2013.08.06

現場の先生方と講習会

 8月に入ってすぐの3日間、保健体育をご担当の先生方の講習会(教員免許状更新講習)があり、私もご一緒させていただきました。小学校の教員免許のゴールド・ペーパードライバーの私なので、現場の先生方の雰囲気を味わうのは、教育実習以来で楽しみやら、緊張するやらでした。

朝から夕方までの受講、本当にお疲れ様でした。また、いろいろな形でご縁がありますように...。【ippo


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3日目の朝1番の講義が終わって、ほっと一息のみなさん。無理を言って、集合写真。はいポーズ!









2013.08.05

第1回立命館大学スポーツ健康科学部 夏季体験セミナー

Sana先生からも報告がありましたように、730日(水)インテグレーションコアにおいて、第1回夏季体験セミナーを開催しました。午前中は、宇宙飛行士であり、スポーツ健康科学部客員教授でもある山崎直子さんによるセミナーでした。

「宇宙飛行士 × スポーツ健康科学」

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の問いかけから始まりました。両方に共通することは何でしょうか? 参加した高校生から回答をもらいながら、その考え方として、「人」が共通項である、ということで話が始まり、宇宙飛行士に選抜されるためには、閉鎖空間で数多くのミッションを実行するために、①体調管理、②リーダーシップ、③フォロワーシップ、④状況把握が求められます。これらはまさにスポーツ健康科学部で養成される能力です。

お話は、宇宙を目指しての訓練の様子や宇宙での生活について、画像をふんだんに使用しながら紹介しながら、「人が未知なるものへチャレンジする喜び」を語っていただきました。山崎さんの好きな言葉の一つが、「wonderful」です。これはwonder(未知なるもの)+full(一杯)ということで、未知なるものが満ちあふれている状態=それを明らかにする喜びがあふれている=素晴らしい、楽しい、という意味だそうです。その意味をこめて高校へ次のメッセージを頂きました。

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午後は、『自分の身体』について様々な実験機器を用いてアプローチし、スポーツ健康科学の理系の学びを体験する4つのワークショップを行いました。

「こころとからだの関係を探り、君もトップアスリートに!」(佐久間春夫教授)

「合理的な筋力トレーニング&有酸素トレーニング」(後藤一成准教授)

「優れた競技パフォーマンスの秘密を知る~モーションキャプチャシステムを用いた動作測定・解析~」(大塚光雄特任助教)」

「心臓の動きを計測る装置を作ろう」(塩澤准教授)

 

3時間のワークショップを終えた高校生たちから、スポーツや人間の身体ついて、これまで思ってもいなかった科学的な視点からアプローチし、実際にそれを体験できたことについての新鮮な喜びと感動が口々に語られ、主催者側としても充実したセミナーとなりました。

 来年の夏も第2回目を行いますので、是非、高校生の方は参加ください。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

 8/4からの国際バイオメカニクス学会に、本学部の先生(栗HO塚、福T)、院生(福H)、学部生(T鳥)と一緒に参加しています。場所は、ブラジルのナタールに来ています。乗り継ぎの時間をいれる、丸2日かかります。長旅の分、充実した参加となるよう全員張り切っています。

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【忠】










2013.08.04

「ひと夏の思い出?!」として

先週の日曜日(728)は、地域の「うたごえ祭典」に家族総出で参加した。「テルーの唄(ジブリ作品の1つ「ゲド戦記」の主題曲)」を合奏した。不安が的中して、問題の私が何度も音を狂わせてしまった。次女のピアノ・ギターの長女・リコーダの孫2人と私たち夫婦の並びだ。途中で、長女のボーカルと私たち夫婦の低音部を入れることが先日の音合わせの時に決まっていた。

リハーサルの時には、私もそうだが、左隣の妻も音を外していて、思わず「吹き出し」そうになるのを抑えていたりした。しかし、本番では、右隣の孫たちの音はよく整っているようだし、妻にもそれがない。私だけが低音部で何度も音を外してしまった。隣の妻は、「吹き出す」のを抑えるのに懸命だったと思う。目の前には、りっぱな集音マイクが置かれているので、乱れたハーモニーは全部拾われていたことだろう。

「俄仕立てではいけない」ことを痛感させられた。一生懸命練習していた孫たちにも申し訳ない気持ちで一杯だった。

 全部で19組の出演があって、中にはプロ顔負けの「二胡」の演奏やギター・ボーカル(振り付けあり)などもあって、皆さんかなりの実力の持ち主だった。「私たちが参加して良かったのだろうか。」と思ってしまうほどのものだった。

只、その中で、家族ぐるみの参加が私たち1組だけ。3人の「審査委員」の中の1人が、講評の中で、「個人的には、三世代の家族で演奏したMファミリーにグランプリを差し上げたい気持ちだ。」と言っていただいたことには、「リップサービス」であろうことは解りつつも、悪い気持ちはしなかったし、「ミス連発」でハーモニーの足を引っ張った私にとっては、大変救われる思いもしたものだ。

実は、前日(727)の土曜日には家で「前夜のリハーサル」をするはずだったのをすっかり失念してしまっていて、「授業終了の懇親会」を入れてしまっていた。授業援助をしてもらっている若い人たちに混じっての「暑気払い」の宴席は、大いに盛り上がり、ついついアルコールの量も増えてしまっていた。まさか「二日酔い」と言うほどのことではなかったが、「一糸乱れぬハーモニー」を演出するための努力不足の感は免れなかった審査員の講評に対して、家族みんなが大喜びの中にあって、私は、ほっと「胸を撫で下ろす」のだった。

まったく私的なことになってしまったが、「ひと夏の思い出」として。 mm

 

 

2013.08.04

現場の方々との交流

2013.08.03

食と健康セミナー

 今日は仙台で味の素(株)が主催する「食と健康セミナー」の講師としてサルコペニア予防に向けた運動と栄養摂取に関して話をしてきました。

セミナーは2部構成で僕は後半担当でしたが、前半には東京大学大学院の佐々木 敏先生のお話を聴く機会に恵まれました。

 

 佐々木先生は我々が日常的な食生活の調査に用いるBDHQ(簡易型自式食事質問票)を作成された先生です。

佐々木先生の話題は「減塩」ではなく「節塩」をテーマに講演され、食生活における塩分摂取と健康リスクについて疫学的観点からも分かりやすく講義されました。


食塩無しでは人間は生きていけません。重要な栄養素であることもしっかり知らしめながら、日本人の食生活の問題点をデータを基に、時には笑いをとり、時には聴講者にデータを「読み解く」質問定義をすることで、参加型の講義がテンポ良く進んでいき、、あっという間に80分が過ぎました!

 

 今日は僕が一番勉強したのではないかと思うくらい、しっかりノート取りました(笑)

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テンションあがり過ぎて、思わず講義中の写真を一枚撮ってしまいました!

 

2013.08.02

夏期休暇が始まりました!!

こんにちは。

立命館大学は前期試験が昨日で終わり、今日から夏期休暇です。

昨日まで試験期間で、普段にも増して学生諸君で賑わっていたキャンパスの今日からひっそり・・・

ひっそりとしたキャンパスの写真を撮ったのですが、家のPCでアップしようとして上手くいかず・・・
来週までになんとか解決します。

よく友人に、大学の先生は長~い夏休みがあっていいなぁ、と言われるのですが、実は私たちにとって夏休みは勝負の時なのです!!

授業のない今のうちに、しっかり勉強して、いっぱい仕込んで、開講中はなかなか難しい出張して、後期の授業の準備して・・・
するべきことは山積です!!

うっかりしてるとすぐに後期の開講。
しっかり頑張ります!!

学生の皆さん、有意義な夏休みを!!

BULLCO



2013.08.01

夏季体験セミナーを開催

また【忠】先生からも報告があるかもしれませんが、先日、高校生を対象とした夏季体験セミナーを開催しました。内容としては、スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗し、ISS(国際宇宙ステーション)に10日間滞在された宇宙飛行士である山崎直子先生の講演と、トレーニング科学、スポーツ心理学、スポーツバイオメカニクス、スポーツ医工学分野のスポ健教員による体験講座を行いました。テーマは、「遺伝子」から「社会」まで、「運動」と「健康」を軸に人間を科学する、です。今回は、日本全国から多くの高校生に集まっていただきました。スポーツ医工学分野の体験セミナーはShio先生が担当され、心臓の電気的な動きをみる心電計を自身で作るというものです。普段の授業ではなかなかできない体験ができたようです。山崎直子先生は、立命館大学スポーツ健康科学部の客員教授もされていて、年に数回、このような体験やイベントに参加していただいています。スポ健の学びは、「遺伝子」から「社会」に至るまでとても広範囲ですが、今回は理系の受験生へのアピールも大きな目的の1つです。健康科学、スポーツ科学は理系分野です。全国の理系受験生のみなさん、是非、スポ健の受験をご検討ください。

 

 

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2013.07.31

子どもの一言。

こんにちは。ma34です。
試験期間を終えた学生たちが一斉に旅行に出かけている様子を聞くたび、
心底うらやましいと思う今日この頃です。
私は先週、今週と、現場の先生方にむけた研修があり(教員免許状更新講習を含む)
なかなか身も心も休まりません。
すこしでも、現場の先生に役立つようなものを提供できる時間となれば、と色々と考えています。

さて、今日は久しぶりに子どもの話題。
長女(3)の一言がとても深く,思わず感心してしまったのでご紹介いたします。

童謡「バナナが一本ありました~。あーおい南のそらのした~、
   子どもが二人でとりあっこ~、バナナはつるんと飛んでった・・・」
を歌っていた長女。

いきなり、「取りあったらあかんなあ。二人で半分こしたらいいねん。」と言いました。

私も意地悪に、「でも、半分こだったら、二人ともまだお腹すいてるね。」と言うと、

長女「じゃあ、バナナジュースにして(補足:ミルクを入れてシェークにする)飲んだら、
   たくさんできて、二人とも、あー、バナナ食べた~!って思うんちゃう?」  と。

この一言を聞いて、人間の(大人の)世界では、一つの「バナナ」の取り合いが戦争にまで発展していることを、この子が知ったら何というだろうか、と思いました。
「分けあったらいいのに」
 「それで足りないというのなら、二人が満足するような『新しい形』を創りだせばいいのに。」

改めて、そうだなあ、そうだよなあ。
平和って、そうやって創っていくものなんだよなあ、と感心した私でした。

色々と新しい形を生み出すスポ健の学生さんにも刺激をうける毎日。
私もこの夏、何か新しいものを生み出してみたいと思います。
(きっとそれがみんなの平和につながる・・・・のかもしれません。)

ma34.

2013.07.30

祇園祭限定

 前任校のときの社会人院生さんが、滋賀にご夫婦で遊びに来られました。京都に移り住まれたとのことで、吉兆あゆというお菓子を頂きました。今はちょうど、祇園祭の時期...クライマックスでしょうか。

 祇園祭の山鉾のひとつに「占出山(別名、鮎釣り山)」というのがあるようで、祇園祭のときだけの限定販売のお菓子だそうです。日本書紀の中の神功皇后が、新羅出兵のときに、肥前国(九州西部)の松浦川で釣り糸を垂らし、戦勝ならば直ちに魚を!と祈願されたところ、早速魚が漁れ、この吉兆をとても喜ばれたとのこと。 (京銘菓 大極殿さんの栞より)

 「鮎」は中国では「なまず」。魚を釣って占われたので、日本では「あゆ」と読むようになったとか。
 京都も(きっと皆さんの土地にも)、お祭りに合わせて、四季折々のお菓子あり、歴史や文化にちなんだエピソードもあり...、いろんな楽しみ方ができそうですね。  【ippo】


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2013.07.29

ひらめきときめきサイエンス 

726日(金)に、

ひらめきときめきサイエンス 

立命館大学『スポーツ健康科学』を体験しよう

~最先端研究で自らの身体を深く理解しよう~

を開催しました。高校生を対象として、『スポーツ健康科学』を実習、講義を通じて理解してもらいました。スポーツ健康科学部が所有する最新の機器・施設と最先端研究を切り開いている先生方によって、「科学する」ことを感じてもらいました。

そもそもこの「ひらめきときめきサイエンス」は、日本学術振興会による助成事業です。同会による「科研費」は、研究者にとって知らない人はいないのですが、広く国民に「科研費」によって得られた成果を還元する一環として行われています。科研費の採択率は平均20%ですが、本学部の先生方の保有率は90%を越えており、ほとんどの先生方が「科研費」のお世話になっています。

今回、受講してくれた高校生から、「第一志望学部を『スポーツ健康科学部』にします!」と嬉しい感想を頂きました。最先端研究の先生方の魅力が大いに伝わったと考えています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

今日は、博士前期課程2回生(修士)の中間報告会です。どなたでも聴講可能です。修士論文提出まで残り5ヶ月。仕上げに向けて最後の全体報告会です。

 先日のサマースクールの振り返り動画を院生が作成してくれました。なかなかの出来映えです。一度ご覧ください。

  http://youtu.be/jumTsvi1V5U

7/30 高校生対象 第1回スポーツ健康科学部 夏季体験セミナー

宇宙飛行士 山崎直子さんのセミナー、体験ワークショップ

http://rits-spoken.net/

8/3-4 高校生対象(どなたでも) オープンキャンパス

   http://ritsnet.ritsumei.jp/event/oc.html

【忠】