[ 2017年07月 ] の記事一覧

2017.07.21

to be continued…

今週水曜日をもって前期セメスターの授業が終了となりました。ひとまずお疲れさまでした。

授業の準備に明け暮れる毎日が終わってほっと一息です。
私の受け持ちの授業はレポート提出の形式なので、テスト期間は台風の目のような時間です。8月はレポート祭典採点かぁ…。がんばる…。

そんなこんなで一息つきつつも、ちょっと寂しい時期でもあります。
基礎演習では、半年間クラスについてくれたオリターさんといったんお別れです。

本当に半年間よくクラスをまとめてくれたと思います。元気で明るく協力的で、1回生のよいお手本でした。

オリターさん自作のPVが流れたり…


1回生からお礼のサプライズプレゼントがあったり…


企画から運営まですべて自分たちで動くというのは、なかなか大変だったのではないかと思いますが、これがやりがいや自信となり、個々人のさらなる今後の活動につながってくれたら幸いです。

一方で、基礎演習はまだまだ続きます。
後期は引き続き変わらぬメンバーで、ゼミナール大会に向けて準備が始まります。
研究活動という点では、はじめの一歩ですね。
AAさんは、ここからさらに本領発揮してくれるはずです。期待をしています。

それにしても、基礎演習が終わったということはブログのネタがなくなるということ…(笑)
う~ん、困ったな。ネタは随時募集中です。

Hitomi

2017.07.20

研究構想発表会

こんにちは、shinoです。

とうとう梅雨明けしました。
夏本番という感じですかね。

昨日で大学の前期授業も全て終了し、これから定期試験期間に突入します。
今、学部生達は最終提出レポート課題や、定期試験勉強に追われています。

大学院はといいますと、この期間は、これまで励んでいた研究の成果を発表する機会になります。
スポ健の大学院生は、前後期終了後の年2回に、みんなの前で研究成果を発表する機会が設けられています。

発表準備も大変だとは思いますが、研究室以外の教員や学生には、院生がどのような研究を行っているのかを知ることができる場になります。
分野が異なれば、しっかり聞いていても、理解することがなかなか難しかったりするのですが、
院生たちが、頑張って研究に取り組んでいる姿を見ると、我々も頑張らないとという気持ちになり、
いい刺激になっていることは間違いないです。

本日は、研究科博士前期課程1回生の研究構想発表会がありました。
彼らはまだ入学して数か月なので、これから行う研究の構想を説明してくれました。

事前にポスターを作製し、1週間ほど前より廊下に貼し出していました。
昨日の昼休みには、学部生たちに研究の説明を行っていましたが、
本日は、主に教員や先輩の院生を相手にプレゼンテーションを行ってくれました。

どの研究もアイデアに溢れており、聞いていて非常に興味深く、こちらも勉強になりました。





発表している院生も、指導教員以外の教員からアドバイスがもらえるいい機会なので、聞き洩らさないようしっかり耳を傾け、熱心にディスカッションを行っていました。

非常にいい機会だと思います。
この熱意をこのまま持ち続けて、研究を頑張って欲しいと思います。


これからも暑い日が続くと思いますが、皆さん体調管理をしっかりして乗り切って下さい。

2017.07.19

ゼミ前期の〆☆ 2017夏本番へ

大学ではそろそろ前期授業が終わり、定期試験の時期を迎えています。
梅雨を潜り抜け、夏本番へ。学生たちにとっては、たのしく、成長するかどうかのカギを握る時期でもあります。

今、学部4回生は、就職活動の山を越えつつ、そして教員採用試験が始まり、そして卒業論文まっしぐら。
学部3回生も、それぞれのゼミでがんばっています。

ippoゼミでは、とても仲良くなってくれて、チームワークもとれるようになってきました。
いま、3回生を中心とした本格的な実験のチームができて、積極的に活動してくれていますし、実験対象(被験)者としても協力してくれています。
一緒に活動をしている時間が長いほど、思いがけないこと、なぬっ!?と驚かされることを含めて、学生目線を知る機会・発見があります。どっきりすることもありますが、一人一人の特徴が出ておもろい、そしてうれしい時間・ゼミ風景です。
(笑い続けてほしい…*^^*)

そんなことを、じんわりと味わう時間、いろんな気づきをもらう空間は大切ですね。少し、ひと息、つきたいところです。みなさんにとって、徒然なるまま想いを馳せることができる場所はどこでしょうか?

最後のゼミ時間、前期にやるべき課題が終わった後、誕生月のゼミっ子たちのお祝い!!ゼミっ子どうしの関わりが、とても微笑ましいです。
(21歳になったメンバーは一人一人、ブルゾンちえみwith Bのネタ曲に合わせてこの1年の抱負を…ちょっとした罰ゲーム!?)

この中に、9月から外留する私も潜り込ませてくれました。そんなゼミっ子たちの気持ち、大切にしたいと思います☆
(左からManahoさん:世界進出、Yutoくん:日本一、右からShioriさん:45kg 笑、Mizukiさん:完全復活)

ippo

2017.07.18

暑気払い

 近畿地方は梅雨明けしたのでしょうか?

 毎日、日中は気温が35度前後まで上昇し、夕方にかけて入道雲が沸き上がり、雷鳴が轟きわたり雷雨。完全に亜熱帯気候のスコールのようです。
 これから暑い日が続きます。こまめに水分を補給して、熱中症にならないように注意してください。




 そのような中、教授会・第一委員会のメンバーで「暑気払い」をしました。
 場所は、大津市にある『ドイツレストラン ヴュルツブルク』です。琵琶湖の湖畔に建つこのレストランは、大津市とドイツ国バイエルン州ヴュルツブルク市が1979年に姉妹都市提携の共同宣言をしたことにより、両市友好の証としてヴュルツブルク市から大津市制100周年の記念として建築資材が寄付され、大津市側の施工者と協力して移築されたものだそうです。外観だけでなく、インテリア・家具もドイツのもので、日本に居ながらにしてドイツを体感出来る空間でした。



【ken】先生がドイツに留学されていたこともあり、ドイツの文化や料理にも詳しく、色々と話を聞きながら料理を頂きました。「ドイツ人は豚肉を美味しく加工して食べる民族」だと【ken】先生。ポークハムやソーセージは絶品でしたね~。
 今回の料理のメインは「アイスバイン」。初めて聞く名前の料理でしたが、豚の膝を長時間かけてトロトロになるまで煮込んだものでした。肉は柔らかく、皮はプルプルでコラーゲンたっぷり・・・。肉本来のうまさを堪能できる一品でした。
ドイツ料理を堪能して、これで夏を乗り切れそうです。


 先週の土曜日に用事があり四条烏丸まで出かけてきました。メインストリートには多くの山鉾が立ち並んでおり、祭りの関係者や観光客の皆さんで賑わっていました。京都市内は7月に入って「祇園祭」一色です。まだまだ祭りは半ばですので、時間がありましたら是非お出かけください。

【司】

2017.07.17

ライフ・シフト (Life Shift)

先週の朝食実習は、基礎演習のAクラス(【Hitomi】先生担当)でした。(Hitomi先生は、金曜日担当のブロガーです。いつも視点が面白く、毎回楽しみに読ませてもらっています!)


このクラスが、朝食実習の最後。いつも切り身の大きな鯖が印象的で、美味しく頂いてきました。Ab先生始め、Ab研のみなさん、ありがとうございました!お礼申し上げます。

さて、最終回の『今日のひと言』は  ライフ・シフト (Life Shift) です。
グラットン・スコット著(池井訳)の本です。副題には、100年時代の人生戦略とあります。

日本人の平均寿命は世界的にみて、トップの水準にあります。日本に限らず、平均寿命は、各国とも年々延びてきています。もうすぐ、平均寿命が100歳になることもそう遠くありません。この本は、そのような、人生100年を迎えるにあたって、従来のような3ステージ型(教育を受けるステージ、働くステージ、引退のステージ)のような発想では、うまく人生を過ごせなくなるので、「新しい生き方」の考え方を示した本といえます。是非、読んでみてください。

 その中で、これからテクノロジーの進化も急激におこります。そのような変化が起これば、当然、仕事(職種)も変わり、仕事のやり方も変わります。そのような時代にあって、「仕事の未来」を考えると、

人間しかできないこと(人間固有の能力) を伸ばすしかありません。
では、それは何かというと、2つのことをあげていました。
①複雑な問題解決の能力 専門知識 帰納的推論 コミュニケーション
②対人関係と状況適応の能力

 ①については、「経済的価値は製造ではなく、イノベーション」という指摘もありました。iPhoneについて説明しましたが、この製造コストは全体の20-30%と言われています。部材の費用、組み立て費用です。残りはというと、このiPhoneを考えたアップル社の利益とその他です。つまり、イノベーションを起こした方が、経済的価値が高くなっていると言うことです。アップルが工場を持っていないといことは有名ですが、知らない学生が意外と多かったです。さらに、iPhoneの部材などの7割ぐらいが日本製とも言われています。

 日本もこれから、イノベーションを起こせる人財がますます求められます。そのような人財に、スポ健学生もなってくれるでしょう。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>


朝トレから研究室に戻る途中で見つけた、写真撮影の様子です。
私は上手く撮れなかったので、Joe先生から写真をもらいました。良い写真です!おそらく、学部紹介のパンフレットなどで使われると思います。
【忠】

2017.07.16

Annual Congress of the European College of Sport Science

先週はドイツのエッセンで開催されていた第22回ヨーロッパスポーツ科学会議 (Annual Congress of the European College of Sport Science) に参加してきました。



エッセンはとても落ち着いた雰囲気の街で、繁華街を出るととても静かです。

学会会場に行く際に一枚写真を撮ってみました。



 

研究室からは、博士課程後期課程の鳥取伸彬さんが、

"EFFECT OF PLYOMETRIC TRAINING ON SPRINT

PERFORMANCE IN PREADOLESCENT BOYS"

というタイトルで口頭発表しました。

(口頭発表は写真撮影禁止のため、会場での個人撮影のみ。。)

また、同学会にて、博士課程前期課程の片本裕大さんが、

"EFFECT OF LONG-TERM RESISTANCE TRAINING AND PROTEIN SUPPLEMENTATION ON INTRAMYOCELLULAR

LIPID CONTENT IN HEALTHY YOUNG SUBJECTS"

というタイトルでポスター発表を行いました。

 

二人とも質疑応答では多少戸惑う瞬間もありましたが、堂々とした発表でした。

 

satoshi

 

2017.07.15

前期を振り返って

早いもので前期最後の専門演習が終わりました。毎年行っていることですが、後期からの一層の成長と飛躍のために、前期の振り返りと夏期休業の使い方についてお互いの感想も含めて語ってもらいました。
 ”初心忘るべからず”、まず、このゼミに入った目的とそこで学び得られたことについて振り返ってもらいました。スポーツ心理学を深く学びたいといった動機は皆共通したものでしたが、具体的な内容では、試合で負けてしまうのではないかといった失敗不安、追い込まれるとミスをしがちだといった緊張性不安などからなる競技不安の克服について勉強したいと自身の身近な問題を多く取り上げていました。得られたものは、スポーツ心理学の分野の広さと質問紙調査や実験などの方法論の多様性のせいか、いろいろやったという実感とデータ処理(統計学)の”大変さ?”に追われたけど、エクセルの使い方だとか。


今までのスポーツ経験から自らの力を信じ、努力するといった大切な宝物を基に、各自が自らの力を認め、なりたい自分を見定めてしっかり努力してもらいたいと思います。若い時は今のような“自由”に過ごすことのできる時間や状況がこれからもずっと続くように思われ、ついつい決断や実行を先延ばしにしがちですが、“今、ここで”を心がけて行けたらと思います。(老ブロガー・ハル)

2017.07.14

「○○」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!

Hitomiです。暑い…というか蒸し蒸しした日が続きますね。最近、暑さで目覚めることがほとんどです。
みなさんも熱中症には十分にご注意ください。

さぁ、今週の基礎演習は待ちに待った朝食実習でした。
うちのAクラスが最後のクラスです。海老先生&伊坂先生、毎週有益なお話をしてくださり、本当にありがとうございました!



朝食実習の様子は月曜日恒例となっていますので、本日金曜は朝食実習の前に行われている運動実習の様子をご紹介します。

運動実習では、“Insanity Workout”という海外で流行したトレーニングプログラムをみんなで行います。去年は見ているだけですごく暇だったので、今年は参加してみました!
これ、本当にきついです。



鬼教官(※オリター)の愛のムチがパフォーマンス室に響きわたります。
それなりに負けず嫌いなので若い者には負けん!と頑張りましたが、途中で「あ、これ明日の授業準備できなくなるやつだ」と思って、写真を撮るフリしてさぼっていました。ダメ教員。
やっている時は「本当に死にそう…」と思っていたのですが、終わってみるとやはりすがすがしいものです。

そして最後にアスレチックトレーナーの“George”先生から傷害予防のためのミニ講座がありました。



テーピングの実演があったんですが、手際の良さにびっくりしました!!私も学生時代に知りたかったなぁ。
そんなこんなで、みんなで健康でおいしい朝ご飯を食べて終了です。

大学の中にいると小難しいことばかりに考えが及びがちですが、この実習は”体を動かすのは楽しい”とか”みんなで美味しいご飯を食べると幸せ”とか、そういった研究や勉強の前提となる重要な気持ちを思い出させてくれます。何ごともバランスが大事ですね。

そして日常業務に戻ったのですが、なんとそれでは終わらなかった。悲劇はその後に待ち構えていました。

腰が…腰が痛い!!

いつも研究室CでしかめっつらしてPCばっかり見ているくせに、いきなり激しい運動したから…。ちょっ、これマジで痛い(リアルタイム)。ちょっと落ち着くまで動かないようにします。いや、本当に、改めて運動は大事だな…と。今後はちゃんと定期的に軽い運動をしていこうと思います。う~ん、これはもしや病院行ったほうがいいやつではなかろうか…?

気分を紛らわすために豆知識を。
みなさん、運動にせよ食事にせよ、行動が“習慣”になるのに何日かかるかご存知でしょうか?
ここでの習慣(habit)とは、「あれやるぞ!」とか「これやるぞ!」と思うより前に自動的に行動していることを指します。毎日歯を磨くとか、朝起きたらトイレに行くなど、むしろやらないほうがモヤモヤするレベルの行動です。

2009年の論文で、上記の疑問を明らかにするために大学生男子96名を対象とした実験が行われました。実験参加者はそれぞれ「昼食で果物を食べる」、「朝食後に水を飲む」、「夕食前に15分間走る」などの目標をたて、12週間この行動を継続してもらいました。
Lally, P., Jaarsveld, C. H., Potts, H. W., & Wardle, J. (2009). How are habits formed: Modelling habit formation in the real world. European Journal of Social Psychology, 40(6), 998-1009. doi:10.1002/ejsp.674

その間、毎日ウェブサイトにアクセスしてもらい、前日に行動を行ったかどうか、その行動が自動的に生起したかどうか(The Self-Report Habit Index: Verplanken & Orbell, 2003, p. 1329)を報告してもらいます。

結果を図に示すと、だいたいこんな曲線になるらしいです。
※著作権が心配なので、汚い手書きで失礼します。

結論を言うと、行動が習慣化するのにかかった日数はおよそ66日だったということです。つまり1か月程度頑張って毎日行動を続ければ、習慣化して自動的にその行動を行うようになる、というわけです。

また、この行動の内容を飲酒・食事・運動と3種類に分けて同じように習慣化した日数を比べると、どうやら運動は他の2つよりも少し長く時間がかかることが分かったそうです。
その理由として、運動は食事や飲酒よりも複雑な行動なので、自動的に行動が生起するようになるまで時間がかかるからだと考察されています。

毎日オンラインで解答してもらうということで、データに欠損が多かったり、統計上の問題で使えるデータが実験参加者の半分くらいになってしまったことなどが問題点として挙げられていましたが、面白い結果だなぁと思います。どんなに重要性を理解していても、続けなければ意味ないですもんね。

まずは1カ月!軽いストレッチからはじめてみますか!
その前に腰ー!!(> <)

Hitomi 

後日談:単なるぎっくり腰でした。辛い…

2017.07.13

先週の勉強会

こんにちは、shinoです。

最近暑い日が続いていますが、皆さん体調はいかがでしょうか?


私は、先週末、奈良スポーツ研究会という
奈良県の理学療法士さん達のスポーツの勉強会に講師として参加させていただきました。

以前のメールにも書きましたが、
毎年、この研究会で講義をさせていただいています。

毎年は、私の専門である、足・足関節のスポーツ傷害について講義をしているのですが、
今年は、脳振盪についての講義を依頼されました。

スポーツに興味を持っている理学療法士さんが開催している勉強会で、
この研究会に参加している方たちは、高校野球の大会に救護班として活動されているということでした。

その時に、救急対応を迫られる可能性も大いにあるだろうということで、
私に脳振盪の講義と、救急処置の講義を消防士さんに行ってもらうために、
今回は、奈良県の消防署の一室をお借りして、研究会が行われました。

私は、ラグビーを中心にスポーツドクターとして携わっているため、
ラグビー種目はご存じのとおり、相手選手との接触が多く、脳振盪の発生も多いです。

そのため、ラグビーでは、試合中の脳震盪受傷の判断や、
受傷後の対処、復帰プログラムなど、かなり厳密に決められており、コントロールされています。

海外ではラグビー以外のスポーツ種目でも、脳振盪への対応は重要な問題として取り扱われていますが、国内では、まだ十分に整備されておらず、これからの課題とされています。

脳振盪の多いスポーツとしては、ラグビーやアメフトを想像されていると思いますが、
実は、スノーボードが最も多いです。
スノーボードは、ボードのエッジが雪面に引っかかって、後頭部を強打することで、頭部外傷が発生しやすいと言われています。
ラグビーやアメフトは確かに脳振盪の発生は多いのですが、
競技人口から考えると、国内では野球やサッカーでの脳振盪発生数の方が、多いことが分かっています。

だから、どのスポーツ種目でも脳震盪は起こると思って下さい。

一番重要なことは、
脳震盪であることや、脳震盪である可能性があることを、競技中の選手の動きで見抜くことです。

慣れないとなかなか大変ですし、スポーツドクターである私たちも判断に迷うことが多々ありますが、
選手の安全を守るためには大事なことです。

スポーツにかかわっている方は、是非とも脳振盪について理解することが重要です。

私の講義あとは、消防士さんによる救急搬送方法(担架への移乗方法)や、AEDについての講義がありました。




私が大学で行っているスポーツ医学の授業でもこれらの講義と実技は行います。

スポーツに携わる全ての人は、是非ともこのような勉強会の計画、参加していただき、
安全で楽しいスポーツ活動を行っていただきたいと思います。


2017.07.12

ゼミっ子が化けた!

4回生は、今、就職活動や教員採用試験の勉強をしながら卒業論文を進めています。
ippo ゼミは、毎年、この時期にテーマを固めていきます。「自分の」興味が何か、それを研究テーマに仕立て上げることは、(今後社会に出てからも大事な)一番大切なステップだと思っているので、相当な時間を割いています。もちろん、卒論の締め切りを意識しながら…。卒論を中心にしたチームビルディングをしながら…。

この日は、4回生ゼミでテーマと進捗を共有し合う日でした。一人一人、前に出て発表していきます。
最初、「卒論」となっただけで「むずかしい…」と唸っていたゼミっ子たちですが、最近では質問や意見が、自然と増えてきました。めでたし!

Yくん。部活のチームもゼミも、引っ張ってくれています。少しずつ殻が破けてきたような…。


昨シーズン、期待されながらも怪我に泣いたTくん。今シーズンは、真の文武両道者です。がんばっています。



なかなか口数の少ないNくんも、自ら立ち上がって発表。しかも・・・



いきなり「これまでのテーマを変えます」宣言。おっと!
でも、しばらく待っていると、彼自身が再び考えたテーマを話し始めました。それが…

なんとも、とってもおもしろい!

ここを逃してはならぬと、同じ研究手法を使う予定のゼミっ子たちでNくんの研究計画を練ろう!と盛り上がり…その様子が【表紙の写真】。

その後しばらくした後、ゼミっ子結集で練りあげた計画が、これまたイケてるのです!ゼミっ子たちが化けた!!と思いました。
うれしい瞬間に立ち会えました。

ゼミの時間を過ぎても、みんな時計を見ることを忘れていて… 落ち着いたときにはこの笑顔。
研究のことで、彼がこんなに晴れやかな笑顔を見せてくれたのは初めてだったのでは?と思います。



彼の中で、ゼミっ子たちの中で、これからまた少しずつ何かが動き出してくれるといいなと思います。学生たちのチーム力、時間はかかっても花開いたときは見事な大輪です。しっかり私の眼を見開いておきたいと思います。

ippo