2012.08.11
大学院生の夏休み
さて、大学院生はと言うと、、、、特に夏休みという区切り(概念)はありません(夏休み入り、大学院生の数も減っていることが気になりますが・・・)。むしろ夏休み期間中は授業がありませんので、研究活動に十分時間を費やすことができます。また、教員も自由な時間が増えますので、この機会に大学院生の研究指導にたっぷり時間を注ぐことができます。そういう意味で、大学院生に関しては、私は夏休みを「研究力強化期間」として捉えています。
強化期間1週目の今週は、月曜日に筑波大学より蘇リナ先生にお越しいただき、内臓脂肪量の定量に関する最新の実験データをご紹介いただきました。彼女は博士課程の大学院生ですが、とても質の高い研究内容でした。また、日頃の努力と豊富な勉強量を感じさせるプレゼンテーションでした(ちなみに、彼女は留学生です。日本語で流暢にプレゼンできる能力を多いに見習う必要がありますね)。特に、大学院生にとってはとても良いお手本となりました。
火曜日〜水曜日にかけては、東北学院大学より高橋信二先生にお越しいただき、統計解析の講習会を企画しました。高橋先生とは大学院時代の同期です。研究室は違ったのですが、まさに同じ時期に同じ環境で頑張り合った仲です。ご専門が測定評価学ということもあり、これまでにも統計解析に関して以前よりアドバイスをもらっていた私にとっては、いわば統計解析の相談役なのですが、今回、研究室の大学院生に集中授業のような形での講習をお願いしました。
写真のようにノートパソコンを持ち込んだ実践的な講習になりました。この2日間の講習で完全にマスターをしたわけではありませんが、理論と実践を兼ねた実習は大変充実した内容でした。まさに、夏休みだからこそできる企画でした。
次はどんな企画をしようか・・・今、いろいろと考えています。
GOTO