2013年度より、立命館大学全キャンパスで全面禁煙となりました。「どこでも思いっきり深呼吸できるキャンパス」をキャッチフレーズに、学生の禁煙指導が行われています。しかし、注意しても「なぜ?」という声もあり、喫煙の影響を理解していない学生も多いようです。Ikedaら(2012)は、2007年国民健康・栄養調査の結果を基に、日本国民の死亡に関連する危険因子を発表しました。その結果、最も死亡者数の多かった危険因子は喫煙、第2位は高血圧、第3位は運動不足(physical inactivity)であったと報告しています。国民の健康寿命の延伸を重要な使命の1つに掲げているスポーツ健康科学部では、運動不足解消とともに禁煙指導にも力を注ぎたいと考えています。