされています。






それから、帰りの車の中で佐藤君が、
「4回生の女子、全員で掴んだ勝利だけに特に嬉しい。ボート部生活での大事な
思い出になる。」と。


スポーツって本当に素晴らしいですね。


Apollo

2018.08.08

「社会に貢献するプロスポーツビジネスの展開」

こんにちは。


先週末のオープンキャンパスでは、大勢のみなさんがスポーツ健康科学部の企画に
お越しくださいました。


ありがとうございました。


私は、4日の土曜日、学部企画のトップバッターで模擬授業をさせていただきました。


「社会に貢献するプロスポーツビジネスの展開」


ドラッカーは、
「事業の目的は顧客の創造である」と言います。


それは、企業はそれぞれの事業領域で社会に貢献し、人々を幸せにすることが使命であり、
そのプロセスを通じて、その人は顧客になる。
その企業の事業展開によって幸せになる人が多ければ多いほど大勢の顧客を創造する。
そして、その結果、利益を得、その利益をまた、新たな顧客の創造に投下する、ということを
意味しています。
これまで企業の目的とされてきた「利益の追求」は目的ではなく結果であり、その結果に至る
プロセスこそが重要である、と言っているのです。


ですから当然、プロスポーツにも社会に貢献する使命があります。


今日の社会は「個」が重視される社会に変化してきました。
企業社会においても、私たちのプライベートな生活でもです。
それは言い換えると、人と人との繋がりが希薄な社会になってきた、ということです。
しかし、人は独りで生きていくことはできません。
そんな社会でスポーツは、みんなでする、観ることを通じて、人々に「繋がり」を提供します。
プロスポーツのゲームが行われているスタジアムやアリーナで、みんなで応援することで、
人々は感動、喜び、笑顔、そして時には悔しさを共有します。
それは、人と人との繋がりです。
社会は人が創っています。
その社会を構成している人々が繋がり、お互いが理解し合うことは、社会が円滑に機能する
うえでとても大切なことです。


プロスポーツをはじめ、スポーツは社会に対して、こんなに重要な役割を果たしているのです。


これがスポーツの「公共性」です。


健全な社会に健全な企業が存在し、健全な企業に働く人々がみんなを幸せにする商品を生産し、
その商品を消費した人々が健全な社会を形作る。
この好循環の実現にスポーツは大きな役割を果たしているのです。


スポーツって素晴らしいでしょ。
この素晴らしいスポーツを、いろんな視点から、スポーツ健康科学部で、私たちと一緒に勉強
しませんか。


Apollo

2018.08.01

「大学生のスポーツビジネスアワード2017」─二本の大賞を受賞!!

こんにちは。


少し前のことになりますが、私たちの3回生のゼミ生たちが、読売新聞社主催の
「BASEBALL BUSINES AWARD 2017 ─大学生のベースボールビジネスアワード2017─」で
2本の優秀賞をいただきました。




今日は、その受賞メンバーの一人である佐藤祐輔君が、今まで彼の家に置いてあった
受賞盾を私の研究室に持て来てくれました。


佐藤君が、この秋から、カナダ、バンクーバーのUniversity of British Columbiaに
留学するので、「この盾を研究室に飾ってほしい。」との意向からです。


研究室には、3回生のゼミ長の春日結汰君も訪れ、「先輩たちの業績を引き継いで、
今年は大賞を」と決意を述べていました。


私の3回生ゼミでは、秋学期、このジャイアンツのスポーツビジネスアワードでの
受賞を目指して、ゼミ内に四つのチームを編成し取り組みます。


このアワードへの応募提案は、今、読売巨人軍の現状を踏まえ、直面している課題の
解決を目指す、実施可能性を展望した提案です。
この提案作成を通じて、ゼミ生たちはプロスポーツビジネスの特徴やその現状を
現実のものとして学ぶことができます。


ゼミ生たちは輝いています。


みなさんもぜひ、その輪の中に入りませんか。


今週末の8月4日、5日、立命館大学びわこ・くさつキャンパスでオープンキャンパスが
開催されます。
そして、4日の11時から、スポーツ健康科学部の企画の一つとして、私が模擬講義を
行います。
テーマは、「ビジネスとしてみるプロスポーツ」。
ビジネスとしてのプロスポーツの特徴をわかりやすくお話しします。


興味のあるみなさん、ぜひお越しください。



Apollo

2018.07.25

日本スポーツ産業学会 第27回大会

みなさん、こんにちは。
酷暑の日々が続いていますが、みなさん、お変わりありませんか。


また、大雨災害の被害に遭われたみなさんに心からお見舞い
申し上げます。
ボランティアとして奮闘されているみなさんに敬意を表します。
一日も早く日常の生活が戻ることをお祈りします。


さて、先週の土曜日、日曜日は、東京の明治大学で、
「日本スポーツ産業学会 第27回大会」が開催されました。


今回のテーマは「2020後の日本のスポーツシステム」。


日本スポーツ産業学会はアカデミアと実業界が結びついて
運営されていることが特徴の一つですが、学問の世界では、すでに、
東京オリンピック・パラリンピックの後の日本のスポーツ界のことが
議論されています。


セミナーのテーマは、「産業としてのeスポーツの課題」


シンポジウムのテーマは、
「プロサッカークラブの市民オーナーシップシステム:ドイツと
イングランドの非営利法人から考える」


もう一つのシンポジウムのテーマは、
「大学スポーツのオルタナティブを考える」


どうですか?
なんとなく内容の想像がつきますか?
なんだかワクワクするテーマだと思いませんか?


スポーツの社会科学的な研究はおもしろいです!!


一般研究発表では、私の指導する大学院生、胡青さんが発表しました。


テーマは、
「中国における野球のプロ化を展望した現状と発展の可能性」。



他大学の先生方からもご質問やアドバイスをいただき、参考にもなり、
励みにもなり・・・


きっといい修士論文が仕上がると信じています。


そんな、スポーツの社会科学からの勉強、研究を、あなたも
立命館大学スポーツ健康科学部・大学院スポーツ健康科学研究科で
私たちと一緒にしませんか?


ところで、1枚目の写真、
会場には発表者と、撮影者と、聴衆一人でしょうか、というご質問を
いただきましたが、ご安心ください!!
もう少し後ろに何人もの聴衆がいらっしゃいます。(笑)


Apollo

2018.07.18

「サッカーでつながろう」プロジェクト始動!!

こんにちは。
暑い毎日が続いています。
みなさん、体調には十分にご留意ください。

さて、今、私の3回生ゼミのプロジェクトの一つとして、
いろいろな事情から親と離れて暮らしている子どもたちを
BKCに招待して、サッカー元日本代表の勝矢寿延さんと一緒に
サッカーを中心に楽しい一日を過ごそう、というイベントの
準備に取り組んでいます。

名付けて「サッカーでつながろう」プロジェクト。


今日は、プロジェクトメンバーを代表するゼミ生が大阪の
セレッソ大阪を訪ね、勝矢さんと企画についての打ち合わせを
行いました。

勝矢さんからさまざまなご意見やアドバイスもいただき、
素晴らしい内容が固まりつつあります。

本当に楽しみです。

勝矢さん、
お忙しい中、時間を取っていただきありがとうございました。




私たちにできるスポーツを通じた社会への貢献を!!
みんなで顔晴ります。

社会に責任を負うことに対する学生たちの挑戦です!!
イベントは9月に実施予定です。

みなさんのご期待に沿うことのできるよう、みんなで全力で
頑張ります!!

Apollo

2018.07.11

オリックスバファローズのビジネスを学ぶ。

こんにちは。

この間の日曜に、いつも私がスポーツを通じた社会貢献活動に一緒に取り組んでいる、
伊丹アスリートクラブ主催のスポーツビジネス視察ツアー2018で京セラドーム大阪に
行ってきました。


このツアーでは、普段観ることのできない京セラドーム大阪のゲームデーの
舞台裏を観て、オリックスバファローズのチケッティングとファンクラブグループを
統括する山本さんに、そのビジネスについて伺い、教えていただき、その後、
バファローズ vs ホークスのゲームを観戦するイベントです。

プロ野球チームのビジネスについて実際に観て、学んだ後でゲームを観戦すると、
それまでは気にならなかったことが気になったり、気づかなかったことに気づいたり。



立命館大学スポーツ健康科学部からも1回生を中心に積極的な学生諸君が参加。
山本さんにサッと手を挙げてなかなかいい質問をしていました。

そして、一行を統括するのは、ぼくの学部、大学院を通じての教え子、佐藤慎一君です。

積極的な学生たち、そして社会人として活躍しながら、社会貢献にも取り組む卒業生。
なんだかいろいろ嬉しくなってきました。

私に限らず、立命館大学スポーツ健康科学部の先生方は、いろんな分野にネットワークを
持っています。
そんなネットワークを積極的に活用して学びを深めるのもスポーツ健康科学部での
学び方の一つです。


Apollo


2018.07.04

女子相撲インカレ!!

こんにちは。


さて、この間の日曜日に、自慢の教え子の一人、佐野芳尚君が副部長を
務める相撲部の応援に行ってきました。
女子相撲のインカレ、第6回 全国学生女子相撲選手権大会。


女子相撲の団体戦は3人制。
団体戦に出場するのは三大学で、日大3チーム、朝日大2チーム、
そして立命館が1チーム。
立命館の女子部員は3人…総力戦。
そんな中で立命館大学は団体優勝の座を奪還しました。


個人戦では、
野崎舞夏星さん 軽量級優勝 無差別級三位
今日和さん 重量級 無差別級優勝
松本渚さん 中量級三位


みんなよく頑張りました。


最上回生の野崎舞夏星さんの取組みからは毎回、気迫が満ち溢れています。
1回生の松本渚さんは今回、三位ではありましたが、相撲の取り口がなかなかいい。
これからに期待しています。


郡上八幡での全国大会、全日本選手権での大活躍を祈念します。


野崎舞夏星さんと松本渚さんは、スポーツ健康科学部の学生。
今日和さんは国際関係学部の学生。


学生スポーツの目的は、人として成長することです。
勝ちを目指して努力するプロセスを通じて、みんな成長していきます。
勝ちは結果。
それが立命館スポーツの誇りです。
そして、彼女たちは、いうまでもなく、一人の立命館大学の学生として
日々の学生生活を送っています。
彼女たちは、日ごろ、ゼミ、クラスで勉学に励み、ゼミやクラスの友人たちの
応援を受けて相撲でも頑張っているのです。



彼女たちの闘う姿から勇気をもらい、真摯な笑顔に元気をもらいました。
ぼくもまだまだ頑張りますよ。


彼女たちの姿をイギリスでドキュメンタリー番組にしようとMat率いる
撮影クルーが同行しています。
Matも彼女たちにインスパイアされた一人。
きっと素晴らしいドキュメンタリーができることでしょう。


ところで、相撲部のみんなは、ボート部主催のRitsレガッタにもクルーを
組んで参加してくれている仲間。
ボート部もこれからインカレ、全日本。
頑張りますよ。

Apollo