さて、今日の写真は、先週土曜日のJリーグと立命館で開講する講座の開講式。
1週間遅れですが、まぁ、それはそれ。
やべっちFCでも報道されたとかで、ちょっと学部内で話題になりました。
ちょっとですが(笑
それはさておき、PBLについて書いておこうかと、衝動的に思いましたので、
PBLの回にします。
ちょうど、学部のインターンシップ、サービスラーニングの一次募集が締め切られたところですし。
PBLはProject Based Learningの略称です。
つまり、課題や問題などを解決するために(それだけではありませんが)できることを、
実際の社会と接続した形で学習していきます。
なぜ、PBLが注目を集めるようになったかと言うと、
今までの学習形態を大きく変える時期に来た、と言う事と関わりがあります。
今まで、学ぶ、と言う事は、教わる、と言う事に近い形で、教室での学習が運営されてきました。
「教授」と言う言葉、つまり「教え授ける」でしかなかったわけです。
この講義形態は、600年ぐらいの歴史がある、と言う人もいます。
この学びの転換には、情報や知識へのアクセスのしやすさ、とも関係しています。
情報や知識が限定された人しか保持できなかった頃は、
その情報や知識を伝えていく、と言う事に大きな意味がありました。
それがグーテンベルクによって大衆化の先鞭がつけられ、
情報や知識が大衆化していく中で、ゆらいでいきました。
これを決定づけたのが、インターネットの普及です。
尖鋭的な天才の知識が良いのか、それとも多くの人の知識の集合が良いのか、
これは内容や状況によっても変わりますが、
一般的なものであれば、専門家一人の知識よりも、
数百人・数万人の知識の集合の方がより正確になります。
それは、複数の個人の知識や物事の見方を反映できるからで、
偏った見方が排除されていきます。
つまりインターネットが、手元にまで達する事によって、
従来型の情報や知識を教授する方法は限界に達しました。
知識を伝えるだけであれば、学ぶ意欲さえあれば、
自分で調べた方が早く正確な知識を得ることができます。
そこで出てきたのがPBLの考え方です。
知識の取得は個人で行い、知識の現実への適応を学ぶ、というスタイルになります。
「知識の取得を個人で行う」ということが、成熟した学びとして必要なのですが、
残念ながら、まだそこまでに日本の大学生は達していません。
(疑問を調べる、という癖がない学生が多い気もしています。)
PBLと同じことは、昔から行われてきました。
私も教員になってからあまり経っていない頃に、大学生協と組んで、
日常の利用で感じている課題をグループで解決していく課題解決型のプロジェクトをやった事もあります。
この時に思ったのは、日常の学びや視点に大きく影響を受ける、と言う事でした。
疑問を持つ事があり、それを意識していれば、大きな成果が得られますが、
なんとなく、ではほとんど学びの成果は上がりません。
長くなってきた・・・まだ序盤・・・やっぱり次に続くかな・・・
よし、上のタイトルに(1)をつけておこうっと。
・・・つけたぞ・・・
と言う事で・・・つづく・・・次がいつになるのかはわかりませんが・・・早く、という要望があれば、それは受けますが・・・
ではでは。
みち
知る人ぞ知るコーナー!無事、秘匿されたコーナーとなりました。先日、ある先生に小さい字コーナーが無くなったでしょ、と言われ、隠し字は入っている、と答え、今日、見つかった、と聞きました。それはさておき、小ネタですが、4ゼミのSくん、3回生の時に1回生と付き合い始めたらしい・・・先日飲み会で聞いた時に、すぐにロリターと名付けておきました(笑