[ 2010年03月 ] の記事一覧

2010.03.11

来年度に向け進学説明会に参加してきました

この所、寒い日が続いていますが、
みなさん、いかがお過ごしですか?

私は、3/9 (火) に和歌山市で行われた
「スポーツ・医療分野合同進学説明会」に
参加してきました。

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和歌山での入試関係イベントに参加するのは、
昨年11月に続き、二回目です。
今回は、高校一年生と二年生が対象の説明会で、
20名弱の高校生が、立命館大学のブースに
立ち寄ってくれました。

学生さんからの質問は、スポーツ健康科学部が中心でしたが、
その他、経済学部、理工学部、国際関係学部に
関心のある学生さんもおられたので、説明していました。

今回、参加してくれた学生の中から、
スポーツ健康科学部の二期生、三期生の
学生が出てくるのを楽しみにしています。

寒暖の差が激しい時期ですので、
くれぐれもお体ご自愛下さい。
それでは、また。失礼致します。
                敦


2010.03.10

特定保健指導の講演をしました

先週は、島根県の松江市と名古屋の名城大学で講演がありました。島根県は国保連合会主催の研修会で、名古屋は日本産業衛生学会東海地方会の研修会です。いずれも特定健診保健指導のための運動指導に関する講演を行いました。

 

島根県に行ったのはこれが初めてで、あと数えると日本国内は、四国の香川県と徳島県だけということに気付きました。島根県は、女性の長寿で沖縄県に次ぐNO2の県です。今回は、ベテラン在宅保健師さん約100名をお迎えして行いましたが、島根県の女性がなぜこんなに長生きなのかを知るヒントを得ました。とにかく、元気で、よく働いて、よくしゃべります。魚と野菜をよく食べることが理由という方もいらっしゃいました。写真は、初日目の研修会後の懇親会の時に発表された、島根県在宅保健師会「ぼたんの会」の健康劇の一コマです。会長自らがおじいさん役となり、高齢者のある健康問題をテーマに、保健師さんがみずから演じ、解決策を探るという内容です。これは高齢者にわかりやすく、人も集まるだろうと思いました。2日目は、山口県、岡山県、島根県、広島県代表のグループによる実践報告会がありました。どこもよかったですが山口県の皆さんの発表は素晴らしかったですね。かなり全国的にもレベルが高いと感じました。

 

名古屋での研修会は、学会さながらで笑いこそは起こりませんでしたが、ヤマハ発動機やTORAY、三菱東京UFJ銀行、三菱重工など東海地方のたくさんの産業医の先生や保健師さんにお会いできました。もちろん、4年後の皆さんの就職先についてもお願いしておきました。名刺をいただいた産業医の先生や保健師さんには、2年後にまた必ず連絡いたします!他大学ではなく、立命館大学の健康運動指導士をぜひよろしくお願いします。 真

 

 

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2010.03.09

亀岡市篠町での実験

先週もこのブログでお知らせしましたが
先週の木曜日に京都府亀岡市篠町自治会で
歩行能力評価実験を行いました.
昨年の12月に続き2回目の測定です.

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前回よりも多くの方に参加していただきました.
また今回は理工学部と経済学部の学生にも手伝っていただきました.
協力していただいた皆様,ありがとうございました!
来年度からはスポーツ健康科学部の一期生も興味のある方は
どしどし参加してください. 
                   成弘

2010.03.08

雪割り

みなさんは「雪割り」という言葉をご存知でしょうか?

先週末は,北海道のある大学で研修会を受けました.その時,ふとグランドを眺めた時,野球場のグランド整備をしている部員たちが目に入りました.もちろん今の時期,北海道のグランドは一面の雪で埋まっています.選手たちは手にスコップを持ち,そして雪を割り,その雪をソリに乗せてグランドの外に搬出していました.横にいた先生に聞きますと,以前はこの時期は南の九州や沖縄等でキャンプをしていたそうです.しかし費用もかかることもあり,また,この作業を部員全員ですることによりチーム力がつき,さらには体力トレーニングになるということで,この「雪割り」という作業をやっているとのことです.

 

snow.JPGもちろん,部員の思いとはうらはらに延々と雪は降り積もります.日本列島はご存知のとおり,南北に非常に長いです.当然のことながら自然環境も北から南まで,それぞれの特徴があります.その特徴の中でそれぞれが工夫をして,スポーツに専心している若者の姿は非常にたのもしいです.

 自然環境あるいは前提条件を全く同一にすることはできません.いわば,今,現実に,目の前にある環境の中で,どれだけのアイデアと知恵をだし,そして工夫をしたトレーニングができるかが,トレーニング効果に影響を与えます.厳しい条件であればこそ効果を高める可能性もあり,またこれらのプロセスの面白さを味わえるかもしれません.

愚痴を言わず,言い訳を言わず,目の前の現実に立ち向かっていく姿勢に,微笑ましく,「雪割り」を眺めておりました.

 

 

 

2010.03.07

♪ハッピーキャンパスライフ♪ ~新入生オリエンテーション編~


スポーツ健康科学部の事務局では、1期生をお迎えする準備の真っ最中です。
そんな準備の中で、本日は「新入生オリエンテーション」についてご紹介します。


大学生活ってどんな感じ?
授業を受けるために手続きが必要って聞いたけどどんなことをするの?
資格を取ってみたい!
どんなクラブやサークルがあるの?


そんな疑問や不安を解消できるように、、立命館大学では新入生のみなさんを対象に
オリエンテーションを実施しています。


「大学生としての心構え」、「4年間でどんなことを学ぶのか」といったガイダンスや、
海外留学や学内で受けられる資格講座、クラブ・サークルなどの紹介も行われます。


あと、「基礎演習」クラスに分かれての懇談会を3回開催しますので、ここで友達ができる
こと間違いなしです♪
(「基礎演習」って何?って思った方は金曜日のブログをご参照ください!)


その他にも体育館に集まって行う「スポーツ健康科学部交流企画」などを考え中なので、
お楽しみに☆

 

 

 

2010.03.06

JATIワークショップ

先月28日の日曜日にJATI(日本トレーニング指導者協会)近畿支部主催のワークショップで、「筋肥大を目的とした運動・栄養摂取の役割」と題して講演させていただきました。

身体的トレーニングは、スポーツ選手の競技力向上やケガの予防だけでなく、一般人の健康の維持・増進にとても大事ですが、その運動指導にあたる指導者の資格は国内だけでも数多くあります。

JATIもそういったトレーニング指導に関わる人たちのへの資格認定や講習会を行なっており、全国的な活動を随時行なっています。

詳しくは以下のホームページをご覧下さい。
http://www.jati.jp/index_pc.html

当日は講義だけでなく、JATIの近畿スタッフと立命館大学のストレングス&コンディショニング(S&C)のコーチたちが中心となって、参加者への技術指導や、現場での指導方法に関する問題点について、参加者の方と一緒になってディスカッションを行ないました。

研究に没頭していると、ふと現場での指導を忘れがちですが、こういった講習会に参加することで、自分自身のS&Cコーチとしてのスキルを常に高く維持することの重要性を再認識しました。

JATIのスタッフと立命館大学S&Cコーチの皆さん、お疲れ様でした。



2010.03.05

一回生の演習のこと

ふと気づけば、入学式まで一月を切っていました。

なんとなく、新入生を迎える準備ができているような、いないような。。。

何かが抜けているような気もしますが、抜けていないような気もして、

とりあえず、あと少し。

 

そうそう、建物が完成して、今、色々な設備や備品を搬入しています。

私も3月末ぐらいに、研究室の引越しをします。

大量の本(1000冊以上?正確な数は不明。。。)があるので、整理が大変。

色々片付けなきゃ。。。

 

さて、今日は、後期分割方式の入試の日。

募集定員5名に対して、163名の受験生が受験予定です。

 

狭き門になりそうですが、最後のチャンス、がんばってくださいね。

 

そして今日の「続き」は、一回生の演習についてです。

          ↓

 




入学して最初に受ける演習、

それが「基礎演習」です。

           ↑

 (たまには、大きな字を使ってみた。)

「 演習=ゼミ」というイメージがある?のですが、

この一回生の受ける基礎演習は、ゼミとは違います。

 

その違いは。。。

(1)先生を選ぶことができない。

(2)全クラスが同じシラバスで演習を行う。

(3)先輩が授業やクラス運営のサポートをする。

(4)学生が学びたいことと担当の教員の専門は必ずしも一致しない。

といった点です。

 

何か、受講してもあまり楽しくなさそうな印象を受けるかもしれませんが、

イメージとしては、勉強をするホームルーム、という感じでしょうか。

 

私は、基礎演習の担当を今まで何年もしてきましたが、

この演習でできた友達との関係が、けっこう長続きします。

おまけの話ですが、基礎演習で出会って、付き合い始めて、

そして結婚にまで至った人もいたりします。

 

こんな人間関係だけでなく、

それ以外の部分でも、大学から見た場合、基礎演習を重視しています。

 

立命館大学では、「全構成員自治」を原則としています。

これは、簡単に言えば、立命館大学に所属する全ての人、教員・職員・学生、が、

大学をより良く運営していくために参画していくことを指します。

そして、学生は意見をまとめる組織として学友会を結成していますが、

演習を、この学生自治の最小の単位、と考えているからです。

 

つまり、教育面も含めて、こうして欲しい!、こうあるべきだ!、

という意見を基礎演習というクラスでまとめて、大学と交渉していく、

ということになります。

 

そしてまた、

高校までの勉強とは違う大学での勉強や、

大学での生活に慣れていくのにも、

基礎演習の果たす役割は大きいと思っています。

基礎演習では、先輩、オリターと呼びますが、がクラス運営の補助をします。

オリターは、新入生と同じ気持ちを、一年前に持った人が多く入っています。

こんなことがわからない、どうしたらいいんだろう?

といった疑問に先輩であるオリターが、

大学で、より一層有意義に過ごせるように手助けをしてくれます。

 

さてさて、長くなった感じがするので、ちょっと中途半端感はありますが、

このあたりで、今日はおしまい。

 

最後に一言、基礎演習で色んな人と会うのを楽しみにしていてくださいね。

 

#書き足りない気もするので、いつかまた書こうっと。

#忘れなければ、ですが。。。

 

<道>

 

PS:そうそう、基礎演習で使うテキスト、皆さんに執筆いただく形になっていますので、

Oさん、履修要項をまとめる形で、がんばって書いてくださいね。

Oさんに書いて頂いた内容に責任を持ちますから。

2010.03.04

第四回 NS 研 α が開催されました

三月に入り、いよいよ春が近づいてきましたが、
皆さん、いかがお過ごしですか?

スポーツ健康科学部では、先週末の 2/27 に、
第四回 NS 研 α が開催されました。

今回は、生化学を専門とする三人の研究者が発表してくれました。
写真は、今春から、スポーツ健康科学部教員に就任される 橋本 健志 先生です。

hashimoto.jpg


橋本先生は、現在、人間の体内での

脂肪分解についての研究をしておられます。
今回は、いかに効率よく脂肪を分解して、

その産物の脂肪酸を燃焼し、活動エネルギーに

変えるかについての研究を発表されました。
この研究は、新薬の開発などにも繋がる

可能性があり、非常に注目が集まっています。


研究会の終了後、インテグレーション・コアの見学に行きました。
写真は、低酸素トレーニング室を見学している際のものです。

oxgen.jpg


四月開講まで、一ヶ月を切り、

いよいよ開講が近づいてきました。
教員、職員一丸となり、

開講準備を進めていきたいと思います。

それでは、また。失礼致します。
くれぐれも体調管理に気をつけて下さい。
                   敦


 

2010.03.03

NHKで高齢者の筋トレを紹介します

NHKから出演の依頼がまいりました。慶応大学の勝川先生からのご紹介とのことです。先生ありがとうございました。木曜日の夜2030から教育テレビで放送している「きょうの健康」という番組です。

 

加齢に伴って筋量や筋力が減り、それが引き金となって骨粗鬆症や糖尿病などさまざまな疾患を引き起こすといわれています。今回の内容は、この加齢による筋力低下を防ぐためのトレーニングを紹介するというものです。

 

放送日は、本放送が2010年6月10日(木)20:30~20:45、再放送が2010年6月17日(木)12:30~12:45の予定です。収録はこれからです。新しくできる立命館大学のスポーツ健康科学部を存分にアピールしようと思います!  真

 

 

2010.03.02

亀岡市セーフコミュニティ

前にもこのブログでお話ししましたが,亀岡市セーフコミュニティ活動の一環として
現在亀岡市篠町の自治会の皆さんと新しい転倒予防のための取り組みと
それに関わる研究をしています.
簡単な計測器を使って住民の方の歩行能力を定期的に測定しています.
歩行能力は,高齢者の転倒に大きく関わっていると考えられていますので,
定期的に歩行能力を測定し,その結果を住民の皆さん自身が把握することで
転倒予防にもつながると考えています.
健康診断のようなイメージを持ってもらえると分かりやすいかもしれません.

4月からはスポーツ健康科学部の一期生が入学してきます.
興味のある学生さんがいれば一緒にフィールドに出て
実験をしてみたいと思います.
これに限らずスポーツ健康科学部では
インターンシップやサービスラーニングなど
様々な貴重な体験ができる機会がたくさんあります.
色々なことに積極的にチャレンジして,是非「実践力」を養ってください.
                                                     成弘