2015.05.11
動作解析の実習
かなりの部分が自動化されてきていますが、カメラ設定、焦点あわせは人力でおこないます。同時に、この設定によって撮影範囲、校正誤差がきまるので、実験の成否を決めるともいえます。私の3回生ゼミ生は、毎年春の時期にこの動作解析が一通り出来るように、ゼミの日の1,2時限を続けて実習をします。指南役には、4回生、院生が協力してくれます。昨年のゼミ生が作成したマニュアルを頭に入れながら、カメラを動かし、コードをつなぎ、PCを操作しながら、ゼミ生同士でわいわい言いながら習っていきます。
ある程度、繰り返すことで全員が動作解析のカメラ設定、機器操作ができるようになります。このような機器の使い方、設定は、基本中の基本なので論文には載っていませんが、研究を進める肝心要のところですので、徹底して学んでもらいます。最先端機器を自由自在に使えるようになることで、扱える研究対象も違ってきます。このあたりのことも、文献レビューと並行しながらゼミ生に実感してもらっています。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
みち先生のブログにあったように、一定のリズムができたところで、ゴールデンウィークを迎えます。普段は滅多にしない、家の整理をしていてほこりまみれになりのどを少し痛めました。大したことはありません。整理をしていると思わぬ「記念品」「想い出」に出くわしますが、 “思い切って捨てること” を整理の基本とし、今回はかなり整理が進みました。今度は、研究室の整理です。
【忠】