[ 2011年06月 ] の記事一覧

2011.06.20

ゲストスピーカーによる講演

スポーツ健康科学セミナーⅡにおいて、

6/9 木村季由 先生(東海大学准教授 ラグビー部監督)

6/16 柴田 麗さん 尾崎道大さん(()明治、ザバス担当)

の講演を頂きました。

 

木村先生からは、この間13年間のラグビー部強化を通じて考えてこられたことを中心に話して頂きました。13年前に就任時は、リーグ戦グループ2位のチームを任され、近年はリーグ戦4連覇、ここ3年間は大学選手権ベスト4以内(2010年は惜しくも準優勝)の強豪チームに育ててこられました。1時間の講演では、語り尽くすことはできませんので、要点をかいつまんで披露頂きました。そのいくつかを以下にまとめました。

 

 

20110620-1.JPG 1.大学院・助手時代に学んだこと

 日本体育大学を卒業後、社会人経験を経て、日本体育大学の専攻科、大学院研究科へ進学、そのあと助手として2年間勤務。この頃に学んだこととして、

 ①心構え(attitude)を養う

 ②研究(勉強)の方法を学ぶ

 ③客観的視点を持つ

 ④知識欲を高める

 直接、現場指導につながるものばかりではないが、考え方のベースとなり、身につけたものの置き換え、応用する力となった。

 2.東海大学就任時の目標設定は、「大学日本一」

 その内容は、「大学選手権優勝」そして「日本一良いクラブ」

 全てはこの目標実現に向けて、『覚悟を決め、腹をくくる』。前者は競技力の向上、後者は、「良いクラブ」の中身を議論しながら、日常の規律も高めながら、かつ妥協せずに前進させていった。

 また、実現のために、125名の選手、20名のスタッフ全員に役割があり、クラブの目標に向けて、必要な人材として各自が動く。特に4回生がしっかり動くような文化を創り上げてきた。

 3.目配り、気配り、思いやり

 合宿所のあり方の中で、地域の一つの存在として意識する。この地域に「東海大学のラグビー部の合宿所があって良かった」という存在なる。そのため、週2回の地域清掃活動もイベントにせず、日常の一つとして取り組む。準優勝した翌日も「通常通り地域清掃活動」。

 4.理想と客観(あるべき姿)

 自分たちが目指すものは何なのか?どうなりたいのか?どうあるべきなのか?これらを具体的に越えに出してみる。また、指導者は諦めずにいいつづける。

 大切なことは、漫然としたものでもイメージを持つこと。自分に何ができるのか。何ができないのか?何が必要なのか?そしてどうあるべきなのかを常に意識させる。本人として、そしてクラブとしてのあるべき姿を意識させる。

 5.最後に

 「人は一人では生きていけない」

 「人間が幸福を感じる三要素。やりたいこと、やるべきことがあること、それができること。(高樹のぶ子)」

 大学は、上記の三要素を探せる絶好のチャンスである、ということで締めくくって頂きました。

 

20110620-2.JPG6/16のゲストスピーカーに講演は、2名体制によるはじめての講演でした。

最初に、尾崎さんからお話し頂きました。尾崎さんは、福岡大学法学部を2001年に卒業され、明治製菓(現在、明治)に入社されました。大学時代は、アメフトの選手として活躍され、一方で怪我も多かったようです。就職活動の時に、「スポーツに携わる仕事がしたい!」ということでスポーツ関連の仕事を探され、栄養・サプリメントで選手に貢献したい、ということで同社に入社。ただし、入社してから、毎年「ザバス」を担当したいという希望をもつが、「イソジンうがい薬」の担当を長く勤めた後、念願かなって2008年から担当となり、ザバスのマーケティングを担当している。この間、社内で自分の希望を言い続けたこと、同時に、任された仕事を最大努力で実践してきたことが、自分のやりたい仕事(担当)につながったとお話し頂きました。

20110620-3.JPG もう一人の柴田さんは、ザバススポーツ&ニュートリションラボ所属で栄養サポートが主な仕事。この間の経歴は、武庫川女子大学体育学部卒業、その後、栄養士の専門学校(2年間)で栄養士の資格を取り、管理栄養士の資格を取るために必要な栄養士の実務実習をするために健康食品の会社に勤める。さらに、筑波大学大学院で修士号も取り、スポーツ栄養士のセミナーでAB先生に出会い、諦めかかけていた「スポーツ栄養」に携わるために、現職につく。ザバスの世界観「スポーツ界への貢献、日本の健康なココロとカラダづくり」を実現するための現在の活動状況を丁寧にお話し頂きました。

 若いお二人ならびに食品関係への興味・関心のため、質疑応答は今までの中でも一番活発でした。授業後も残って頂き多くの質問を受けて頂きました。ありがとうございます。

 

【忠】

2011.06.19

二回生の英語 P3 で中間発表を行っています

梅雨の中休みも終わり、また雨の日が続いていますが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

私が担当している二回生向けの英語P3では、
英語で、ディベートとパネルディスカッションを
行うことが出来るようになるの事を、到達目標にしています。

今月に入って、中間発表が行われていて、
毎回、必死に準備をしながら、授業に臨んでいてくれています。


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左は、ディベート
右は、パネル・ディスカッションの様子です。




スポーツ健康科学部では、発信型の英語教育カリキュラム ですので、
受験生のみなさん、きちんと高等学校で、発表するための英語の基礎力を
身につけておく事が、とても重要です!
自らが主体となって、積極的に授業に参加してください。

それでは、また。失礼致します。
             敦





2011.06.18

フットサルチーム(All.1)頑張れ

スポーツ健康科学部に、「あいつはいろんなことに頑張っている」と信頼されていると仲間が多くいます。
今回はその仲間の中から横山周平君(スポーツ健康科学部2回生)に忙しい時間を頂戴してお話を伺いました。
横山君は、オリターで活躍してくれているばかりか生活協同組合学生委員としてもスポーツ健康科学部を支えてくれています。
仲間らは、一言、「めっちゃ頑張ってる奴」。

 

実は、今回彼が日頃取り組んでいるサークル活動に私は興味を持ったのです。
横山君は、フットサル(日本フットサル連盟:日本サッカー協会の傘下の団体)のAll.1(オール ワン)というチームに所属しています(BKCには約10チームぐらいあります)。
まだ歴史の浅いチームですが、昨年度は滋賀県代表で関西学生リーグにおいてベスト4に入る強豪チームです。
サークルとしては登録団体ですが、まず同好会に昇格し、将来は体育会のチームとして位置づくことを目標に活動しているチームです。意識は準体育会としてかなり高いそうです。
また滋賀県社会人リーグ1部に所属しかなり、注目されているチームでもあります。

 

横山君は、そのチームのゴールキーパーの選手として活躍しています。縦(38m-42m) × 横(18-25m)と狭いコートに5名(1名はゴールキーパー)が動き回る競技で、サッカーのゴールキーパーとは少し動きや役割が異なるそうです。
ハンドボールのゴールキーパーに近い動きをするのかなと思います。
また蹴りだされるボールの速度が速いことから、選手の視界に入らない展開も多く、ゴールキーパーの的確な指示も必要だろうなとお話を聞き感じました。

 

明日19日(日曜日)、全日本大学フットサル選手権に向けての滋賀県予選(びわこ成蹊スポーツ大学会場)が行われます。
ぜひ、昨年と同様、びわこ成蹊スポーツ大学(体育会)に勝って、関西の頂点に立ってもらいたいと願っています。
全国でも関西のレベルが非常に高いそうですよ。ほとんどの大学が体育会で、学内の施設を使っての練習だけど、横山君らは学外の施設を用いての練習だから大変。何年後かの体育会昇格目指してチーム一丸となって頑張ってくださいネ。

 

横山君はプロスポーツのマネジメントはじめスポーツイベント企画などに興味を持っているそうです。
今後さらにスポーツマネジメント系での学びを積極的に取り組みたいと大きな夢を語ってくれました。
2回生って、将来の夢に向かって走り始める時期でもあります。「俺は、こんなこと頑張ってるよ」「こんなこと、勉強を始めたよ」と仲間に話し、また仲間の話を「そっか~、俺も頑張るわ」聞いてあげるような仲間作りを皆に願っています。

 

 

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全国大会に出場が決まったら、ユニフォーム姿のメンバーで登場をお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

【shine】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011.06.17

前期セメスターも中盤にさしかかりました

Hassyです。前期も中盤にさしかかり、各授業も一定のリズムを掴みつつあるように感じます。
先日の「スポーツ指導実習」では、広報部から撮影が入り、皆やや緊張した様子でしたが、非常に見事な指導を展開していました。

カメラさんが入るも、椅子を使って下半身をうまく使いながら 
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シュートを打つ練習の指導をしています。(右)


こちら(下)はディフェンスのポイントならびにポストマンのボールのもらい方を説明しています。皆真剣に聞いてくれています。聞き手が真剣であると、教える側もしっかりと丁寧になりますね。

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こうした学生たちの活躍も伝えるべく、 
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先日大阪の方へ高校訪問に行って参り
ました。
進路指導の先生方は非常に熱心で、
スポーツや健康をしっかりと科学し、
真に国際的に活躍する人材をしっかり
と育てて欲しいと、期待を寄せて
頂きました。ありがとうございました。

実は先月、1回生対象の「基礎演習」の授業で、グループ毎にプレゼンテーションをしてもらいました。テーマは「立命館大学スポ健の魅力を伝える!」です。ただし、伝える相手はグループ毎に異なり、小学生であったり保護者であったり、関東在住の高校生であったりします。
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内容はどのグループも素晴らしく、私も大変勉強させてもらいました。
実際に中高生などにも学部生の生の声を聞いてもらうと、非常にインパクトがあるんじゃないかと感じました。
         この様子だと今年のゼミ大会は我がGクラスが席巻か!?

ところで先週末に、京都大学で「第3回分子骨格筋代謝研究会」が開催され、私も参加致しました。全身の代謝制御に重要な器官である骨格筋を中心に、その代謝制御機構を分子レベルで解明していこうとする研究会です。
本日、16:30からアカデミックラウンジでセミナーを開いて頂く金沢大学の増田先生や、スポ健からは聡先生が発表されました。一緒に参加した院生(院生は無料です!)の◯藤さん、Ma2健君、2連木君、2ジ君なども大変勉強になったようでした。
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首都大学東京の
藤井先生から質問     
を受ける聡先生


金沢大の増田先生、本日のお話も楽しみです。
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2011.06.16

進化し続けること

  先週、大阪体育大学の石川先生が測定に来られました。石川先生は、大阪体育大学で修士を取得した後、フィンランドのユバスキュラ大学で学位を取得され、そのままDr. Komiのもとで、研究員として働いていらっしゃいました。大学院では1年違いだったので、毎日のように顔を会わせていましたが、彼は出来の悪い私とは正反対でとても優秀で別格でした。
 2007年のECSSでお会いしてから4年ぶりの再会でした。お互いに容姿は変わった!?のかもしれませんが、話しはじめたら一瞬にして十数年前へタイムスリップし、昨日まで一緒にいたような感覚になりました。本当に不思議です。
 石川先生の測定も拝見させていただき、大学院の頃を思い出しました。よく院生同士が予備実験で、筋電測定の時には足を貸したり、自転車を漕いでもらったり、トレッドミルを走ってもらったり、失敗して最大酸素摂取量を1日に2回も測定してみたり、いろいろな身体を張った実験を思い出しました。スポ健でも大学院生のみなさんが、お互いに被験者をしていますが、その姿をみながら懐かしい気持ちになることがあります。


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大学院生の佐々木君の足を測定。
さすが、関西インカレ優勝者の足。
石川先生の目がキラキラ輝いていました。
貴重な研究データの提供、ありがとうございました。







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佐々木君(右)、自分の結果に興味深々です。
「人」が対象の測定はとても活気を感じます。









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石川先生と研究室のみなさん。
とても優秀な方々でした。
大阪府泉南郡からお越しいただきました。貴重な時間をありがとうございました。







 現在、石川先生は母校に戻って准教授として活躍されています。忠先生のお部屋で研究のお話をうかがい、素晴らしい研究者として、常に先を歩んでいることが、嬉しくて誇らしい反面、マイペースすぎる自分に対して悔しさも感じ、もっと努力しなければ!という気持ちにさせてくれました。新鮮な刺激をくださった石川先生に本当に感謝しています。
 お声を掛けくださったO塚先生、お心遣いありがとうございました。

 一昨日は、大阪体育大学の伊藤美智子先生を訪問させて頂きました。ダンスの指導法について相談にうかがってきました。まさか、こんなかたちで母校をたずねられるとは思ってもみませんでした。美智子先生は、ダンス指導のスペシャリストで、とてもパワフルで素晴らしい授業をされています。今後も何度か、授業を拝見するためにおうかがいさせて頂く予定です。「いつでも困ったことがあったら聞いてー。卒業生だから、頑張ってほしいのよ」と言ってくださいました。プレッシャーはありますが、嬉しい気持ちの方が大きくて、将来は私もこんなことが言える教育者になりたい!とまた努力のきっかけをくださいました。これもO塚先生に頂いたチャンス、とても感謝しております。
 美智子先生訪問の後、7年ぶりに陸上競技場に足を運び、懐かしい風を感じることができました。研究室の先輩の足立哲司先生がお時間をさいてくださり、久しぶりに実験室や研究室を拝見させて頂きました。測定機器等は当時のままで嬉しかったです。足立先生の奥様も大学院の同じ研究室ご出身で、後期はインスのエアロビクスの授業に来てくださいます。ACSMADI等の資格を持っておられ、たくさんの現場指導経験をお持ちですので、ぜひ機会があれば、学生さんもお話を聞けたらいいな、と思っています。
 人と人との繋がりは本当に大切だと改めて感じた週でした。どこで、どのようにして繋がっているか分からないからこそ、緊張感があって楽しいのかもしれません。
 院生のみなさんも、自身の能力に限界を決めず、逆境をチャンスに変えられる能力を備え、どんどん新しいことにチャレンジして欲しいと感じています。
これは、私自身に対する課題でもあります。チャレンジの積み重ねによって、研究者・教育者としてだけでなく、人として成長し、進化し続けられるような気がしています。香



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今週のabc.先生のブログに引き続き、助教部屋の仲間たちです。
左から「ブミラ:ブミ」「ぺぺロミア:ペペ」「サンセベリア:リア(尖っているやつです)」
みんな、この時期に急成長し、新しい葉がたくさんできました!学生のみなさんの成長も同じく、変わっていく様子を見るのは本当に楽しいです。

今日は忠先生に用事があったので、里子に出した「ペペ」を久しぶりに拝見しました。かなり大きくなっていて、嬉しかったです。秘書のETSUKOさんの育て方が上手なのでしょう。
助教部屋では、キム哲先生がお誕生日にいただいた「リア」がいつも水浸しです。。。水泳のトレーニングさせているみたいです。ますます尖って一番大きくなってますが、オーバートレーニングにならないように願っています。香








2011.06.15

「学校保健は何者だ」??

614()、経済・経営学部で開講されている「ウェルネス論」での講義内容に関わって。

この日の「テーマ」は、「学校保健での健康づくり」だった。保健行動科学を学問的な拠り所としながら、自己実現を図る実践的な「健康づくり」としてのウェルネスの発想の中にあって、教育の場における健康づくりの支援である学校保健をどのように位置づけて行ったらよいのか、について考えてもらった。

すでに学習済みの「ヘルスビジネス」による健康づくりの支援に関わっては、兎角私たちは「社会的地位の保全・向上」に敏感であるだけに、例えば、「Money is the key all doors open.」よろしく、「顕示的消費」としての健康づくりが起こったりもする。そうした構図と比較して学校保健はどうなのか?ということを考えてもらうことにもなる。

そもそも学校保健は、母子保健・職域保健・高齢者保健と密接に関わりあいながら「総合的保健」の一翼を担っている。1978年の「アルマ・アタ宣言」にみる「プライマリー・ヘルス・ケア」の観点から言っても学校保健の役割は重要なものであるが、さらに1986年の「オタワ憲章」以降の世界的な「ヘルス・プロモーション」の流れの中でも、十分に光彩を放つものではある。

しかし、学生の「イメージ」は決して芳しいものではない。彼らの想い描く「学校保健」は、保健室・学校健康診断そして「保健室にいる保健の先生」(養護教諭のこと。月曜日の「研究入門」の時には、「保健室にいる白衣を着た医者みたいな人」とある学生は答えてくれたが。)といったところだ。

こんな遣り取りをしていると、ついつい、あの吉 幾三が津軽訛りで「おら、こんな村いやだ! おら、こんな村いやだ! 東京へ出るだ・・・」と熱唱する中に出てくる「・・・レーザーディスクは何者だ?」の歌詞と重なってしまって「学校保健て、何者だ?」と想いたくもなる。

それでも、「保健室や健康診断」が出てくるだけでもましかもしれない。もともと、「健康な子どもたち」を主たる対象としているのだから、学校保健があまり強烈に印象に残らないくらいの方が、実は健康的かもしれない。もちろん、ここで忘れてならないのは、健康づくりの主体が、子どもだけではなく、教職員でもあるということだ。確かに、「過労死・過労自殺」に追い込まれるほどの「引き攣った」状態の先生方が子どもたちに康づくりを語っても全然説得力をもたない。

 それは兎も角、「健康日本21」とそれを法的に保証する「健康増進法」による国民的な健康づくり運動の下で、教育の場において健康づくりを支援する学校保健をしっかりと位置づけてもらえたのだろうか、との想いが強い。 mm

2011.06.14

元気とスピード。

<RecOだより 62>
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 先週の基礎演習、RecOでの朝食授業は【聡】先生のHクラス。

 みんな、元気いっぱい、やる気いっぱいで登場です。
 何より「早く食べたい!」という熱気が伝わってきました。
 
 そのため、勢いに任せて、ちょっと雑になるところも目立ち「早く食べたいのはわかるけぢ、もう少し落ち着いて!」
 こんな注意をされながらも、無事配膳を終え、今までで一番早い時間に「いただきます」となりました。





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 当然、食欲も旺盛で、ごはんを何度もおかわりに行ったり、残ったおかずもあっという間に平らげたところで・・・遅れてきた学生2名登場(!)

 一人は全く忘れて、アスリート食を食べてきたとのことでしたが、もう一人はまだ朝食を食べていない様子。







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 どうするのかな、と見ていたら、周りの学生が自分のおかずを少しずつ工面して、少しずつちゃぶ台の場所をずれて、箸と茶碗とお椀を用意して、彼の食卓を作ってあげていました。
 こんなことが出来るのも、ちゃぶ台の魅力。








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 その後のSATシステム(フードモデルによる栄養評価システム)の実演でも、とても積極的。
 写真は、☆5つ(満点)の栄養評価を受け、喜ぶ学生と【聡】先生。

 後片付けについては、担当院生曰く「丁寧さよりスピード重視」とのこと。
 見逃しがちな、流しの清掃やゴミの始末などを院生にきっちり指導されて、片付けも無事終了しました。
 




 「ありがとうございました! 今日は素敵なちゃぶ台でしっかり朝ごはん食べたから、一日元気に頑張れます!」
 帰りの挨拶も元気いっぱい。うれしくなりました。【abc.】


<今週の別腹>
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昨年、【KimuTetsu】先生に里子に出した、観葉植物。
こんなに大きくたくましく、育てていただき、植え替えです。

観葉植物の成長については、以前【香】先生からもうれしいご報告がありました。

先生方の愛情のおかげで、植物達も、院生・学生も、しっかり成長しています。
ありがとうございます。










2011.06.13

クールビズ

いまは梅雨の時期ですが,梅雨明けとととも夏本番です.今年の夏は,昨年のような猛暑になるのでしょうか?

いずれにしても,全国的に,エコを尊重して,「節電対策」が練られています.関西でも関西電力から夏のピーク時に10%削減するためのお願いがきそうな感じです.

大学でも,エアコンの開始時期を遅らせたり,設定温度を上げたり,通常より早い時期からクールビズスタイルでの勤務になりそうです.

20110613-2.JPGスポーツ健康科学部では,実習系科目もあり,また普段から「熱い」先生も多いので,クールビズスタイルにもつかえるポロシャツを作成しました.これからこのポロシャツでの,クールビズスタイルで勤務する教職員が多くなると思います.

 

 

 

 

 

なかなかおしゃれなデザインです.【ab】先生のデザインです.白,紺,黒の三種類を作成しました.

先日,「ポロシャツデイ」を設けて,三色のいずれかの色を着用してもらい,記念撮影を致しました.

少し時期が早かったのか,黒色が多く目立ちました.

これからこのポロシャツをみかけましたら,『スポーツ健康科学部』の教職員でありますので,是非,お声かけ下さい.

 

【忠】

 

 

 

2011.06.12

アカデミック・プレゼンテーションの中間発表を行いました

梅雨本番で、関西も雨の日が続いていますが、
みなさん、いかがお過ごしですか?

先週の火曜日、ラン智タイムセミナーの後、
私が担当している大学院科目の
アカデミック・プレゼンテーション の中間発表が行いました。

当日は、隆文先生、仁先生、聡先生、Hassy 先生を始め、
沢山の先生方にも参加してもらいって、
院生達が緊張しつつ、初めてのポスター発表を行いました。

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Hassy 先生も書いていましたが、今回、ACSM で
発表した 森4ma 君も、昨年のこの授業を取ってくれていました。
昨年度、この授業を受講してくれた他の学生も、
様々な場 で発表を行っていますので、とても喜ばしい事です。

今年の院生も、先輩に続いて、ぜひ色々な学会で、
発表してもらえたらと願っています。

それでは、また。失礼致します。
             敦




2011.06.11

スポキャンごくろうさま

 6月4日(土曜日)、5日(日曜日)に行われた「スポキャン(スポーツ健康科学部キャンプ)」実行委員長の西澤侃(つよし)君に話を伺いました。4月にも報告しましたが、スポーツ健康科学部のオリター団は2回生で構成されており、彼らの企画すべてが初めてのもので全てが手探り状態。そのため他の学部の企画と比べ、準備に数倍の苦労があります。

きっと、今回実施された企画段階でもさまざまなトラブルを乗り越えての実施だっただろうなと。

 

  西澤君らは、1回生が入学してくる前(3月)から企画の検討を行ってきたそうです。しかし、他の学部が行う「リーダーズキャンプ」の内容と異なることから、企画の練り直しを要求されたそうです(全学の学生間の調整会議等で)。当初スポーツ健康科学部らしさを出したいということから、スポーツ大会を主軸とした企画を検討していたそうです。
しかし、研修的な内容をどのように組み込むかと何度も何度も議論を重ねたそうです。

IMG_3132.JPG スポーツ健康科学部らしい企画にしたいと悩む彼らをサポートしてくれたのが、事務室の林兄貴(アニキ)と笑顔一杯の山浦先生だったそうです。二人のアドバイスもあり、単なるスポーツ大会ではなく、コミュニケーション能力を向上させるゲーム要素を含んだ「フラループ競争」や「グループディスカッション(自分が大切にしていることを語る、自分の長所を語る)」などの企画が練られたそうです。

 

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 特にゲーム感覚を取り入れたフラループ

競争では、作戦タイムなどを用いることによって、リーダーになる者、リーダーを支える者と役割分担が自然と決まり大変盛り上がったそうです。

 

 参加者全員が満足したと言ってくれたことがオリターとして嬉しく、また自分たちを成長させたと西澤君は語ってくれました。特に準備段階では、2日間に行ったいくつかのプログラム企画を仲間に託し、西澤君は全体の調整役に徹したそうです。

 

IMG_3427.JPG 体育会などの練習に忙しいオリターも多いことから毎日のミーティングはお昼休みに実施したそうです。そのことが仲間らの時間の制約も少なく、22名ほとんどが毎日集まって準備に取り組めたそうです。効率よく会議を進めるスポーツ健康科学部の技でしょうね。

 

しかし企画を終えて、22名のオリター全てが同じ達成感を持ったかどうか・・?

西澤君自身が、どうしても自分が頼みやすい仲間ばかりに業務を託し過ぎたことが反省すべき点だと話してくれました。また今回は山浦先生、小沢先生、佐藤先生らに参加して頂いたが、来年はもっと多くの先生に参加してもらって、スポーツ健康科学部しかできないスポキャン(スポーツ健康科学部リーダーズキャンプ)を企画したいと抱負を語ってくれました。私も必ず参加しますね。

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  ところで西澤君は、健康マネジメントに大変興味を持っており、フィットネスに行きたくても行けない高齢者にインストラクターを派遣するフィットネス人材派遣会社を立ちあげたいと夢を持っています。10年後にやってくる20歳人口の急激な減少、そして高齢社会への突入、そのために皆が健康づくりをもっと意識しなければならないと。そういった厳しい社会のために働く夢を語る西澤君は、本当にかっこよく、スポ健のリーダーとして力強さを感じました。

 

  今回もスポーツ健康科学部の仲間は、将来の夢をしっかりと語れるところが本当にスゴイ‼と思いました。

 

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西澤君に決めて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は、林兄貴に提供していただきました。

 

【shine】