【A】 先生のブログで、「3回生にミニ論文作成という野心的なチャレンジ」を紹介されていました。私のゼミでは、3回生が前期中に動作解析装置を使った計測と解析を一定程度マスターすることを目標にゼミを進めてきました。後半は、「歩行」を解析対象として、毎日おなじように歩けているのか? 何かの刺激(トレーニング、ストレッチング)を入れると歩行動作は変わるのか?ということを明らかにするために、3つの班に分けて、実験、解析、発表を行うことにしました。
4回生、PDの本Jさんの手も借りながらではありましたが、実験から解析までを自立して行えるまでになりました。もちろん、ゼミの時間だけでは足りないので、時間を工夫して解析、プレゼン資料の作成を授業時間外でも進めていました。感想を聞いていみるとやはり思った以上に解析に時間がかかることを思い知らされたようでした。論文に載っているデータが、どのようなプロセスを経て示せるようになるかを実感できただけでも大きな成果です。
信頼性の高いデータを出すためには計測技術、ねらいとする客観データをだすには解析技術、そして得られたデータを理解してもらうためのプレゼン技術が、必要であることを改めて実感できた最終発表となりました。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
・週末の運動生理学会のアウォード表彰、大学院生の部、M1藤江くん、39歳以下の部 佐藤助教 みごと受賞。詳細は学部・研究科HPに近々アップされます。
・1回生の小集団「基礎演習」の授業補助、学生支援に、「オリター」の活躍は無くてはなりません。1期生のときは他学部からオリターを派遣してもらっていましたが、今では伝統を受け継いだ学部の先輩のオリターたちがしっかりと1回生をサポートしてくれています。そのオリター団の前期最後の集まりで一言お礼を言わせてもらいました。スポ健の学生文化の一翼を担ってくれています。
・JISSの稲葉先生の講演がありました。終わってから、「知っていれば参加したかった!」の声も多数ありました。Campus Web、エレベータ前の張り紙でも広報していました。情報が多すぎると感度が鈍るので、いつもアンテナ高くしておいてください。概要は、HPに載せておきました。
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/news/article.html/?id=83
【忠】