<RecO便り26>
火曜日2限、RecOでは、教養ゼミナールの授業「食とスポーツ 〜スポーツ現場での食の教育・支援を考える〜」がスタートしました。近江米も収穫の季節、今期のテーマは「おにぎり」。スポーツ現場での目的別のおにぎりを考えます。
実習は班に分かれて行いますが、その前に第一回目の授業では、自己紹介の後、ゼミでの「係」を決めました。
ゼミ長、会計の他に、掃除係、備品管理係、食糧調達係、記録係、営業・・・などなど、一人必ず一つは係を持ち、それぞれの立場からゼミの運営に積極的に貢献することにしました。
また、ゼミ生3名の実家(広島、富山、大阪)がお米を作っていることが判明。でもそれぞれ自分のお家のお米について全くと言っていいほど知らなかったので、それぞれのお家のお米について、調べてくることが宿題になりました。
二回目の授業では、3名の「うちのお米」の発表。次に、どういう班に分けるか、班分けについての話し合いが行われました。写真はその様子です。
積極的に意見が出され、中にはかなり個性的な提案も・・・。
無事に班分けが終わり、今日の3回目の授業までに、各自が自分の考える目的に合わせたおにぎりレシピを考えてくることにしました。それぞれが自由な発想で考えて来たおにぎりについて、今日はじっくり検討し、具体的なレシピに仕上がったら、早い班で来週から試作に入る予定です。
どんな「おにぎり」が出来上がるのか、期待と不安(!)でいっぱいですが、またここでもご紹介したいと思いますので、どうぞ怖がらずに読んでくださいね(笑)。
さて、先週末、大津祭りに行ってきました。大津祭りは約400年前、天孫(てんそん)神社(大学〜大津駅間のバスで前を通る神社です)の例祭として始まったそうです。
今年は宵宮(9日)があいにくの雨でしたが本宮(10日)は雨も上がり、13基の曳山が笛、鉦、太鼓を奏でる子供と若者を乗せて、くじで決められた順番に、神社を出発、町の狭い路地を曳かれてゆっくり移動。
私は出張帰りで夕方ぎりぎりの時間に見ることができましたが、町家の2階や沿道からは「ほってぇ〜(放って)」「おねがい〜」との声が飛び交い、曳山からは、各曳山オリジナルの手ぬぐいと厄除け粽(ちまき)がまかれていました。
路地が狭いため、とても近くに祭りの醍醐味を感じられるお祭りでした。
滋賀には他にも収穫祭である秋祭りが多く、このことからも米どころであることが実感でき、うれしくなります。
今回の教養ゼミでも、収穫の喜び、お米の大切さ、をゼミ生が実感できる授業にできればと思います。【abc.】