2019.06.10
2019.06.09
GAT Step-Up セミナー
2019.06.08
調査員デビュー in 秩父宮ラグビー場
秩父宮ラグビー場で、今シーズン最後のサンウルブズ戦があり、観戦者調査のため、上京しておりました。
今回は、ゼミ生の2人も上京し、
調査員としていつも観戦者調査を運営してくださっている早稲田大学スポーツ科学研究科の院生たちに混じり
秩父宮ラグビー場で観戦者調査デビューを果たしました。
スタジアムでの観戦者調査の実施は、先週ご紹介した「調査方法論」で学ぶ一部の実践にもなるわけです。
最初は早稲田の院生たちに、名前は聞いていたものの初めての秩父宮ラグビー場、国際試合と初めてづくしのなか
やや緊張していたようですが、院生たちのサポートもあり、きっちりと役割を果たしてくれました。
院生たちからもお褒めの言葉を頂きました。
サンウルブズ戦の日は、「秩父宮みなとラグビーまつり」に神宮球場での早慶戦、
秩父宮ラグビー場でのサンウルブズ戦が開催されていたこともあり、とても賑やかでした。
ゼミ生の2人と私は早めに集まって、これらのイベントの見学しながら外苑周辺を歩き、建設中の新国立競技場まで散策してきました。
その間、様々なスポーツマネジメントの話をしながら、関西では見られない、都会のど真ん中でスポーツが中心となる街の華やかさや、
ワールドカップやオリンピック•パラリンピックに対する温度差を感じてくれたようです。
外苑周辺は、私がまだスポーツを学問として学ぶなど一ミリも考えていなかった学部生時代に早慶戦の観戦に歩いた道であり、
社会人になって秘書としてボスの後ろについて何度も何度も歩いた道でもあります。
社会人大学院生として、年齢の変わらない恩師や若い研究仲間とともに調査研究の場として歩いた道でもあります。
そして、この道は今現在、ともに学ぶ学部生たちとともに歩くという、新たな経験を与えてくれました。
ゆ
写真は秩父宮ラグビー場と外苑周辺
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#明治神宮野球場
#建設中の新国立競技所
#クーベルタン伯爵
2019.06.07
雨ですね。。。
こんにちは、嶋村です。今日は結構な雨ですね。。。今朝娘を保育園に送って行ったんですが、長靴を履いた時はやたらと水たまりに入りたがるのでかなり面倒です。
さて、あいにくの雨ですが今日はいろいろやることがあるので大学にいます。このブログも含めて。。。しかし特に何か書くこともないんですよね。まあこれから学会にちょこちょこ行ったりするのでまたその報告もできたらいいんですが、今のところのその準備や論文を書いたり読んだりなどで忙しくしています。まあとにかく書くことがないので、今日は前回に引き続き意味論の話をしたいと思います。今日のテーマは態度動詞にしましょうかね。態度動詞というのは「言う」や「思う」などの話者や主語がどのような信念を持っているかを表すために使います。例えば「太郎は、神が存在すると思っている」のような文の意味は、先週話した形式意味論的な考えに則れば太郎がそう思っているなら真ですし、そうでなければ偽となります。ところが、例えば、「山田さんが僕にご飯を作ってくれた」は、山田さんが存在して、彼が僕にご飯を作ってくれたという事実がある限り真ですが、「神が僕にご飯を作ってくれた」は突然胡散臭い文になります。もちろん奥さんのことを「神」と読んでいれば別ですが(笑)。この胡散臭さはどこから来るかというと、この文は「神」の存在を前提としているからなんですね。これは指示性の問題なのですが、「神が僕にご飯を作ってくれた」みたいな文を発する時に、名詞の指示対象は現実世界の中で評価されます。ところが、態度動詞の選択する文は、事情がちょっと変わってきます。すなわち、これらの動詞は可能世界への扉を開くことになります。このへんの事扱う意味論を可能世界意味論なんて言ったりしますが、クリプキやヒンティッカみたいなえらい哲学者によって考え出されました。話を「太郎は、神が存在すると思っている」に戻すと、この命題が真であるのは、現実世界の太郎が置かれている状況や彼の信念にとって「神が存在する」という命題が成立する世界に必ずアクセスできるようであれば、真となります。このため、命題はその命題が成立する世界の集合だということが出来ます。可能世界は様々です。例えばみなさんは今日どのような夜を過ごすでしょうか?晩御飯は唐揚げかも知れません。ブリ大根かも知れません(季節的にはどうかと思いますが)。タコライスかも知れません。いろんな可能性があるわけですが、どの世界でも「神が存在する」が太郎にとって成立する命題なら「太郎は、神が存在すると思っている」という文は真になります。
さて上で見たように、態度動詞を使わない環境ではデフォルトで現実世界が真偽の評価の場になるので、存在しないようなものに言及すると意味がおかしくなります。例えば「現在のフランスの王様はハゲだ」という言語学・哲学ではよく使われる例文があるのですが、これはそもそも「現在のフランスの王様」が存在しないので、へんな文だと思います。さてここで質問です!この文は偽でしょうか?それともそもそも存在しないものを語っているのでナンセンス(意味がない)なのでしょうか?ちょっと考えてみてください。
続きはまた来週。
2019.06.06
令和の夏の試食会。
2019.06.05
ロゴ国際学会デビュー
2019.06.04
AIと教育
こんにちは。かわいです。
6/1-2と玉川大学で開かれた大学教育学会第41回大会に参加してきました。
基調講演は新井紀子先生( 国立情報学研究所 社会共有知研究センター長・教授)による「AI 時代の高大接続改革‐読解力調査から見る今の高校生・大学生」でした。
新井先生は、これまで人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」(2011~)を進め、基礎的・汎用的読解力を高精度で診断する「リーディングスキルテスト」(2016~)を開発してきました。
AIは、センター模試で5教科6科目で偏差値57.1を達成し、全大学中7割で合格可能性80%以上をたたきだしました。
しかしながら、東ロボの誤答の分析から、AIは意味を理解することができないことが明らかになっているそうです。人間であれば常識や簡単な推論でわかることにAIがつまずくことが報告されました。
「意味を理解して読み、書き、考えることが人間のAIに対する優位性」
なぜ意味がわかる人間が意味を理解できないAIに敗れてしまったのか、この疑問が読解力テストの開発研究に取り組んだ理由だそうです。
読解力テストの開発から、教科書が読めない生徒は、キーワード検索的に文を「見て」いるだけで、意味を理解して「読んで」いるわけではないことが明らかになりました。
講演を聞きながら考えたことは、次のような疑問です。
どうして意味を理解して読まないのだろうか
そもそも、意味を理解するとはどういうことだろうか
どうすれば意味を理解して読めるようになるのだろうか
意味を理解する読解力と競技能力に関係はあるのだろうか、あるとすればどのような関係があるのか、そしてなぜ関係するのだろうか
疑問は尽きませんね、考え込んでしまいました。
かわい
2019.06.03
大塚光雄先生 ご結婚おめでとうございます!
2019.06.02
基礎演習 MR 実習
2019.06.01
調査方法論と院生TAさんたちの活躍
授業も8週目を迎えております。
今年度は、月、火、木と2回生の授業を担当しています。
何れの授業もレポート等提出物が多く、課題を出すたびに心の中で「がんばれ」と心の中でささやきながら
こちらも授業準備と課題の評価がとどめなくやってきますので、
「私もがんばるから・・・」とも思っています。
2回生全員とともに乗り越える授業の一つに「調査方法論」があります。
これは、社会調査に必要な知識を基礎から学び、実際に調査を実施し、統計分析、そしてレポートをまとめる
濃い内容の授業です。
また、調査、分析、報告という一連の流れを実施するため、1回完結型ではなく、知識の積み重ねが必要です。
パソコンを使いながら学ぶ授業ですので、1限から3限まで3つのクラスに分けて開講されており、
それぞれに大学院生の方がアシスタント(TA)としてサポートをしてくださっています。
今年度はかわい先生からのご提案で、調査方法論に新たな取り組みを導入しました。
TAさんにもお手伝いをしていただきながら、図表を用いた報告書を書くためのスキルアップを目指すものです。
まず、5週目の授業の終わりに、図表を用いて報告する課題を2回生に出し、
次に、翌週提出された課題にTAが目を通します。
最後に、8週目の授業で、TAさんたちが、課題のフィードバックと評価、さらに報告書の作成がもっと良くなるためのアドバイスとしての授業を実施するという試みです。
2回生達はTAさんの講義に熱心に授業に耳を傾け、
「自分の弱点がわかりやすかった」「・・・について知ることができて良かった」という喜びのコメントがたくさん寄せられました。
TAさんたちも手ごたえがあったようです。
講義の様子を写真に収めようと思ったのですが、私がTAさんたちのアシスタント役に徹していたので、その時間は取れませんでした。
代わりに、元気に授業を受講してくれている2回生の写真を掲載しておきます。
かわい先生、TAさんたちとのミーティング、授業構成の見直しなどなどと限られた時間での準備は気忙しかったですが、学部生、院生、教員などそれぞれの立場でできる力を発揮し、学びを活性化させるモデルとなれば、嬉しく思います。
ゆ
写真は調査方法論の受講生たち
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#TAの皆さん、本当にお疲れ様でした。
#春学期も後半戦に突入です。
#私は課外活動が増えてきそうです。