2014.10.05

Blog from USA (3): Textbooks

いよいよ今年も残り三ヶ月となりました。
皆様いかがお過ごしですか。

アメリカの大学生は、日本の大学生と比較して、
非常に勉強するというイメージがありますが、
実際こちらに来てもそう感じます。

学部レベルの場合、50分授業が週3コマだったり、
75分授業が週2コマだったりしますが、
(語学の授業などは、毎日あるものもあります)
授業の予習のためのリーディングアサインメントが
毎週100ページ近くあります。
加えてペーパーを書いたり、実習があったりします。
これを4〜5種類の授業を取るので、平日は
勉強に追いまくられているというのが実情です。

授業で使って繰り返し改訂されていくために
教科書も、非常によく出来ています。
また非常に分厚く、高価です。
(5000円〜10000円のものが多いです。
日本の教科書に比べると、圧倒的に高いです)
実際、2002年から2012年の10年間で、
テキスト代が82パーセント上昇したという記事もあります。
http://www.washingtonpost.com/blogs/answer-sheet/wp/2014/09/17/more-students-are-illegally-downloading-college-textbooks-for-free/
そのため UMD  では、図書館でリザーブブックを使って
勉強するという手もあるのですが、やはり手元に置いていた方が
勉強も捗りますので、買うもしくはレンタルするという方法が採られています。
新品もあれば古本もありますし、もちろん電子版も準備されており、
学生のニーズに対応できるようになっています。
こういう点は日本の大学も見習わないといけませんね。



スポ健のプロジェクト英語も、課外学習の時間が90分程度という
アンケート結果が出ていて、通常の授業と比較すると
課外学習の時間が長いのですが、さらに英語力を伸ばすには
もう少し課題を多くした方が、効果が上がるのでは?と感じています。

大学生は勉強するのが本分ですから、
きちんと勉強している学生が評価される
そんな社会であって欲しいものですね。
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を。

<<街でよく見かける英語表現#3>>
学生同士でご飯に食べに行って、
支払いを別々にしたい時に、
"Can we split / separate?" と店員に言うと、
各人が支払うことが出来ます。
"Go Dutch" はあまり聞かないですね。

2014.10.04

企業の採用内定解禁…

2015年3月卒業予定の大学生らを中心とした採用内定が10月1日に解禁され、多くの企業がこの日、「内定式」を開きました。

一般社団法人日本経済団体連合会が2014年9月29日に公表した「新卒採用(2014年4月入社対象)に関するアンケート調査結果の概要(660社・回答率50.4%)」では、昨年と比べて(2013年4月入社対象)、44.4%が「採用を増やした」と回答しており、「採用を減らした(29.1%)」と「変化なし(25.1%)」の割合を大きく上回りました。
http://www.keidanren.or.jp/policy/2014/080_kekka.pdf

採用を増やしたと回答する企業の約半数は、「業績回復・事業拡大」をその理由に上げているように、景気回復で2015年3月卒業の学生にとっても、首都圏を中心に採用状況は、「売り手市場」となり、就職氷河期と呼ばれた数年前と比較して、企業の採用の門戸は、若干広がっている状況です。

私の周りにいる学生の傾向であるため、偏った解釈かも知れませんが、全般的に今年の企業の採用選考活動は、短期化しているような印象を受けました。つまり、選考から内定までの期間が従来に比べて、「短縮」している傾向にあります。



図に示すように、日本経済団体連合会が加盟企業で申し合わせている「採用選考に関する企業の倫理憲章」に基づき、進められている採用選考活動は、報道されているように、2016年3月卒業予定者から8月1日(現行は4月1日)に変更されるため、今年の選考活動は、来年の採用を見込んで、「前倒し」で短期間採用のシミュレーションをしたのではないかと思われます。

ただ、その一方で、景気回復と採用門戸の拡大という状況が相まって、学生の「大企業」志向がより一層高まったため、中小企業を中心とした一部の企業では、現在でも採用選考活動が続いているようです。次年度、就職活動を進める3回生は、情報収集やエントリーシートの作成など、計画的な就職活動を進めるとともに、エントリーする“企業の見極め”も事前にしっかりと準備をする必要があるでしょう。


余談ですが…
今年は、比較的学生の採用内定が早く決まったので、卒論指導が滞らない!と期待していたのですが…
卒論の進捗状況は、惨憺たるもの…
8月1日から採用選考活動が始まる次年度のことを考えたら、卒業論文の作成が卒業要件であるスポーツ健康科学部、就職活動をする学生のみならず、我々教員側も戦々恐々です…

Jin

2014.10.03

カヌー部、インカレ3連覇!


先週は、ボートの橋本さんでしたが、今日はゼミの3年生カヌー部の二人です。インカレ3連覇、おめでとう!優勝に貢献したお二人からコメントをいただきました!上写真左から井上君、浪越君です。浪越君は、次期主将でもあります。二人ともますます頑張ってほしいと思います。ゼミでの活動も学びも同じくらい頑張ってくれることを大いに期待しています。


井上一光君コメント

このたび立命館大学体育会カヌー部はインカレ三連覇を達成することができました。自分は4×500mリレーに出場し、優勝しました。4×500mリレーは立命館の得意としている種目で5連覇中でした。去年はあと少しのところでリレーメンバーに入ることができずに悔しい思いをしたので、今年はリレーメンバーとして優勝することができて良かったです。


浪越将幹君コメント

今年で3連覇となる重要な大会だったため、とても緊張しました。僕はリレーという種目に3年連続出場させてもらいました。今年もリレーは優勝でき、今回で7連覇となります。今まで迷惑をかけてきた先輩を表彰台に立たしてあげられて非常に嬉しかったです。今後も4連覇に向け練習に励みたいと思います。



2014.10.02

予期せぬトラブルを通して感じたこと

先日、南草津駅から乗車したバスの中でメールを書いていた際に、PC(Mac)の画面が真っ暗になり完全に固まってしまいました。ただこういうことはこれまでにも経験がありましたので、その際には特に気にせずiPadで残りの文章を書きあげました。大学に到着後、さて、PCを再起動しようとしたのですが、起動しません。しかし、こういった事例もこれまでに経験がありましたので、リカバリーディスクからOSを起動させ、OSの入った起動ディスクを修復した上で再起動を試みました。けれども依然として上手くいきません。どうやら、起動に関わるシステムにエラーが生じ、起動不可の状態になっているようでした。

通常であればかなり慌てる事態だと思いますが、私の場合はこういった自体に備えてMacのシムテム全体のバックアップを取っています。したがって、最悪の場合はPCを初期化した上で(内部のデータをすべて消去する)、バックアップディスクからトラブルが起きる直前の状態に完全復元することが可能です。その日は午後に仕事が詰まっていましたので、余り時間をかけることができないと思い、ハードディスクの初期化+OSの再インストールを行いました。これでパソコンは出荷時と同じ中身がからっぽの状態です。その後、バックアップのディスクからシステム全体を復元する作業を開始しました。しかし1時間少し経過した時点でエラーが出てしまい作業が完了しません。ここで嫌な予感がしました。そこでアップルのサポートセンターに連絡をし、オペレーターの指示を受けながら再度復元作業を行いました。設定条件などを変えながらさらに2回ほど繰り返しましたが、やはり同じ結果です。復元することができません。考えられる原因としては、バックアップをとったディスク自体に問題があり復元作業を妨げているということでした。

これは焦りました。なぜなら、バックアップを取ったディスクに問題が生じるということは想定をしていなかったからです。さらに、パソコンには多数のアプリケーションが入っており、それぞれのアプリケーションも使いやすいようカスタマイズされています。本来、バックアップディスクから完全復元を行うと、これらのアプリケーションの設定もトラブルが起きる前の時点と全く同一にすることが可能です。けれでもそれが不可となると、手動ですべてのアプリケーションの再インストール、ネットワークや各種ドライバーの再設定が必要となり相当の時間を要します。これだけは避けたい・・・と思い、バックアップディスクからの完全復元にこだわっていました。

その時、「自分にとって一番大切なものは何か?」「自分が守らなければならないものは何か?」という思いが頭に浮かびました。この時、私にとって一番大事なことは研究データや論文、授業のスライドなどこれまでの仕事に関わるすべてのファイルが集約された約90GBのフォルダ内のデータです。そして、何らかの原因で、これらのデータ自体も破損している可能性も否定できませんでした。

アプリケーションの再インストールやネットワーク設定は、時間をかければいつかは復元可能です。けれでも、これまでの15年間以上の仕事の蓄積を失ったとすると・・・一気に寒気が襲ってきました。私の尊敬する先生はバックアップディスクに「いのち」という名前をつけていらっしゃいましたが、今の私にとってはこの90GBのフォルダが「いのち」であることは紛れもない事実です。この90GBのフォルダの中身が破損をしてデータを取り出せなければ・・・完全復元にこだわっていた自分が馬鹿らしくなりました。別のパソコンを用いフォルダ内を確認したところ、幸いファイルは無事でデータを取り出せることがわかりました。その後、アップルサポートのオペレーターの方と相談し、ソフトを使ったシステム全体の復元を断念し、最も大切なフォルダのみをバックアップフォルダから取り出すことにしました。この間、約30時間の戦いでした(笑)。

トラブルの原因は結局わかりませんでしたが、アップルのオペレーターの方は的確な指示でリードして下さいました。一般に、サポートセンターに連絡をする際には私達は何らかのトラブルを抱えているものです。ただしサポートセンターの電話回線数にも限りがありますので、多くの場合は1回でオペレーターには繋がらず「現在、電話が混み合っています。時間を空けて再度お掛け直し下さい」「現在、大変電話が混み合っています。順にお繋ぎしますので、しばらくお待ち下さい」といった自動音声が流れるものです。けれどもこのアップルサポートでは、「オペレーターによる対応までに要する時間は約3分です」という音声が流れました。これは素晴らしい!!トラブルを抱えて不安な私達に待ち時間を具体的に提示してくれるのです(ちなみに、別の機会で電話した際には待ち時間が約2分の場合もありましたので、待ち時間は一律ではないようです)。また、今回私が遭遇したトラブルは通常のサポートでは対応が難しいこともあり、途中からはより専門的な知識をもった「スペシャリスト」と呼ばれるオペレーターの方に対応していただきました。このスペシャリストの方に直通で連絡した際、真っ先に「大丈夫です。データの復旧まで責任をもって担当しますので、ご安心下さい」とおっしゃりました。この一言には感動しました。トラブルの概要は前オペレーターから引き継いでいるでしょうが、その時点ではトラブルの原因もその全容も不明確な状態です。その状態での「大丈夫です。私がついています」といったメッセージは、私の心に響きました。ご自身の知識やスキルに自信がなければ、なかなか出てこないメッセージです。

今回、アップルのオペレーターの方の対応には感銘を受けました。プロフェッショナルな人間は自分の仕事に自信を持っているということ、そして不安や問題を抱える状態の人間に対する「大丈夫ですよ」というメッセージがどれほど相手を勇気づけるかということ、、、、選手や指導者にトレーニングメニューを提供する際、私自身はそこまで自信に満ちたメッセージを発することができているのか、、、などいろいろと考えながらアプリケーションの再インストールを行っています(現時点でほぼ復旧しました)。

これから卒論や修士論文・博士論文執筆が本格化します。皆さん、バックアップにはくれぐれも万全の対策を!

2014.10.01

基礎演習 後期授業開始

こんにちは。
ma34です。

いよいよ後期第1回目の基礎演習が始まりました。
今日は、夏休みの思い出を一人一人に語ってもらったあと、
ゼミナール大会のテーマ発表(+問題意識、先行研究)をしてもらいました。

夏休みの思い出を聞いていると、
部活一色だったという人、バイトや遊びにフル活動していた人、
まったり時間を過ごしていた人・・・と、
みなさん大学1回生らしい夏休みを過ごしていたようです。

・・・勉強していました!という発言があったのは一人だけだったのが
 ちょっと残念でしたが、後期もいよいよ、スタート。
 ゼミナール大会に向けてがんばりましょう。

テーマ発表では、どの班もきちんと発表準備をしてくれていたのですが、
その後のコメントや質問について、メモを取る姿もなく、
我関せずといった姿勢が見られたので、
すこし厳しいことも言ってしまいました。

夏休み気分を切り替えて、ぜひ学びのモードでしっかりと動いて欲しいと思います。
(といいつつ、教員が夏休みボケで、教室を迷っていたりしましたが。。。)

ーーー授業は難しいーーー


 先週お伝えしておりましたが、小学校で外国語活動の授業をしてきました!
授業の前には、給食を一緒にたべてドッチボールをしてきましたが、
スポーツはいいですね。子どもたちとの距離も、一気に近づいた気がします。

 肝心の授業は。。。。子どもの実態を捉えた上で授業を構想することの大切さを
しみじみと感じました。小学校1年生から英語に触れてきた5年生は、
英語の音や文字についても、一定の知識(整理されてはいないのですが)があり、
私が構想していった授業はとても簡単だったようです。反省。。。。

 そして、活動の間の「変な間」があることで子供たちの集中も途切れる場面もあり、
反省しきりです。

 けれども、私にとってもとてもよい経験となりました。
 研究を現場に還元できるように、もっともっと学びたいと思います。

 ma34

2014.09.30

運動会の季節、想い、つながり

Hassyです。

運動会の季節です。
先週末は快晴で、絶好の運動会日和でした。

土曜日は息子の小学校で運動会でした。
徒競走ではスタートで蹴躓いて悔しい思いをしたようですが、リレーでは一番でバトンを渡せて、よく頑張りました。

さて、その父は日曜日、スポ健団体スポッチャから派生したLTEが企画してくれた大運動会が開催され、参加しました。
計130人以上、8チームに分かれての運動会です。
私は紫チーム!

協賛を大塚製薬株式会社様に頂き、開催されました。
大会中のドリンクや新製品のカロリーメイトで、選手の水分やエナジー補給に大変なご貢献を頂きました。
本当にありがとうございます!!

さて、企画団体のLTEは、LTEの電波回線が良く、速く、広くつながるように、スポ健も、教職員も含めてLTE回線のように繋がろうという趣旨で、今回の大会を企画してくれました。
そして、スポ健の大会ということで、まずはTABATAプロトコルで準備運動。

写真では伝わり難いかもしれませんが、これが一番キツかったかもしれません。笑

様々なゲームが企画され、

4人1組でお尻でボールを挟んでリレーするUFOというゲーム。

また、定番の玉入れ。
学部長も童心にかえって集中しておられます!

これは我が紫チームが見事優勝し、表彰されました。
2回トライするのですが、どのチームも30秒間で30個の壁があることに学生が気付き、(12人参加なので)「一人3個入れれば優勝できるのでは?」と声がけしたので、皆少し気が楽になったと同時に、3個のノルマに集中したのです。すると、ダントツの50個も入りました。見事でした。(私の貢献は僅かでした・・・涙)



綱引きでは、Bullco先生もハル先生も大奮闘されておられました。

そしていよいよリレー。
第一走者は教員と女子です。

この後、皆大激走でした。
息子のような快走とはいきませんでしたが、普段思いっきり走ることは無いので、非常に楽しかったです。

最後は、今回のテーマである、みんなの「想い」をひとつに「つなげる」、126人127脚走が行われました。


今回の企画は素晴らしいものでした。
本当に楽しかったです。
次年度以降も、さらなる教職員や院生も含めた大会に発展し、これまで以上に「つながり」のあるスポ健が育成されていくのを楽しみにしております。


2014.09.29

出張続き その2

学会続きの出張に続いて、9/22-28の間、ハワイ大学、イーストストローグバーグ大学(ESU、ペンシルベニア州)の2校を打ち合わせのため訪問してきました。今回は、ATCPh.D.を持っている助手の【George】先生と、海外の交渉を一手に引き受けてくれている事務室の【Christina】さんの3名でいってまいりました。ESUのミーティングには【聡】先生も一部スカイプで加わってくれました。

 スケジュールは次の通りでした。

          写真上段(ハワイ大学)、左;Yukiya先生講義、中;打ち合わせ、右;ワイキキビーチ

写真下段(ESU)、左;キース先生との打ち合わせ、中;集合写真、右;屋内運動施設

9/22 伊丹-成田-ホノルル(現地に同日の朝8時着)

 ホテルに荷物をおいて、ハワイ大学のDepartment of Kinesiology and Rehabilitation Science、のクラス、特ATC養成の2つのクラスに参加。Kaori先生、Yukiya先生にお世話になりました。また、立命OBATCの大西さんはGA(graduate assistnship)として頑張っていました。

9/23 ハワイ大学でインターシッププログラム開発についての打ち合わせ、施設見学、医学部の解剖実習室など見学 そのままホノルル空港へ移動し、ニューアーク空港へ

9/24 昼過ぎに、ニューアーク空港着。車でESU近くのホテルへ移動。打ち合わせ。

9/25 朝食ミーティング、午前、午後、協定書についての打ち合わせ、17時終了

9/26 朝食ミーティング、午前のミーティングで前日の打ち合わせ内容の確認、今後の課題整理。午後1時過ぎにESU出発、ニューアーク空港へ移動

9/27 午前10時半のフライトで、成田経由、伊丹(9/28 午後6時半着)

 ハードスケジュールでしたが、1)ハワイ大との間で、これまでにないインターンシップができそうです。2015年度からできるようにこれから具体的内容(カリキュラム詳細、費用など)を詰めていきます。2)ESUとは新カリキュラムを含んだGATプログラムの協定書の更新ができそうです。

 今回の訪問で、これまでになく充実した交流ができ、相互理解がより深まりました。それもこれもGeorge先生、Christinaさんの能力とハードワークのおかげです。素晴らしいスタッフの働きにも感激しました。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

先週の金曜日から後期の授業が始まっています。私の授業も今週から始まります。夏を越して、色んな体験と学習を積んだ学生たちと再会できるのが楽しみです。

【忠】

 

 

 

 

 

2014.09.28

アメリカ便り (2): What is University of Maryland, Collge Park?

私が在外研究で来ているメリーランド州立大学カレッジパーク校は
秋学期 (Fall semester) が始まってから、1ヶ月が経ちました。
こちらでは最高気温が23度前後になり、日本の感覚では
朝晩肌寒くなってきました。

アメリカでは、Harvard や Yale などに代表されるように
伝統的に東部の私立大学のレベルが高く、
それらの大学は IVY league と呼ばれています。
メリーランド州立大学カレッジパーク校は、
州立大学ながら、Public IVY とも呼ばれており、
研究力の高さで定評があります。
ワシントン D.C. との地理的近さもあり、
NASA や NIH (National Institutes of Health;
アメリカ国立衛生研究所)などとの共同研究も盛んに行われています。

キャンパスは、アメリカの大学らしく
緑が一杯の広大なキャンパスに建物が建ち並んでいます。
はるか遠くに写っているのが、大学図書館の一つです。



スポ健のあるびわこ草津キャンパスも広いですが、
こちらのキャンパスもなかなか広く、
少し昼ご飯に行こうと思っても、10分は歩かないと
たどり着けません(汗) そんなこともあり
非常に健康的な生活を送ることの出来るキャンパスです。

こんなキャンパスの中で、学生と教員が、
日夜、研究に励んでいます。
学生の勉強の様子については、またお伝えしたいと思います。


写真は、花で作った大学内にあるシンボルマークです
それでは、また。失礼いたします。
良い休日を

<<街でよく見かける英語表現#2>>
Apple の iPhone 6 が発表されましたが、
新聞では "Early Adopter" という表現が出ていました。
辞書では、「初期採用者」などと書かれていますが、
「新しもの好き」という方がしっくりくると思います。
iPhone が出たら必ず買い換えるスポ健の S 先生、
このブログが出る頃には、手に入りましたか?? (笑)

2014.09.27

“安心感”から“キャリア意識”を高める人事制度へ…

日本型人事制度の象徴といえば、みなさんご存じの「終身雇用制度」と「年功序列賃金制度」でしょう。

日立製作所が管理職社員の約11,000人を対象に、年齢や勤続年数に応じて自動的に昇級する「年功序列」の給与システムを来月から全面的に廃止するそうです。我が国では、10年ほど前に日産自動車が先駆けて、管理職のみならず、全ての社員を対象に年功序列を廃止しています。

日立製作所は、これまで給与全体の7割を「年功序列」で支給し、残り3割を「仕事の内容」、特に役割や責任によって支給していました。これを全て仕事における役割や責任といった「社員個人の能力」に応じた給与システムにするようです。最初は、管理職のみに適用するとのことですが、いずれ全社員を対象にこのシステムを導入するようです。

日立製作所のねらいは、若手社員をはじめ、優秀な社員のワークモチベーションを高めて、企業における競争力の強化を図ろうとするところにあります。事実、日産自動車は、優秀な人材を確保するために、社員全体の約25%が中途採用ですし、「日産の凋落」といわれた時代に比べ、V字回復を遂げたのは、このような人事システムの採用も無関係ではないと思われます。


終身雇用制度に関しても、新規学卒者の離職率を見れば、成立しなくなっている様子がうかがえます。厚生労働省の統計(2013年3月発表)によれば、2010年3月に卒業した新規学卒者のうち、中学卒は41.3%、高校卒は19.5%、大学卒は12.5%と、いずれも入社後1年目の離職率が最も高い値を示します。また図に示すように、大卒社員の3割以上が3年以内に離職することがわかります。

「入社してみたものの…」という職業観や企業風土と自身の価値観が一致しないこともあることでしょうが、1つの企業に身を捧げ、奉公し続けるという風潮は、現代社会ではなじまないかも知れません。




「安心感」から「キャリア意識」をより高め、企業の成果に結びつけようとする人事制度の導入は、成果主義の外資系企業では当然ですし、会社に守られ、安心して仕事をするという従来の日本型人事制度は、時代の変化とともに薄れゆくのかも知れません。
ただ、このような制度の導入が第一義的になるのではなく、企業と社員の利益と成果を生む仕組みづくりには、労使間の「信頼関係」を築くことこそが大前提であるということを忘れてはならないでしょう。

Jin

2014.09.26

橋本枝利香さん「ボート日本一!」おめでとう!!

ゼミ4回生の橋本枝利香さんが、日本選手権(2014年9月14日決勝)で優勝しました。
今回は、ご本人からのメッセージを掲載します。

92回全日本選手権大会の女子舵手なしペアという種目で1回生の藤井香奈さんと出場しました。インカレでは名古屋大学に負けて2位だったので、全日本選手権では絶対にリベンジするという思いをもって試合に臨みました。

決勝ではスタートで出遅れ、半分まで負けていましたが、あせらず攻め続けた結果どんどん近づき最後に抜くことができました。

高校からボートを始めて7年間、いつも2位や3位ばかりで悔しい思いをしていましたが、最後の最後に優勝し、有終の美を飾ることができてほんとに嬉しいです!応援してくれた方々に最後結果で恩返しができてよかったです。