皆様いかがお過ごしですか。
アメリカの大学生は、日本の大学生と比較して、
非常に勉強するというイメージがありますが、
実際こちらに来てもそう感じます。
学部レベルの場合、50分授業が週3コマだったり、
75分授業が週2コマだったりしますが、
(語学の授業などは、毎日あるものもあります)
授業の予習のためのリーディングアサインメントが
毎週100ページ近くあります。
加えてペーパーを書いたり、実習があったりします。
これを4〜5種類の授業を取るので、平日は
勉強に追いまくられているというのが実情です。
授業で使って繰り返し改訂されていくために
教科書も、非常によく出来ています。
また非常に分厚く、高価です。
(5000円〜10000円のものが多いです。
日本の教科書に比べると、圧倒的に高いです)
実際、2002年から2012年の10年間で、
テキスト代が82パーセント上昇したという記事もあります。
http://www.washingtonpost.com/blogs/answer-sheet/wp/2014/09/17/more-students-are-illegally-downloading-college-textbooks-for-free/
そのため UMD では、図書館でリザーブブックを使って
勉強するという手もあるのですが、やはり手元に置いていた方が
勉強も捗りますので、買うもしくはレンタルするという方法が採られています。
新品もあれば古本もありますし、もちろん電子版も準備されており、
学生のニーズに対応できるようになっています。
こういう点は日本の大学も見習わないといけませんね。
スポ健のプロジェクト英語も、課外学習の時間が90分程度という
アンケート結果が出ていて、通常の授業と比較すると
課外学習の時間が長いのですが、さらに英語力を伸ばすには
もう少し課題を多くした方が、効果が上がるのでは?と感じています。
大学生は勉強するのが本分ですから、
きちんと勉強している学生が評価される
そんな社会であって欲しいものですね。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を。
敦
<<街でよく見かける英語表現#3>>
学生同士でご飯に食べに行って、
支払いを別々にしたい時に、
"Can we split / separate?" と店員に言うと、
各人が支払うことが出来ます。
"Go Dutch" はあまり聞かないですね。